ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

秋を彩る染織作品展。「京都伝統産業ミュージアム」で開催。染織文化の新たな挑戦

2024-09-30 | アート
「秋になったらお着物着たいね~」と言うミモロ。

京都西陣の染の作家の大植裕さんの色鮮やかな着物を前にうっとり…

9月29日まで「京都伝統文化産業ミュージアム」では、ミモロのお友達の染織作家の黒田庄七郎さんや気谷麻由子さんなど、「日本染織作家協会」の関西支部の会員の方々の作品展が開催されていました。
 
「最終日になっちゃった~」と急いで出かけたミモロです。


「第26回関西支部染織展」は、染織文化を素晴らしさを幅広く知ってもらうための作品展で。販売をしています。

「平安神宮」そばの「みやこめっせ」の地下1階にある「京都伝統産業ミュージアム」は、京都の伝統工芸を展示する場所で、「ここに来れば、京都の伝統工芸がすごくよくわかる…」とミモロは、何度も行っていますが、近年入館料500円が必要になり、「ちょっと足が遠のいてるの~前は無料だったのに~」と。
でも、有料ゾーンの手前、入口のMOCADギャラリーは、無料で入れる場所。そこで、今回の作品展が行われました。


「こんにちは~あの~拝見します~」と入口で挨拶するミモロ。「もしかしてミモロちゃんってあなたのことですか?」とこの日、受付を担当なさっていらした西陣の染めの作家の大植裕さん。「黒田さんから聞いてますよ~」と。

「あ、そうですか~」と照れるミモロ。

さて、大植裕さんは、西陣で48年活躍なさる染の職人さん。「幾重染」という染料の滲み、色の重なりなどを研究し、独自の染めの技術を作り出した方です。
さまざまな技術を追求し、常に新しいものを作り出したいとの思いを抱かれているそう。


伝統工芸は、昔からの技術を伝承するだけでなく、その時代を映し出しながら、新たな挑戦をしていくもの。染織文化も、その時代の風を纏って未来へと進んでいるのです。

「ぜひホームページ見てくださいね~」と大植さん。
大植染工」のホームページをどうぞ~
*家で見たミモロ…「興味深いね~」と

さて、会場内には、ミモロの振袖を作ってくださった友禅作家の黒田庄七郎さんの作品も

いつもながらダイナミックな作品。

また、愛らしい景色をテーマにした作品も


草木染めの作品は、気谷麻由子さんのもの。

醒ヶ井仏光寺のギャラリーでは、草木染の体験なども開催しています。

会員の染織作家さんたちの作品は、いずれも新たな感覚にあふれたもの。


伝統の技術をベースに、時代のニーズを反映しています。


京都に来たら、ぜひ、伝統工芸に触れて欲しいもの。


和服の世界から、インテリアやファッション雑貨など、その世界を広げています。

また伝統の技術だけでなく、現代の最新技術も工芸の世界に変化をもたらしています。

「みんな新しいことに挑戦してるんだ~すごいね~」とずっと変わらないミモロは、「なんかミモロも挑戦しなくちゃね~」と思うひとときでした。

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