国と民間が共同で設立する官民ファンドについて、会計検査院は16日、財務状況などを調べた結果を公表しました。
調査した23ファンドの6割にあたる14が累積赤字で、特に業績の悪い4ファンドの累積赤字額は計1637億円だったそうです。
各ファンドが支援を続ける事業を調べ、低迷が続けば計3073億円の損失が生じる恐れがあることも判明し、アベノミクスで成長戦略の目玉だった官民ファンドの行き詰まりが鮮明になりましたね。
やはりアベノミクスは「絵に描いた餅」で、国民は騙されましたね。
赤字額が最大だったのは国土交通省所管の「海外交通・都市開発事業支援機構」(JOIN)で954億円、経済産業省の「海外需要開拓支援機構」(クールジャパン機構)の397億円、農林水産省の「農林漁業成長産業化支援機構」(A―FIVE)の162億円、総務省の「海外通信・放送・郵便事業支援機構」(JICT)の123億円が続いています。
有識者による検証では、投資リスクの見通しの甘さや成長性の過大評価が指摘されています。
官僚の都合の良い人間を経営者に選ぶやり方は税金の無駄使いです。
民間にできることは民間に任せるか、政府はお金は出すが口は出さない方がいいですね。
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