「う～暑くて、よく眠れない…」と、残暑厳しい京都の夜。もちろん8月より、朝晩の風はずいぶん涼しくなってきました。でも、まだまだ・・・。
「8月はオリンピックずっと見ちゃったから、睡眠時間変になっちゃったの～」というミモロ。
寝付きが悪い、ぐっすり眠った感覚が薄い…朝、すっきり起きれない…そんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
そんなある日、ミモロは、お友達に紹介されて、京阪「中書島」から車で5分ほどの場所にある眠りの体感スペース「ねむりの蔵」に向かいました。
ここは、大正時代に創業した寝具メーカー「大東寝具工業」が、2014年に本社をリニューアルして開設した、良質の眠りを追及するスペースです。
「わ～モダンなスペース・・・」と、シンプルで、モダンな店内には、心地よさが漂います。
「いらっしゃいませ～。お待ちしてましたよ～」と向かえてくださったのは、大東利幸社長さんとスタッフの方。
「あの～最近、寝つきが悪くて～なんかしっかり寝た気がしないんです～。枕合わないのかな？肩こりもあるの」
とミモロは、最近の悩みを相談します。
このお店では、訪れた人が快適な睡眠を持てるように、さまざまなアドバイスをしてくださいます。
「うちの接客するスタッフは、全員『睡眠健康指導士』の資格を持っているんですよ。」と大東さん。
ミモロは、さっそく2階の寝具が並ぶスペースに上がります。
「わ～広い～それにいろいろなものがいっぱい～」と。そこには眠りに関係する品々が種類豊富に揃っています。
「これ、なあに～」とミモロが駆け寄ったのは、大きな三角形のクッション。
「それは『テトラ』というクッションです。座ってみてください…」
「あれ～体が包みこまれるみたい…なんか抱っこされているみたい…」ミモロの体をすっぽり納めるクッションは、座る人に心地よくフィットするもので、中に発泡ビーズが入っていて、大きさの割にすぐく軽く、すきな場所への移動も簡単。「ミモロちゃんには、こっちの方がサイズ合うかな？」
小さなテトラは、ミモロのお尻にピッタリ。これは、PCをする際に肘を乗せたり、またスマホを置いたり、工夫次第にいろいろ用途が・・・・
「あ～お寝間着もいろいろあるんだ～」
ベビーから大人まで、あらゆる年齢層に合うナイトウエアや肌着もあります。その素材は、肌に優しい京都晒（さらし）、ガーゼ、麻など、厳選した素材でできたものばかり。
「ホント、肌触りソフトで気持ちいい～」良質の睡眠には、心地よい着心地の寝間着も不可欠です。
さて、一番奥の壁面には、さまざまな種類の枕や布団、マットなどが収納されています。
「わ～いろんな種類の枕がある…どれがミモロに合うのかな？」と…。「じゃ、実際にいろいろ試してみましょう」
「はい、この高さは、どうですか？」「頭の感触は、どれがお好みですか？」と、睡眠健康指導士のスタッフが丁寧に、ミモロ好みの、また体に合う枕をアドバイスしてくれます。
「うん、これなんかいいかも…」
「ちゃんと寝られるか、ちょっと試してみよう…」
と掛け布団もかけてもらいます。だめ～本気に寝ちゃ～。「う～いい気持ち・・・よく眠れそう…」
スース―。最近、眠りが浅いミモロは、快適な寝具に横になったので、すぐに眠くなってしまいました。ここでは自分の頭にフィットするセミオーダーの枕が人気。
中に入れる素材やその量で、微妙な調整を行い、その人に合った枕ができるのです。「睡眠の大切さは、現代、ますます重視されています。良質な睡眠が、健康を守り、それが長寿や美肌などにもつながるんです。私共は、寝具だけでなく、睡眠空間のアドバイスなども行っているんですよ」と大東社長。
最近の研究で、睡眠と脳の関係が、いっそう明らかにされています。睡眠障害は、単に体への影響だけでなく、脳の働きに大きく関わっているのです。
寝具にお金を掛けること…それは健康への投資と言えるかも…。
ミモロ・・・起きて…寝具を作る工房を見学させていただきますよ～。
「う～見学したいけど…眠いよう～」しっかりミモロ…
「眠い～」と、なかなか起きないミモロです。
＊「ねむりの蔵」の詳しい情報はホームページで
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