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しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

イチリンソウ ・ ニリンソウ ・ キクザキイチゲ ・ユキワリイチゲ・アズマイチゲ の 育て方

2025-07-29 | 栽培のポイント

                                   ↑ イチリンソウ
          
 …ニリンソウ …キクザキイチゲイチゲ
 …ユキワリイチゲ

 …アズマイチゲ

[ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 ]

育て方の一例
・耐寒性: 強。  
・耐暑性: 強。
・日照: 目出し~開花中は日向。 その後は日陰。  
・植え付け適期: 9月中旬~10月中旬。
・用土: 赤玉土(小粒)5・鹿沼土(小粒)4・軽石(小粒)1の混合土。市販の山野草培養土。
・肥料: 元肥…リン酸とカリウム主体の緩効性化成肥料。油カスなどの有機肥料。
     追肥…液肥は、チッ素が多めの2000倍希釈液(生育期、月2~3回  2週間に1度)。 三要素を含んだ   
・鉢: 中深鉢。 深鉢。
・植え替え頻度: 1~2年毎。
・増殖: 株分け。実生。
・病害虫: 灰色カビ病や炭そ病・白絹病、ナメクジやアオムシ・アブラムシなど。
・潅水: 生育中は水たっぷり与え、地上部のない休眠期間は完全に乾かさない程度に与える。

*
・花期は3~5月。
・水はけの良い土。
・風通しの良い場所。
・地上部のある間は肥培に努める
・加湿に弱いので水やりに注意する。
・イチゲ類は移植を嫌う。
・石灰質を含む土壌を好む。 
・丈夫なので地植えでも育て易い

地植え栽培 
①落葉樹の下など、春は柔らかい日当り、初夏からは半日陰の場所を選ぶ。
②土を耕して、植え穴を掘り、堀った土に腐葉土を2~3割ほど混ぜておく。
 暑い地方では高植え型がよい。
③深さ20~30cm、株同士の間隔は30cm以上あけて植え付ける。
④乾燥の予防に株元にバークを敷くとよい。
⑤十分な潅水と10日ごとに液肥を与え、たびたび草木灰を施す。
 葉が枯れてからは、持続性のある肥料に切り替える。

 


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チゴユリ の 育て方

2025-07-29 | 栽培のポイント

                             ↑ チゴユリ 

…ベニバナチゴユリ

…キバナチゴユリ(別種)

[イヌサフラン科チゴユリ属の多年草]

育て方の一例
・耐寒性: 中。  
・耐暑性: 中。
・日照: 半日蔭。 明るい日陰。 
・植え付け適期: 2月中旬~3月中旬、10月中旬~11月下旬、。
・用土: 鹿沼土5、赤玉土4、軽石1の配合土。または鹿沼土や赤玉土の単用。
・肥料: 芽出し後、花後に置き肥をするほか、薄い液肥を月1回ほど与える。                
・鉢: 中深~深鉢。
・植え替え頻度: 1~2年。
・増殖: 株分け・実生。(親株は細い地下茎を伸ばして3~5芽にふえます)
・病害虫: アブラムシやハダニ、ナメクジなど。まれにウイルス病。
・潅水: 1日1回与える。多湿にならないように注意する。
*
・花期は、4~6月。
・夏の間は二重鉢にする。
・やや湿った、腐植質の積もった場所に生育する。
・地上部のある間は幾分肥培に努めるが、なり過ぎないよに注意する。
・水切れをしない様に注意する。
・休眠中も極端に乾かさない。
・丈夫なので地植えでも育て易い。

露地植え栽培 
①西日の当たらない、落葉樹の下を選ぶ。
②腐葉土を混ぜて植え付ける。
 

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二ホンサクラソウ の 育て方

2025-07-27 | 栽培のポイント

                                    二ホンサクラソウ 

 [ サクラソウ科サクラソウ属(学名プリムラ)植物の総称、多年草 ]

