ブログを見たらクリックしてね
京都、大原の三千院にやって来たミモロ。
「あのね、今はアジサイがキレイなんだって・・・・」。そういうと、阿弥陀様を拝んだ後に、山へと続く道へと向かいます。
そこには、あじさい苑があるんです。
杉木立の間に、薄紫色のあじさいの花が、初夏の涼やかな景色を作っていました。
6月15日から7月15日までは「三千院 あじさい祭」が、奥の院あじさい苑で行なわれ、約3000株以上のあじさいが、山懐に咲き乱れます。花の種類も多く、表情の異なる花を見る楽しみも。
「これは大きなお花・・・」ミモロの体より大きな花が誇らしげに咲いていました。
「あ、可憐な都忘れの花・・・。なんか楚々とした趣がいいねぇ。」
あじさい苑の中に続く散策路を、花を観賞しながら、のんびり歩くミモロです。
しばらくすると、
「なんか、ちょっと喉が渇いちゃった・・・うーん」と、少々ぐずり気味に。
ちょうどその時、
「あの、よければどうぞ、一杯飲んでゆきませんか」との試飲のお誘いの声。もちろん、即座に敏感に反応。
「ハーイ。いただきまーす」と、気づくと、ちゃかりキレイなお姉さんのそばに。
あじさい祭の期間中、協賛している地元大原の「味工房 志野」のブースです。
ミモロがいただいたのは、「大原の赤ちそ」という紫蘇ドリンク。赤い色が健康によさそうな感じです。
大原は、赤紫蘇の産地。源平の戦いの後、大原の寂光院に住んだ建礼門院が、野菜を漬けたのが、始まりと言われるしば漬け。それに使う赤じそは、その時代から大原で栽培されてきたそう。
しかも、全国でも一番純粋種に近いものが、今も作られているのだそうです。
「赤じそは、アトピーやアレルギーの体質改善にも効果が期待できるんですよ。
女性の美容のためにも、いいんです」と、ブースのキレイなお姉さん。
「あの毎日飲んでるんですか?」「もちろんです!」。美容の話題にも敏感なミモロです。
カップに赤じそジュースを注いでもらったミモロ。
「甘酸っぱいお味で、蒸し暑い季節には、すごく爽やかな飲み心地。しその風味も感じられ、美味しいね」
喉を潤す、ひとときにほっこり。
「なんか生き返ったみたい・・・」。額ににじんだ汗も、すっかり引いたよう。
さぁ、もう少し、三千院を歩きましょう。
旅のポイント:ミモロが気に入った赤じそジュースをはじめ、ドレッシングなど調味料を扱う「味工房 志野」。通販でのお取り寄せも可能です。