わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

「おばちゃん」なのに「女の子」

2008-02-20 01:06:56 | カイシャ・シゴト
常々、年を重ねたぢょしがフツウに働くことの難しさを感じております。
男子は学校を卒業したら働きはじめ、それは延々60過ぎまで続くわけです。キャリアだとか、スキルアップだとか、そんなこ難しいことは考えずに、働くことが当たり前なわけです。


でも、ぢょしが働くのって「自己実現」だとか「キャリアを積む」だとか、なんらかの理由を付けないといけないようなそんな風潮がある。
そう、働き続けるってことはキャリアを積むってことで、ごく一部の優秀なぢょしに限られている、っていうイメージがある。


あたしは、一般男子がずーっと働き続けるように、ぢょしだって、優秀じゃなくても中流、一般階級(?)でもすーっと働き続けていいんじゃないか?って思っている。

世間的にはあたしは『キャリアウーマン』って呼ばれるみたいだけど、あたし自身は「一般男子と同様に仕事を続けてきただけ』って思っているわけです。


でも、難しいんですよ
年食ったぢょしが働き続けるには、職場の主のようなおばちゃんになるか、バリバリのキャリアウーマンになるか、の二択になりがち。
そうじゃない働き方ってあるんじゃないかなーと常々思っているけれど、答えは出ない。


そりゃ、何年も働いてくればそれなりのスキルも身につくし、部下だって持つだろうし、責任ある仕事だってさせてもらえる。
それがイヤで一般事務職のままでいる人、与えられた役割をまっとうしているうちに組織人として大成する人、組織に縛られず「仕事」内容に重きを置いて専門職になっていく人・・・・


うーん どれがぢょしの働き方としてハッピーなのか・・・


ひとつ分かっていることは、あたしは「おばちゃん」になりたい。


図々しくもあったかく人と接することができるようになりたい。
よくいるじゃないですか、職場に。この人何やってんのかなー?って思うけど、ピンポイントで励ましてくれたり、びしっと怒ったりしてくれる人。
それって、ある程度の年齢を重ねてある程度の信頼関係がないとできないこと。
だから、早くおばちゃんになりたい。


取引先にめちゃくちゃ恰幅がよくて豪快な女副社長がいる。
酒焼けしちゃったハスキーボイスで、一刀両断にばしばしと物事を決めていく。一歩間違えば強引になるんだろうけど、あたしはこういう人好き
憧れる。


あの人みたいな豪快なおばちゃんになりたーいっ!と言うと驚かれる。
なぜだ


つまり「女を捨ててる」って取るみたい。
そうか?


今のあたしの年齢・風貌だと、豪快に物事を進めていくと「気の強い女だ」「かわいげがない」と言われてしまう。
かわいげを求める年でもなかろうに…と思うけれど、でも、世間はぢょしには「かわいらしさ」を求めるらしい。


うーん


会社にもあたしよりもキャリア、年齢ともに上のぢょしが結構いる。
この人たちはキャリアもあって、判断力もあって、仕事はできるのに、メンバーに対しては表面的にしか接することができず、いやな役割(怒ったり、叱ったり)は担おうとしない。
さらにその上の上司に対して「聞いて聞いて」とばかりに、いかに自分ががんばっているか、いかに自分が大変なのかってことをアピールする。
それって、本来は、彼女の部下が彼女に対して行うことであって、あたしたちの層は自分の「情」の部分を表に出すことはできるだけ控えなくっちゃならないんじゃないかなーと思う。


そう、「女の子」なんですよ。
「○○ちゃん、大変だったねー」「△△ちゃん、がんばってるねー」って言ってもらいたい、年長者が担わなきゃいけない役割からはできるだけ遠くにいたい・・・


プライベートでもそう。
かわいいって言われるのは褒め言葉じゃない。
自分をちゃんと持って、自分の意思で行動する、これが「女」。
人に流されて、その場の雰囲気を優先させて行動する、これが「女の子」。


あたしは、年を取ったら取ったなりの立ち居振る舞いをしたい。
それが、あたしが表現するところの「おばちゃん」になりたい、ということ。
女ではいたい、けど、女の子ではいたくない。


働くぢょしとして、あたしの理想の「おばちゃん」は「家政婦が見た!」の家政婦協会の会長さん。
あんなふうにあったかくて、びしばしダメ出しできるおばちゃんになりたい


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Party! Party! Party! Party!

2008-02-18 23:11:06 | ライブ・イベント
行ってきた 佐野元春 SWEET SOUL BLUE BEAT TOUR@神奈川県民ホール。
(ここんとこ、完全に1日遅れの記事アップになっているなぁ



約2年ぶりの元春ライブ。
COYOTEというとってもステキなあったかいアルバムが出てのツアー。
そしてHOBO KING BANDと10年というメモリアルなツアー。



多少ネタばれあり!なので、これから行く方、セットリストを知りたくない方はご注意をば。




きらびやかなセットがあるわけでもないけれど、今回は元春とBIG BANDが贈るダンスパーティーというような雰囲気が終始流れていた。
薄いスクリーンが張られて、そこにPVが流れ、ピアノを弾く元春・・・


うわーっ!ピアノを弾く元春、久々に見たー!と既に鳥肌。
しかもGOOD TIMES BAD TIMESですよ!
この瞬間から涙腺が全開しました


そして、I'm IN BLUE
この曲・・・・、この曲が晃司くんを引き合わせてくれたわけですよ。
デビューアルバムで元春をカバーしてる!アイドルなのにかっこいいじゃんって思ったのが、晃司くんとの出会い。
まさかまさか、ライブで聴けるとは
泣くようなところではないのに、しかもまだ2曲目なのに、号泣ですよ


新旧とりまぜたセットリストで、HOBO KING BANDと初めて作ったアルバムBURNからも何曲かやってくれたり、前作 The SUNからも何曲か・・・



元春のライブのステキなところは、(最近あんまり他のミュージシャンはしないけど)
「この曲はこんな思いで作った」とか
「○○ってアルバムから何曲か聴いてほしい」と曲紹介をさりげなくやってくれるところ。
元春の思いがストレートに伝わってきて、そう、元春レディオショーを聴いている、そんな錯覚を起こす。


ヨコハマは元春のキャリアがスタートした街でもある。
「この街で演奏できること、とても嬉しく思う。この街に来ると、なんだか自分の家に帰ってきた、そんな感じすらする」
客席も「お帰り~、待ってたよ~」というあったかい空気で元春とHOBO KING BANDを包み込む。


元春は終始ご機嫌で、MCはいつもの元春節。
そしていつも以上にくるくるくるくるステージを動き回っていた。 


途中なんども元春が
「Party! Party! Party! Party!」
といって客席を煽っていたけれど、あたしたちは元春主催のロックンロールパーティーに招かれたゲストでホストの元春が精一杯のおもてなしをしてくれてるーっていうのが伝わってきてとっても嬉しくって楽しい気分。
曲が終わるたびに、帽子のつばを持って、ちょこっとアタマを下げて、「どうもありがとう」。
もうねぇ、元春の「ありがとう」だけで、ハッピーな気持ちになれる


年末に小田和正さんとテレビに出てこの曲を歌った。
いつもこの曲を歌う時に思っている。
10代には10代のいつかきっと、20代には20代のいつかきっと、30代には30代の40代には40代の、50代には50代のいつかきっとがある
それを僕は伝えていきたい。


と言ってSOMEDAY
THE SUNツアーのファイナルで元春が感極まってしまって泣いた場面があったけど、何度も聴いたこの曲、何度も聴いたこの言葉。
それでもこの曲を聴くと泣ける。
悲しくって泣くんじゃない。応援してくれている、みんなでがんばろうっていう・・・青臭いけど、そんな気持ちになる。
まだまだあたしだいじょうぶだよー、がんばれるよーっていうそんな気持ち。


