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しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

オモト ( 万年青 )

2025-07-18 |  4月 の花たち

                               ↑ 2025/08/09 撮影 

[ キジカクシ科(クサスギカズラ科)オモト属の多年草 : 毒草 ] 

日本では、
本州関東地方以西から九州にかけて、
山地の林下に自生します。
また観賞用にも栽培されています。
草丈は、30~50cm。
地下茎は肥厚し、粗いひげ根をだします。
地下茎の先から多数の濃緑色の葉を束生します。
葉は、大きく披針形で長さ30~50㎝になり、
先が尖り、質は厚く、光沢があります。
花期は、5~7月。
葉の間から10~20㎝位の短大な花茎を出し、
厚みのある淡黄色の花を密に穂状に付けます。
花被片は6枚で、下部は盤状に融合し、上部は短く広い裂片となります。
雄しべは6個です。花糸はほとんど花被片に合着し、葯は卵形です。
花柱はごく短く、柱頭は3裂します。
果実は、液果で球形、晩秋に赤色まれに黄色に熟し、
中には種子が1~3個入っています。
葉、根、果実には、強い毒性のあります。
薬用として強心・利尿薬には用いられますが、
毒性が強く死に至るので、一般的には使用されません。
古くから観葉植物として栽培され、江戸時代には爆発的に流行し、
斑が入ったものや覆輪のあるものなどさまざまな園芸品種が作出されました。
葉の状態や葉姿、柄などのさまざまな特徴を「芸」といい、観賞点とします。
現在では古典園芸植物として、一部の愛好家の間では鉢植えで栽培されています。
縁起物として、引っ越しや新築の時に最初の荷物として、
人より先にオモトの鉢植えを運び入れると、
災いを防いで運が開けると言われています。
名は、漢名で「万年青」。
株が太いことから大本(おおもと)といい、なまってオモトに。
また江戸時代には老母草(おもとぐさ)と書かれることが多く、
老母(葉)が子の成長(赤い実)を包むように育つ姿を見立てた名前です。
大分県のオモトを産出する御許山(おもとやま)が、オモトの語源とする説もあります。
古名 : 於毛止(おもと)

以前に赤い実を付けたことがありますが、
その後は実を付けません。
来年に実を付けることを期待して‥‥。


2025/08/09 撮影

 




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ゴテンバザクラ ( 御殿場桜 )

2025-07-18 |  4月 の花たち

                                  ↑ 2020/04/09 撮影

2020/04/11 撮影

[ バラ科サクラ属の落葉低木~小高木 ]

ゴテンバザクラ (御殿場桜)
変種マメザクラです。
関東南部~中部地方東部に分布します。
静岡県御殿場市や裾野、
古くから自生していたとも言われています。
葉身の長さ2~5㎝で本属では最も小さく、最大幅はほぼ中央です。
花付きもよく小形なので、盆栽や寄せ植え、庭植えにも用いられます。
花は、一重咲きで淡紅色、素朴な美しさがあります。

マメザクラ (豆桜)
本州の関東・中部地方の主に太平洋側に分布し、
丘陵から山地の林縁や明るい樹林などに自生します。
富士山や箱根を中心とする山地に多く見られます。
樹高は、3~8m。
幹は樹皮が暗灰色でざらつき、皮目が横に並びます。
枝はよく分枝し、若枝はほぼ無毛、まれに有毛です。
葉は、長さ5~9㎜の斜上する毛が多い柄を持ち、倒卵形~卵形で、
長さ2~5㎝、幅1.5~3㎝、質はやや薄く、先は尾状に長く尖り、
基部はやや円形で、縁には欠刻状の重鋸歯があって、互生します。
葉の基部には密腺があります。
花期は、3月下旬~5月上旬。
葉の展開前またはほぼ同時に開花します。
前年枝の葉腋に、長さ8~15㎜の斜上する毛が多い花柄を持ち、
径約2㎝の白または淡紅色の花を散形状に1~3個下向きにつけます。
花弁は5個、長さ約1㎝の広楕円形~倒卵形で先端にわずかな切り込みがあります。
雄しべは多数、雌しべは1本です。
花序には柄がほとんどありません。
萼は萼片は5個、卵状楕円形で先端は鈍く、縁は全縁です。
紅色を帯び筒状で、萼筒は長さ5~6㎜の鐘状筒形です。
苞は長さ3~4㎜、縁には鋸歯があります。
果実は、核果で径8㎜の扁
球形で6月に黒く熟します。
名は、ほかのサクラに比べて、葉も花も小さいことから付いたそうです。
富士山の山麓に多いのて富士桜とも言います。
別名 : フジザクラ (富士桜) 

鉢植えで小さく育てています。
強めの剪定にもかかわず、
毎年優しい花を咲かせています。

2020/04/07 撮影

20/04/09 撮影

2020/04/10 撮影

2020/04/15 撮

2020/04/21 撮影

2020/05/26 撮影



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ハルトラノオ ( 春虎の尾 )‥‥‥「斑入り」  

2025-07-18 |  4月 の花たち

                                ↑ 2025/08/24 撮影 

[ タデ科イブキトラノオ属の多年草 ]  
 タデ属で分類される場合もあります。

日本固有種。
本州の福島県以西~九州にかけて、
山地の林床や林縁などの木陰や木洩れ日が当たる砂礫地に自生します。
草丈は、3~15cm。
根茎は長く暗褐色で肥厚した節があり、横に走りしばしば地上を這います。
根生葉は長い柄を持ち、卵形~卵円形で長さ2~10㎝、
先は短い鋭形、基部はしばしば葉柄に流れ、質は薄く、
縁は全縁、葉脈がはっきりしています。
茎葉は短い柄があり、小型で1~2枚付きます。
花期は4〜5月。 
花茎は直立し、先端に長さ2~4㎝の花穂を立て白色の小花を密に付けます。 
花弁状のがくは長さ2~3㎜で5深裂し、各片は長楕円形です。花弁はありません。
雄しべは8個、子房の先には花柱が3個あり、糸状です。 
名は、草春に虎の尾のような花穂を付けるので花の様子を見立てて付いたそうです。 
別名 : イロハソウ(以呂波草)

春に咲く花を植えたいと思って、
丈夫そうなこの花を選んでみました。
いまだに花が見られません。
このお暑さに地植えのものは、
消えていました。
鉢植えのものも
春頃の元気は ありません。



2022/03/10 撮影

<  2021 年  >
2021/03/10 撮影

2021/03/17 撮影
 〃

2021/03/19 撮影

<  2020 年  >
2020/03/26 撮影

2020/03/27 撮影

2020/04/21 撮影

 

 

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ボタンネコノメソウ ( 牡丹猫の目草 )

2025-06-29 |  4月 の花たち

                           ↑ 2022/03/17 撮影

2022/03/23 撮影
  〃


[ ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草 ]

本州岐阜県以西の日本海側の、
山地谷沿いの湿地に自生します。
草丈は、約10cm。
根出葉は花時に生存し、卵円形で短い葉柄があり、幅15〜30mm、脈は白く目立つ。
花期は、4~5月。
花は、鮮黄色の苞葉に囲まれ、
花弁がなく、萼裂片4個は暗赤褐色または淡緑色で直立します。
雄しべは8個萼片より短く、葯は赤褐色または黄色です。
花茎の下部の苞は卵形で柄が長く、上部の苞葉は広卵形で鮮黄です。
通常紅色を帯びほとんど毛はない。
萼裂片4個は直立して暗赤褐色。雄しべは8個では萼片より短く、葯は暗紅紫色。
苞葉は卵形〜長楕円形、長さ1〜2cm、幅5〜10mm、花時には一部黄色となる。
果実は、さく果で深く2裂します。
名は、一日ごとに色が変わる苞や、
裂け目ができる実が、昼間の猫の目に似て細いので、猫の目に見立てて付いたそうです。
牡丹は葉が大形でぼたんの花のようであることから、付いたそうです。

