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しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ツクバネソウ ( 衝羽根草 )

2010-05-12 |  5月 の花たち

                              ↑ 2010/05/08 撮影

2019/04/07 撮影

[ シュロソウ科エンレイソウ属の多年草 ]
 旧分類ではユリ科でしたが、分類によっては シュロソウ科へと変更されています。

北海道~九州にかけて、
山地の林床に自生します。
草丈は、15~30cm。
細く長い地下茎を持ちます。
茎頂に、葉柄の無い長楕円形の葉を
4~5枚輪生に付けます。
花期は、5~6月。
直立した花柄を1本出し、
先に淡黄緑色の花を1個だけ付けます。
がく片が4枚あり、花弁はありません。
果実は液果で、径約1cmの球形、
紫黒色に熟します。
種子は楕円形です。
名は、4枚の輪生する葉を
羽子つきの羽根(衝羽根)に見立てて
付いたそうです。

新入りの衝羽根草に、
初めての花が咲きました。
図鑑では知っていましたが、
実物の花を見るのは初めてでした。
図鑑どおり
花弁らしいものは見当たらず、
羽根つきの羽根に似ていて
どことなく風情があります


2019/04/06 撮影

<  2018 年>
2018/04/02 撮影

2018/04/07 撮影

2018/05/06 撮影

〃  

2018/06/24 撮影

<  2010 年  >
2010/05/08 撮影

 

 

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