↑ 2015/06/01 撮影
2015/05/31 撮影
2015/06/01 撮影
2018/12/22 撮影…実
[ アカネ科クチナシ属の常緑低木 ]
日本では、
本州の静岡県以西~沖縄にかけて、
沿海から丘陵の照葉樹林内に稀に自生します。
樹高は、1~2m。
葉は、短い柄を持ち、長さ5~13cmの長楕円形~細長い菱形状で、
光沢があり、側脈が目立ち全縁、普通は対生で時に3輪生します。
表面は濃緑色で裏面は淡白緑色、両面とも無毛です。
葉柄と葉柄の間に托葉があります。
花期は、6~7月。
葉腋から短い花柄を出し、
径6~7cmの白い6弁花を付けます。
質が厚く、強い芳香があって、
しばらくすると淡黄色に変わります。
果実は、倒卵形または楕円形で5~7の稜翼があり、
頂には6個のガク片が付いています。
秋になると橙色に熟します。
観賞用として、庭木や切花用に栽培され、庭園にも見かけます。
八重咲き・細葉・丸葉・斑入り葉などの品種もあり、
八重咲きの栽培品種をヤエクチナシといい、結実しません。
欧米で品種改良されたものを一般にガーデニアと呼んでいます。
果実の乾燥したものを、
生薬の山梔子(さんしし)として、
吐血の止血剤・利尿剤に用います。
また、食品着色料として栗きんとんや沢庵漬・梔子飯などに利用します。
名は、諸説ありますが、
果実が熟しても口を開かないところから「口無し」と付いたそうです。
つややかな緑の葉に、
開きはじめの白い清楚な花が、
ふくいくとした香を漂わせます。
雨模様のときは殊に香ります。
2015/05/19 撮影
2015/05/21 撮影
2015/05/23 撮影
2015/05/24 撮影
2015/05/28 撮影…Aの
蕾
2015/05/31 撮影…Aの花
2015/06/01 撮影…Aの花
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〃 …朝つぼみ
〃…夕開花
〃…夕
2015/05/02 撮影…朝
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〃…朝・Aの花
〃…夕・Aの花
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2015/06/04 撮影…朝・Aの花
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2015/06/05 撮影
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2015/09/03 撮影…青い実
2018/12/22 撮影