育て方の一例
・耐寒性: 強。  
・耐暑性: 中。
・日照: 日向、真夏は半日陰。  
・植え付け適期: 2月中旬~3月上旬。11月。
・用土: 赤玉土(小粒)6+腐葉土。
・肥料: 元肥…緩効性肥料を植え付ける時に入れる。
      追肥…液肥…液体肥料1000倍希釈液(3~6月月に1~2回)       
・鉢: 中深鉢。深鉢。
・植え替え頻度: 毎年。
・増殖: 芽分け。実生。根伏せ。
・病害虫: 灰色黴病やアブラムシ・ハダニ。
・潅水: 表土が乾いたら水たっぷり与える。
 
*
・水はけのよい、湿り気のある土壌を好む。
・風通しの良い場所。
・乾燥させない。
・水切れをしない様に注意して、表土が乾いたら、たっぷり与える。
・肥料過多になると根が腐ることがあるので気をつける。
・花後は必ず増し土をする。

露地植え
・土に湿り気のある落葉樹の下を選ぶ。
・2~3年毎に植え替える(芽分け)。
・芽の先を上に向け、2~3cmほど土を被せる。

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キンラン・ササバギンラン の 育て方

2025-07-26 | 栽培のポイント

                                  ↑ キンラン

…ササバギンラン

[ ラン科キンラン属の多年草 ]  

育て方の一例
・耐寒性: 中。  
・耐暑性: 中。
・日照: 午前中半日蔭、午後明るい日陰  
・植え付け適期: 12~3月。
・用土: 硬質赤玉土と桐生砂の混合土。市販の山野草培養土。水ゴケ。
・肥料: 元肥…リン酸とカリウム主体の緩効性化成肥料。油カスなどの有機肥料。
     追肥…置き肥は、油カスと骨粉などの有機肥料を少量(花後と秋、1回)。
             液肥は、ラン用液体肥料の1000倍希釈液(芽出し~枯れるまで、月に2~3回)。
     水ゴケ植…肥料は与えない。    
・鉢: 深鉢。
・植え替え頻度: 3年毎。
・増殖: 難しい。
・病害虫: ナメクジ・ヨトウムシ・アブラムシや軟腐病・炭そ病など。ほとんど被害はない。
・潅水: 生育期は1日1回、冬は3~4日に1回。
*
・湿度があって、夏が涼しい落葉樹の下など。
・水はけの良い土。
・ラン菌への依存度がかなり高いので、栽培が難しい。
・地上部のある間は肥培に努める
・水切れをしない様に注意して、表土が乾いたら、たっぷり与える。
・加湿に弱いので水やりに注意する。
・ウイルス病に注意する。
・夏は葉灼けに注意する。
・日照:  目出し~開花まで日向。花後は半日蔭。
・石灰質を含む土壌を好む。 
・丈夫なので地植えでも育て易い。 
 
露地植え栽培が良い
・午前中の日の当たる涼しめの場所を選ぶ。
・用土は、赤玉小粒2鹿沼1桐生1富士少々。
・硬質赤玉土と桐生砂の混合土で深植えする。
・黒い古根を取り、蘭菌を無くさないように、古い用土はそのまま使つて、
 減った分を補充して植え込む
・一番下の部分に腐葉土の層を作るといい。
 
キンラン、ギンランが生育するには、
維持管理されている里山で、下草まで適当に日が当る雑木林、
また、良く繁殖した“ラン菌”の存在が、必要です。
 

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ミヤマウズラ の 育て方

2025-07-25 | 栽培のポイント

                             ミヤマウズラ

[ ラン科シュスラン属の常緑の多年草 ]

育て方の一例
・耐寒性: 中。 
・耐暑性: 中。
・日照: 明るい日陰。 棚下。
・植え付け適期: 3上旬~4月中旬、花後。
・用土: 鹿沼土(小粒)3・赤玉土(小粒)2・日向土(小粒)2・水ゴケの刻み3 の混合土。水ゴケ単用。
・肥料: 元肥…植え付け時に緩効性肥料をゴロ土の上に3粒くらい入れる程度でよいが、メネデールなどの活力剤を使用。
     追肥…置き肥は、油カスと骨粉などの固形肥料を少量(春と秋、1回)。
           液肥は、ラン用液体肥料の1000倍希釈液(4~6月・10月、2週間に1回)。        
・鉢: 中深鉢。
・植え替え頻度: 1~2年毎。
・増殖: 株分け(株に葉3枚・根が3本以上)。挿し芽。
・病害虫: 軟腐病やウイルス病、ナメクやアカダニ、アブラムシ・イモムシど。
・潅水: 表土が乾く前の少し湿気のある状態の時、葉にかからないように株元から離して水をたっぷり与える。
 
