小豆島を訪れているミモロ。
そろそろお別れの時が近づいて来ました。
「ねぇ、この島に来たときから、感じてたんだけど…この島、お醤油の香りがしてるー」と、鼻をピクピクさせます。

実は、この島は、醤油のメーカーがたくさんあるんです。
小豆島の名産品は、オリーブだけじゃなくて、醤油や素麺も有名。

ジャンボフェリーが停泊する坂手港にほど近いエリアには、昔からの醤油工場が。
工場見学ができるところもあり、さまざまな種類の醤油が購入できます。
さぁ、ジャンボフェリーの出港の時間です。
「朝早く到着して、夕方に出港するんだー。丸1日、島を楽しめて、便利だよねー」と。

16:20に高松からやってきたジャンボフェリーは、小豆島の坂手港に寄港して、一路神戸港へと向かいます。
陸を離れ、だんだん島から離れてゆくフェリー。

ミモロは、遠ざかる小豆島を眺めながら、楽しかった時間を思い出します。
「なんか淋しくなっちゃったー」と…。

「あー楽しかったなぁー」と言いながら、船のデッキの椅子で、夕暮れ迫る空を見上げます。

空には、夕陽をあびた雲が…それも次第に夜の闇に包まれて…。

朝から、島の名所をいろいろ回ったミモロは、潮風に吹かれながら、ウトウト。
ちょっと疲れたよう…。しばらくして、ミモロは、船の中へ。
ミモロ、どこ行くの?
トコトコと向かった先は…

ジャンボフェリーの中のゲームセンター。
ぬいぐるみがいっぱい入ったUFOキャッチャーの前へ。
「かわいい子がいっぱいいるよー。ミモロもほしいなぁー」と。

2時間ほど過ぎた頃、ミモロは、再びデッキへ。
「そろそろ見えるかな?」と、夜の空を見上げます。

「わー見えてきたー」。夜の闇に浮かび上がる明石海峡大橋のライトアップされた姿です。

「これ、真珠の首飾りって言われてるんだってー」。
真珠をつなげたようなエレガントな姿。デッキにいた人たちから「キレイ!」という歓声があがります。

やがて船は、神戸港へ近づきます。

日本でも、その美しさで知られる神戸の夜景。
ミモロを乗せたジャンボフェリーは、静かに港へと入って行きました。
さぁ、京都にもどりましょ!

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海に浮かぶ島影は、伊豆大島です。
瀬戸内は、波も静かで、船も全然揺れなくて、
船に乗っているのが信じられないほど・・・。
ミモロとしては、ザブーン、ザブーンと波が
あんまり打ち寄せなくて、不思議な感じでした。