熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

メディアの責任

2015-06-15 19:53:13 | Weblog
ワールドカップの前哨戦、日本代表とイラク代表の試合を見たのですが、これがひどい試合でしたね。

途中でチャンネルを変えたくらいに、イラクの選手の出来が最悪でした。

あの辛口のセルジオ越後さんが吠えていました。

「観客の眼が肥えればこんな相手は連れて来られないし、スタジアムだって満員にならないはずだよ。ギャラも受け取っているのに、イラクはこの有り様。日本の観客に対してちょっと失礼すぎるでしょ。だけど、多くの観客は快勝を素直に喜んで、写真をたくさん撮って帰ったのかな。だからみんなに聞きたいよ、「本当にこれでいいの?」って。」

お怒りですが、私も同感です。

怒りの矛先はメディアに。 

「相手がひどすぎて評価に値しない試合なのに、各メディアには「日本、完勝!」、「日本、文句なしの4発!」といった見出しが並ぶのかな。ちょっとでもサッカーを知っていれば、この試合の無意味さが分かるでしょ。サッカー関係者はもちろん、観客の眼だって誤魔化せないよ。興行的には良くても、試合内容と入場料を照らし合わせると、あまりに高すぎる入場料だね。

じゃあ、誰がこの負のサイクルを止めるのか。協会は興行面も考えるから無理。となれば、メディアがやるしかないよね。

つまり、こんな試合の翌日は「日本快勝も、観客に失礼なゲーム」、「まやかしの快勝」、「無意味なマッチメイク」というような言葉が並んでいると、サッカー大国に着実に近づいていると言えるだろうけど……きっと大半のメディアは無理だろうね。

 だって、ある意味でみんな“共犯者”だから、きっと悪くは書けないよ。そういう意味では、メディアが日本サッカーを弱くしているとも言える。各メディアにどんな言葉が並ぶのか楽しみだね。」

確かに、最近のメディアのだらし無さは目を覆いたくなる。

サッカーの試合なら影響は少ないが、これが政治の世界だと大変です。

全国紙経営者やテレビ局の経営者が安倍首相のお誘いにへいこらへいこらと乗って食事をしているのが問題になっています。

メディアの使命は権力批判なのに、権力者の誘いにしっぽを振って出かけるとは。

これでは政府に都合の悪い報道はできない。

あの大阪都構想に敗れた維新の会の大阪組のリーダー二人が首相と官房長官とお食事というか密談をしたそうで、そのあとに橋本さんがブログで民主党と決別宣言。

これって出来レースですね。

権力者に擦り寄って頭を撫でてもらって喜ぶような人間にはなりたくない。

もう政治の世界には戻らないと言っていたような気がしましたが、あれは間違いだったのか。

どちらにしても信用できない。







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