そしてラスト、拍手とコールが鳴り止まなくって
元春が「時間大丈夫?」って時計を指差すジェスチャー。
「他の町のともだちには内緒だよ」といたずらっぽく言って彼女はデリケート


なんだろうか?もしかしたらあの元春節をキザって評する人もいるのかもしれない。
けど、こんなあったかい言葉を次々かけられたら、それだけで、元春に傾倒し、心酔してしまう。


最後の最後に元春からのメッセージ。

ツアーに出ると生活がシンプルになる。
ライブが終わると眠る、起きて食事をする、演奏する。眠る、食べる、演奏する・・・・。
そうすると感覚が研ぎ澄まされてよくこんなことを考える。
次の世代に何が残せるんだろうかって・・・。
次の世代には「希望」を残せばいいと思わないかい?
財産や土地でなんかじゃなく「希望」を残せばいいと思わないかい?


元春らしい、あたしたちオトナに向けてのメッセージだった。
あたしたちは、若い人に夢が見られるような環境と、希望が持てる社会を残すっていう使命がある。
そんな大上段に構える必要もないのかもしれないし、堅苦しく考えることもないのかもしれない。
でも、元春の熱いメッセージはちゃんと伝わったし、できることをひとつずつやっていこう!っていう気にさせてくれた。


ありがとう、元春
元春に出会えて、あたしの音楽の扉が開いた。
そして今また50代の元春から「次の世代に残すもの」っていう宿題をもらえた。


外は寒いけれど、ココロはほかほかあったかい。
そんなステキなライブでした
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わらないね~

2008-02-18 00:57:38 | コトバ・ニッキ
社内研修で休日出勤。
休日出勤なんて基本的には「ありえない」から、なんだか損した気分。
18時に研修終わって、「飲みにけーしょん」に繰り出そうとしている人たちを尻目に新宿へ。


大学時代(1回目の。)の同窓会(って単なる飲み会だけど。)でした。
2期上の当時幹事長をやっていた先輩が発起人となって、前後3代くらいが集まった。
地方転勤、Uターン、家族の行事・・・などなど、30代~40代は何かと身辺が忙しいので、集まれたのは16人。


15年ぶり!くらいに会う人もいて、「失われた15年」の記憶を埋めるのに四苦八苦。
ケッコンしてたり、してなかったり、子供がいたりいなかったり・・・。


驚くほどにみんな変わってなくて若い。
贔屓目もあるかもしれないけれど、世間の30代後半はもっと「おっちゃん」「おばちゃん」だよ。
不思議なことに、15年もたつのにみんな基本的なスタイルが変わってないってこと。
服装の趣味はもとより、髪型も、メイクも。
もちろん、性格やああいう集まりのときの身の処し方とかね。


久しぶりに会っても、当時の関係性にすぐに戻れちゃう。
10代から20代のはじめの多感な時期を一緒に過ごしたからなんだろうね、きっと。


変わらないことってすごいことなんだよな、と実感した。
こうやって変わらずに会って、変わらずにいろんな話ができること、ホントにシアワセなことだよね。


でも一方で変わっていくことの大切さも感じる。
どうしたって月日は流れるし、その分、何かは変わっていくんだと思う。
それは「失う」ことではないし、「変化」ではなく「進化」なのかもしれない。


あたしは、あんまり「変わらない」ことに固執したくない。
毎日いろんなことを観て聴いて感じて、経験していけば、価値観だって行動様式だって少しずつ変化はするものだし、どうしたって年をとると自分の価値観に頑なになってしまって、新しいものを受け入れようとしなくなっちゃう。
変わっていくこと」のよさもあるんだと思う。


最近、久しぶりに会った人に「感じが変わった」といわれた。
痩せたり、服装がモードなカジュアルになったり、メイクをちょっと変えたり、髪型変わったりしたせいかもしれない。


自分自身でも、変わったな、って思う。
見た目だけではなく、人との距離のとり方、付き合い方。『自分』の出し方。


昔はどちらかと言えば「我」を出すことはせずに、人についていくタイプだった。その場の空気や雰囲気が優先で自分の気持ちはあんまり大事にしてなかった。まぁ、大事にするような「自我」や「考え」を持ってなかったんだけど。ほんわか、おっとり、と言った形容詞で語られることも多かったような気がする。
でも今は違うと思う。
「自分がどうしたいか」っていうのが真っ先にある。そしてそれを尊重している。人に合わせるってことは、あんまりしていない。
だからきっと、昔のあたしの「ほんわかやさしい」イメージを持っている人にとっては、「自己主張」オーラが出ている、気が強そうな今のあたしはギャップがあるんだろうな。
どっちがいいってことは言えないと思うけど、自分で決めて、自分で選んだことだから、あたしは今の自分のほうが好きだ。


同窓会ネタから随分と話が飛躍しました


二次会三次会と流れ、長野から上京してきたおともだちに家に泊まってもらうことにしていたので、2人、終電で帰宅。まだまだ残って飲み続けていたようです。。。
このおともだちには大学時代、たっくさーん泊めてもらったっけ。彼女はUターン就職をして今や双子ちゃんのママ。
3時くらいまでまったりとトークして、今日はちょっと早めに丸ビルで他のおともだちと合流してランチ。


いろんな話をした2日間でした。
オトナになると、それぞれの生活もあってそうそう頻繁には会えなくなるし、住む環境も状況も違っている。それでも会って話をすれば楽しいし、知らない世界を教えてくれる。
あたしたち、おばあちゃんになってもずーっとマジメな話、恋の話、くだらない話・・・いろんな話ができる友達でいたいね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犯人がわかりました ~チームバチスタの栄光~

2008-02-11 23:07:44 | キッカワコウジ
「バチスタ」観てきました。
試写会すべてハズレ
まぁ、当たっていても行けなかった日程なのであまり残念でもなく。


なんだか身辺がとっても慌しくって、気づいたらバチスタは公開になるわ、DVDはあともうちょっとだわ、すっかりキッカワさんの動きに乗り遅れてます、あたし


巨大なスクリーンで観たかったので品川プリンスまで。
ここの巨大シアターはホントにでかい。
朝イチの上映だったので客席は3分の1くらいしか埋まっていなくて、後方のまんなかをGET。


突っ込みどころ満載の映画ではあるけれど、シンプルにおもしろかったです。
ミステリーとコメディのバランスって難しいけれど、阿部ちゃんの漫画チックな芝居がスパイスになってた。
竹内結子ちゃんとのコンビも絶妙なバランスだった。


原作読んでから観たほうがいいか、読まずに観たほうがいいか意見は分かれるだろうけど、どっちでも楽しめるのではないだろうか?
別物ってほど別物でもなかったし、原作の田口先生と竹内結子ちゃんは結びつかないんだけど、それでも、鷹揚としていて独特の存在感と間は原作の田口先生と通じるものがあった。


原作読んでから観ちゃった側からすると、個性的な登場人物がたったの2時間の中ではやっぱり描ききるのは難しいのね、ってこと。
ひとりひとりにスポットを当てた連続ドラマでもおもしろかったかも。


で、晃司くん。
あたしたちファンじゃなきゃわかんないよねーっていう手の動きがあったり、晃司くんを観にいくだけでも前売り1300円の価値あり。笑。


最初のシーンでは、どーしたって「吉川晃司」にしか見えないんだけど、後半になるにつれて、桐生先生に見えてきた。
礼儀正しくて自信があって正義の人、桐生先生。
今までの映画って「吉川晃司」>「役」で、キッカワコウジの存在感で成立していた役が多かった。
伏見、半田刑事、銀ちゃん・・・
でも、桐生先生は、まず「桐生恭一」という役があり、吉川晃司がそこに近づいていった・・・っていうのがわかる。


