ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「粟田神社」の大祭。境内で奉納された式庖丁。秋が日々深まってゆく京都

2019-10-17 | 祭事・神事・風習

10月15日は、東山蹴上の「粟田神社」の例大祭。これは、神社本来の御祭礼です。
ミモロは、10時過ぎに境内に到着。まずは、抹茶の接待を頂きます。
 
「キャーお菓子とお抹茶~いただきま~す」。ここを訪れた参拝者を無料でもてなしてくださいます。

11時、本殿で「例大祭」が始まりました。宮司様の祝詞奏上など、次々に神事が執り行われます。
 

やがて、拝殿では、「庖勝一條流」の式庖丁の奉納が始まりました。
参拝者は、みんな拝殿の周りに…ミモロはまだ座っています。

「ミモロちゃん、近くでみないの?」「うん、まだいいの~」と静かに式庖丁が進むのを待っています。
実は、ミモロは、すでに何度も式庖丁の奉納に立ち会っています。

参拝者の多くが、近くで拝見する中、例大祭に参列する来賓の方々も席で見守っていらっしゃいました。
実は、この場所は、所作が見える位置。ミモロは、ちょっと顔を前に出すと、所作を見ることができました。

「庖勝一條流」の御家元は、ミモロがよくお昼に伺う「京料理 白川 京とみ」のご主人。
「毎回、式庖丁拝見するけど、カッコイイ~」と思うミモロです。
式庖丁は、平安時代、宮中に行われたもの。素材に一切手を触れず、庖丁とお箸だけで、美しく切り分けてゆきます。
まるで舞のような所作

今回の素材は、アワビです。それを神様に奉納します。見事に切り分けられたアワビです。
 
「きっと神様の大好物だよね~。ミモロも大好物だけど…」

そして、例大祭は、玉串の奉納へ進みます。
「はい、どうぞ~」
ミモロも一枝いただいて、神様へ捧げます。

宮司様のご挨拶で無事に例大祭は納められました。
 

「なんか粟田神社のお祭りが終わると、秋が深まって、年の暮れが近づく感じがする~」とミモロ。

10月26日は、「時代祭」が行われます。今年は、22日は、天皇のご即位のパレードに重なるために、26日に日程変更されました。鞍馬の火祭は、22日に行われます。

「ミモロちゃん、ほらキレイな実…」「あ、ホントだ~」
境内には、色づいた実が落ちていました。
「食べられるかなぁ~」と見つめるミモロ。きっとお腹が空いているのかも…。

例大祭に参列した人たちは、皆、台風19号の被害を受けた方々へ、心を添わせ、復興を祈願しました。


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