花茎が伸びませんでしたので、
花が咲かなかったように思われます。
もう一度育ててみたいと思っています。


2022/02/01 撮影

2022/03/10 撮影

2022/03/13 撮影
 〃

2022/03/14 撮影

2022/03/17 撮影

2022/03/19 撮影

2022/03/21 撮影 〃

2022/03/23 撮影

2022/03/25 撮影

2022/04/05 撮影

2022/0418 撮影 〃

2022/05/04 撮影 〃

2022/05/30 撮影
 〃



<  2021 年  >
2021/10/29 撮影
 〃


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エゾエンゴサク ( 蝦夷延胡索 )

2025-06-16 |  4月 の花たち

                    ↑ 2024/03/19 撮影

2024/03/30 撮影

[ ケシ科キケマン属の多年草 

北海道~本州中部地方以北にかけて、
山地の湿りけのある林内や林縁に自生します。
草丈は、10~25cm。
地中に直径1~2㎝の球形の塊茎があり、
1本の茎を出します。
茎の下部には1枚の鱗片葉が付き、中ほどに2枚の葉を互生します。
葉は、柄を持ち、1~2回3出複葉、
小葉は長さ1~3㎝、線形または広線形で変化が多いです。
苞は全縁から3裂します。
花期は、4~5月。
茎頂に青紫色の長さ1.5~2.5㎝の筒状花を
総状に付けます。
花冠は先が大きく唇状に開き、基部は真直、
または先端のやや彎曲した細い円柱形の距になつています。
しべは6本で、両体となります。
苞は卵形で、ふつう全縁です。
果実は蒴果です。
毒性が無く、あくや癖がないので食用として供されます。
塊茎を生薬の延胡索(えんごさく)として、
胃痛・腹痛や胸焼け、食欲不振などに利用されています。    
名は、生薬名の延胡索に根茎が似ていることと、
北海道に多く分布してすることから付いたそうです。


2025/04/05 撮影

2025/04/18 撮影


<  2024 年  >
2024/03/27 撮影  〃

 2024/03/30 撮影
 〃   

2024/03/31 撮影
 〃

2024/04/01 撮影…倒れていました

2024/04/04 撮影
 〃

2024/04/11 撮影






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キバナイカリソウ ( 黄花 碇草 )     

2023-05-05 |  4月 の花たち

                        ↑ 2023/04/08 撮影

2023/04/27 撮影

[ メギ科イカリソウ属の多年草 ]

日本では、
北海道中部~本州近畿地方以北の主に日本海側の、
山地の落葉樹林の林床や林縁に自生し、しばし大きな群落を作ります。
草丈は、30~40cm。
根茎は短く、まれにやや長く横に這い、多数のひげ根があります。
根茎の頭部に数本の茎を叢生します。
葉は、2~3回3出複葉、小葉は卵状楕円形で長さ5~15㎝、
先は尖り、基部は深い心臓形で、多数の刺毛状の細かい鋸歯かあります。
花期は、4~5月。
花は、総状花序を出し、径約30~40㎜で淡黄色の花を数個付けます。
雄しべは4個、雌しべは1個です。
花弁は4枚で20㎜前後の長い距を持ち、先端に蜜を貯めています。
萼片は4枚で広卵形、わりあいに幅広です。
果実は、袋果。
名は、花の形が船の錨(いかり)に似ていて、淡黄色なので付いたそうです。

ハート型のやさしい葉の下に、
淡い黄色のもの静かな花、

蕾のころは繊細な姿をしています。


2023/04/16 撮影
 〃

2023/04/27 撮影
 〃

2023/05/05 撮影
 〃


<  2022  年  >
2022/03/23 撮影

2022/04/05 撮影
 〃

2022/04/08 撮影


2022/04/19 撮影  〃


<  2021 年  >
2021/03/31 撮影

2021/04/16 撮影

 

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ユウバリクモマグサ ( 夕張雲間草 )

2021-05-25 |  4月 の花たち

                      ↑ 2021/03/17 撮影

 〃

[ ユキノシタ科の多年草 ]

