わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

2009年をリフレクションする

2009-12-31 02:13:35 | コトバ・ニッキ
せっかく中原先生のおっかけを始めたんですから、そこはちゃんとやっておかないとね
ってことで、今年を振り返って「意味付け」をしてみようと思います。



じゃすふぉーの今年、いろんな意味で転機だったような気がします。
金井先生曰く、普段は流されていてもキャリアの節目は決断せい、クランボルツ先生曰く、計画された偶発性がキャリア形成には大きな影響を与えている、ってことですが、たぶん、今年のあたしの状態は後から振り返ってみたらきっと『節目』になっているような気がします。


論文と中原先生と晃司に明け暮れた2009年でした。


晃司くん方面は、まぁ、キッカワさんが動けば、それに合わせてあたしも活動するので、これと言って目新しいこともなく。でも、論文の追い込みと25周年ツアーが重なって、絶対どっちか取りこぼす、と思っていましたが、今んとこ完走
仕事を片手間にやればいいか、くらい思っていたら、こちらも同僚が急に退職したり、巨大なプロジェクトが降って湧いたり、インフルエンザが流行ったり(当社は基礎疾患者が多いので対応が必要以上にナーバスなんです)と、とても片手間にできる状態ではなく・・・11月の連休の頃はホントに死にかけてました。


論文と中原先生。
論文を書くにあたっては苦難の連続。
もともとが「組織の課題を解決する」が前提なので、あたしも周りも仕事に生かす、という大命題を持って進学していたわけです。キャリアアップ、ステップアップというわかりやすい目標ではなく、学んだことを仕事に生かすってことをするための大学院なのでね。
最初はあたしもそのつもりだった。授業を受けていても、もちろん単位のこともあるけど、どこかで「お、これは仕事で使える」とか「うちのカイシャに応用するとなると?」なんてことを考えていた。


今は、そういう気持ちが全然ない。シンプルに学びたいから学んでいる。
こう言うと大抵「どこに行こうとしているの?」と言われるし、「偉いねー、勉強家だねー」と言われる。


うーん
それには違和感。


長岡先生の授業を通じて、学ぶということを学び、中原先生や上田先生に出会った。そして、これらの先生方のお話を聴いて、本を読んでエナジャイズされてきた。
だから、もっと話を聴きたい、もっと理解したいって思った。これってあたしにとっては自然なことで、向上心とか向学心というのとも違う。好きだからもっと知りたい、っていう感情。晃司くんやichiroさんをおっかけるのと同じ。


好きだからたくさん観たい、たくさん聴きたい。


そんなシンプルな動機で学習しちゃならんのかね?
2009年は学ぶことに対する色気(仕事に生かせる、とか、キャリアに箔が付く、とか)が消えた年でもありました。
シンプルに、純粋に学ぶ、ってことを学んだ。これ、あたしにとっての収穫。


この先も学びたいとは思っているけど、「大学院」という錦の御旗がなくなっちゃって、そして「人材育成担当」という役割がもしもなくなったら(あと2年くらいはだいじょうぶそうですが)、ここまで自由に学ぶことはできないだろうな。あたし自身が学び続けられる環境を作るってことをしていかないといけないようです。



仕事はまさに転機、な気がする。
もともと今のカイシャに入ったのって、組織運営がしたい、っていう動機からで、別に障害者雇用に興味があったわけでもないし、ましてや福祉政策なんてまったく門外漢。
今でも、あたしの志向はそっち(組織運営)にあるんだけど、与えられる役割はちょっと違ってきている。


広報の担当になったこと。
見学にいらした方への対応では”何かにとりつかれたんじゃないか?”ってくらい、当社のことを魅力的に語っている。もちろん、そう思っているから言っているわけでもあるけど、どこかで醒めているあたしもいます。
そして、語ることであたしはカイシャのことについて内省している。それはあたしにとっては非常に有用なことではあるんだけど、いつもいつも、あたしが「カイシャの顔」として応接していていいんだろうか?・・・あたしが喋ることがカイシャのすべてになってしまうことに恐怖を感じている。


役員向けに障害者雇用に関する勉強会をやったり、退職する方からの引き継ぎで障害者の雇用に関する勉強会(その方面では名のある方々が集まっている)に参加することになったりと、うまく言えないんだけど、あたしのキャリアが「特例子会社」「障害者雇用」にシフトしているような感じすらする。


もともとやりたかったこと、自分自身の志向とは合っていない。もちろん、やりがいのあることではあるし、仕事自体は嫌いではない。それに社外の勉強会なんかに出て名刺交換するときにも自己紹介しやすい、なんてメリットもある。
このまま流されていくと、あたしのキャリア、コンピタンスが「特例子会社」「障害者雇用」になっていくのかなぁ。これは流されて行けってことなのかな?それとも、あんたがやりたかった組織運営にシフトチェンジした方がいいよってことなのかな?


