蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ケンカ売ってるんですか?

2008-05-25 | わたし
ある日、仕事で三宮に行った時のこと。

打ち合わせも終わり、ランチタイムに。
いつも一人で利用する三宮のレストランに、たまたまその日、同行した若手デザイナーT君と席に着いた。

壁沿いにベンチのように座席が繋がっている席に私が座り、
テーブルを挟み、一人掛けチェアーに、T君。
隣の席には、キチンとした服装の若い母親と、おとなしそうなチッチャイ息子の親子連れが座っていた。

「私は、いつもココには一人で来るんだけど、結構、気に入ってるのよ」
と、私がT君に、普通に、言った。

「へえ~、感じいいお店ですねぇ~」
と彼。
さらさら栗色の髪、歌舞伎役者風、彫りの深い顔立ちをしたT君は、普通に、感想を述べた。


すると、間髪を入れず
「私は、一人でレストランなんかに入らないわ!」
と母親が、4歳前後ぐらいのオチビ息子に、きっぱり言い放った。

幼い息子は、いきなり投げかけられた母親の、そんな言葉の意味を全く読み取れない。

第一、それまで親子でそんな話、全然してなかった。
私の言葉を受けて、彼女は息子に話しかけるようなスタンスで、コメントを発している。
明らかに、息子に言いたかったのではなく、私に言いたかったのだ。

一瞬・・・「はぁ・・・?」
それって、ケンカ売ってるわけ?

そんなことを言われた後のランチは、私としては、おもしろくない感が漂っていた。

私が彼女になにか、迷惑かけた?
他人の行動に、なぜ、コメントをつける?
一人でレストランに行くことが、そんなに許しがたい行為?

自分だって、一人ではないにしても、相手は右も左もわからないような幼い息子とやん。
ランチする、大人のお友達はいないの?
イケメン同行が気に入らないの?


まあ、色んな人がいる。
女性の敵は女性なのかもしれない。