7月10日から、祇園祭の山と鉾を組み立てる作業が始まりました。
四条通や新町通、室町通など、大きな山と鉾は、この日から次第に姿を現して行きます。
山鉾巡行の先頭を切る長刀鉾も土台が組まれています。釘を一切使わずに、縄だけ縛り大きな鉾を作るのは、まさに職人技。
大きな月鉾も、菊水鉾も、組み立てが始まり、夜は雨を除けるためのシートですっぽり。
14日までには、すべての山鉾が、揃います。
すでに、室町通や新町通は、交通規制が。四条通も1車線は、山鉾のための通りになっています。
祇園祭がいよいよ迫る雰囲気に、京都に住む人なら、だれもがソワソワと。もちろんミモロも、祇園祭で頭がいっぱいの様子。
「今年も浴衣で可愛く決めたい!」とミモロは、毎月9日に地下鉄東西線「市役所前駅」の地下のショッピング街「ZEST御池通」にブースを持ち、ミニ着物や創作人形などを展示即売なさる「創作和布遊び 繭の詩」の赤塚靖枝先生を訪ねます。
昨年、ミモロは、赤塚先生に浴衣づくりを教えて頂きました。(詳しい様子は、昨年のブログで)
「あのね。今年、浴衣を作る時間がなかったのー。でも、やっぱり新しい浴衣着たいなぁー」と、ミモロは、先生に相談します。
「もしかしたら、ミモロちゃんの体に合う浴衣があるかも…」と先生。
先生がすでに作られたいろいろなミニ浴衣が、机の上に並んでいます。
「わーホント。いろんな種類の柄がある。あのー着てみていいですか?」
さっそくミモロは、次々に浴衣を試着。「このブルーの浴衣は涼しげな感じ…うーん、でもミモロには赤の方が似合うかな?」すべての浴衣を試着するミモロ。なかなか決まりません。「だって、どれも可愛いんだもの…でも、やっぱり赤いのかな」と、初めの方に着た朝顔と金魚の柄の赤い浴衣にすることに。
「ちょっと、サイズを直した方がいいわね」と先生。「じゃ、もう一度着てみてー」と。
「ちょっと袖(ユキ)が長いかな?肩の所で調整しましょ」と、さっそく針と糸で、ミモロの体に合うように縫ってくださいました。「ここの部分をこうするのよー」
ミモロは、先生が縫うのを真剣に学びます。「フムフム…」
先生が、縫ってくださっている間、ミモロは、「キャーこの髪飾り可愛いなぁー」と、もう別のものに夢中に。
「さぁ、できましたよ。着てみましょうね」と、ミモロのサイズに直した浴衣を着つけます。
白い帯を結んで…
「ジャーン!どう?似合う?」とミモロ。
なかなかカワイイ感じです。よく似合ってます。新しい浴衣を着たミモロは、嬉しくてたまりません。
*お人形の浴衣は、人間と違い、それぞれ体のサイズが大きく異なります。すでにできた浴衣が合うのは、本当にラッキーなこと。必ずお人形を持ってきて、実際に試着させましょう。赤塚先生は、大阪枚方の「くらわんかギャラリー」(枚方市三矢町4-4電話073-844-1688)で、第2、第4の日曜日に「ミニ着物教室」をなさっています。愛するお人形に着物を着せたいと思う方は、ぜひ参加してみては?また、自分では、作れないという方は、先生にご相談を。赤塚靖枝先生への連絡は、090-5960-6704かkyo10-yae@docomo.ne.jp
で。
新しい浴衣に合う下駄も、ミモロは、しっかり準備完了。
下駄で歩くのが下手なミモロのために、鼻緒の後ろにサンダルのようにゴムを付けて、脱げないようになっています。
家で、祭りに出かけるリハーサルを。
もうウキウキのミモロです。
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