晃司くんじゃなくてもできた役なのかもしれないけれど(救命病棟24時の江口洋介でもいいんじゃね?と思ったことはナイショ。)、晃司くんにとっては桐生先生を演じたことって、今までと違う「何か」が得られたんじゃないかなー?とそんなふうに思った。


今までってみんなメガネかサングラスをかけていたけど、今回の桐生先生は素顔。
そんなところにも晃司くんの鎧が脱げたような、真っ向勝負しているような、そんな気概を感じた。


作品をじっくり観るタイプの映画じゃないけど、もう1回くらい観たいな。今度は細かいところをチェックしに。笑。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戻ってきたぜ、べいべー

2008-02-11 07:42:17 | ライブ・イベント
行って来た 忌野清志郎完全復活祭@日本武道館


心配していた雪も夜半からはやんで、気温も上がったので凍結することもなく、復活祭にふさわしいよいお天気。


思えば、おととしの夏。
恒例の野音を楽しみにしていた夏のはじまり、一緒に行くおともだちから「大変!」ってタイトルのメールがやってきてGODの闘病を知る。


『人生経験と考え、この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念できれば・・・またいつか会いましょう。夢を忘れずに!』
というメッセージを残してGODは治療に。
絶対戻ってくると信じていたけれど、でも場所が場所だけに、あの声は戻ってくるんだろうか?何があってもGODはGODらしくLOVE&PEACEを訴え続けること、チャレンジし続けることはわかっていたけど、それでも心配だった。


いろんなライブに飛び入りで参加して、昨年のジョンレノンスーパーライブで復活。
そして今回の完全復活!



お帰り!GOD!
かっこよかった、楽しかった、変わってなかった、パワーアップしてた


昨日は1階南スタンド後方だったので、ビジョンが全然見えなかったんだけど、オープンニングにはGODのこれまでが映し出されていた様子。
「2年間よく寝たぜ!」なんてコメントも。
そして「完全復活」の文字が映し出されてGOD登場。


ステージに巨大な風船が既にセッティングされていたので、もしや1曲目から?と思ったら、ビンゴ!
いきなりJUMPでスタート。


GODが唄ってる!GODが踊ってる!GODがジャンプしてる!
それだけでもう十分
既にあたしの涙腺はとんでもないことになってました。



ワイドショーでも取り上げられていたけれど、この日は360度客席に囲まれたステージ。
13000人だそうです。
まさに老若男女、全国から集まってきたと思われるファンがGODの帰りを待っていた。武道館でGODの復活がお祝いできたことをみんなが本当に喜んでいた。


途中、声枯れちゃったかな?って思えるところもちらほらあったけど、でも、ハスキーながらも最後までパワー溢れるステージ。
CHABOや新井田耕造・・・往年のRCメンバーも揃って、新旧取り混ぜたセットリスト。


GOD自身が
「バンドに帰ってこれてよかった。イスに座ってちっちゃく唄うのかなーって思ってたけど。」って言ってたけど、
NICE MIDDLEやBLUE DAY HORNSと一緒にステージに上がれたことが嬉しくって楽しいっていうことが伝わってきた。


ステージ端から端までよく動く。
動きも衣装もメークも、そして本編ラストにいっつも登場するスーパーのビニール袋に入った各種のクラッカー/紙ふぶきたちも一緒。
「イエーって言えーっ!」のコール&レスポンスも最後の「布団」もこれまた一緒。


一緒であること、いつもと同じことってこんなに嬉しいことなんだーっ


「21世紀になったら愛と平和に溢れた世の中になってると思ってたのに、相変わらず世の中は戦争を繰り返す。殺伐としている。
聞きたいことがあるんだ。愛し合ってるかい?愛し合ってるかーい?


