東京から桜見物に訪れたお友達を案内するミモロ。「ソイメヨシノには、ちょっと早いけど、でも町には結構いろいろな場所で、もう桜が見られるよ」と張り切ってガイド役をつとめます。
ミモロとお友達が訪れたのは、知恩院の一角にある「友禅苑」です。
ここは、着物の友禅染の始祖と言われる宮崎友禅ゆかりの庭園。東山の湧水を配した庭と枯山水庭園が訪れる人を迎えます。
入口近くの池には、観音様が、お出迎え。
その前を過ぎると、ミモロの目に、見事な枝垂れ桜が。
「わースゴイ!もうしっかり咲いてるー」枯山水の庭園には、大きな枝垂れ桜が、まるでピンクの傘を広げたように聳えていました。
この春、満開の枝垂れ桜を見るのは、これが初めて!
知恩院の三門を背景に、青い空に鮮やかに映えるピンクの花。
山の懐にあるため、広々とした景色が、眼前に広がり、開放感も抜群。
白い砂が、光を反射して、いっそう明るい景色を作っています。
この庭は、昭和29年に改修され、昭和の名園と呼ばれる美しいお庭。
知恩院には、多くの観光客が訪れますが、なぜかこの日も庭園には、人影がほとんどなく、美しい景色と見事な桜をミモロとお友達は、独占。
「こんなに素敵なお庭なのに、見に来る人が少なくて、ここって、枝垂れ桜の穴場かも…」
枝垂れ桜の下に置かれた縁台に座り、空を見上げると、青い空に桜の枝が伸び、それは美しい春の景色。
「あー気持ちいいねぇー」とミモロとお友達は、しばし、春の陽光を浴びつつ、桜の姿に見惚れます。
「知恩院に来たら、絶対ここに寄ってみて…おすすめの桜スポットだよー」とミモロ。
今が盛りの「友禅苑」の枝垂れ桜です。
*「知恩院 友禅苑」京都市東山区林下町400 電話075-531-2111(代表) 知恩院三門脇。 拝観時間:9:00~16:00 拝観料:300円 詳しくは、ホームページで。
人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね