季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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フジバカマ(藤袴)

2007-08-31 19:30:48 | 趣味・季節の花
厳しい暑さが終わり涼しくなってきました。牛久自然観察の森で秋の七草の一つの藤袴(フジバカマ)が咲き始めていました。学名は「Eupatorium fortunei」で、キク科、ヒヨドリバナ属の多年草です。もともと古い時代に中国経由で日本に伝来し、本州以南に自生しています。既にハギやオミナエシの説明で書きましたが、万葉の時代には秋の七草の中に詠われています。『萩の花 尾花葛花 撫子が花 をみなへし また藤袴 朝顔が花』(山上憶良)でしたね。薄紅色(藤の花の色より薄い)の小さな花が咲き、花弁が袴に似ていることが和名の由来のようです。フジバカマは生草は香りがありませんが、草を乾燥させると芳香を放つことから、古来好まれたのかもしれません。写真は8月下旬に撮影したもので、まだ咲き始めたばかりです。「秋の七草」シリーズについては、花が咲き始めた頃に逐次掲載しましたが、あと尾花(ススキ)を残すだけになりました。仲秋の頃にはススキもあちこちで穂を出しますので、その頃掲載します。
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タラノキ

2007-08-30 23:14:55 | 趣味・季節の花
牛久自然観察の森で咲いていたタラノキの花です。春の山菜として有名なあのタラの芽の木に咲く花です。幹にはとげがあり、山菜取りで痛い目にあった方も多いと思いますが、それにも増して「てんぷら」の味が忘れられずに夢中で採取したものです。山菜取りの掟として若芽を全部採らないことがあるようですが、最近自生しているタラノキも減っているようですから、保護にも気を使いたいものです。学名は「Aralia elata」で、ウコギ科、タラノキ属の落葉低木です。花は8月頃に小さな粒上の花が円錐花序を形成して幹の先端に付いています。前述独活と比較してご覧下さい。このタラノキも幹や根の皮に薬効成分があるようで、健胃、強壮効果があり、糖尿病などにも効果があるとされます。タラの芽は健康にもいいんですね。写真は8月6日に牛久自然観察の森で撮影しました。説明板には、タラノキは『ヌルデと見た目、性質ともに似ている。』と書かれていました。ヌルデはウルシ科の落葉高木ですから樹高が高いと「ヌルデ」かなと疑って見る必要がありそうです。写真の木は2m程度の木でした。
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ヤマウド(山独活)

2007-08-30 22:20:51 | 趣味・季節の花
牛久自然観察の森にあったヤマウドです。自然の中で日当たりの良い野原の斜面などに自生するものをヤマウド(山菜として食べる)、栽培されているものをウドと分けて呼ばれることが多いです。春にウドの芽が出る頃香りの良い若葉や若芽をてんぷら等にして食べる方も多いと思います。また、若茎の部分を酢の物にして頂くと美味しいですね。また根茎は「独活(どっかつ)」と呼んで漢方にも使われ、発汗、利尿に効果があると言われています。日本が原産で、学名は「Aralia cordata」、ウコギ科タラノキ属の多年草です。食材にするのは殆どが若葉や若芽、若茎の部分で大きくなると使い物にならないことから、『ウドの大木』と言う言葉が生まれたのではないでしょうか。大木と言うからとても大きい木だと誤認されている方も多いと思いますが、草丈が2~3m程度の多年草です。春先に地下室で栽培される白い茎のウドが出回りますが、これを「白ウド」と呼ぶこともあるようです。7~8月にかけて茎の先端部分に写真のような白い花を咲かせます。花後には実がなり、秋には黒っぽい小さな実がつきます。写真は牛久自然観察の森で8月下旬に撮影しました。
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キクイモ(菊芋)

2007-08-30 17:34:22 | 趣味・季節の花
8月頃から土手や空き地の草むらで咲いています。鮮やかな橙色が美しいですが、繁殖力が強く、嫌がられている植物でもあります。北アメリカ原産で、学名は「Helianthus tuberosus」、キク科、ヒマワリ属の多年草です。そう言えば、菊にも似ていますが、花弁が離れて咲いているところを見ると、ヒマワリのようにも見えますね。江戸時代末期に飼料用として伝来したもののようですが、繁殖力が強く、野生化しています。花が終わる頃になると地中に塊茎(かいけい)ができ、これを食用にします。最近の健康食品ブームで、健康に良いとされる「イヌリン」を含むため、ダイエットや糖尿病などに効果があるとされて、秋になると産地直売所などでも販売しているところがあります。親指大の小さな芋で、そのまま食べてみると少し苦味を感じました。バター炒めやスープにして食べる人もいるようです。写真は、近くの大学の構内で8月下旬頃に撮影しました。
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ランタナ

2007-08-30 17:03:22 | 趣味・季節の花
この花は、夏の花壇の定番の花の一つですね。咲き始めてからどんどん花の色が変わるのが特徴で、別名を「七変化」とも呼ばれます。中南米熱帯地方が原産で、学名は「Lantana camara」、クマツヅラ科、ランタナ属の常緑小低木です。我が国に伝来したのは江戸時代末期の頃といわれています。写真でお判りのように、一つ一つの花はほんの小さな花ですが、集合して咲いていると手毬のように見えます。秋には黒紫色の小さな実をつけ、小鳥の餌になっています。種を潰すと有毒成分があるとかで、動物はあまり食べないようです。もともと熱帯地方の植物ですから、寒さに弱いので、冬を越すためには温度管理が重要のようです。写真は8月26日に撮影しました。
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タカノツメ(鷹の爪)(野菜)

2007-08-29 20:34:45 | 趣味・季節の花
夏の終わりごろになると、畑に鮮やかな紅色をしたタカノツメが綺麗に見えます。道端の畑で農作業をされていたご婦人に聞くと「鷹の爪」ですよと教えていただきました。花は小さい白色の花ですが、実が鮮やかに紅色に色づくので目を奪われてしまいます。最近有名なカプサイシンを多く含むピリカラの料理に使われますから、食卓では皆さんご存知のものですね。中央アメリカが原産と言われ、学名は「Capsicum annuum」で、ナス科、トウガラシ属の一年草です。花はあまり知られていないと思い掲載しました。直径がほんの1cm程度の可憐な花です。実ははじめ緑色をしていますが、熟すにしたがって真紅に変化します。紅色の実は上に伸びているのが特徴です。収穫期は早いところでは7月頃から、9月から10月頃に殆ど収穫され、産地直売所辺りで売られています。トウガラシにはいろいろの品種があり、その中でも辛いものの一つが鷹の爪と言われるものですね。ピーマンやシシトウなどは甘いトウガラシに分類されるようです。写真は8月27日に撮影しました。
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ヤブガラシ(藪枯らし)

2007-08-29 18:46:19 | 趣味・季節の花
夏の終わりごろにあちこちの藪の木や草に巻き付いて咲いています。この花は虫媒花で、スズメバチが集まる花で知られていると説明板に記述されていました。スズメバチだけではなくアシナガバチやミツバチも寄って来るようですが、スズメバチが目だつのでしょうね。学名は「Cayratia japonica」で、ブドウ科、ヤブガラシ属の多年草です。写真のように小さな花が集まって比較的平板な花序をしています。花弁は珍しい淡緑色で、その中にある蜜が溜まっている花盤といわれる部分がオレンジ色に見えます。花盤の周囲に4本の雄べがあり、中心に小さな雌べがありますが、ほんの数ミリ程度の花ですから写真で見えますでしょうか?花が終わると実がなり、晩秋には黒っぽいぶどう状の実が観察できると書かれています。この草は藪を枯らすくらいに繁茂しますから、迷惑な草として嫌がられますが、根茎が伸びて繁殖するため、根絶させるには苦労するようです。
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ツリガネニンジン

2007-08-29 18:21:02 | 趣味・季節の花
牛久自然観察の森で咲いています。薄紫色の可憐な釣鐘のような花です。日当たりの良い平地から高山までの広範囲にわたって分布すると説明板に書かれていました。草丈は30cm~80cm程度でしょうか、茎の先端部辺りに円錐花序をつけて釣鐘状の小さな花が下向きにぶら下がっています。花柱は花弁から突き出しています。葉は茎の根元にあるようですが、花が咲く頃には枯れて落ちてしまうと記述されています。草を夏に刈り取られると直ぐに葉が出て生き残るように頑張るそうです。学名は「Adenophora triphylla var. japonica」で、キキョウ科、ツリガネニンジン属の多年草です。根は比較的大きくて養分が貯蔵されています。根を乾燥させたものを沙参(シャジン)と呼び、咳・痰に対して薬効がある生薬として使用されるようです。花は場所によって異なりますが、8月から10月頃まで咲いています。小さな花ですから、つい見過ごしてしまいますので、説明板を探してじっくり観察してみてください。写真は8月25日に撮影しました。
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シラサギカヤツリグサ(白鷺蚊帳吊草)

2007-08-28 21:53:14 | 趣味・季節の花
とても涼しそうな花を見つけました。遠くから見るといかにも白鷺が飛んでいるような錯覚を覚える花です。花穂の白く長い苞がいかにも白鷺が飛んでいる翼のように見えるため、これが和名になっているようです。水辺に咲く花で、初夏から秋まで長い間咲きます。北米南東部地方が原産で、学名「Rhynchospora colorata」、カヤツリグサ科、ディクロメナ属の多年草です。地中に根茎が伸びて繁殖する植物です。園芸店では、別名「スターグラス」「シラサギスゲ」等としても出ていることがあります。涼感あふれる花で夏の観賞用の花として最近広まっているようです。水生植物のコーナーなどで売られていますので、生育条件を満たすように水の管理をすると花を楽しめると思います。写真は8月18日に花木センターで撮影しました。
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クロサンドラ

2007-08-28 19:35:57 | 趣味・季節の花
園芸店では「サマーキャンドル」「クロサンドラ」等の英語名で売られているものがあります。緑色の濃い艶のある葉にオレンジ色をした花が次から次へ咲いてきて、ろうそくに灯りがついたように見えます。「サマーキャンドル」の名前の意味がよくわかる花です。南インドやスリランカ地域が原産で、学名は「Crossandra infundibuliformis」、キツネノマゴ科クロサンドラ属の常緑低木です。花期が長く6月頃から10月頃まで咲いています。最近は鉢植えにしたものが園芸店で売られており、室内で楽しむ人も多いようですが、太陽光を好みますので、日当たりの良いところで鑑賞しましょう。
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アヅキ(小豆)(野菜)

2007-08-28 19:22:59 | 趣味・季節の花
アヅキ(小豆)は餅やお菓子の餡などとしても使われており、殆どの人は食べたことがあると思います。そのアヅキ(小豆)の花です。赤飯はもともと既述した赤米を使ったものを言ったようですが、最近はアヅキ(小豆)やササゲを白米とともに炊いたものを言うようになっています。それほど食卓で毎日のように見かける食材です。我が国では北海道、丹波、備中が3大産地といわれています。写真は通りがかった農家の畑に咲いていたものを8月27日に撮影しました。花の色は淡い黄白色です。前掲のササゲと比較してご覧下さい。
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ササゲ(大角豆)(野菜)

