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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

江戸時代にいるみたい!萩の城下町で、お侍さんに出会うミモロ

2011-11-04 | 旅行
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山口県の萩を訪れているミモロ。「萩博物館」を見学した後、その周辺を歩いてみることに。


このあたりは、道幅も広く、整然と大きな屋敷が並んでいます。
「あれ、ここは昔のお医者さんなのかなぁ?」なにやら古めかしい看板が。もちろん、今も診療しているお医者様です。
「町には、変に目立つ看板がなくて、落ち着いた雰囲気。昔は、みんなこんな風だったのかな?なんか今より素敵な感じ…」

りっぱな石塀の御屋敷など昔ながらの町の風情に、ミモロは、すっかり萩の町が気に入ったよう。

さらに、もっと気に入ったのが、ここの町名。

「猫町だって…きっとネコがいっぱい住んでる町なんだよ…」と、辺りをキョロキョロ。でも残念ながら、ネコの姿は、どこにもありません。

それもそのはず、そもそもこの町名は、忠犬ならぬ忠ネコの話に由来するそう。毛利輝元の死に際し、後を追って殉死した家臣の飼いネコが、主人の墓の前で死んでいたことから、その屋敷があった筋が、猫町と呼ばれるようになったとか。

「ご主人が亡くなって、淋しかったんだねぇー。わかるその気持ち…クスン」猫に同情するミモロです。


さぁ、町歩きを続けましょ。
萩市では、堀内など、古い町並みが残る地区での電線の地中化が推進されて、歩きやすく、美しい町に。
「お散歩しやすい町って、大好き!」と、ミモロの足取りもいっそう軽やかに。

「あれ、なんか感じが違う自動販売機…」不思議そうに眺めるミモロです。
そう、重要伝統的建造物保存地区など、萩市の景観条例により、看板などの色彩に規制があり、自動販売機もこの通り、シックな色になっています。

確かに、中の商品は、色とりどりなので、自動販売機自体が、目立つ必要はないかも・・・。商品だって、まわりが地味の方が、かえって目立つというもの。こういう色の自販機が、もっとほかの場所にも増えたらいいのに、と思ってしまいます。

さて、「萩博物館」などがある、お城のすぐ近くの堀内は、上級武士の町。
そこから外堀を越えると、中・下級武士の住まいや商家がある城下町が始まります。

そこには、国の重要文化財に指定されている大きな町家の「菊屋家住宅」をはじめ、高杉晋作や木戸孝允などの旧宅が、当時の佇まいそのままに見学できます。

町をトコトコ歩いていたミモロは、袴姿のお侍さんにバッタリ。
興味津々のミモロは、恐る恐る「あのー刀持たせてください」とお願いを。


また、町を歩いていると、
「アラ、かわいいクマちゃん。見学してるの?萩は初めて?」と声を掛けたのは、女剣士のみなさん。
「わーカッコイイ!ミモロも女剣士になりたいなぁー」と憧れの眼差しで見つめます。

週末など観光客の多い時期に、維新の志士に扮して観光客を迎える「萩まちじゅうパフォーマー」の方々で、その日は全部で6名のお侍と女剣士が、城下町を歩いていました。

町には、お土産物のお店もいろいろ。

萩焼のお店も多く、お気に入りを探すのも楽しみです。

「ミモロちゃん、萩焼に興味あるの?それなら、知り合いの窯元にお連れするわね…」と萩在住のお友達に誘われて、「わー行ってみたーい!」と嬉しそうに答えるミモロです。

*旅のポイント:萩の町の見どころを訪れるのに、おすすめなのが、有料の観光ガイドさん。詳しい説明付きで、無駄なく萩の散策が楽しめます。予約が必要。詳しくは、萩市観光協会のホームページで

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