「わ~蓮の鉢がいっぱい~お花咲いてるよ~」とミモロが感激したのは、京都東山にある「大蓮寺」です。
毎年、6月下旬から8月中旬まで、約40数種類の様々な蓮の花が、境内を彩ります。
浄土宗の「大蓮寺」は、東大路通から仁王門通を西に向かい、一筋目を北に上がりると、門が見えてきます。
「ここら辺は、お寺が多いんだよね~、あ、ここだ~」
門を入ると、本堂の前のスペースにたくさんの蓮の鉢が置かれていて、それらが見やすいように、木製の橋が架かっています。
「ここからだと、すごく蓮の花見やすいね~」とミモロは、木の手すりにのって、蓮の花を眺めます。
「本堂に参拝しなきゃ~」と蓮の花を眺めるのをちょっと中断し、本堂へ。
ここは浄土宗のお寺で、本堂には、比叡山にいらした慈覚大師の作と伝えられる阿弥陀如来像がいらっしゃいます。
1600年に深誉上人により開山したこの寺。その阿弥陀如来像は、もともと「真如堂」に女性を守護する存在として祀られ、応仁の乱の時、荒廃した寺から行方不明になり、後に深誉上人によって、伏見の荒れたお堂で発見され、それを安置するために「大蓮寺」が創建されたのだとか。
元禄年間に復興した「真如堂」は、行方不明になった阿弥陀如来像を探し、ここ「大蓮寺」へとたどり着きます。阿弥陀如来像の返還を求められ、21日間、念仏を唱えると、なんと阿弥陀如来像は2体に分かれたそう。そこでそれぞれ1体ずつお祀りすることになり、それが現在、本堂に祀られる阿弥陀如来像なのだそう。
「安産の阿弥陀如来さまって言われているんだって~」と、資料を見たミモロ。
また、ここは「洛陽三十三所観音霊場」の8番目で「十一面観音菩薩」が祀られています。
さて、なんでも京都「八坂神社」のところには、祇園という名の由来と言われる「祇園社感神院」というお寺があったそうで、廃仏毀釈の時、廃寺となり、その時、仏像や仏具などが「大蓮寺」に移されたのだそう。その中に、伝教大師作と言われる薬師如来像と十一面観音菩薩など、貴重な仏像があると、お寺の資料に…。
「へぇ~すごいお寺なんだね~。知らなかった~」とミモロ。本堂に参拝し、再び蓮の花を眺めることに…
「やっぱり蓮の花って、いいね~心が清められる気がする~」と。
7月中旬ごろが、花の盛りだそう。「もっと今よりたくさん蓮が咲くのかな~」
お寺の写真を見たミモロ、「また見に来よう~」と。東山エリアにいらしたら、ぜひ訪れてはいかかでしょ。
おすすめは午前中…朝、9時に開門です。
*「大蓮寺」の詳しい情報はホームページで
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