2007-08-28 18:48:59 | 趣味・季節の花
夏の食卓でササゲの若莢のゆでたものなどを見かけます。そのササゲの花です。農家の畑で8月6日に撮影しました。エチオピア地域が原産と言われ、学名は「Vigna unguiculata L.」で、マメ科ササゲ属の一年草です。豆として収穫したものは、赤飯などとして使用されています。アヅキは煮ると直ぐ煮豆の形が潰れるのにこのササゲは熱に強いので形が潰れないことから、赤飯にしてもまめの形が綺麗に残るために好まれます。写真は豆が大きくなった頃に撮影しているため、わかりにくいですが、若莢は先端が跳ね上がったように見えます。これが物を捧げる際の手の形に煮ていることから和名になったとの説があります。写真の品種は畑に畝状に植えられており、蔓が延びていませんが、蔓が延びて高く成長するタイプもあります。とても多くの栽培品種があるので地方によっては写真と異なるものもあるかもしれません。
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クルクマ

2007-08-28 12:51:04 | 趣味・季節の花
生姜の仲間で、園芸種として夏に綺麗な花を咲かせます。最近園芸店でも白、ピンクなど多彩な色のクルクマが販売されています。マレー半島地域が原産で学名は「Curcuma petiolata」、ショウガ科、クルクマ属の多年草です。英語名は「Gueen Lily」と呼ばれ品格のある花です。「Crucuma」はショウガ科ウコン属を総称して呼ばれることがあります。我が国でウコンと呼ばれるものはほぼ3種類に分けられるそうです。春にピンクの花を咲かせる「春ウコン」、秋に白い花を咲かせる「秋ウコン」と根茎を切ると薄い紫をしている「紫ウコン」の3種類です。園芸用のクルクマは、栽培されているウコンとほぼ同一とされるものもあります。ウコンは根の部分を干して粉にしたものを漢方などにも使用されています。秋ウコン、春ウコンなどによって効能は異なるようで、秋ウコンは肝機能の改善に効果があるとされてお茶にして飲んだりする方も多いようです。またカレーに入れるターメリックもウコンの根から採取した粉です。この植物は寒さに弱いので、気温が10℃以下にならないように冬場は室内で鑑賞すると良いとされます。写真は8月18日に花木センターで撮影しました。
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ネコノヒゲ(猫の髭)

2007-08-28 00:39:56 | 趣味・季節の花
珍しい花です。和名は「ネコノヒゲ」ですが、別名を「クミスクチン」と言います。これはマレー語で「猫のヒゲ」と言う意味だそうで、花を見るとまさに長い雄しべと雌しべが突出しており、猫の髭のように見えます。インドやマレーシアなどが原産と言われ、学名は「Orthosiphon aristatus」で、シソ科、ネコノヒゲ属の多年草(宿根)です。この植物は薬効があり、沖縄などで薬草として栽培され、クミスクチン茶などとして販売されています。写真のように白い花が多いですが、薄紫色をした花もあると記述されていました。とても綺麗な花で、温暖な地域では6月頃から11月頃までと花期も比較的長い花です。最近関東地方の園芸店でも見かけるようになりました。写真は8月18日に花木センターで撮影しました。
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トロロアオイ(黄蜀葵)

2007-08-26 18:06:56 | 趣味・季節の花
近所の畑で咲いていました。オクラの花に似ていますが、草丈も花もより大きく綺麗です。また、葉が大きく深く5~6分裂しているのが特徴です。農作業をされていたご婦人に名前を聞くと「ハナオクラですよ!オクラは実を食べますが、このハナオクラは実を食べません。・・」と教えていただきました。図鑑を調べると、トロロアオイの別名がハナオクラでした。最近農家の方がこれを食用に栽培しているとの報道を見ました。それによると、花を食べるのだそうで、オクラのようにぬるぬるした食感があるとか。学名は「Abelmoschus manihot」で、アオイ科、オクラ属の一年草です。草丈は1.5m位ありました。花はオクラが直径3cm程度であるのに対してトロロアオイは8cm程度あります。写真は8月20日に撮影しました。昨日早速ハナオクラを食べた方からコメントがありました。オクラというよりモロヘイヤの触感に似ているとのことです。有難うございました。
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