答えはきっと、あとからわかるんだろうね。



プライベートでは、あらためて自分のぢょし力のなさを痛感
ホント、モテないんだなーって実感。
婚活、というほど重たくはありませんが、夏から秋ごろはあたしもちょっと頑張っていました。
見た目は気に入ってくれる。でも、その先に進まない。おそらくは、あたしが自己主張しないこと。何が食べたい、何処に行きたいも含めて、主張することが苦手で相手の話を聴くことの方が100倍くらい心地よい。それを「何を考えているかわからない」と言われてしまうんだなー。
で、ちょっと主張してみたら、それはそれで嫌われる。オトコって(という括り方は差別的ではありますが)勝手だよなー
そして、もう一つはやっぱり大学院に通っていること。学歴、格差ってことももちろんなんでしょうけど、大学院に通っている生活を送っていること=充実しているふうに見える、に気おくれしている感は感じました。


でも、いずれにしても、あたし自身に魅力がない、ってことには変わりがない。
結構、凹んだし、自信もなくした。
「あんたに言われる筋合いないわ」と思えれば建設的だったのかもしれないけれど、「あぁ、あたしってやっぱりダメなんだ」と思ってしまうのは精神衛生上最悪だよね。


今は、忙しくしていることもあってちょっと浮上したけど、それでも、ひきずってるかも。
なんでみんなができるケッコン、ってものをあたしはできないんだろ?ってそんな根源的なことを考えてしまってぐるぐるぐるぐる・・・・。
それはたぶん、自己主張しない、つまりは、素を見せない、腹を割ってないってことなのかもしれない。この年までひとりでいたら、そりゃー、つっぱって生きてるところもあるし、傷つかないように本心見せない、ってこともある。


自分の弱さ、弱みがわかった年でもありました。
婚活?はもういいや。素のあたしを見てもらうしかないんだよね。素のあたしを見てもらうには、場が必要。だから、場を求めて行動しようって思う。



いちばんの後悔は、論文を言い訳に犠牲にしたものも多かったな、ってこと。
特にともだちづきあい。二の次、三の次、にしてたかも。今までだったら、ちょっとの時間でも顔を出していた集まりを、さくっと「ごめんね」と断っちゃったりもしました


ものすごい確率で出会った縁なのに、粗末にしちゃいかんよね。
今さら・・・かもしれないけれど、来年は縁を大事に、もう一度紡ぎ直そうと思います。


2009年、あたしにとってはきっと「節目」なんだと思う。
学ぶこと。働くこと。人との縁。レンアイ。
これらのことに対峙するスタンスが、今までのそれとは違っている。どっちがいい、とは言えないけど、2010年は、後悔しないように丁寧に生活する、これをもう一度しっかりやっていきたい。


今日、今年最後のヨガに行ってきました。
ヨガはいつも、胸の前で合掌して「NAMASTE(ナマステ)」と言って終わるんだけど、
最後、インストラクターの先生が


「今年もいちねん頑張ったご自分に感謝を込めて・・・NAMASTE(ナマステ)」


そうだよね。
結果がどうあれ、頑張ったことには変わりない。そして頑張れたことを褒めるのではなく、頑張れたことに感謝する。ステキなことだ。


来年もたくさん感謝できるいちねんにしよう。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今年もみなさんには本当に励まされ、勇気づけられてきました。
バーチャルな場からリアルな場へとお付き合いが広がったり、ブログを通じていろいろな気づきを得ることができました。
本当にありがとうございます!
そして来年もこんな調子で時に強気に、時に弱音を吐きつつ書いていこうと思ってます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


みなさま、よいお年をお迎えくださいませ


NAMASTE(ナマステ)!
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amazon万歳

2009-12-29 00:56:19 | コトバ・ニッキ
自分で自分にプレゼント
って、論文終わったし、とか、クリスマスだし、とかプレゼントし過ぎだけど


Miss Marcが描かれたマーク・ジェイコブズの時計も結局買っちゃったし、おともだちのカイシャのファミリーセールでは「ひゃくぱー買わない自信あり、佐野ラーメンもらいに行く(※ここは来場のお土産に佐野ラーメンをくれる)」と豪語してたのに、「ピアスきらっと揺れてぇ」がやりたくて、ロングピアスを購入。だって、かわいいの見つけちゃったんだもん(笑)
最高額は晃司DVDボックス。お金払ったのはもうちょっと前だけどね。


ある意味、極め付けはこれ。



スカルのビニール人形@840
クリスマス前のおもちゃ売り場に足を踏み入れる勇気がなかったので、あまぞんでポチっと購入。
同時購入は
・ハーバードのケースで学ぶ企業倫理
・ビジネスの倫理学
・希望学
といったビジネス書。3学期の授業のテキスト、参考文献です。


仮面ライダー人形とハーバードのケースを一緒に購入するだなんて、アマゾンのマーケティングデータが首をかしげていることでしょう。
「三日月姫さんにお薦めの商品があります」にどんな商品がクレジットされるか楽しみです

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なかなかいい感じだったんじゃないの?

