いつかふたりいづれひとりで見る櫻・・・・・ 黒田杏子
あまりにも突然のご訃報に接しまして、
驚きと悲しみで呆然としております。
謹んで黒田杏子先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
黒田先生を師と仰ぎ、お心のこもった温かいご指導を賜ってまいりました。
句友たちも同じ思いで先生をお慕い申し上げており、涙なみだでございます。
「日本語の宝石、季語の現場へ」
「出合いの瞬間を大切に、心の感動を季語に託して」
「歳時記を読みましょう」
「鮮度のいい、自分の句を作りなさい」など、
先生のお言葉を大切にしていきたいと存じております。
季語との暮らし
季語をより身近にと、
庭仕事の好きな私は
少しずつですが心掛けて、
ささやかな庭に四季の草花を
植えて参りました。
花や実を求めて、
昆虫や小鳥たちも遊びに来てくれます。
四季を肌で感じながら季語を意識する暮らしは、
日常に豊かな潤いをもたらしてくれます。
これからも草花や俳句と寄りそっていければ
幸せと思っております。
挙げました季語・例句と、
お恥ずかしいのですが自作の拙句も、
併せてご覧いただければ
嬉しゅうございます。
2013年8月8日
みなみ