季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
ご意見など、コメント下さい。

ハナノキ(花の木)(Acer pycnanthum)

2013-05-31 21:17:57 | 趣味・季節の花
絶滅危惧種の展示で説明されていましたが、花の時期が3月中旬頃ですから、その時期に茨城大学農学部構内で撮影した花を掲載しておきます。説明によれば、長野・岐阜・愛知の限られた地域に分布するムクロジ科(旧カエデ科)の落葉高木です。早春の頃、葉が出る前に写真のような美しい赤色の花が咲きます。日本固有の種で、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真は3月19日に撮影したものです。
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トビシマカンゾウ(飛島萱草)(Hemerocallis dumortieri var. exaltata)

2013-05-31 20:59:15 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園で見ごろを迎えていました。毎年砂礫地で美しい橙黄色の花を咲かせます。説明によれば、飛島(山形県)、佐渡(新潟県)に自生するススキノキ科(旧ユリ科)の多年草です。花茎は地面から約50~60cmほどあります。この植物は薬効があり、漢方などでも不眠症やむくみ防止などに効果があるとされます。また若芽や花は揚げ物にしても食べることができると図鑑に記されていました。
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ムシャリンドウ(武者竜胆)(Dracocephalum argunense)

2013-05-31 15:01:39 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園で見かけました。林道に似た青紫色の花がとても美しいシソ科の多年草です。本州中部以北~北海道、朝鮮半島、東シベリアなどに分布しています。産地の日当たりの良い草地で生育する野草です。
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アサザ

2013-05-31 14:53:53 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展で見かけました。池や沼に生育する浮葉性植物で、花は一日でしぼんでしまう一日花です。水がきれいな環境で生育するので、水質汚染などによって生育環境が減少しており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されていると説明されていました。写真は5月23日に撮影しました。
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オゼコウボネ(尾瀬河骨)

2013-05-31 14:45:32 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展で撮影しました。池の中で黄色い美しい花を咲かせています。北海道(空知・宗谷地方)と本州の月山・尾瀬に分布する日本固有の植物です。説明によれば、スイレン科の多年草で、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真のように花茎が水面から高く伸びてその先端に花が咲いています。写真は5月23日に撮影しました。
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エノキフジ(Discocleidion ulmifolium)

2013-05-30 10:02:35 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展(多目的温室)で初めて見ました。花序は藤の花のような感じで小さな花が円錐花序を形成しています。写真は小さな5mm程度の花を拡大して撮影したものです。説明によれば、わが国では、琉球列島の奄美大島・徳之島・伊平屋島・伊是名島・久米島・宮古島・石垣島・西表島と台湾に分布しているトウダイグサ科の雌雄異株の常緑高木です。もともと個体数が少ない上に農地開発などによって生育環境が激減しており、絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されています。
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コウトウシュウカイドウ

2013-05-30 09:51:59 | 趣味・季節の花
筑波実験植物園の絶滅危惧植物展の会場の一つである多目的温室の中で撮影しました。説明によれば、国内では八重山諸島である石垣島・西表島に、国外では台湾・フィリピンの限定された島の渓流の岸辺に生育しています。特徴は、写真のように葉が丸いことで、純白の花がとても印象的です。花の色は薄いピンク色の場合もあるそうです。葉柄は、食用にされた時期もあるそうです。
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リュウキュウハナイカダ(琉球花筏)(Helwingia japonica subsp. liukiuensis)

2013-05-30 09:41:14 | 趣味・季節の花
奄美大島、徳之島、沖縄しま、伊平屋島に分布し、琉球列島の固有亜種であると説明されていました。葉腋から出た花序の柄が葉の中肋と癒着して花が葉の上についていると説明されていました。ミズキ科の落葉低木で、ハナイカダの亜種とされます。将来の生育条件によっては絶滅が心配される準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。ハナイカダに似ていますが、ハナイカダのように山菜として食用にされることはないと記されていました。写真は5月23日に撮影しました。
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コアニチドリ(小阿仁千鳥)(Amitostigma kinoshitae)