園芸店の名札には「シコタンソウ」と記してありましたが、
図鑑で調べますと、
花の姿から「ユウバリクモマグサ」のように思われます。

日本固有、基準標本は夕張岳です。
北海道の夕張岳、
高山帯の岩礫地に少数がまとまって自生します。
草丈は、2~12cm。
細い根生葉が枝分かれして広がり、そこから短い地上茎が立ち上がり、その先に葉を密生します。
葉は、柄が無く、3裂するものがまじります。
茎葉は互生します。
花期は、7~8月。
花茎は高さ 約10cm で短い腺毛をもち、
上部には数個の披針形から線形の葉があります。
頂に 径約1㎝の白い花を1~3 個付けます。
花弁の斑点はほとんどが黄色です。
シコタンソウとエゾノクモマグサの性質をあわせ持っています。
・絶滅危惧種・

初めて園芸店で出会い、シコタンソウと思って求めました。
シコタンソウは白い花びらに黄斑と赤斑があるそうです。
改めて図鑑を見てユウバリクモマグサは、赤斑が無いと知りました。
いたわりたくなるような楚々とした小さな花です。


2022/03/13 撮影


<  2021 年  >
2021/03/10 撮影


2021/03/17 撮影

 〃

 〃


2021/03/19 撮影


2021/03/25 撮影

 〃

2021/03/31 撮影


2021/05/25 撮影

 

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ヤクシマヒメウマノミツバ ( 屋久島姫馬の三つ葉 )

2021-05-03 |  4月 の花たち

                           ↑ 2021/04/07 撮影

 〃

[ セリ科ウマノミツバ属の多年草 ]

手持ちの図鑑で調べましたが
載っていませんでしたので、
ネットからの抜き書きと見た目からの雑感です。

日本では、
九州屋久島以南~沖縄の、
山地の湿り気の多い林内や渓流沿いに自生します。
草丈は、5~30cm。
茎は細長く分枝します。
根生葉は、多数で長い柄を持ち、0.5~5㎝の円心形で、掌状に全3裂し、
側片はときに2深裂して、濃い緑色、浅い鋸歯があります。
茎葉は上の方に、対生します。  
花期は、4~5月。
茎頂で小枝を分け、小形の複散形花序を出し、
柄のない白や青紫色の小花を付けます。
小散形花序の中に両性花と雄花とが混じります。
名は、小形種で屋久島に生え、三つ葉に似ていますが食用とならず、
馬に食べさせる程度の三つ葉ということから付いたそうです。

山野草に詳しい方から戴きました。
山野草のお庭を拝見させて頂いては、色々と学ばせて頂いております。
我が家では育てるのが難しい草花も上手に育てていらっしゃいます。
丹精込めて育てられた珍しいお花ですから、大切にお世話したいと思っています。
初めて手掛けますので楽しみです。


2021/04/07 撮影

 〃…花後

 〃

 〃…葉


 2021/04/18 撮影

 〃

 〃


2021/05/03 撮影

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キバナチゴユリ ( 黄花稚児百合 )

2021-04-29 |  4月 の花たち

                      ↑ 2021/04/29 撮影 

2021/04/25 撮影     

[ イヌサフラン科チゴユリ属の多年草 ]

本州和歌山県、四国、九州の、
山野の林内に自生します。
草丈は、20cm 内外。
茎は単一で下部には鞘状の葉があります。
葉は、ごく短い柄を持ち、下の葉は楕円形で長さ3.5~5㎝、
上の方の葉は長楕円状披針形で長さ7~10㎝、先は尾状に長く尖って、
3~5の縦脈があり、互生します。
花期は、5~6月。
茎頂に長さ12~18㎜の花柄を出し、淡黄色の花を1~2個下向きに付けます。
花被片は6枚、披針形で長く尖り、長さ約1.5㎝、幅約3.5㎜、
基部はふくらみ、内面に乳頭状突起があります。
雄しべは6本で花被片の半分の長さ、花柱は上部で3深裂します。
果実は、球形の液果で黒く熟します。

