暑い毎日が続いた8月の京都。9月になっても、残暑の厳しさが感じられます。
「でも、朝晩涼しくなったよね~」と、久しぶりにミモロは、近所のお散歩に。
まずは高野川沿いに。
高野川は、大原方向から流れ、下鴨神社のところで、鴨川に合流します。
「京都の町の中を川がY字に流れてるんだよね」
トコトコ歩いては、ときどき川の流れを見つめるミモロ。
「水の流れを見ると、なんか心落ち着くね~」
いつもは静かな清らかな流れの川。でも台風や豪雨になると、その姿は一変し、激しい濁流になります。その昔は、何度も氾濫し、周辺の家々を飲み込んだのです。歴史的にどの地域でも、川の流れをいかに制するかに、その土地を治める人たちは、頭を悩めてきたのです。それは、今も変わりません。自然の力の凄さを、北海道や東北地方に上陸した台風のニュースでも痛感します。
川沿いには、ベンチが点在。
そこに座って、ジョギングする人や、犬の散歩をする人の姿を眺めます。
「あ、あのワンコ、前にも見た頃ある…」
鴨川と高野川には、川の流れを制御するための石が配置され、それは対岸に渡る飛び石にもなっています。
ミモロは、大きな亀の飛び石がお気に入り。亀の背中に乗って、川の流れを見つめます。
「ここから景色好きなんだ~」
ポツンと大きな亀の背中に乗っているミモロを、ジョギングや散歩をする人たちが、不思議そうに見て、通り過ぎてゆきます。
大量の雨が降ると、この亀の石も姿が見えなくなります。
そろそろ、ほかの場所、歩きましょ…。「うん」
お気に入りの亀の背中を降りて、再びトコトコ歩きだしたミモロです。
河原には、ススキが大きく育っています。
土手には、小さな花が…。
朝露を含んだツユクサ
「あ、ここにも小さなお花…」
「かわいいね~」
草の間を歩き回るミモロ。「あれ…」と立ち止まり、耳をピクピク。
「虫の声だ~」そう、8月中は、土手の桜並木にはたくさんのセミが賑やかに鳴いていましたが、その声は全くなくなり、今は草むらで、涼やかな虫の声が響きます。
「もう、秋なんだね~」としみじみ。あんなに暑かった夏も終わると思うと、ちょっと寂しい気もします。
しんみりしているミモロをネコジャラシで、コチョコチョとくすぐると…
「キャ~、くすぐったい…」といいながら、手足をバタバタ。「キャ~、やめてよ~」といいながらもなんか楽しそう。あんまり続けて怒り出す前に、ネコジャラシ攻撃は終了しました。
昼間はまだ30度を超える暑さですが、もう確実に秋は忍び寄っています。
ご近所の「下鴨神社」では、18日の中秋の名月の夜に「名月管弦祭」が行われます。
「また、行こうね~」と、京都の秋の祭事や行事が始まります。
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