以前、ミモロは、祇園の南側、宮川町の古いお茶屋の建物にある「裏具(うらぐ)」というお店を訪れたことがあります。
ここは、グラフィックデザイナーの大野好之さんと佐々木まなびさんがつくった文房具屋さん。
文房具屋さんといっても、そこに並ぶのは、洗練されたデザインと上質の紙などをつかった一筆箋やメモ、ハガキ、便せんなど。


「メールなどでお礼をいう機会が多くなった今、心を込めた手書きのメッセージのよさを大切にしたい…」という思いから、オリジナルの品々を作り始めて、10年になるそう。
「お礼に一言、手書きのものを添えたものもらうとうれしいよね~。感激する…」とミモロ。
そう、そんなうれしいという思いは「嬉ぐ(うらぐ)」というのだそう。その言葉をお店の名にしています。
2013年には、八坂の塔が見える八坂通に「裏具ハッチ」というお店もオープン。多くの外国人観光客も訪れる人気のお店に・・・。
そして昨年2015年に、三十三間堂の南側塩小路通沿いの古い倉庫をリニューアルして、洋館風のお店「URAGNO]を作りました。



「こんにちは~」とお店の中に…。「なんか素敵な空間・・・」ここは、主に週末と祝日だけの営業。

「ミモロちゃん、いらっしゃい~」と迎えてくださったのは、デザイナー兼アートディレクターの佐々木まなびさん。

さっそく陳列している品々を見てゆきます。



小さな一筆箋…「ありがとう・・・」という一言だけでも、素敵に見えるようデザインされたもの。さすがグラフィックデザイナーさんの作品…。和風のテイストを、洗練されたモダンなものへ。美意識の高い外国人にも好評なのは、そこのところ…。


「わ~小さい…」メモもミモロサイズのかわいい品々。でもこれを添えるだけでグッと贈り物が素敵になります。


「裏具」の洗練されたデザインは、ほかのメーカーなどとのコラボも進んでいます。陶器や新素材で作ったブックカバーなども。
「あ、お二階もあるんだ~行ってもいいですか?」「はい、どうぞ…」



古い倉庫の改装は、内部を全面的に変えたもの。白いペンキで壁面や天井を塗り、内部の区切り方もあたらに作り、しかも古い趣を残すというとてもおしゃれなリニューアルです。


白い壁面と木材の床など、洋館の趣が漂います。
この新しい「URAGNO]では、ファブリックも展開されています。


独特な色合い…「裏具」らしいセンスあるもの。
扇子や京漆など、伝統の技とのコラボもいろいろ…。


「あ、こんなものもある~」


贈り物にするワインへのメッセージや、小さなポチ袋や水引なども。ミモロの興味は尽きません。
「このお店、すごくゆったりしていて、のんびりお品選びができていいね~。また来ちゃおう…」とミモロ。
「また、遊びに来るからね~」と、ディスプレーのウミガメにもご挨拶。

*「裏具」の詳しい情報はホームページで
「URAGNO]は、土日祝(金曜不定休)のみの営業。11:00~17:00

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