稚児百合に似ていますが、
少し遅れて咲きます。

葉の色とあまり変わらない花色なので、
目立たない花です。



2021/04/16 撮影

2021/04/25 撮影


2021/04/29 撮影

 〃


2021/05/03 撮影


2021/05/05 撮影






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ホタルカズラ ( 蛍葛 )   

2021-04-25 |  4月 の花たち

                        ↑ 2021/03/29 撮影

2021/03/29 撮影

[ ムラサキ属ムラサキ属の常緑多年草 ]

日本では、
北海道~沖縄にかけて、
山野の半日陰の林縁や日当たりのよい乾いた草地などに自生します。
草丈は、15~20cm。
全体に粗い毛があります。
花後その基部から横に這う長い無花枝を出し、
所々から根が出て新しい株を作り、根の腋から新枝を直立します。
葉は、柄が無く、長さ2~6㎝、幅0.6~2㎝の倒披針形で、
先は鈍形、下部は次第に細くなり、
濃緑色で互生し、冬も枯れません。
花期は、4~5月。
新枝上部の葉腋に径1.5~1.8㎝の青紫色の花を付けます。
花冠は基部が筒状で、上部が5裂し、裂片の中助が白く隆起します。
雄しべは5本、葯は淡黄色です。
萼は5深裂し、裂片は線形で鋭く尖り長さ6~7㎜、粗毛があります。
果実は堅く小形、分果、白色で滑らかです。
名は青い花の中央に隆起した白い星形を蛍の光になぞらえて付いたそうです。
別名 : ホタルソウ(蛍草)・ホタルカラクサ(蛍唐草)・ルリソウ(瑠璃草)

 神代植物公園で蛍葛の花と初めて出会い、
一目で気に入り、育ててみたいと思いました。
露地植えにしましたが、花を付けないので、鉢植えにしてみました。
今年は増えて、瑠璃色の花を沢山付けてくれました。
鉢植えと露地植えにして楽しんでいます。

2021/02/10 撮影

 〃


2021/03/09 撮影


2021/03/17 撮影


2021/03/25 撮影


2021/03/28 撮影


2021/03/29 撮影




2021/03/30 撮影

2021/03/31 撮影

2021/04/01 撮影

2021/04/07 撮影

2021/04/08 撮影

2021/04/13 撮影

2021/04/16 撮影

2021/04/18 撮影

2021/04/25 撮影


<  2020 年  >
2020/03/21 撮影

2020/08/02 撮影

 〃

 

<  2019 年  >
2019/05/05 撮影

2019/08/13 撮影

 神代植物公園にて   
            2014/04/13 撮影
・  

 
 
 
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キバナオキナグサ ( 黄花翁草 )

2021-04-08 |  4月 の花たち

                          ↑ 2021/03/31 撮影

 〃

[ キンポウゲ科オキナグサ属の多年草]

キバナオキナグサは、
黄花型のオキナグサでオキナグサの変種です。
複数個所で見出されたようですが、
出所は判然としないそうです。

手持ちの図鑑で調べましたが、
詳しくは載っていませんでした。
初めて手がけましたが、
黄緑色を帯びた葉に、淡い黄色の花を俯いて付ける、
優しい花でした。

  「5月の花たち・オキナグサ」

2021/03/15 撮影

2021/03/17 撮影


2021/03/25 撮影

 〃


2021/03/27 撮影

 〃


 2021/03/29 撮影

 〃


2021/03/31 撮影

 〃


2021/04/08 撮影




2021/04/11 撮影

 〃


2021/04/13 撮影

〃…新しい花が‥‥

 〃


2021/04/16 撮影

 〃


2021/04/29 撮影

 〃

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ハルノタムラソウ ( 春の田村草 )

2020-07-08 |  4月 の花たち

                       ↑ 2020/03/30 撮影

[ シソ科アキギリ属の多年草  ]

本州の紀伊半島、四国~九州にかけて、
山地の谷間に自生します。
草丈は、10~20cm。
茎は四角形で直立します。
根生葉は、ロゼット状をなし、1~2回羽状複葉です。        
茎葉は、下のものには長い柄があり、長さ3~5cmの長卵形または長楕円形で、
羽状に2~3対の小葉に分かれます。
小葉は卵形、楕円形または倒卵形で、縁には鋸歯があり、対生します。
表面にはまばらに毛があります。
花期は、4~6月。
茎の頂に長さ3~6㎝の花穂を付け、小さい白色の唇形花を数段輪生します。
花冠は長さ約8㎜で、短い筒部の先は上唇と下唇に分かれます。
上唇は2裂、下唇は平らに開いて3裂して、中央裂片は大きく先が浅く2裂します。
雄しべは2本、花糸の先はТ字形となり、片方の先に細長い葯を付けます。
柱頭の先は2裂します。
花筒内に毛が散生します。
萼は長さ5~6㎜の唇形で、脈には細かい腺毛があります。
果実は、4個の分果で長さ約2㎜の楕円形です。
名は、なつアキノタムラソウに比べ春に咲くことから付いたそうです。

ナツノタムラソウ・アキノタムラソウがあることを、
山野草の会の方から聞いて知りましたが、
まだ出会っていません。
図鑑によるとハルノタムラソウはその中でも小形です。
目立たなく地味な花ですが、味のある花で、
長い間楽しめました。

2020/03/13 撮影

 

2020/03/30 撮影



2020/04/04 撮影

〃…別のb鉢

 

2020/04/05 撮影

 

2020/04/14 撮影

 

2020/04/17 撮影

〃…別のb鉢

 

2020/04/22 撮影

 

2020/05/17 撮影

 〃

 

<  2019 年  >

2019/05/05 撮影

2019/07/20 撮影

2019/08/13 撮影

 

   

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ミツバツチグリ ( 三葉土栗 )

2020-07-08 |  4月 の花たち

                           ↑ 2020/04/03 撮影 

2020/03/27 撮影

[ バラ科キジムシロ属の多年草 ]

日本では、本州〜九州にかけて、
山地や原野ところなどの日当たりのよいところに自生します。
草丈は、10~30cm。
根茎は短く肥厚してかたく、ひげ根を密生し、
先端部から匍匐枝を出します。
全体に粗い毛があります。
根生葉は、長い柄を持ち、3出複葉です。
小葉は、長さ2~5㎝、幅1~3㎝の倒卵状楕円形または楕円形、
先は円形または鈍形で、基部はくさび形、縁には鈍い鋸歯があります。
托葉は卵形で全縁です。
花期は4~5月。
花茎の上部に径1.5~2㎝の黄色い花を集散状に付けます。
花弁は倒卵状円形で、先が凹形です。
萼片は披針形で先は鋭突形、
副萼片は線形で、萼片より短く細いです。
花が終わると葉は大きくなって、匍匐枝を四方に伸ばし、
その先端から新苗を出します。
果実は、痩果で無毛、表面に皺がよっています。
根茎は硬くて食べられません。
名は、ツチグリに似ていて、3枚の小葉からなることから付いたそうです。

三つ葉土栗は
踏んでも枯れないくらい丈夫と聞きましたが、
その通り丈夫で元気に匍匐枝を伸ばしています。
増えすぎないように鉢に植えています。

 

 

2020/03/01 撮影

 

2020/03/05 撮影

 

2020/03/27 撮影

〃…蕾

 

2020/04/30 撮影…開花後と蕾

〃…蕾

 

 2020/04/03 撮影

 

2020/04/07 撮影

 

2020/04/14 撮影

 

2020/04/17 撮影

 

2020/04/21 撮影

 

2020/05/04 撮影

2020/05/17 撮影

 〃

<  2019 年  >

2019/05/14 撮影

2019/08/10 撮影

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ハルオコシ ( 春起こし )‥‥‥「アネモネ・ネモローサ」

2020-07-08 |  4月 の花たち

                        ↑ 2020/04/04 撮影…ハルオコシ

2020/04/03 撮影

[ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草、ヨーロッパ北部~アジア北西部原産 ]

手持ち図鑑でしらべましたが載っていませんでしたので、
ネットからの抜き書きと見た目からの雑感です。

アネモネ・ネモローサ
草丈は、5~10cm。
花期は、3~5月。
花色の変異や八重咲きなど多彩な園芸品種があります。
花の中央部が八重咲きとなる「八重咲きイチリンソウ」、
緑色を帯びる八重咲き種の「ハルオコシ」などがあります。
別名 : ヤブイチゲ

アネモネ・ネモローサ 'プレクテアータ・プレニフロラ'
八重咲きで外側の花弁状の萼片が緑色を帯びます。
「グリーンストレンジャー」、「ハルオコシ」の名で、
流通しています。

ハルオコシ
草丈は、10~25cm。
長い根茎を持ち、
葉は、茎の上部に密に付きます。
花期は、3~5月。
花は白色です。
花弁は無く、白色または緑色を帯び花弁に見えるのは萼片が変化したものです。
苞が大きくて目立ちます。
早春に、芽を出して葉を広げ、開花する春植物(スプリングエフェメラル)で、
花が終われば直ぐに実を付けて、夏には地上部が枯れます。
約6月~10月位まで休眠期で、11月頃から根が活動し始めます。

芽出しに気づかず、
気付いた時は蕾を付けていました。
春の訪れを感じる清楚な花です。


2020/04/03 撮影

2020/04/04 撮影

2020/04/14 撮影

2020/04/15 撮影

2020/04/17 撮影

〃…b株

2020/04/19 撮影

2020/04/21 撮影

2020/04/26 撮影

2020/05/04 撮影

2020/05/17 撮影

2020/06/23 撮影

 〃…根茎


2020/11/23 撮影

 

<  2019 年  >

2019/05/05 撮影



2019/08/16 撮影

 

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ヒメジュウニヒトエ ( 姫十二単 )・・・・・「アジュガ レプタンス・チョコレートチップ ? 」

2020-07-08 |  4月 の花たち

                   ↑ 2020/03/30 撮影                     

〃  

[ シソ科キランソウ属の常緑多年草、ヨーロッパ原産 ]

以前に草もの盆栽展で求めました時、
名札には「ヒメジュウニヒトエ」と記してありました。 
手持ち図鑑でしらべましたが載っていませんでしたので、
ネットからの抜き書きと見た目からの雑感ですが、
花の姿から外来種の
「アジュガ レプタンス・チョコレートチップ」のようにも思われます。

アジュガ レプタンス・チョコレートチップ
アジュガ・レプタンス種から作られた小型種です。
草丈は、約10cm。
根生葉は、ロゼット状で冬を過ごします。、
葉は、短い柄を持ち、倒披針形で先は丸みを帯び、
濃緑色で質は厚く、光沢があり、縁は全縁でやや波状となり、対生します。
寒くなると紫色が濃くなってチョコレート色を帯びます。
花の後に匍匐枝は長く伸びて増殖します
花期は、4月。
茎の先端に花穂を出し、
青紫色の小さい唇形の花を多数付けます。
上唇は小さく卵形で浅く2裂し、
下唇は大きく3裂し、中央の裂片は大形で浅く2裂します。
果実は、分果です。
育てやすいので寄せ植えやグランドカバーなどに向いています。
別名 : セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)

姫十二単が在来種でしたら、
露地植えにしたいと思っていたのですが、
違うようですので、鉢植えで育てることにしました。
花色が気に入って、丈夫そうでしたので残念です。

2020/03/01 撮影

2020/03/05 撮影

2020/03/20 撮影

2020/03/21 撮影

2020/03/30 撮影

2020/04/04 撮影

2020/04/15 撮影

2020/04/19 撮影

2020/04/21 撮影

2020/05/04 撮影

2020/05/17 撮影

 

<  2019 年  >

2019/05/14 撮影


2020/06/26 撮影

 〃…匍匐枝

 

 

 

 



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