わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

ステージではブルースを弾いていたい

2010-06-24 02:56:57 | ichiro
行ってきたichiro Tour  Circle  Scale  Juke Point@原宿クロコダイル


出がけ(退社時)にちょっとトラブルあって間に合うか?とドキドキしながら原宿へ。原宿って言っても、渋谷宮下公園ほど近くですが。初めて行く場所なのに事前にちゃんと調べて行かないから迷いまくりただでさえ時間ないのに。
入場遅れてて助かりました。


16か所の一人旅から戻って、今日からの3日間はバンドスタイル。
Rockamencoでichiroさんを知ったもので、ソロ時代の楽曲はほとんど知らずごめんなさい今追いついてます、追いつきますから。笑。


それでも、楽曲知らなくてもものすっごーく楽しいライブでした。
入れ替え制ってわけじゃないけど、途中インターバルが30分くらいあって、前半は晃司くん言うところの「ぶっ飛ばし」系。インターバル挟んでしばらくはアコースティックで聴かせる。最後はまたまたぶっ飛ばし系。


ロックが「ごつごつ」「ごりごり」した音だとすると、ブルースはうーん・・・「まったり」「荒削り」って感じかな?これはあたしの拙い表現力と乏しい感性からの感想ですが。
魂が奏でるって表現がブルースのときにはしっくり来るんだけど、でもどよよーんと重たいって感じでもないんだよね。人生背負っちゃってます、っていうような重さではなくって、自然や生命ってものに真摯に向き合いつつも、さらり、からりとしている、そんな感じ。
ichiroさんのギターもそんな感じ。まろやかで、生命力にあふれてて、そして切ない。


19周年の中途半端な時期にツアーを回った理由、Rockamencoを脱退した理由、これからのギター道…ichiroさんの今の思いをストレートに伝えてくれました。


  Rockamencoの活動とブルースを弾く・・・
  この2つを天秤にかけるのは乱暴だけど、
  アタマとハートは1つしかないから、1つしかできない
  ステージの上ではブルースを弾いていたい   
  (相当意訳)


  Rockamencoのライブに来てくれていた人もたくさん来てくれてる
  そういう人たちにちゃんと伝えたいって思って
  そんな想いもあってツアーを周った
  (相当意訳)


  Rockamencoでやってきたことはすべて何かにはなっているし、
  これからもハートとアタマはRockamencoにある
  (相当意訳)


そんな想いを込めて作った曲「The other day」で涙腺決壊
脱退のコメントをHPに載せて、翌日にはご自身のブログにストレートなコトバできちんとあたしたちに伝えてくれて、Rockamencoのファンクラブイベント、そのあとのブログ…それだけで十分なのに、こうやって直接自分の気持ちを伝えてくれる。
この暑さ、熱さ、厚さ。だからichiroさんが好き ギターや楽曲ももちろん好きだけど、やっぱり人柄があるから余計に惹かれるんだよね。


今回のツアータイトル、Circle Scale。
文法的に合ってるかはわかんないけどね、と前置きして、


  自分のやってきたことが確認できたツアーだった
  自分の輪の大きさ、自分の位置を確認したいって思いでつけた
  このタイトル通りのツアーだった
  (相当意訳)


とおっしゃっておりました。いいツアーだったんだね。
ホントに楽しそうにずーっと笑顔でいたichiroさんが印象的でした。
そしてギターの音色も変幻自在と言おうか、ごつごつした音からまろやかな音まで、すっごーい広がりと深みがあった。これも一人旅していろんな経験を肥やしにしたから、なのかな?


ホントにありがとう。
ichiroさんに出会えて、あたしのライブ生活も大充実。知らない世界もたくさん知れたし、ネイティブアメリカンの教え、ってステキな本にも出会えた。
ホントにありがとう。これから応援し続けます。で、もうちょっとブルースについて勉強します。笑。


さ、次はSons。そして来年の20周年も楽しみにしてます


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