*
・花期は、8~9月。
・冬は強い凍結から保護する。
・水はけ・水もち・通気性の良い土。
・芽の中心に水がたまると傷みやすいので注意する
・肥料をあまり必要としないので、肥料過多に気を付け、夏の高温期は避けて与える。
・用土の乾燥を嫌うので、常に少し濡れている状態を保つ。
・適度な風通しのある場所。
・梅雨から夏にかけて時期には殺菌剤を株元を中心に散布する.
 殺菌剤は,ベンレート・トップジンM・ダコニールをローテーションして使い,薬剤耐性がつかないようにする。
 
 

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ショウマの仲間 の 育て方‥‥「ヒトツバショウマ・ヤクシマショウマ・アワモリショウマ」

2025-07-25 | 栽培のポイント

                               ↑ ヒトツバショウマ

…ヤクシマショウマ

…アワモリショウマ

[ ユキノシタ科チダケサシ属の多年草 ] 

育て方の一例
・耐寒性: 強。  
・耐暑性: 中。
・日照: 半日蔭~明るい日陰。 
・植え付け適期: 3月~4月中旬。
・用土: 赤玉土(小粒)4・鹿沼土(小粒)4・腐葉土2のの混合土。市販の山野草培養土。
・肥料: 元肥…緩効性有機肥料(芽出し時)。
     追肥…置き肥は、暖効性有機固形肥料(花後と秋、年2回)。        
・鉢: 平鉢(ヤクシマショウマ)。中深鉢(ヒトツバショウマ・アワモリショウマ)。
・植え替え頻度: 2年毎。
・増殖: 株分け。実生。
・病害虫: 軟腐病・うどんこ病、アブラムシやハダニ・ハマキム虫・ヨトウ虫など。
・潅水: 表土が乾いてきたら水たっぷり与える。
*
・花期は、ヒトツバショウマ 6~8月。
     ヤクシマショウマ 7月。
     アワモリショウマ 5~7月。
・土壌の湿度を保ちながら過湿にならないようにする。
 有機物が豊富な土壌で水はけの良い土。
・風通しの良い場所。
・肥料過多になると根腐れを起こす。
 肥料は過剰にならないようにする。
・水切れをしない様に注意して、秋は1日1回たっぷりと水を与える。
・肥料は過剰にならないようにする。
・夏は葉灼けに注意して、空中湿度を保つため葉水をすると良い。 
・丈夫なので地植えでも育て易い。

露地植え
・半日陰の風通しのよい場所を選ぶ。 
・腐葉土をすきこんで植える。 
・乾燥する日が続く時などは水やりをして湿気を保たせる。
 

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シキンカラマツ・ツクシカラマツ の 育て方

2025-07-25 | 栽培のポイント

                                 シキンカラマツ

…ツクシカラマツ

[ キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草 ] 

