しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

蝉の羽化

2012-07-29 |  雀の足あと ・・ 夏

                      ↑ 2012/07/29 撮影

連日のお暑さに、
庭の草花たちも夕立を待ちわびているかのようです。
木々をぬけて来る朝夕の風にほっとし、
緑のありがたさを感じます。

昨夜、蝉の羽化を見に行きました。
神田川沿いの、
毎年蝉の羽化が数多く見られるという処です。
静かな水の流れ、優しい風、美しい半月、
そして古木の桜並木に心地よい蝉の声。
桜葉のそこここに蝉の幼虫が…
これから羽化の始まるものやもう始まっているもの、終るものなど。
殻を破って脱出し、淡緑色の羽が伸びてゆく光景は、
まさに生命の神秘の一端を垣間見る思いでした。


             2012/07/28 撮影
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              2012/07/29 撮影
…昨夜羽化した蝉の脱け殻
…蝉の穴

…ガーデニア
…花壇の花  
…花壇の花
 〃  
 〃 


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イワナンテン ( 岩南天 )

2012-07-02 |  6月 の花たち

                             ↑ 2012/06/30 撮影

2012/06/29 撮影

[ ツツジ科イワナンテン属の常緑小低木 ]

本州(関東地方・東海地方・近畿地方)の太平洋側、
山地の日陰で、湿度に恵まれた岩地などに自生します。
樹高は、30~150cm。
茎が木質化した幹は細く長さ1mほどになり、
やや分枝して弓なりに垂れます。
葉は、柄を待ち、長さ5~8㎝の長卵形で先が鋭くとがり、質はやや厚く光沢があって
縁には鋸歯があり、互生します。
冬に紅葉します。
花期は、6月~8月頃。
枝の先または上部の葉腋に長さ3~5㎝の総状花序を出し、
柄を持つ白色の花を数個下垂します。
花冠は筒状で長さ1.5~2㎝、ふちは浅く5裂します。
雄しべは10本、雌しべは1本です。
がくは5裂し、裂片は広卵形で尖り、縁に毛があります。
果実は、さく果で扁球形で、上を向きます。
名は、岩に生え、葉が南天の葉に似ているところから付いたそうです。


2012/05/06 撮影
2012/05/12 撮影
2012/05/17 撮影
2012/05/21 撮影
2012/05/24 撮影
2012/06/02 撮影
2012/06/12  撮影
2012/06/13 撮影
2012/06/17 撮影
2012/06/20 撮影
2012/06/25 撮影
2012/06/29 撮影
2012/06/30 撮影
2012/07/06 撮影
2012/07/09 撮影
2012/07/16 撮影
2012/08/04 撮影
2012/08/19 撮影
2012/08/31 撮影
2012/11/22 撮影



< 2011 年 > 
花芽が付いてからなかなか蕾にならなかったので 、
つい開花を見過ごしてしまいました。
気付いたら終わりの白い清楚な花が
ひっそりと咲いていました。

2011/04/06 撮影…花芽
2011/04/08 撮影
2011/04/7 撮影
2011/07/22 撮影…気付いたら、終わりの花が...


2011/07/22 撮影…花のあと
2011/07/27 撮影
2011/07/27 撮影…終わりの開花
2011/07/29 撮影
2011/07/29 撮影 2011/07/29 撮影…葉
2011/08/09 撮影
2011/09/27 撮影
2011/10/18 撮影


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