2013-05-30 09:33:30 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展で見かけました。写真のようにとても涼し気な花です。よーく見ると唇弁に赤い色がついており、欄科の植物であることがわかります。説明によれば、北海道~本州の日本海側の多雪地帯の湿った岩壁や湿原などに生育しているそうです。花茎に「むかご」を作って繁殖する珍しい植物で、近年野生種が激減して絶滅が心配されています。和名は、秋田県小阿仁の地名に由来しています。写真は5月23日に撮影しました。
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シラン(紫蘭)(Bletilla striata)

2013-05-30 09:22:57 | 趣味・季節の花
つくば実験ん植物園の絶滅危惧植物展で撮影しました。園芸店や花壇ではよく見かけるこの花も野生種が激減しており、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。説明によれば、福島県以南の本州、四国、九州の明るいいわばに生育するラン科の地生ラン(宿根草)です。海外では朝鮮半島や中国にも分布しています。紫色の花がとても華やかに見えます。
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ヤエヤマスズコウジュ(Suzukia luchuensis)

2013-05-29 10:19:26 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展で撮影しました。説明によれば、沖縄島、久米島、与那国島、台湾に分布するシソ科の多年草です。現在は与那国島では十数箇所の自生地が確認され、沖縄島と久米島では数カ所が確認されているだけだとのこと。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。薄紫色の小さな舌を伸ばしたような花が印象的です。写真は5月23日に撮影しました。
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アマミナツトウダイ(奄美夏灯台)(Euphorbia sieboldiana var. amamiana)

2013-05-29 10:05:47 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展で紹介されていました。奄美大島固有の種で、山地の林縁や道端に生育するトウダイグサ科の多年草です。説明によれば、今では奄美大島に二つの集団しか知られていないとても貴重な植物で、絶滅危惧Ⅱ類(CR)に指定して保護されています。草丈は40cmくらいで写真のようにとても変わった色形をした花です。この花には花弁も萼もなく、総苞と呼ばれる葉が変形したもので盃状に囲まれています。中央に雌花がありその外側に雄花が数個付いています。学名に日本の植物を多く発見したシーボルトの名前の一部が使われている植物でもあります。
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ツクシムレスズメ(Sophora franchetiana)

2013-05-28 11:59:39 | 趣味・季節の花
九州南部、中国に分布するマメ科の常緑低木です。九州南部の熊本・宮崎・鹿児島県の林の中で生育していますが、野生種は激減しており、絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されています。白色のマメ科独特の形をした花です。ここで絶滅危惧種の分類の説明がありましたので、紹介しておきます。既に絶滅したものは、EX(絶滅)、野生絶滅(EW)の2種類です。絶滅危惧植物は、3種類あります。ごく近い将来野生での絶滅の危険性が高いものが絶滅危惧IA類(CR)です。IA類ほどではないが、近い将来野生での絶滅の危険度が高いものを絶滅危惧IB類(EN)に分類されています。そして絶滅の危険性が増大しているものを絶滅危惧Ⅱ類(VU)として分類してあると記されていました。この他に準絶滅危惧(NT)などもあります。
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アイリス・オクロレウカ(Iris ochroleuca)

2013-05-28 11:53:40 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園で撮影したアイリスです。池のほとりで美しい花でしたので、絶滅危惧植物ではないですが、撮影しました。トルコ原産のアヤメ科の多年草で湿地に生育します。寒さや乾燥にも強く、家庭の花壇でも栽培が可能だとのことです。写真は5月23日に撮影しました。
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チョウセンニワフジ(Indigofera kirilowii)

2013-05-28 11:44:34 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園で、絶滅危惧種展が行われていました。国立科学博物館筑波実験植物園では、野生種や原酒の植物の保存に努力されていますが、その一部が展示されていました。屋外にあるものや音質で展示されているものなど各種ありますが、紹介します。初めに「チョウセンニワフジ」です。絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されています。九州の長崎及び大分・対馬並びに朝鮮半島の山地の岩場に分布するマメ科の低木です。野生種は、個体数が激減しており、絶滅が危惧されています。
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