6月になって、ミモロは、「このとこ、朝のお散歩に行ってないから…」と、久しぶりに早起きして、ご近所を回ることに。
ミモロが住む京都の東山の岡崎エリアは、朝のお散歩には、本当に気持ちのいいところ。

まずは、「無鄰菴」と「瓢亭」の脇の道を、南禅寺方向へと進みます。
「この道、京都らしい風情があって、大好き…」と。
春は、桜が見事だったインクラインも、今は、緑一色。みずみずしい葉が茂っています。

「空気が澄んでいて、すごく気持ちいいねー」と、南禅寺の境内で、深呼吸。
朝のひんやりとした空気が、ミモロの毛並を爽やかに包みます。

南禅寺の三門の前の道を北側に進むのが、ミモロのお気にいりのお散歩コースです。

雨上がりは、苔が気持ちよさそう…水をたっぷり吸いこんで、あざやかな緑色になるのも間もなく…。
「こういうお散歩コースがあるって、ホントに京都ってステキ…。もう何度も、この辺りは、お散歩に来てるけど、季節ごとに景色が変わるの。なんか空気の匂いも、毎回、微妙に違うんだよねー」と、鼻をピクピク。
この朝、ミモロは、気になる場所が…。それは「野村美術館」の西側のお屋敷エリア。ここは、春は、枝垂れ桜が見事に枝を伸ばし、それは美しい桜の名所。

6月は、ここに花菖蒲が、門の濠の部分に花を開きます。


「今年は、花が遅いねー」と、ミモロと同じようにお散歩していた方と話を。いつもなら、もう満開の時期なのに…。

でも、ここでは、一度にパーッと咲くより、いくつかがグループになって、咲く姿が、この景色には、似合います。
「これから、しばらく朝は、ここにお散歩に来て、花菖蒲の咲き具合を観察しなちゃ…」と、張り切るミモロ。
ホントに早起きできるかな?
おそらく今週末ごろが、花の盛りと思われます。花の数は多くありませんが、周囲の建物との調和、また雰囲気がとても洗練された感じ。
南禅寺に行ったら、ぜひ足を伸ばしてみて下さい。ミモロ、おすすめの花菖蒲の名所です。
花菖蒲の華麗な花を鑑賞したミモロは、「さぁ、朝ご飯食べなくちゃ…お散歩すると、ホント、朝ご飯が美味しいよねー」と。お散歩しなくても、朝から食欲旺盛なのに…。
おうちに戻る途中・・・「わ、カワイイ…」

道端に、野イチゴが赤い実を付けています。きっとこのお宅の方が育てているのかも…。
「これ、食べるかな?」と、じっと見つめるミモロです。

イチゴ好きのミモロ…目が真剣。おうちに、朝ご飯待ってるわよ…。
その言葉に、やっと食べるのを諦めて、「早く帰ろう!」と、足早に歩き出すミモロでした。

*ミモロおすすめの花菖蒲は、南禅寺の境内に入って、北側に進みます。道沿いに行くと、お屋敷が立ち並ぶエリアに。その道が突き当たる手前の東側にあります。

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