育て方の一例
・耐寒性: 中。  
・耐暑性: やや弱。
・日照: 春・秋は日向、 夏は風通しの良い半日蔭。 
・植え付け適期: 3月上旬~4月中旬。
・用土:  ツクシカラマツ…赤玉土(小粒)・軽石(小粒)など等量の配合土。
      シキンカラマツ…硬質鹿沼土(小粒)5・赤玉土(小粒)4・軽石(小粒)1の混合土。市販の山野草培養土
・肥料: 元肥…緩効性化成肥料を少し。
     追肥…置き肥は、暖効性の固形肥料(植え替え後、もしくは春、花後の秋、年2回)。              
・鉢: 中深鉢。深鉢。
・植え替え頻度: 2年毎。
・増殖: 株分け。実生。
・病害虫: 病虫害は少ないが、ハダニとうどんこ病。
      ナメクジ、アブラムシ、ヨトウムシなどの食害に注意する。
・潅水: 表土の乾き具合を見て、乾いたらたっぷりと水を与える。
     休眠期も完全に乾かないように時々水を与える。
*
・花期は、5~8月。
・通気性と排水性がよく、乾きすぎない。
・生育期は風通しの良い場所、花時は、強い風に当てないなど、心がける。
・冬は霜に当たらない棚下に置く。
・やや肥培する。
・水切れをしない様に注意して、表土が乾いたら、たっぷり与える。
・薬剤に弱いので、薄めにして用いる。。
・夏は葉灼けに注意する。 
・地植えでも育て易い。

露地植え
・半日陰か明るい日陰の風通しのよい場所を選ぶ。 
 落葉樹の下など春は日向で夏は半日陰になるような場所を選ぶ。
・栄養分の多い土に植える。
・春と秋の2回、株のまわりに置き肥をします。 
・暑く乾燥する日が続く時などは水やりをして湿気を保たせる。
 

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オケラ の 育て方

2025-07-16 | 栽培のポイント

[キク科オケラ属の多年草]

育て方の一例
・耐寒性: 強。  
・耐暑性: 中。
・日照: 春は日当たりの良い半日陰、夏は西日の当たらない半日陰。
・植え付け適期: 春か秋。
・用土: 赤玉土、日向土、鹿沼土を等量混合した培養土に腐葉土を1割ほど加えたもの。
・肥料: 春と秋に置き肥と平行して液肥を2,000倍に薄めて与える。夏は与えない。               
・鉢: 中深~深鉢。
・植え替え頻度: 3年に1回。
・増殖: 株分け・実生(雄と雌の株が無いとできない)。
・病害虫: うどんこ病やハダニ。
・潅水: 土の表面が乾いてきたらたっぷり与える。
*
・花期は、9~10月。
・夏の強い日差しに当てると葉焼けを起こす。
・秋以降春までは水が多すぎると根が腐ることがあるので、
 開花後はやや乾燥気味にする。
 実がつき始めたら、土壌の乾燥を防ぐために、こまめな水やりをする。
・水はけの良い土。
・過湿に弱いので注意する。
・肥料の過不足に敏感な植物で、
 特に窒素肥料が多すぎると、
 花芽の形成が抑制される。
 一方、肥料が不足すると、植物全体の活力が低下し、
 花を咲かせるエネルギーが不足する。
・同じ場所での連作を避け、3~4年の輪作を行う。
・日照不足は花芽の形成を妨げる要因となる。
・強風にさらされると、オクラの花が咲かない。

露地植え栽培 
①西日の当たらない、日の当たる半日陰、落葉樹の下などを選ぶ。
②腐葉土を混ぜて植え付ける。

 


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ザクラ の 育て方

2025-07-16 | 栽培のポイント

                              ゴテンバザクラ

[ バラ科サクラ属サクラ亜属の樹木の総称 ]
 サクラ属には、野生種15種のほか、園芸品種数で300以上もあります。

育て方の一例
・耐寒性: 強。  
・耐暑性: 強。
・日照: 日向
・植え付け適期: 12月~3月。(根を切らなければ、4月まで)。
・用土: 赤玉土4・腐葉土3・黒土3の混合土。    
・肥料: 追肥…置き肥は、有機質肥料。(花後と5月と9月、各1回)。
・鉢: 中深鉢。 
・植え替え頻度: 2~3年毎。
・増殖: 接ぎ木(特に園芸品種)。挿し木(オオシマザクラ、ケイオウザクラなど)。実生(可能)。
・病害虫: てんぐ巣病、モンクロシャチホコやコスカシバの幼虫
・潅水: 表土が乾いたら水たっぷり与える。
     開花時の水切れに注意する。
*
・通気性、透水性がよく、肥よくで水もちのよい土壌を好む。
・風通しの良い場所に植えるが、強風の吹き抜ける場所は好まない。
・剪定は、12月~3月上旬です。樹形を整える弱い刈り込みのときは6月末ごろまでに。
・根を切らず用土を足すだけの植替えならば、4月まで行えます。
・真夏は明るい日陰に置く。
・冬の休眠期も乾かない程度に湿り気を与え、強い凍結や霜を避ける。

露地植え
・日当たりが良く、強い西日の当たらない湿潤で明るい場所に植える。
・12月~3月が適期で、事前に腐葉土などの有機物をよく混ぜた元肥を入れてから植える。
・地下茎は5㎝程度の深さに埋める。
・夏に乾燥が続くときは、2週間に1回程度、朝のうちに水やりをする。
 植え付け1年目の乾燥時には、たっぷりと水を与える。
・肥料を地表にまくと、根系が地表に上がってくるので注意。
 

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ヤマユリ の 育て方

2025-07-09 | 栽培のポイント


ヤマユリ の 育て方


[ ユリ科ユリ属の多年草 ]

育て方の一例

・耐寒性:  中。  
・耐暑性:  やや弱い。
・日照:  明るい半日蔭。西日を避ける。 
・植え付け適期: 10月下旬~3月上旬。
・用土: 硬質鹿沼土(小)・赤玉土(小)・軽石(大・中)の等量の混合土に腐葉土を3割。
またはユリ専用土や草花用培養土。
・肥料: 元肥…完熟した有機肥料と緩効性化成肥料(リン酸とカリが主成分)。
     追肥…置き肥は、花後に少量。   
・鉢: 深鉢の8号(深さが30cm以上)。菊鉢の8号以上。
            鉢底に多数の穴があるものを選ぶ。
・植え替え頻度: 毎年。
・増殖: 分球(2~3月)・木子・鱗片(花後から1か月後まで)・
     実生(3月下旬に10月播種、又は10~11月に採り播き)。
・病害虫: 球根腐敗病やウイルス病、アブラムシやナメクジ・ヨトウ虫など。

*
・球根は、傷が無く、付け根の部分が小さいものが望ましい。(根は無くても良い)
                  植える前に殺菌処理を施す。
・痩せ気味の酸性の水はけの良い有機質の多い、
   新しい清潔な用土。
・球根に有機質が接触しないようにする。
・風通しの良い場所。湿気・高温に弱いので過剰な水やりに注意する。
・多肥を必要としないので、
   花後に置き肥を少量与える。
・病害虫に対する抵抗力が弱いので、防除に心掛ける。
   植える前に殺菌処理を施す。 
・表土が乾いたら十分に水を与える(やや乾かし気味)。
・鉢に直射日光が当たらないようにする。
・種を採らない時は、花がらを摘む。
・十分な深さに植え付け、鉢底石を必ず用いる。
・球根を傷つけないように株元から10㎝ほど離して、
   支柱を立てる(5~6月頃)。

露地栽培 「球根の植え付け」
① 落葉樹の下など半日陰で、午前中の日が射し、西日が射さない場所を選ぶ。
② 30㎝以上の深さに掘り返し、よく土を耕しておく。
③ 植え穴を掘り、堀った庭土に苦土石灰を混ぜて酸度を調節し、
    水はけが悪い時は、赤玉土や腐葉 土、砂な  どを混ぜて水はけを良くする。
④ 球根を植え付ける約5㎝下あたりに、
  元肥を、二つまみほど加え、土を軽く混ぜておく。
⑤ 球根は深植え、球根の3倍の深さに植え付ける。
⑥ 乾燥や地温の変化を抑えるのに、
  株元近くにグラウンドカバーになるような植物を植えるか、
  株元にバークを敷くとよい。雑草を刈り込みすぎると、 
  害虫や暑さによる被害が拡大するとともに、
  子孫を駆除する可能性が高くなる。
⑦ 根に共生菌が育つマツ林、ツツジ、フウチソウと混植するとよく育つ。
⑧ 植え替えは3~4年に1回行う。
   連作障害が出やすいので、新しい用土を使う。



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アサザ の 育て方

2025-06-28 | 栽培のポイント

                                       ↑ アサザ

[ ミツガシワ科アサザ属の多年性の夏緑性浮葉植物 ]

育て方の一例
・耐寒性: 強。 
・耐暑性: 強。中。
・日照:  日向(陽が半日以上あたる)。 
・植え付け適期: 真夏と真冬を避ければ通年行える。
・用土: 赤玉土。荒木田土(田土)。
・肥料: 緩効性化成肥料。または発酵済み油粕を土の中に埋め込む。(萌芽と共に肥料を施す。4~9月、月1回)。
・鉢: 浅鉢~深鉢。5号鉢以上。
・栽培容器: 睡蓮鉢。
・植え替え頻度: 2~3年毎。(繁殖力が強いために、定期的な手入れが必要)
・増殖: 株分け(春)。ランナーの根の出た節を切り取り植える。
・病害虫: アブラムシやバッタなど。
・潅水: 葉が水面に浮くように水位を調節する。
*
・花期は6~9月。
・休眠期は、気温の低下と共に入る。11月~翌年2月。
  (20度~28度ほどの水温を好む)
・根鉢を崩さずにそのまま大きな容器に植え替える「鉢上げ」は、
 植え替えの痛みも少なく一年を通して行える。
・6月頃よりランナーが伸びて、各節から根がる。
・葉が水面に浮くように水位を調節する。
・水の浄化化作用がある。(光合成を行う際に窒素やリンなどを吸収する性質がある)
・丈夫なので育て易い。
・鉢植えの場合は、鉢ごと水につけ、葉が水面に浮くように水位を調節する。
・地植えの場合は、植え込む位置を調節する。(浅めに植える、または葉が深く沈み過ぎないように植える)
・浮葉を水面に浮べ、根を10㎝程度下の底土に下ろして生活します。 
・冬は枯れたようになるが、根茎が残り越冬する。 
・20度~28度ほどの水温を好む。
・茎が横に伸びるため、広くて深さのある容器。
・肥料が不足すると花をつけないので、不足しないように注意する。 
・水質は、弱酸性~弱アルカリ性の軟水~中硬水が適しているそうです。
・アサザとの飼育に向いているものは、メダカやミナミヌマエビ・貝類など。


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スミレ の 育て方

2025-06-19 | 栽培のポイント

                                         スミレ

[ スミレ科スミレ属の常緑多年草 ]

育て方の一例
・耐寒性: 強。 
・耐暑性: 強。
・日照: 日向、夏は明るい日蔭。
・植え付け適期: 2~3月(生育前)、9月。
・用土: 赤玉土(小粒)4・鹿沼土(小粒)4・軽石(小粒)2~3の混合土。草花用培養土7に腐葉土3。
・肥料: 元肥…リン酸とカリウム主体の緩効性化成肥料。
     追肥…置き肥は、9月から10月に、リン酸とカリウムが多めの緩効性肥料。
       液肥は、液体肥料の希釈液(春~秋まで、月に2~3回)。 
     " 又は、芽出し時と花後に1回ずつ、緩効性の固形肥料を施す。"      
・鉢: 深鉢。
・植え替え頻度: 毎年。
・増殖: 株分け。根ぶせ(6~7月)。実生(未熟種子は採り播き、完熟種子は一度低温に当てる)。
・病害虫: そうか病、うどんこ病やアブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ツマグロヒョウモン、
 ネコブセンチュウなど。
・潅水: 表土が乾いたら水をたっぷり与える。

*
・花期は4~5月。
・多年草でも多くの種類は短命(2~3年)なので、後継苗をつくっておく。
・実った完熟種子を集めて、冷蔵庫に保管しておく。
・移植を好まない。
・根茎部分が隠れるように植える。
・やや湿潤な土壌を好むが、加湿にならないようにする。
・水もちの良い、水はけのよい土。
・水切れをしない様に注意する。冬はやや控えめに土の表面が乾いてから与える。
・肥料を好むので、少ないと花が咲かないことがある。
・夏は葉灼けに注意する。
・乾燥を嫌うので、冬は風の当らない場所。
・丈夫なので地植えでも育て易い。
 
露地植え
・落葉樹の下など春は日向で夏は半日陰になるような場所を選ぶ。
・腐葉土をすきこんで植える。 

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レンゲショウマ の 育て方

2018-07-18 | 栽培のポイント

                                 レンゲショウマ

[ キンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草 ] 

育て方の一例
・耐寒性: 強。
・耐暑性: やや弱。 
・日照: 春は半日蔭、夏は日陰。
・植え付け・植え替え適期: 3月(芽の出る前)。
・用土: 硬質赤玉土(小・中粒)5・硬質鹿沼土(小・中粒)4・軽石(小粒)1 の混合土。市販の山野草培養土。
・肥料: 元肥…緩効性化成肥料。油カスなどの有機肥料。
     追肥…置き肥は、油カスと骨粉などの固形肥料を少量(4月と9月中旬、1回ずつ)。
          液肥は、液体肥料の1000倍希釈液(4~5月と9~10月、月に2回)。        
・鉢: 中深鉢~深鉢。
・植え替え頻度: 2~3年毎。
・増殖: 株分け(根の多く付いたものを大きく分ける)。実生(採り播き)。
・病害虫: 軟腐病・白絹病やアブラムシ・ヨトウムシなど。
・潅水: 表土が乾いたら水たっぷり与える。
 
*
・花期は7~8月。
・乾燥に弱いので水もちよく植える。
・水はけの良い土。
・夏は涼しく風通しの良い場所で、冬に凍らない場所。
・水切れをしない様に注意する。
・根腐れを起こしやすいので加湿に注意しながら湿度を保つ。
・夏は葉灼けに注意する。
 
 
露地植え
・明るい日陰の風通しのよい場所を選ぶ。 
・冬は落ち葉などをかけると芽が傷まない。 
 
 
コメント (2)
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オトギリソウ の 育て方

2017-08-24 | 栽培のポイント

                      ↑ ツキヌキオトギリ

[ オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草 ] 

育て方の一例
・耐寒性: 強。  
・耐暑性: 強。
・日照: 通年日向。    
・植え付け適期: 3月(芽出し前)。
・用土: 高山性のもの…硬質鹿沼土・軽石砂や火山砂礫砂の混合土。 または市販の山野草培養土。
・肥料: 追肥…液肥か置き肥は、三要素を含んだ液肥(春~夏2週間に1回)、もしく緩効性肥料の置き肥(春)
・植え替え頻度: 2年毎。
・増殖: 株分け。実生。 
・病害虫: ほとんど被害はない。
 
*
・水はけの良い土。
・春~夏の成長期に液肥を与える。
・過剰な水やりは控えるが、水を好むので夏の水切れに注意する。
・風通しの良い場所。 
・丈夫なのでつくり易い。
 

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ハナネコノメ の 育て方

2017-04-11 | 栽培のポイント

 

[ ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草 ]


育て方の一例
・耐寒性: 中。 
・耐暑性: 中。
・日照: 芽出し~開花中日向、その後は半日陰、夏は明るい日陰。 
・植え付け適期: 3月下旬。
・用土: 赤玉土(小粒)・桐生砂 の混合+腐葉土(少量)。
・肥料: 追肥… 液肥は、液体肥料の1000倍希釈液(1~5月初旬と9月下旬~12月、時折)。        
・鉢: 浅鉢。
・植え替え頻度: 数年に1回。
・増殖: 株分け。実生(採り播き)。挿し木。
・病害虫: ナメクジ。
・潅水: 乾かないように水を与えて湿った状態を保つ。
 
*
・花期は4~5月。
・休眠は7~8月。
・乾燥に弱いので水もちの良い用土に植える。
・夏は腰水で管理。
・水切れをしない様に注意して、たっぷり与える。

露地植え
・落葉樹の下など、春は日向で花後は半日陰になる、湿潤な場所を選ぶ。
・腐葉土をすきこんで、水もち良く植える。 
 

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