ブログを見たらクリックしてね
ミモロが、よく朝のお散歩に出かけるのが、ご近所の平安神宮。
昼間は、修学旅行生や観光客で賑わう境内も、7時前の早朝なら人影もまばらです。
境内には、6時半から入れるので、ミモロの朝のお散歩コースになっています。
「だれもいない・・・。ミモロが独り占めだもんね!」
広々した境内には、朝、清々しい気が満ち、その気持ちよさは、格別です。
いくぶん夜の冷たさが残る空気が、心地よく吹きぬけます。
京都でも道幅が広く、風の流れが感じられる場所。
いつもは、人の多さで、気づかなかったことを、その日、ミモロはやっと気づくことに。
それは、
境内の東側に立つ、龍の像。
そして、西側に立つ、虎の像。
風水では、土地の東西南北に、それぞれ聖獣が鎮座して守護の役割を果たします。
南は、朱雀。北は、亀。そして東は龍。西は虎。
「今まで、全然気が付かなかった・・・」。ミモロは、しげしげと像を眺めます。
きっと人の影にあったか、意識がなかったのでしょう。
実は、平安神宮では、西の池は、白虎池。東の池は蒼龍池というのです。
楼閣も、白虎楼、蒼龍楼だし・・・。
「龍と虎がいろいろなところにいたんだね・・・」改めて思うミモロでした。
「見てるようで、見てないんだねー」
そういうことって、結構日常に多いかも・・・。
「きっと見慣れた町にも、気遣いないことがいっぱいあるかも・・・。
今度は、もっとよーく見ながら歩こう!っと」
ミモロは、それからいっそうキョロキョロしながら、お散歩をするように・・・。
くれぐれも車に気をつけてね。