変わらぬメッセージ、LOVE&PEACEを送り続けるGOD。
これからも受け止め続けるよ~


前日の布袋ファイナルは「終わり」から始まる「何か」を感じ、GODでは「はじまり」から「変わらぬことの大切さ」を感じ・・・うまく言えないけれど2日間、愛と勇気とパワーをもらった武道館でした。


ありがとう GOD!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頼られる男にはワケがある

2008-02-10 08:58:30 | キッカワコウジ
布袋ファイナル終わったら雪・・・
雪の中、武道館近くの居酒屋で閉店まで飲む。
(お通しに寿司が2貫出てきましたよっ。)
よいライブにはよいお酒・・・ってことで最近のあたしにしてはよく飲んだ。
ほどよく酔っ払い。


酔うと満腹中枢がおかしくなっちゃうので、コンビニでティラミスなんか買って帰っちゃって・・・完全にカロリーオーバーです・・・


で、本日6時半起床。あんまり寝てないけど、すっきり。天気もいいし
なぜこんなに早起きしてるかっていったら、今日の「ボクらの時代」は晃司くん、北方さん、宇梶さんの対談。
正座して見ました。笑。


だれがファシリテーターなのか全然わからない不思議な対談番組。
たまぁに観てたけど、本質をぐいっと見据えるいい番組だー。


この3人、とってもいいバランスで立っている。
お互いがお互いを認めて、でもおもねらない。


それにしても北方さんはかっこいい
そして、こんな「怒ってくれる」大人を身近に持っている晃司くんと宇梶さんは羨ましい。


宇梶さんが、「いいオトナになったけどでも頼る存在っていうのは持っていたい」っておっしゃっていた。
それはきっと「甘える」「頼る」ってことではなくて、自分を律したり、これでいいのかを自問しているからこそ、「師」に何かを求めるんだと思う。
宇梶さんや晃司くんにとって、北方さんは怒ってくれる「師」なんだろう。


北方さんは、仕事も速いし(締め切り遅らせたことが一度もない!っておっしゃってた。)、その仕事量も格段に多い。
でも、趣味も遊びも手を抜かず、60なのに色っぽくて艶っぽい。(60なのに・・・っていう表現は失礼でしたね。)
この人のパワーはどこから沸いてくるんだろう?
頑張ってる!とばかりに、その「きりきりかりかり」した感じが周りに伝わっちゃう人っているけど、決してそうではなくて、どこか「余裕」。


きっと、「やりたいこと」「やること」が明確になっていて、逆に「やらないこと」「やりたくないこと」も明確なんだろう。
そして「やらないこと」「やりたくないこと」はうまく切り捨てているんだろうな。



北方さんが
「吉川は王道を歩きたいって願望がある」とずばり。
それに対して晃司くんは
「路地裏を王道にしたい、と思っている。」って切り替えしていたけど、
あたしは、今の晃司くんのスタイルは好きだし、どんなことも(映画やミュージカルも)音楽という晃司くんの本質に戻ってくるもの、と思っているけれど、でも北方さんがおっしゃっていることにも同感。
王道を歩いてもらいたいって思うなー。
それは決して商業的に成功するって意味ではなくって、理屈や理由なんていらないから、晃司くんが信じる「ロック」を突き詰めてほしい。


外科医を演じること、杉原千畝を演じること、それがロックに通じる、っていうのはよーくわかる。
あたしたちファンも「ええええ?ミュージカル?」とか「バラエティには出ないで欲しい~」なーんて勝手なこと言っちゃうからなのかもしれないけど、なぜその仕事を選んだのか、なんて理由は語らなくっていいよ、って思う。
信じる道を突っ走って欲しい。


これをやったらためになるかなー?力になるかなー?なんてことは考えずに、
おもしろそうなこと、自分のアンテナが振れたこと・・・・自分の感覚を信じて突き進んでいって欲しい。