2009-12-27 23:07:33 | キッカワコウジ
行ってきました KIKKAWA KOJI LIVE 2009-2010 25th Anniversary LIVE GOLDEN YEARS TOUR@仙台サンプラザホール


キッカワ納めです。なんだかんだと今年のライブ25本+ミュージカル2本。
うちキッカワさん10本、ichiroさん10本(カウント外ですが中原先生は7本です。)。今年も楽しい思い出たくさん、そんな最後を締めくくるにふさわしい楽しく熱いライブでした。


今ツアー、初の左サイド。と言ってもやや見切れ席で、坂ちゃんはほとんど確認できず


でも!
よいライブは席のよしあしには関係ないのだ。
これ、その通りだ~と実感。


なんだろ?すごーくよかった。どこがどうよかったの?と訊かれるとよくわかんないんだけど、あっと言う間って表現がぴったりなくらい、充実、濃厚、そして集中した2時間半でした。


Crackでは壊れちゃうんじゃないか?アタマに血が回っちゃうんじゃないか?ってくらいの動きっぷり。
そして「壊れてゆくお前を見せてくれ」。
はい、懇願されました(あたしの周り50人くらい)


A-LA-BA、LA-M-BAでは
「もっと近くにおいでよ」。
はい、懇願されました(同じくあたしの周り50人くらい)


ほかにもたくさん、妄想ポイントあったんだけど、24時間が経過した今となっちゃ、何も覚えていないし。


わたくし的ツボは、
Mr.Body&soulの「曝け出すバルヴを開こうぜ」でホントにバルヴひねってた。
El Doradoのラストはいつも以上に長ーく飛んでた。晃司、コンドルになる、の図。
TOKYO CIRCUSの「その突き出したヒップラインで」ではいつもよりも念入りに?お尻をなでなで(笑)


昨日のわんわーは鳥肌物。あの5分弱の間、感情がどっか行っちゃって、まさに立ち尽くしておりました。なんだろ?あの感情。いつもは「だいじょうぶさ」でもれなく涙なんだけど、それを超えて「無」な感じ。撃たれました。


アンコールでは、1日遅れのサンタで登場。新潟のときのメタリックサンタではなく、フツウのドリフのコントみたいなサンタ(上着と帽子のみ)で登場。メンバーも全員。
新潟同様、ボールとかワックスとかライダー人形とかを投げまくり。全部にサインが入っていたそうです。3時間掛ったんだから、勘弁してよー、とか、2人で採ったらじゃんけんして、とか、前の方の席の人が3個?くらいGETしてたら「分けてあげなさい」とか、やさしい晃司くんの一面が出ていたなぁ。
あたしのところには来なかったけど、すごい、キッカワさん、さすが水球で鍛えた肩は健在 3階まで届いてた。あの強肩&美しいフォームが見れただけでも儲けもの。


入場のときに全員にプレゼントしてたのがこれ。



晃司画伯によるコースター。ちゃんとほくろがあるのがいい



アンコールでは、
「こんな不景気でいろいろあるとは思うけど、元気出して、笑顔をまた見せて頂戴」と寅さんみたいな喋り方になっちゃったよーって一人つっこみしてた。
毎回毎回、こうしてあたしたちを元気づけてくれる。MCでのコトバも、だけど、全力ですごい集中力で見せてくれるステージがあたしたちを元気づけてくれる。


ライブに行くって言うと「ストレス発散してきてねー」とよく言われるけど、なんとなく、それって違うような気がしていて。あたしにとっては、ストレス発散って感情は全然なくて、元気、勇気、エネルギーをチャージしている感じ。マイナスをゼロに持ってくる、のではなくて、プラスにしてくれる、そんな感じ。
誰のライブに行っても元気はもらってくるけど、晃司くんは別格。


今日はなかなかいい感じだったんでないの?と晃司くん。
今日は、ではなく、今日もたくさんの元気をもらいました!どうもありがとう&2009年おつかれさまでした!


次は金沢!

