しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ソヨゴ ( 冬青 )

2010-05-29 |  5月 の花たち

                                 ↑ 2010/05/29 撮影

2010/11/03 撮影…実

[ モチノキ科モチノキ属の常緑小高木 ]

本州中部以西~九州にかけて、
丘陵から山地の尾根や乾いた林内に自生します。
樹高は、3~10m。
葉は、細く長めの柄を持ち、長さ4~8㎝の卵状楕円形、
質は厚く、光沢があり、 無毛で、縁はよく波うちます。
雌雄異株。
花期は、6~7月。
葉腋から長い花柄を出し、白色の小花を付けます。
雌花は葉腋からの花柄に5~6弁花が通常1個付き、
雄花は3~4弁花が多数集まって付きます。
果実は、核果で径約8mmの球形、10~12月に赤く熟します。
名は、風が吹くと葉がそよそよと音をたて「 そよぐ 」ことから
付いたそうです。
別名:フクラシバ

長い花柄に付ける可愛い花、
青い実から赤い実へと、
長い間楽しめます。


2011/10/11 撮影
2011/10/27 撮影
2011/10/31 撮影
2011/11/05 撮影
2011/11/16 撮影


<  2010 年  >
2010/05/29 撮影…雌花
2010/07/02 撮影…青い実
2010/11/03 撮影…赤い実


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ウツボグサ ( 靭草 )

2010-05-29 |  5月 の花たち

                               ↑ 2010/05/27 撮影

2010/05/26 撮影

[ シソ科ウツボグサ属の多年草 ]

日本では、
北海道~九州にかけ、
日当たりのよい山地や平地の草原・道端などに自生します。
草丈は、20~30cm。
茎は四角形、
葉は、柄を持ち、幅の狭い卵形で、
少数の鈍い鋸歯があり、対生します。
上葉には柄がありません。
花期は、6~8月。
茎先に花穂(かすい)を出し、
紫色の唇形花を密に付けます。
夏に枯れた花穂を生薬の夏枯草(かこそう)として、
利尿剤に用います。
名は、花穂の形が弓を入れる靭(うつぼ )に
似ているので付いたそうです。

増えすぎて少し整理するほど丈夫です。
増えるので鉢植えにしました。

2010/05/22 撮影
2010/05/22 撮影
2010/05/26 撮影
2010/05/26 撮影


<  2011 年  >
2011/03/04 撮影


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