しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

寒林 ( かんりん ) <季> 三冬

2012-01-28 |  冬の草木・その他 の 俳句

◉ 寒木 (かんぼく)

寒林の日すぢ争ふ羽虫かな ・・・・・ 杉田久女
寒林のなかうつうつと幹ばかり ・・・・・ 長谷川素逝
学園の寒林の中教師棲む ・・・・・ 松本たかし

冬木立とほぼ同じ意味ですが、
「寒」の持つ寒々とした語感から、
静まり返った凛冽の寒気と、
奥行きのある景色を感じます。
厳冬期の木立や、
葉を落としてしまって寒々とした冬の落葉樹の群立
などを言います。
寒中の林と言うよりも厳冬期の林と広い意味で用いられます。
寒木は、一本の木の場合です。

遠くより見し寒林の内に今 ・・・・・ みなみ



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初春のおよろこび申し上げます

2012-01-01 | ごあいさつ 

                            ↑ マンリョウ

初春のおよろこび申し上げます

皆様おすこやかに新春をお迎えのことと
お慶び申し上げます。
旧年中は
「しをり戸」をご覧いだきまして
ありがとうございました。
おかげさまで何とか拙いブログを続けることが出来ましたことを
深く感謝致しております。
昨年は健康のありがたさを実感した年でございました。
何事もなく過ごせることを幸せと思っております。
皆様のご健康とご多幸を
心からお祈り致します。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2012年元旦         
            
             みなみ


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