しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

雨水(うすい) の草庭の花たち 

2022-02-19 | 節気の草庭

                      ↑ 2022/02/19 撮影…キバナセツブンソウ

農鍛冶の鞴やすみの雨水かな ‥‥ 大石悦子

雨水は24節気の1つで、陰暦正月の中、太陽の黄経330度、
太陽暦のおおよそ2月20日頃です。
降る雪が雨に変わり
、雪や氷が解けて水になる頃とされます。
実際には雪がふりやすいのですが、
この頃から雨水がぬるみ、
草木の芽生えをうながし、その兆しが見えてきます。


2022年の雨水は2月19
日(土)です。

当地の昨日は、一日中よく晴れて穏やかに風が吹き、
寒さが緩み平年並みになりました。
最高気温は11.4℃ 、最低気温は-0.2℃でした。

雨水の今日は、
曇り空で、10時頃に時々薄日が差し
、正午頃にちょっと日が射して、
夕方から雨が降り出しました。
気温が低く最高気温は8.9℃ 、最低気温は1.5℃で、
寒い一日になりました。

オミクロン株による感染拡大の状態は高止まりで、
今日の死者・自宅療養者とも過去最多です。

雨水の日の草庭
黄花節分草が咲き出して見ごろになりました。
雪割一毛は、ぼちぼち開き出してきましたが、
色合いがもう一つという感じです。

雪割草の花芽はまだ固いまゝで、梅花黄連は可愛い花を咲き継ぎ、
白花蒲公英も咲き継いでいます。
白梅がようやく咲き始めました。

< 雨水の芽生えや蕾・花 など 2022/02/19 撮影 >

…イズモコバイモ

…バイモ

…イワウチワ

…ウスユキソウ

…ミツバツチグリ

…キバナセツブンソウ


…キバナセツブンソウ

…ユキワリイチゲ

…アズマシャクナゲ

…ハクバイ

…〃
…〃

   ご覧いただきまして、ありがとうございました。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春(りっしゅん) の草庭の花たち

2022-02-04 | 節気の草庭

                        ↑ 2022/02/04 撮影…ユキワリイチゲ

ささやかな庭に咲く、
24節気の日の草花たちから、
うつろう季節を感じられればと……。

立春の雪のふかさよ手毬唄 ‥‥ 石橋秀野 

春の各節気は立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨の6つです。 

立春は24節気1つで、陰暦正月の節、太陽の黄経315度、
太陽暦の2月5日頃です。
暦のうえでは季節の分かれ目で、
旧い冬から新しい春にこの日からなります。
立春と言っても気温は冬と変わずまだ寒は厳しいのですが、
木々は芽吹いてきて、梅の蕾がふくらみ、蕗の薹が顔を出します。
日脚は伸び、日の光も少し強くなってきて、
心なしか春の兆しを感じるようになります。

2022年の立春は2月4日(金)です。

節分の昨日は、厳しい寒さがきらきらした光に少し和らぎ、
春の訪れを感じました。
当地(東京都)での最高気温は11.8℃ 、最低気温は0.6℃でした。
立春の今日は、
朝のうち空がどんよりとしていましたが、

10時頃から時どき日が差さす、曇り模様の一日でした。
最高気温は8.5℃ 、最低気温は2.4℃で、10度に届かず寒く、
春はまだ遠いと実感いたしました。

蹲踞に氷は張りませんでした。
すでにスギ花粉が少しですが飛んでいます。

立春の日の草庭
例年より草木の目覚めが遅いように思います。
セツブンソウ・フクジュソウ・バイモの芽も出ていません。
梅花黄連は1月から咲いていますが、
2月に入っても花の数が増えず、やっと一輪ずつ咲き継いでいます。

紅梅より早く咲く白梅の蕾は小さ目で、紅梅の蕾と同じくらいの大きさです。
四十雀・鵯たちが頻繫に来ています。


< 立春の芽生えや蕾・花 など 2022/02/04 撮影 >

…ユキワリソウ

…カンアオイ

…テリカダケキリンソウ

…ミセバヤ

…エヒメアヤメ

…サンズンアヤメ

…タンチョウソウ

…キバナセツブンソウ

…ショウジョウバカマ

…シュンラン

…フキノトウ

…ヤマルリソウ

…ヒイラギソウ

…ラショウモンカズラ

…ジロボウエンゴサク

…タチツボスミレ

…ヒゴスミレ
…オヘビイチゴ

…ハタザオナズナ

…ヒメジュウニヒトエ

…テッポウユリ

…オドリコソウ

…フッキソウ

…バイカオウレン

< 前日の撮り忘れ…芽生えや蕾・花 など 2022/02/05 撮影 >

…ヤマシャクヤク …ミヤマカタバミ …ヨモギ …ホトケノザ …シロバナタンポポ

…ボタン …クロモジ…コウバイ …ハクバイ

   ご覧いただきまして、ありがとうございました。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょう の 早春の小さな兆し

2022-02-01 |  2月 の花たち

                           ↑ 2022/02/01 撮影…ユキワリイチゲ

冬枯れの庭に早春の兆しを見つけて‥‥。
今日は朝から晴れて寒さがいくらか和らぎ、日の光もまばゆさを増しています。
土を照らす光も強まり、土の中で動き始めていた草の芽が顔を出しています。
そんな草の芽たちに出会えると早春の訪れを感じ、嬉しくなります。
オキナグサやテカリダケキリンソウ(光岳麒麟草)などがそっと顔を出しています。
ジロボウエンゴサクやオドリコソウはやさしい緑でみずみずこと。
ユキワリイチゲの蕾はもうそろそろと言っているようです。
セツブンソウやフクジュソウなどは、まだその気配もありません。
思いがけなく芽が出て喜ばせてくれることでしょうね。

初冬になって植え替えには遅いと思いつつ、
ボタンやスイセン・スズラン・ゼンマイ・フクジュソウなど色々植え替えました。
そのせいでしょうか、寒さの中で凛と咲いている水仙の花を今年は見られません。


…テリカダケキリンソウ

…ジロボウエンゴサク

…オキナグサ

…キバナオキナグサ

…ヤマシャクヤク

…キバナセツブンソウ

…ミヤマカタバミ

…ボタンネコノメ

…コガネネコノメ

…ミセバヤ

…ショウジョウバカマ

…ヒゴスミレ

…オドリコソウ

…ヨモギ



…タネツケバナ ?

…フキ



 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする