しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

アワガタケスミレ ( 粟が岳菫 )   

2023-04-20 |  スミレたち

                           ↑ 2023/03/27 撮影
 〃

[ スミレ科スミレ属の多年草 ]

1997年に新種として記載されました。
本州新潟県の粟ガ岳周辺の、
日当たりの良い崩壊地に自生しています。
草丈は、7~14cm。
全体に小型のものが多く、
有茎種で、地上茎はほとんど立ちません。
葉は、広卵形で、先はとがり、基部が切形、
質はやや厚く、強い光沢があり、花時にには束生し、
花後には地上茎が長く伸びます。
葉は越冬して、裏面は紫色を帯びます。
花期は、5月上旬~中旬。
花は、径1.2㎝前後でふつう淡紅紫色、
唇弁の距は細長く斜上します。
名は粟が岳で発見されたことにより付いたそうです。

園芸店で娘の目に留まったスミレです。
初めて聞いた名前でしたが、
可愛い花を見ることが出来ました。


2023/02/14 撮影

2023/02/14 撮影 
 〃

2023/03/27

2023/05/20 撮影

2023/06/23 撮影


 <  2022  年  >
2022/03/14 撮影
 〃
 〃…つぼみ

2022/03/17 撮影
 〃…葉

2022/03/20 撮影

2022/03/23 撮影
 〃

2022/03/25 撮影

2022/03/26 撮影

2022/03/27 撮影




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マルバスミレ ( 円葉菫 )   

2023-04-05 |  スミレたち

                      ↑ 2023/04/04 撮影

2023/03/31 撮影

[ スミレ科スミレ属の多年草 ]

日本では、
本州~九州にかけて、
山野の日当たりの良い草地や道端などに自生します。
草丈は、5~10cm。
根茎は太く短く、やや直立します。
葉は、長い柄を持ち、卵円形で長さ2~4㎝、先は丸く、基部は心臓形、
質は柔らかく、縁には鈍い鋸歯があり、根元から束生します。
葉の表面は緑色、裏面は淡緑色で、夏の葉は大きくなります。
無毛または開出毛が生えています。
ふつう花柄や葉には粗い毛があります。
花期は、4~5月。
葉の間から少数の花茎を伸ばし、
その先端に径2㎝前後の白色または淡紅色の左右相称花を横向きに付けます。
側弁の基部にふつう毛があって、唇弁には紫色の筋があり、
距は長く7~8㎜の円柱形です。
果実はさく果です。
名は、葉が円みを帯びることから付いたそうです。
別名 : ケマルバスミレ(毛円葉菫)
*  標準品は葉が有毛のケマルバスミレと呼ばれる型で、
 ほとんど無毛のものを狭義のマルバスミレとして区別することもあります。

白いふくよかな花、柔らかな丸みのある葉、
庭のスミレの中で、すぐに分かります。
毎年あちらこちらに出て、咲いています。


 2014/04/01 撮影

 〃
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2014/04/04 撮影

2014/04/06 撮影
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2014/04/10 撮影


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