↑ 2011/06/24 撮影
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[ ユリ科ユリ属の多年草 ]
日本固有種です。
山形・福島・新潟県境付近の、
日当たりの良い山地草原に自生します。
草丈は、30~80cm。
茎は、地下の鱗茎(径3cm)から出て、直立します。
葉は、広披針形で長さ5~10㎜、笹の葉に似ていて、互生します。
花期は、6~8月。
茎頂に漏斗形で淡紅色の花を少数、横向きに付け、
上半分が軽く反り返り、芳香を放ちます。
花径5~6cm、花被片は6枚で、
オシベが短く葯は黄色です。
花色の変異として白花が栽培されます。
別名オトメユリ。
・絶滅危惧種・
高清水自然公園(福島県)に姫早百合を見に行ったとき、
入り口で販売していたものを求めました。
その時に育て方のパンフレットをいただきました。
それによると、
「冬は乾燥と低温に当てないように球根を鉢ごと土中に埋め、
夏は高温・多湿に弱いので涼しいところで管理する」、
とのことです。
これからの厳しい暑さが心配です。
「 雀の足あと6月・高清水自然公園 と 駒止湿原 」参照
2011/06/24 撮影 〃
2011/06/25 撮影 〃
2011/06/26 撮影
↑ 2013/07/06 撮影…花
2013/07/14 撮影
[ セリ科ミツバ属の多年草 ]
日本では、
北海道~九州にかけて、
川辺や林中・藪の縁などの日陰に広く自生します。
全草に芳香があり、古くから食用とされてきました。
草丈は、30~60cm。
太い根茎を持ち、鬚根が多く出ています。
茎は直立し、少し枝分かれします。
根出葉と下部の茎葉は長い柄を持ちますが、
上部の茎葉には柄がありません。
3枚の小葉からなる複葉で、
小葉には柄がなく広卵形で先が尖り、
やわらかく、無毛で、 縁に鋸歯があり互生します。
花期は、5~7月。
花茎の上部が枝分かれし、枝先に長短の小柄を出して、
径2mmの白い5弁花を1~4個小散花序に付けます。
花序には小さな葉が付きます。
江戸時代中期から野菜としての栽培が始まりました。
店頭では、
遮光して育て葉が開くころ日光に当てて切り取った「切りみつば」、
畑で根元に土を寄せて育てた根の付いている「根みつば」、
ウレタンに種をまいた水耕栽培の「糸みつば」などが売られています。
香り豊かな緑黄色野菜として広く珍重され、
茎と葉をお浸し・和え物・椀だね・茶碗蒸し・卵とじなどに使われています。
4~5月頃の葉が特に美味しい旬とされますが、
葉を摘むと新芽が出てくるので、何時でも採って使うことが出来ます。
名は、葉が3個の小葉に分かれているので付いたそうです。
別名 ; ヤマミツバ・ノミツバ・ミツバゼリ
春は草庭の山三つ葉を賞味し、
根三つ葉が店頭に出ると、
料理に使ったあとの「根みつばの根」を植え、
生えてくる柔らかい葉茎を長い間楽しみます。
2013/07/02 撮影
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2013/07/03 撮影…初夏に芽生えた葉
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2013/07/04 撮影
2013/07/06 撮影
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2013/07/09 撮影
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2013/07/10 撮影
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2013/07/11 撮影
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2013807/13 撮影
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2013/07/14 撮影
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2013/07/15 撮影
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2013/07/16 撮影
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2013/07/17 撮影
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2013/07/18 撮影
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2013/07/19 撮影
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2013/07/21 撮影
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2013/07/22 撮影
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2013/07/26 撮影
2013/07/28 撮影
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2013/07/29 撮影
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2013/07/31 撮影
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2013/08/19 撮影
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2013/08/20 撮影
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< 2010 年 >
友人から「山三ツ葉」と言って頂いたものです。
庭のあちこちから芽を出します。
2010/07/20 撮影…花
2010/07/20 撮影…葉