「美しい~」とミモロがうっとりと見惚れるのは、
エジプトのファラオに仕える「高位神官のマウスク」です。
亜麻布、漆喰、金箔、彩色で作られたとの標示。細かい部分まで見事に表現されています。
昨日に引き続き、ご紹介するのは、5月24日に京都の北、八瀬にオープンしたネコをテーマにした歴史遺物やアートを展示する「猫族歴史博物館」。
八瀬「九頭竜大社」のそば、住宅地にできました。製作者は、猫の芸術家の加悦雅乃さん、「猫猫寺」の管長であるお父様の彩色師の加悦徹さんと「猫博」の副館長であるお母様のご家族を中心に、長年の夢を実現させたもの。
ミモロがともかく感激するのは、単にネコをテーマにした作品ではなく、そこに歴史的な遺物やアートを「こういうのあるかもしれない…」と思わせるほど、見事に表現されていることです。日本の歴史をベースにした展示だけでなく、世界の歴史を物語るものも、「感激!」です。
展示室では、さまざまな作品がすぐそばで鑑賞できます。
「ここ古代エジプトの作品が並んでる~う!これスフィンクスの写真??」
スフィンクスは、獅子の姿ですから、顔が猫になっても「なんか不自然じゃない~」というネコのミモロ。
「キャ~これ、あったら面白いね~」というのは、猫の耳付のピラミッド。
古代猫族のファラオのためのピラミッドです???
「この写真、よくできてる~」と、古い写真を思わせる合成技術にもビックリ。ピラミッドの中に埋蔵されていたのは、もちろん黄金の棺です。
「さすがファラオ…」とこれにも目を見張ります。
さまざまな展示をひとつづつ鑑賞。
いろいろな時代の作品は多岐に及びます。
「オードリーヘップバーンも『ローマの休日』でやってたよね~」と、ミモロもトライ。
「嘘つくと、噛みつかれるんだよね~」そう、それはローマにある「真実の口」を猫流に。
ここでは「真実の猫」です。噛みつかれたら、痛そう…。ミモロ大丈夫???
「わ~これも知ってる~どうやってお魚獲ろうか考えてるのかな?」
ロダンの「考える人」ではなく、「考える猫」です。「こっちも見よう~」と館内を進むミモロです。
絵画作品も多く、有名な絵画が猫バージョンで楽しめます。
ご存じの絵画も…「こういう絵だったかも…」と錯覚しそうな完成度です。
ミレーの「落穂拾い」。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」らしき絵画です。猫なので、「絶対、すぐに食べちゃうね~」とミモロ。エプロンの後ろにシッポが見えるのも見逃せません。
展示室で、特別にロープが張られていた作品が…
ここでも、特別扱いの絵画は…そう「モナ・リザ」です。
「わ~ミモロと同じ~耳が出ている~」と。ふっくらとした手の表情が、なんともいい感じ…。「人間の絵もふっくらしてるのね~」
広い住宅の1,2階が展示室…時間た経つのも忘れ、作品にに見入るミモロでした。
「ミモロちゃん、楽しんでもらえたかな?」と、副館長の加悦さんと、スタッフさん。
「はい、感動しました!」と目を潤ませながら語るミモロ。
それぞれの作品の製作には、かなりの時間が掛かったそう。作品の種類も多く、それぞれに使う技法などを修得して、猫族の姿を表現するアイディア…そこに、本物へのリスペクトがあるからこそ、見る者に感動を与えるレベルになっているのでしょう。
「猫であることに誇りを感じました!」とミモロ。
ネコ好きだけでなく、歴史好きやアート好きを満足させる作品です。ぜひ、訪れたい博物館、通称「猫博(ニャンパク)」。
将来、他の会場でも展示されるとか…。「万博でも人気出そうだよね~」と思うミモロです。
「また、来たいです~」と、まだ見たりないミモロなのでした。
*「猫族歴史博物館」の詳しい情報はホームページから
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