偉そうに語っちゃいました
日曜の朝から、あたしも一緒に北方さんに「説教」された気分。
いい気分です。


あたしも、おもしろそうなこと、自分のアンテナが振れたこと・・・・自分の感覚を信じて行動しよう



さ、今日はGOD復活祭。その前にヨガに行ってきまーす

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まったく深刻じゃない闘病日記

2008-02-06 00:02:27 | 全然深刻じゃない闘病日記
病気の治療を本格的に始めました。


年明け早々、症状が一向によくならないのでエコーを診てもらったら大きくなってることが判明。
なんとねー、CTの画面に映りきらない、縮小しても映らないくらい大きくて、さすがに先生もびっくりしていた


大学病院に紹介状を書いてもらって、手術を前提とした治療に切り替えている。


大学病院での受診なんて初めてだから、やることなすこと新鮮。
毎回担当医が違っていて、(それぞれの先生の専門分野で診察するからだと気づいたのはつい先日。)
いろんな検査をした結果・・・
あまりにも巨大な筋腫ゆえ、腹腔鏡手術はムリだろう、との見解。
13センチ×8センチですって!
りんご、あんぱん、くらいの大きさだよねぇ
そんなでかい筋腫を抱えているんだもん、腹も出るよねぇ
と、妙な関心をしながら、結構、冷静に先生の話を聞く。


「子宮は残しましょう、できれば開腹はしたくないけれど、1年くらいホルモン投与しても、この大きさだと腹腔鏡手術ができるくらいまで小さくはならないし、都内のどの病院に行っても、難しいと言われると思う。」


あたしの中では「手術しよう!」と決めて行ったので、


「腹腔鏡じゃなくてもいいです、でも仕事と学校があるのでできればまとまった休みが取りやすい時期に手術したいです。」


と、即断即決。
この先生から外科手術ができる先生を紹介していただいて、先週末からこの先生のもとで手術を前提とした治療計画を立て、治療を開始しました。


「これから半年間、4週間ごとにホルモン剤を投与して、筋腫を小さくする。
3ヶ月ごとに精密検査して、正式に手術の日程を決めましょう。
貧血も手術時の出血によって悪化する可能性があるから、鉄剤は飲み続けましょう。」

(鉄剤飲んでるのに、ちっとも数値が改善されないのはなぜだ?
この数値だとフツウに生活しててもふらついたりしているはず、と言われたけど、階段も駆け上れるし、普段のあたしはいたって元気。)


で、打たれた注射がなんと1本50000円!
保険が利いて15000円ですよ!


最近の病院はATMのような自動支払機で支払ができるのですが、画面に15000円と出た時には
「は?」
と声を出してしまいました。
注射の痛さはどうってことありませんが、これをあと5回か6回打たなければならないのかと思うと気絶しそうです・・・
来年は確定申告できるな


主治医の先生が、エロくない江川達也みたいなルックスで、
「いっしょに頑張っていきましょうね!」
と熱くエールを送ってくれて、そんなに難しい病気でもないのになぁ、とあたし自身はかなり冷静に受け止めている。
まぁ、先生からしてみれば、未婚でこの大きさの筋腫を持って、もしかすると子宮も摘出しなくちゃならないかもしれない三十路ぢょしはかわいそうな存在だよね。



焦らずひとつずつ先生の指示に従ってこの半年間の「闘病生活」を楽しもうと思います。
とは言え、日常生活にはなんの制限もいらないそうなので、病気だからと行動範囲を狭めないで、これからもいろんなことし続けようと思います






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

溢れ出る「泉」

2008-02-02 17:11:26 | カイシャ・シゴト
ウルルン滞在記のようにはいかないのだ


たった3コマだったけど、あたしの中学校の先生体験が終了。
楽しかったー、緊張したー、かわいかったー


職業体験をしつつ、そこの事業所の人にインタビューをして記事を書いて雑誌を作る、という「記者」の職業体験もしちゃうプログラムで、あたしたちはインタビューの仕方、まとめ方、原稿の書き方なんかを教える役割。
ただ単に記事を書きましょう、ってだけでなく、「働く人の思い」はひとりひとり違うってことも伝える大事な役割でした。


