3月18日まで開催される非公開文化財特別公開「第58回京の冬の旅」。この日は、「渉成園」を訪れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/42/c5af934eada84526d1c1b487b098fb13.jpg)
河原町通方向からやって来たミモロ。「う~すごく長い塀…入口どこだろ?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d1/00b22b09e0e9cd8f4ffa5499f9af8d3b.jpg)
「あれ?ここの門からは入れないんだ~」南側の門に到着しましたが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/27/dc069b7e2c9ffbd8f8b107fe81bee5e0.jpg)
入口は、「東本願寺」方向の西側なので、そこからさらに塀沿いに進みました。
西門を入ると、目の前に大きな石垣…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3d/f0901a19092a5a4796565b936abc3c99.jpg)
いろいろな形の石が巧みに組み上げられたもの。石橋や礎石、石臼など石組に使えそうな素材を有効活用した石垣です。
「これを組み上げた石工さんの技術すごいね~」と言いながら、奥へと進みます。
「渉成園」は、真言本廟(東本願寺)の飛地境内地。烏丸通を挟み「東本願寺」の東側に位置します。
承応2年(1653)第13代宣如上人が、徳川家光から寄進され、隠居所とした場所で、周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから、「枳殻邸(きこくてい)」とも呼ばれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/1e/1ad17ae61b89e36b8bbf7d90b287c672.jpg)
約1万600坪という広大な敷地には、石川丈山の手による「池泉回遊式庭園」が広がり、書院、茶室、橋などが、四季の移り変わりの中で、さまざまな景色が楽しめる名園です。
「ここから入るんだ~」と、まずは大玄関へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/70/5a7821cc73f102ced97ca6c424be6671.jpg)
そこから大広間へと進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/47/5523188b4b2fd836a4325c32243fc37b.jpg)
そこには、この庭園を手がけた石川丈山直筆の扁額が掛かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/93/04f7fe2684047202c6fbc1cbb6c73fbf.jpg)
そこでしばし待っていると、館内のガイドさんの説明が始まりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f6/92d710e9720559419f6a73b52cf87d22.jpg)
ここ「渉成園」は、年間を通じ拝観することができますが、今回、「京の冬の旅」では、初めて「園林堂(おんりんどう)」という持仏堂が特別公開されるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/96/9951e25b9583e84d93faed49954f5615.jpg)
「そこは、広くないので、皆さん、荷物を置いて入ってください~撮影もできません!」と。
「あ、そうなんだ~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ce/7fea264a919cf822f838f562ec507a40.jpg)
入場人数を制限して、10数人ずつ中へと進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e6/6ba828c7f54c9f6f0fb5a86133ab0d6c.jpg)
室内は、中央の仏間。それを囲むように棟方志功が描き上げた襖絵が飾られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/4a/5f26638b764e57347cf92d8191f129cb.jpg)
昭和32年に再建された翌年に描かれたもので、全44面で、「天に伸ぶ杉木」「河畔の呼吸」と題された襖絵で、そこには、生命の息吹や力強さがみなぎって、見る人を魅了します。
再び広間に戻ったミモロ。
窓辺の机の前で、しばし休憩・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/17/acf2db40799d65e3a8aedbe1cb21f6c6.jpg)
ミモロは東山方向を眺めます。
さて、ここ「渉成園」と「東本願寺」がある場所は、豊臣秀吉を祀る「豊国神社」と豊臣家が建立した「西本願寺」を結ぶ線上の中ほどに位置します。豊臣家を滅ぼした家康は、豊臣家の聖地である「豊国神社」と「西本願寺」へのラインを断ち切るために、この地を選んだと言われています。
そもそも本願寺の「西」と「東」の分立は、教団の事情によるものですが、徳川家が豊臣家を強く意識し、この地を選んだという説も否定できないものだそう。
さぁ、お庭を拝見しましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/cc/1db53b839e92555511589fb4093bedf2.jpg)
広い庭園を巡るには、時間の余裕をもって…
*「渉成園」の詳しい情報はホームページで
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
![人気ブログランキング](https://blog.with2.net/img/banner/m07/br_banner_kingyo.gif)
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロオリジナルグッズをぜひ~ご覧ください~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5c/48b585e096d198948415c70203026255.jpg)
ミモロのウールジャージひざ掛け
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます