ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

満開を迎えた「平安神宮」の紅しだれ桜。雅な景色が楽しめる「神苑めぐり」

2024-04-11 | 京都桜の名所
「いいね~春って…」

ソメイヨシノが満開を迎える京都岡崎の琵琶湖疏水を歩いたミモロが、次に訪れたのは、「平安神宮」です。

お友達と待ち合わせして境内へ


ポカポカの春の陽ざし…白砂が敷き詰められた境内は、レフ版の上にいるように眩しく目を開けているのが大変。

「ここ、真夏に来ると、日焼けしちゃうんだよね~」そう、日陰がないので、これからのシーズンは、帽子とサングラスなど紫外線対策が必須です。

本殿に参拝後、ミモロはお友達と一緒に「平安神宮」の北側に広がる「神苑」の桜めぐりへ出発!


「平安神宮」は、平安京を作った第50代桓武天皇と平安京にいらした最後の第121代孝明天皇をご祭神に、明治28年に「平安遷都1100年」を記念し、創建された、京都では新しい?神社です。

平安京の政庁などを当時の8分の5のサイズで再現。平安時代の景色を感じることができる京都を代表する観光スポットでもあります。

さてミモロが訪れた「神苑」は、総面積約1万坪の広大な池泉回遊式庭園で、明治の造園家七代目小川治兵衛らの手によるもので、四季折々さまざなな景色が楽しめる名勝です。

「やっぱり春は、一番華やかなんだよね~」

ここの桜の中でも、紅しだれ桜は、特に有名で、風にそよぐ花枝の姿には、優美な雰囲気が漂います。

以前、ミモロは、着物を着てここにやってきました。
「細雪ごっこしたんだよね~」そう、谷崎潤一郎の小説の「細雪」の映画の舞台になったのがここ。美しい姉妹が、着物姿で歩くシーンをマネしたかったミモロです。

今回は、洋服で来たミモロですが、京都を和服で楽しみたい方には、「平安神宮」はおすすめ。
石段などがないので、和服で歩きやすく、平安時代を思わせる建物などが、フォトジェニックなのです。

「あ、池にも桜が映りこんで、2倍楽しめる~」と池の面をピンクに染める桜の景色にしばし見惚れるミモロ達。


広い「神苑」をゆっくり歩きます。


歩くごとに、移り変わる景色…春は、そこに紅しだれ桜がいっそうの趣を添えてゆきます。


池に掛かる橋殿の「泰平閣」

そこの欄干に手を添えながら眺める対岸の桜の景色。
「ウ~前は、もっと桜いっぱい咲いていた気がする…」と思うミモロです。

実は、数年前の台風で、桜の枝がかなり折れてしまいました。昔を知っているミモロにとって、ちょっと寂しい…感じ。
でも、その後、桜は蘇ろうと、頑張っています。また、庭を手入れする皆さんの努力が、毎年、着実に実っているのです。

「今日は、スッポンいないね~」と池を覗くミモロ。
「え?スッポンいるの?」とお友達。「うん、いるよ~前、見たもん…首が亀より長かったから、あれ、絶対スッポンだと思う」池には、この日は大きな鯉の姿しか見ることができませんでした…。

のんびり桜を巡ったミモロたち・・・ 約1時間、過ごしました。

「なんか喉渇いちゃった~どこかでお茶しない??」


ミモロとお友達は、琵琶湖疏水のそばのお店でお茶をすることに…


今や満開の京都の桜…今週末までは、なんとか楽しめそう。
「桜吹雪ももうすぐだね~」と。それも美しい景色です。

*「平安神宮」の詳しい情報はホームページで

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