国会議員はどの企業からいくら献金を集め、そのお金を何に使っているのだろうか。
手間暇かけて政治資金収支報告書を1枚ずつ見なければ分からなかったそんな情報を簡単に検索できるデータベースが4月、インターネット上で公開されました。
作成したのは政府や国会ではなく、1人の民間人、西田さんです。
西田さんは経営コンサルタント会社を営みつつ、大学院で政治を学ぶ。過去の研究で収支報告書に触れたこともあり、2020年から独自のデータベース作りに取り組み、2024年には政策シンクタンクも立ち上げたそうです。
データベース公開へ背中を押したのは国会での企業・団体献金を巡る議論です。
「誰がどこからいくらもらっているかが分からないと、是非も評価できない。議論の前提を提供できるのではないか」と思い立ったそうです。
政治資金を長年チェックする神戸学院大の上脇博之教授は「報告書を調べる手間が大幅に短縮される。一般の人にも報告書が身近になれば、政治家もおかしな金の使い方ができなくなる」と取り組みを評価しています。
私もデータベースを試していましたが、良くできていますね。
興味のある方は試してみてください。
「政治資金収支報告書データベース(一般社団法人 政策推進機構)」
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