1、2コマ目は職業体験に行く前に、どんなことを聞いてきたらいいのかな?ってことをいろんなワークをしながら学ぶ。
5日間の職業体験に行って、実際に仕事をしながらインタビューしてきたことを、3コマ目に思い出しつつ原稿にする。


1、2コマ目はいわゆる「講義」の要素が強かったので、とにかく予習して、ここではどんなコトバを使ったら分かりやすいかなー?とか、どんな展開にしたら生徒たちはきちんと理解できるかなー?なんてことを考えながら組み立ててた。
3コマ目は実際に原稿を書く!っていうのがテーマだから、講義はほんのちょっと、あとは生徒たちの中に入って、うまく書き出せない子、何を書いたらいいか悩んでいる子なんかに、いろいろ質問しながら、引き出すっていうことがメイン。


これがねー、とっても楽しかった
900字くらいの原稿用紙を渡されれば、そりゃあ、オトナだって途方に暮れます。コドモも同様。


「どこに行って来たの?」「どんな仕事した?」「それってお客さんとして行ってたときには知ってた?」「いつが忙しかった?」「仕事を教えてくれた人ってどんな人だった?」・・・
つまり、その答えを作文にしていくと原稿になるので、あたしたちは生徒の記憶を呼び出していくお手伝いをする。こんな質疑応答を繰り返していくと、「背景」としてとらえていた体験が、「貴重な体験」だったんだーという「発見」になるからおもしろい。
最初はもじもじしていて、「うん」とか単語でしか返事をしてくれない子が、話を続けると饒舌になっていく。コドモたちの能力ってホント溢れる泉なんだーと実感。



このプログラムを体験して、従業員にとっては「貴重な体験ができた」ってことくらいで、あたしたちが所属する事業にとっては正直なところメリットはない。
あたしなんかは、部下は抱えているけれど自律運用してくれているし、自分自身の仕事もある程度コントロールできるから4~5時間拘束されることは問題ないけれど、もしも、メンバーがやってみたい、と思っても、気持ちよく送り出せる上司たちはどのくらいいるんだろう?
そういう点では、ほんとに快く送り出してくれた上司たち(応募したときから変わっているから2人になるけど。)には感謝。


でも、あたしは、メリットはおおいにあると思う。


親会社が対象としている顧客はどんどん多様化していて、勢い、「商売」ってことを考えると「中学生」は対象外。
でも、地域に密着した営業活動っていうのも、ひとつ強化していることだし、飲食店、美容院、商店、旅館・・・そういった事業所を顧客にしている親会社にとって、地域の活性化、街を元気にするってことは、そこの街のことを知る、その街に住む人たちのことを知るってことになる。
多様化の中には中学生がいてもいいんじゃないか?
エンドユーザーっていう短絡的な見方をするだけでなく、職業体験を通じて、街の事業所と教育現場と家庭と・・・っていう結びつきを深める手伝いをすることは事業にとっても、すっごーい回り道だけど事業メリットは「ない」とは言い切れない。


それに、
従業員にとっても、「伝える」ということの難しさ、多様な価値観を持つ人たちに対する「伝達」っていうことを体感するのは、営業、企画に関わらず、すべてのコミュニケーション活動をする上で必要なことだと思う。
伝える」ためには、相手のことを知らなければならないし、相手のことを「聴く」ってことが大事。
そして、その上で、相手の目線に立ってコトバや態度で伝えていくっていうスキルは誰にでも必要なものなんだと思う。


楽しかったです
また機会があれば参加したいし、この楽しさ、意味、意義を伝えていこう、って思う。
こんな貴重な体験ができたこと、ほんとうに嬉しく思う。


そうそう、たった3コマじゃ、ウルルン滞在記のように、最後に涙のお別れとか、先生楽しかったよーなんてことは起きないのだ
そりゃそうだ。笑。
でも、たった50分×3コマだったけど、この出会いは忘れません。
本ができるのを楽しみにしてまーす
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする