季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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マツムラソウ(松村草)

2009-09-30 09:51:23 | 趣味・季節の花
つくば植物園の絶滅危惧植物展示コーナーで黄色い筒状の花を咲かせていました。説明板によれば、絶滅危惧IA類(CR)で、琉球(石垣島、西表島)、台湾、中国等に生育し、「Titanotrichum oldhamii」、イワタバコ科、マツムラソウ属の多年草です。常緑樹の林の中の崖(岩場)などが生育地で、近縁絶滅が心配されている貴重な植物です。和名は、植物学者松村氏の名前に由来するそうです。写真は、9月16日に撮影しました。
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ハマツルボ(浜蔓穂)

2009-09-30 09:44:50 | 趣味・季節の花
つくば植物園の海岸植物展示区画だ見かけました。ツルボの海岸型の変種で、草丈が短く、淡赤紫色の穂状の花を咲かせ、葉に艶があります。説明板によれば、「Scilla scilloides var. litoralis」、ユリ科、ツルボ属の多年草です。花には蜜が多いのか、鉢などの虫がとまって蜜を吸っていました。写真は9月16日に撮影しました。
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ハマニガナ(浜苦菜)

2009-09-30 09:33:00 | 趣味・季節の花
つくば植物園の海岸植物展示区画で咲いていました。写真のように砂地の地面近くで地面を這うように横に伸びて、黄色い花が咲き、とても可憐です。説明板によれば、日本各地の海岸付近に生育し「Ixeris repens」、キク科、ニガナ属の多年草で、花は初夏から秋口まで咲いています。山野に咲くニガナの仲間でしょうか。葉の形がイチョウに似ていることから、「ハマイチョウ」とも呼ばれることがあります。海岸で黄色い花を見つけたら・・観察してみましょう。写真は9月16日に撮影しました。
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ハマトラノオ(浜虎の尾)

2009-09-29 21:28:51 | 趣味・季節の花
つくば植物園の海岸植物展示区画で見かけました。写真のようにとても草丈が低く、砂地の上すぐのところでトラノオの花が咲いています。艶と厚みのある緑の葉に青紫の花が咲いてとてもきれいな花です。説明板によれば、絶滅危惧II類(VU)に指定されており、鹿児島県甑島~沖縄にかけての海岸の岩場に生育し、「Pseudolysimachion sieboldianum」、ゴマノハグサ科、ルリトラノオ属の多年草です。写真は9月16日に撮影しました。
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オクトリカブト(奥鳥兜)

2009-09-29 07:30:46 | 趣味・季節の花
今年もつくば植物園で咲いています。全草に猛毒があり、触らないようにと立て札があります。青紫の花が独特で美しいのですが・・。北海道から東北地方の山野の渓谷辺りに多く分布するトリカブトの種類で、キンポウゲ科の多年草です。写真は9月16日に撮影しました。
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デンドロビウム・フォーブシイ

2009-09-28 18:07:17 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけました。淡い黄緑色の唇弁を持つ白系統の花です。近づくとほんのり芳香がします。説明板によれば、ニューギニア原産で、「Dendrobium forbesii」、ラン科、セッコク属の着生ランです。パプア・ニューギニアなどの熱帯雨林の、標高1000mクラスの渓谷の湿った所で生育しているようです。写真は9月16日に撮影しました。
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オオバクサフジ(大葉草藤)

2009-09-28 08:21:44 | 趣味・季節の花
つくば植物園で見かけました。初秋のまだ強い日差しを受けて赤紫色に輝いて見えました。写真のように蔓性の植物で、北海道~九州までの各地の野山、草原などに生育し、名前の通り、クサフジより葉の幅が大きいのが特徴です。花はマメ科らしく独特の形状をしていますね。説明板によれば、「Vicia pseudo-orobus」、マメ科、ソラマメ属のつる性多年草です。近年この植物の自生地での個体数が激減しており、絶滅が心配されるようになっています。その主な原因は、土地造成や舗装道路の設置などで草地が開発されたことによるものが多いようです。自然をできるだけ残して共生したいものです。写真は9月16日に撮影しました。
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スタペリア・グランディフローラ(Stapelia grandiflora)(大花犀角)

2009-09-27 19:30:44 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室で展示されていました。この花もヒトデのような形状をして、臭いは悪臭と言ってよく、とても嫌なものですが、これを目当てに飛んでくる虫もいるようです。図鑑によれば、この植物は、南アフリカ原産で、「Stapelia grandiflora」、和名を「大花犀角」と言い、英語名は、「Starfish flower」「Starfish cactus」と呼ばれる食虫植物です。植物園の説明板はまだなくて研究用の名前だけが記されていました。ガガイモ科で、前掲の花の仲間ですので、連続して掲載してみました。世の中には奇妙な花もあるものですね。比較してご覧ください。写真は9月26日に撮影しました。
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オウサイカク(王犀角)

2009-09-27 19:04:57 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。初めて見た花です。直径が15cmくらいのヒトデのような花で、臭いはハエが好むような匂いでした。図鑑を見ると、やはり「銀バエ」が好む臭いだそうです。説明板によれば、南アフリカ原産で、「Stapelia gigantea」、ガガイモ科と記されていました。蕾は、犀のとがった白いホオズキのような形をしています。開花するにつれて花弁の内側が膨らんで反り返るようになって、写真のような形になっています。奇妙な形をしたとても珍しい花だと思います。写真は9月16日に撮影しました。
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ミズアオイ

2009-09-26 08:04:59 | 趣味・季節の花
つくば植物園の中央広場にある池で咲いています。6弁の淡青紫色の花がとても美しい花です。この植物は、子供のころは、田圃に生えていたように記憶していますが、近年は、灌漑用の水路の普及や除草剤などの使用で、激減しているとのことで、準絶滅危惧(NT)に指定されているとのことです。北海道~九州などわが国の広い地域と朝鮮・中国・ウスリー地域などに分布し、「Monochoria korsakowii」、ミズアオイ科、ミズアオイ属の一年草です。嘗て食料がなかったころは、この植物の新芽や若葉を食用にもしたそうです。写真は9月13日に撮影しました。
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イヌサフラン

2009-09-26 07:49:36 | 趣味・季節の花
今年もつくば植物園の観察路わきで、淡いピンク色をした花を地面すれすれのところで咲かせています。説明板によれば、ヨーロッパ、アフリカ北部原産で、「Colchicum autumnale」、ユリ科、コルチカム属の多年草(球根)です。 球根や種子は薬用にされると記されていました。ただし、葉などには有毒成分のコルヒチンを多く含んでおり、食べるのは危険だそうです。ご注意を! また、図鑑によれば、種無しスイカはこのコルヒチンを使って、日本で初めて作ることに成功したのだそうです。物は使いようですね。サフランの花に似ていることからこの和名のようですが、サフランは、アヤメ科で全く違う植物だそうです。写真は9月13日に撮影しました。
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キノコ

2009-09-26 07:47:23 | 趣味・季節の花
つくば植物園の針葉樹の樹の下でにょっきり頭を出していました。名前は分かりませんが、秋を感じさせる風情のある風景でしたので、撮影してみました。写真は9月13日に撮影しています。名前をご存知の方教えてください。
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ホンアママリリス

2009-09-25 21:09:55 | 趣味・季節の花
つくば植物園で咲いていました。市販されているアマリリス寄り花が小さいですが、花の数が多くて華やかさがあります。説明板によれば、南アフリカ(ケープ地方)原産で、「Amaryllis belladonna」、ヒガンバナ科、ブルンスビギア属の多年草(球根)です。別名を「ベラドンナリリー」とも言われて園芸種が販売されています。この花は夏から秋にかけて咲くのが特徴で、寒さに弱いので、冬を露地植えで越そうとする際は、霜が降りるような寒い地方では、霜よけがあるとよいそうです。写真は9月13日に撮影しました。
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プレクトランツス・ヒリアルディアエ

2009-09-25 20:56:36 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室入り口で淡紫色の筒状の美しい花が咲いていました。花の先端は濃い紫色の小さな斑点があります。説明板によれば、南アフリカ原産で、「Plectranthus hilliardiae」、シソ科、プレクトタンツス属の多年草です。香りが良くて、ハーブとしても愛好されるようです。写真は9月13日に撮影しました。
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ハベナリア・メドゥーサ

2009-09-24 19:49:05 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階で咲いていました。とても珍しい花です。サギソウの仲間で、天女が踊っているような美しい花ですね。説明板によれば、東南アジア原産、「Habenaria medusa」、ラン科で、日本国内では2003年に初めて開花に成功したものだと記されていました。10月中旬ころまで咲いているようですから、近くの方は、是非ご覧ください。感動ものですよ。写真は9月13日に撮影しました。
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