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さぁ、お前の罪を数えろ

2009-12-25 02:55:21 | キッカワコウジ
クリスマスにライダー見るジャスフォーぢょし


さすがに一人で観に行くのはイタイよね~とキッカワ仲間のおともだちと、どうする?いつ行く?と相談したら、あろうことか12月24日が空いてるじゃないですか!
おともだちは仕事が切り上げられるか微妙だったんだけど、あたくし、16時アポで汐留に外出。17時に終了ってことは直帰でしょー。ってことでクリスマスにライダー鑑賞です。


想像以上におもしろかったんですけど


ディケイドはとーぜんながら、テレビシリーズは観ていないので何がなんだかわかりませんでしたが、Wのビギンズナイトは予備知識ゼロでも十分に楽しめた。
ストーリーとしても完結していたし、いろんなところで「キッカワコウジがいいよ」って書き込みは目にしていたんだけど、ホントにいい。かっこいい。


晃司くんってフツウに喋ると、結構声高いけど、映画やナレーションのときって努めて低い声になる。信長のときも思ったけど、ちょっと溜めた話し方が劇画チックでなんともライダーの、おやっさんの世界観にマッチしてた。
漫画みたいなのに、それがはまる。探偵事務所って設定も劇画チックだし、おやっさんって呼ばれちゃうのも何やら昭和な匂いだし、3ピースに中折れ帽ってのも漫画。でもかっこいい


そして、おやっさんのセリフも晃司くんが好きそうだよなーってコトバばっかり。


「お前の罪は自分で決断してこなかったことだ」
「帽子はその眼のやさしさとさみしさを隠すために被るもんなんだ」
(やや意訳)


決断しないことが罪・・・ずどーんと撃たれた。
自分の信じることを疑わずに選択して進んできた晃司くんらしいコトバだ。あ、違うか、スカルの言葉だった(笑)


アクションシーンも、これ、普段の晃司だよーってな、あたしたちファンじゃないとわからないツボあり。最後の胴体スカル、顔だけ晃司はちょっと笑ったけど。
子供だけのものにしておくのはもったいない。
おやっさんエディションとかあったら、通い詰めるのに。


ラストに登場した次のライダー(なの?)。
アクセルって言ってなかった??? なんだか縁を感じます。つながるねぇ。



そうそうつながると言えば、日曜日の中原先生のブログ。
お子さんにつきあって仮面ライダー見たって記事だった。
ぜひぜひビギンズナイトをご覧になってほしい(笑)


映画の後は、当然
クリスマスだからこじゃれたもの食べる?なんて話していたのに、結局いつもと変わらない大衆コース。これだからあたしたちモテないのかしら???
いちおー、〆にはケーキも食べてみた(昨日も食べたけど)。チキンも食べてみた(昨日も食べたけど)。


おともだちへのクリスマスプレゼントは、2010年版キッカワコウジコトバアートカレンダー。


しこしこしこ
せっせせっせ


と昨晩、2時くらいまでかかっちゃって完成。
夜中に何やってるんだか?夜更かしはお肌の天敵なのに。
おっと、気づいたらもうこんな時間。早く寝なくちゃ




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2798

2009-12-24 00:31:30 | キッカワコウジ
ホントに12月23日に来た。クリスマスプレゼントだ~。ってペリカンさんが運んでくれたけど、お金は自分で払ってるし。


でかっ


こんなに大きいとは思いませんでした。あ、でもよく考えてみたら、そりゃそうだ。DVDが10枚以上入ってるんだもんね。


受け取って、真っ先に思ったのは
「どこにしまおう?」





何から観よう、ではなく、どこにしまおう・・・
晃司よ、ゴメン。ちょっとココロ離れてるねー(笑)


ところで、シリアルナンバー。
うーん、ぐっとくる語呂合わせはできないかなー、とさっきからぐるぐるぐるぐる考えているけど、想像力も創造力もなくって、全然ダメ


2798 ふっ、泣くや
2798 風船、悔しい
2798 不戦 キューバ 


ふぅ、どれもこれも意味不明


ちなみに6ケタで刻印されていたので


002798 オレ次男 牙


ダメダメです・・・










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VOLANDO!

2009-12-21 00:58:40 | ichiro
行ってきました Rockamenco Tour VOLANDO!@東京キネマ倶楽部


今頃、ロカメンの皆様はRed Shoesで演奏中かしら?日曜の深夜、電車がある時間なら行ったかもしれない?いや、さすがにムリだろ?


今回のツアーは結局ラストの東京しか行けませんでした。ホントは11日の京都も行きたかったんだけど、どーしても外せない会議が入っちゃったり、11月3連休のToo Hot Coolも行きたかったんだけど、さすがに論文の追い込み時期だったりで、断念。


ツアーって、回っていくと、回数重ねて行くと音が進化するんだよねー。バンドとしての親和性って言うのかしら?なんだかどんどん醸成されて、ホントに気持ち良い、心地よい音になる。
今日のRockamenco がまさにそれ!
すべての楽器の音がちゃんと聴こえて、ひとつひとつがちゃんと際立っていて、主張していて、でも融合してる。すっごく気持ちいい音でした。


KSKさんとichiroさんのツートップがはけて、残り5人のセッション。これがホントにかっこいい。特に太郎さんとPONYさんのツインドラムはホントにかっこいい。PONYさんのスティック捌きはホントすごいっす。なんであんなにくるくる回しながら叩けるのかが不思議。フロントの2人がいなくても、存在感ばっちりだし、音もきっちり厚みがあるっていうのがすごい。ホント、奥が深いバンドだ、Rockamenco。


そして、セットリストもミラクル。っていうか感涙ものでした。
いつもとちょっと違っていて、「お!ここでWILD WORLD来るんだー!」とか「HAPPY MONDAY MORNING、こんな最初の方にやっちゃうだなんてこの後どーなっちゃうの???」とか、いちいちわくわくしてました


KSKさんが詞に込めた思いを語って唄う「花」。
曲と思いを大事にしてるんだな、っていうのが伝わってきてぐっときた。
(余談ですけどね、晃司くんが唄うバラードは感動するんだけど、ひやひやドキドキもするんですよ。唄いなおすんじゃないか?って。でもKSKさんの歌は安心して聴ける。いついかなるときでも音がぶれないのがすごい!)


クリスマスプレゼントだ、って言って、クリスマスメドレー。
なんてかっこいい「サンタが街にやってくる」なんでしょう???
最後、「もろびとこぞりて」のフレーズを組み入れたりして、ホントかっこよかった~


そしてLa Paz! 1から9、スペイン語で覚えようってKSKさん直筆のフライヤーが入っていたので、「お!あの曲やるのね!」とわくわくわくわくわく
楽しい~。こういう参加型ってホントに楽しい。
どんくさいあたしは、なぜが6とか7とか、うまく指を出せなくて、あたふたしてました


みんなに感謝を込めてって唄ってくれたのが「I'll Be There」。泣きそうになった、ってか実際泣いた。(泣きすぎだろ?)
今年はいろんなライブでマイケルの楽曲を聴いた。もちろん追悼ってこともあったんだろうけど、みんながマイケルのことが好きで影響されてきたんだなーってことがわかった。
今日のI'll Be Thereにどこまでの思いがあったのかは正直よくわからない。けど、追悼だけではなくって、みんなのそばにいるよ、ってメッセージはRockamencoがライブバンドとして存在し続ける、ライブで演奏すること、そしてそれを聴くあたしたちがいること、それがシアワセなんだって言っているように感じた。
それにしても、I'll Be Thereは原曲を凌ぐステキなアレンジに。KSKさんの歌声はそれだけでオリジナルだ。そしてそこにツインドラムの厚みと3つのギターが重なるからホントに深い音になる。


そして、今日のichiroさん。
あたしの素人耳なんで怪しいものですが、え?Rockamencoのライブでこんなにギターを弾いてるichiroさん初めて!!!ってくらいよくギターが鳴っていました。
ichiroさんのギターの音って、切ない、けどあったかい。なんかねー、胸をわしづかみにされたようなそんな音なんだよねー。
そしてペグ?のあたりがキラキラ光っていてクリスマス仕様。(なの?それとも何か意味があるのかしら?)


腕を大きく振り上げるあのポーズ、大好き
あれを観ると「おおおぉおぉおぉおー、Rockamencoに来たーーー!」って思うもん。


わたくし的な最大のツボは、アンコールでお召しになっていたWASABI-Tシャツ。
これがおばさんが作ってくれたというものなんでしょうか???
唄いながら、胸プリントに指さしたり、WASABIを溺愛(?)するichiroさんが垣間見ることができてなんだか微笑ましい感じ。


今日は初メンコのおともだちを連れて行ってきました。
ずーっと行ってみたーい!と言ってたんだけど、日程が合わなかったり、彼らのライブはライブハウスが多くてなかなか車いす対応でなかったりで、今まで機会がなく。今回は事前に訊いたらってことだったので、念願かなって初メンコでした。


みんなが立ちあがっちゃうと見えなくなっちゃうかな―と思い、ichiroさん側の端っこに席を用意していただいたのですが、奇跡的にばっちり見えたそうです!
いろいろとご対応いただいたスタッフのみなさん、ありがとうございました!!


今年最後のメンコにichiroさん。
最高のステージでした。
どうもありがとう!今年もいちねん、いろんな場所でメンコにichiroさんを観て、聴いて、ひとつひとつが大切な思い出だし、またこれが次につながるんだ、って思ったらなんだかとーっても嬉しい。
来年もたっくさんライブやってほしいなぁ。時間とお金と体力が許す限りおっかけます


おつかれさまでした、ありがとうございました、そしてよいお年をお迎えください
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曖昧なものを深掘りする

2009-12-20 07:45:12 | オトナの学び
論文の審査会前の合同授業が終了~。


いやー、胃が口から出るかと思った


論文審査のスケジュールはこんな感じになっていて
12月5日 提出
12月19日 合同授業 ここで審査会のリハーサルを行う ほかのワークショップの教官からビターな突っ込みが入ったり、ダメ出しが出たり・・・
で、修正したり、追記したり、発表用の資料の作成をしたり・・・ってことを行い、
1月13日 差し替え提出締め切り
1月31日 審査会(15分間でパワポを使ってプレゼン+10分間の質疑応答)


となります。
この審査会は去年はオブザーバーとして参加させていただきましたが、もうねぇ、ピリピリした緊張感と内容のレベルの高さに凹みまくって帰ってきた記憶が蘇ります。


で、昨日の合同授業。
あたしは、完全に甘く見ていて、プレゼン資料はこんな感じでいいっすか?とか、ここはこういうふうに喋った方がいいっすっか?みたいな相談ができるのかしら?といつものワークショップの延長かと思っちょりました。
一応、発表用のパワポは作成して教官に送ってありましたが、ダメ出しいっぱいあったのに、結局「なんとかなるっしょ」と、修正もしてないし。


合同授業は午後からだったんだけど、いつもの習性で、お弁当作って、代官山(といってもちと外れのPicassol)で、ブラウニーとスコーンを買って(今日、弟夫婦に会うのでお土産に♪)、10時半くらい学校について、借りた本を受け取ってパソコン借りて、ブログでも更新するかなー、持ち帰った仕事でもやるかなー、と掲示板見て愕然



13:00~13:15 発表
13:15~13:35 質問
12分で予備鈴が鳴ります。 (以下、人数分)






ええええぇぇええぇ~っ!


本番さながらじゃん。


ということで、急きょ発表用のパワポを、


しこしこしこ
せっせせっせ


と修正、追記。


あたしの発表は6人中5番目だったんだけど、前半の会計のクラスのみなさんの完成度の高さと教官からのカカオ90%くらいのビターな質問に「まずい、本格的にまずい」と生きた心地せず


聞けば皆さん、リハーサルを何度かやられたとか・・・こちとらぶっつけ本番ですけど
論文の目次も入れてなければ、会社の概要も書いてないし、いつものノリで作っちゃったパワポなので「じゃ、~~すればいいじゃん」みたいなふざけた表記はそのままだし、胃が口から飛び出るかと思った。


で、発表は予想通り、時間オーバーでぐだぐだです


あたしのアプローチや論文の仕立てはMBAのそれとは思えないような構成になっていて、発表用の8000字くらいのレジュメしか教官たちは読んでいないんだけど、正直なところ「理解不能」なんだろうと思う。
特に、今回は会計のクラスと合同で、会計や財務の専門の先生方からは「なんじゃ、それ?」って内容だからか、質問も出ませんでした


人材、組織系の先生方からはいくつかご指摘をいただきましたが、思いがけず「おもしろい」との評を。


まー、よく調べてあります、とか、課題設定がよくできています、とかそういうコメントにはそぐわないわけで、「おもしろい」としかコメントしようがないんだろうなぁ。


でも、ひとつだけ、あたしの自信というか、勇気になったことがありました。
辛口なコメントを寄せる先生が
「曖昧なものを具体的に掘り下げているところがよかった」
とおっしゃってくださった。


混沌として曖昧だけど、ひとりずつが全然違うモティベーションを持っていて、それを大事にしようよという主張はおよそMBAらしくないし、何ゆるいこと言ってんの?と言われちゃうのも自覚している。
でも、あたしたちは一人ひとりがまったく違うってこと、大事にしていることも違うんだ。


それをどう論文という形式に落とし込むかってことが最大のテーマだったんだけど、なんとかクリアできたかな?(いや、まだ本番は残ってますが。)


誤解を恐れず言っちゃうと、あたし自身は、この論文の評価(成績表のAとかBとか)はどーでもいいって思っている。
論文を書いてきたプロセスが大事だってことではなくて、あたしが自分のアタマとコトバで書いた論文が(中原先生や上田先生にはおおいに感化されたけれど)、誰かの何かの気づきになれたとしたら、それでもう充分だし、そのことだけであたしは来年以降も学び続けられるような気がする。


審査会に向けて、いくつか論文とパワポを修正するけど、あたしはあたしのやりたいやり方でプレゼンしよう。それが2年間苦しみながらも楽しんだあたしの成果だって思うから。


合同授業が終わった後はまたまたお声をかけて召集してくださった方がいて、クラスメイトで中目黒で乾杯
ジェローラモさんの奥さまが経営されている手打ちパスタがおいしいイタリアンを予約してくださって、楽しいひととき。


お料理もおいしく、ボリュームもあって、そしてとってもコストパフォーマンスが高い!ちょっと駅からは離れているけどアットホームでステキなお店でした。
バジルのパスタが絶品でした
デザートのみかんのシャーベットも。オレンジじゃないの、みかん。甘くておいしかった~。


2次会は駅前に場所を移して、大衆ちっくな居酒屋へ。
授業の思い出や、●●さんはもっとスマートできっちり(課題をこなす)した人かと思っていたけど、違う~とか、喋りまくって気づけば終電間もないじゃん、って時間。
(今朝起きてまたまたびっくり、すっごい、むくんでる。今、パック中です。今日はこのあと歯医者、法事、ichiroさんと大忙しなのに。)


楽しかったです


大学院に行ってよかったな~って思うことが、フツウに生活していたら出会えない人たちと出会えたってこと。これはMBAホルダーになることや、知識が増えることよりも、何倍も貴重で価値のあることだ。
楽しく豊かな学生生活でした。


そう、そして、あたしのいちばんの関心事は「卒業式には袴で行くか?」
いちおー、1回目の女子大生卒業の時に袴着たけど、また着たい。
完全にコスプレだね



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つっばっていきましょう

2009-12-13 00:13:49 | キッカワコウジ
行ってきました KIKKAWA KOJI LIVE 2009-2010 25th Anniversary LIVE GOLDEN YEARS TOUR@大阪厚生年金会館


今週、ずどどーんと落ちる出来事があって、ブログもなかなか更新できなかったし、ライブに向けてもテンションあがらず
旅の手配をしたのが水曜日ってどうよ?それ。


でも、なんとかなっちゃうもんです。せっかく関西まで来たんだからと、神戸の先に住んでいる叔父、叔母を訪ねつつ、節約エコプランでやって参りました。


ゴールデンウィークのエンタメツアー以来、半年ぶりの関西です。
晃司くん絡みでは、CLUB JUNGLEツアーで厚生年金に来た記憶あり。夏休みの最終日を使って、翌日は朝イチののぞみで出社した記憶があります。


ある意味、今ツアー最強の良席だったかも~
視線がもらえちゃう右側席、一桁台。晃司だけを観てきた(笑)
でも、その時には覚えているんだけど、3時間が経過した現在、まったく覚えちゃいません。アルコールのせいだけでもなさそうだ、この容量の小さなあたしの脳みそなんとかならないかねー


オープンニングでK2の巨大セットがせり上がって行って御大登場!ってなる。そのあと4~5歩くらいステージの前に出てきてBメロを唄いだす時の唸るような声と腰引きに腰砕け、です


「えるどらど」のラスト、コンドルが飛んでいく映像が映し出されるけど、晃司もコンドルになってた


あたし的ツボはメドレー終わった後、「最近のキッカワさん、唄います。」
キッカワ「さん」っていうのがなんだかよかった。


アクセル?だったかな? シャツのカフスボタンを留めようとして、客席にほいっとマイクを向けたり、The Gundogsでもみんなに唄わせたり、今日はなんだか参加型でした。Juicy jungleでも「みんな、一緒に唄ってくれ~」って言ってた(ような気がする)し。


今日は、無事、わんわー唄い切りました
途中ちょっとやばいかな?ってところがあったけど。
それにしても
「あぁめにぃうぅたれ、 かぁぜぇにぃなぁあがぁあされぇえ~」
「まもりたぁあいぃぃ、あいがぁあるぅぅう~」
の声量はとりはだモノ。
このあとの「だいじょうぶさぁ」で決まってうるる~
ずっと唄い続けて欲しい珠玉の名曲です。作ってくれてありがとう、唄ってくれてありがとう


そして、アンコールではライダー登場
「明日見る~!」の掛け声に「ここにいる人たちはみんな明日観るよなぁ。明日観れない人も明後日は観るよなぁ。」と。
あたしはいつ観れるのだろうか?来週は身動きとれないし…ライダーだもん、冬休み中やってるよねぇ。


そして、本日もシンバルキックに挑戦するも失敗
3度目に大成功!・・・が、すごい破壊力で壊れてました、シンバル。
でも、そんなのを観ながら笑っているキッカワさんは懐が深い。



なんだろ?今日はとーっても短く感じた。
あっという間にお着替え、あっという間にBOY'S LIFE、え?もうThe Gundogs?ってくらい。


なんだかんだと今ツアー、Zeppも入れると11か所。参加率約7割。
今日の大阪で11分の5。こんなに行っておいてなんですが、なんだか寂しい。
ツアーを全勝で行きたい、(そのために体力作りに励んでいる…体力作りに励んでるってヘンだよな、と自分で自分の言ったことにウケてたのもおもしろかった。)というようなことを言ってたけど、それは満員御礼ってことを指してるわけじゃないんだろうけど、全会場満員御礼にしてあげたいなーって思っちゃった。
日程的に行けないわけじゃないけど、行かない福岡、さてどうするかな???


最後、こんなことを言ってた。
こんな世知辛い世の中だから、つっばって笑顔でかっこつけていこうぜ(やや意訳)
つらいことがあっても、それに流されるんじゃなくて、つっばって逆らって行きたい。そして、どーってことないぜ、こんな逆境なんて、って笑い飛ばせる、いきがってるかもしれないけど、かっこつけていきたい。


あたしもずどどーんと落とされてる場合じゃないのだ、がんばります


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人生、楽しさなんていらない

2009-12-07 01:34:21 | キッカワコウジ
行ってきました KIKKAWA KOJI LIVE 2009-2010 25th Anniversary LIVE GOLDEN YEARS TOUR@浦安市文化会館


先週みたいなミラクルな良席ではなく、後ろから数えた方が早いよね、って席。
でも会場自体がこじんまりしていてとっても見やすいし、近い。
あまりにも前の方だと晃司しか見えなくなっちゃうんだけど、ちょっと遠くなると全体が俯瞰できて、それはそれで楽しい。照明のキレイさとかメンバーの動きとか。


今日は、EMMAさんと弥吉くんに一斉に照明が当たる瞬間も確認できたし、ふたりが一緒に腕をグルんグルん回すところも確認できたし、小池さんのチョッパーベースも確認できたし、ホッピーさんの阿波踊りみたいなあて振りも。坂ちゃんのスティック回しはいまだ確認できておりません。


PA席の近くってこともあったんだろうけど、とっても音が良かったです。
とはいえ、晃司くんのモニターは位置がイマイチだったみたいで音が跳ね返らずに音程が取れなくて、ONE WORLDは前代未聞の2回の歌いなおし。
このときの会場の重~い空気ながらもみんなでかたずをのんで見守った感じでした。あまりにも真剣な表情だったし。
メドレーに入る前にスタッフさんたちが出てきて修理を始める。
フツウ、こんなトラブルあったらキレたり、帰っちゃったりするんじゃないか?ってひやひやするけど、そんなトラブルも面白がっている(ように見える)晃司くんは懐が深い。


うーん、今日のは機材トラブルだから仕方がないけど、でも、これだけ毎回唄いなおしたり、音程取れないのが続いているので抜本的に何か対策立てていただきたいなぁ。唄い始めちゃえば多少のぶれはあってもきっちり歌えるんだし。何よりもあんなにステキな歌なのにもったいない


でも、前半&モニター治ってからはすっごーいよかった。
声もめちゃくちゃ出てたし、メドレーもスムーズ。
サイケデリックHIPだったかなー?メドレーの中の1曲だったと思うんだけど、ずーっとモニターの上に右足だけで立っていて、左足はくの字に曲げたり、後ろに反らせたりと、すごい脚力だーっと感心!相当鍛えてますね、キッカワさん。


あたしの素人耳なので眉唾ではあるんだけど、今日のギターの音がとってもまろやかでステキだった。同じレスポールなのにごりごりした音ではなくって、くぐもっていて包み込むような感じ。かっこよかったー。音も、だし、股を開いてぐっと腰を引くあのポーズも。


どんな文脈だったか忘れちゃったんだけど、
「人生、楽しさなんていらない。激しさがあれば」
ってことを言ってた。
(楽しみはみんなにあげる、だなんて、なんて愛にあふれているんでしょう!!!)
これって、中原先生や長岡先生が言うHard Fun、Serious Funに通じるような気がする。
HardやSeriousの側面しかなかったら、そりゃー疲弊します。でも、サッカーを例にとってみると、サッカーってあんなに長い距離を全力疾走して、しかも炎天下で・・・そんなつらいことなんでやるんだろ?と思うけど、でもゲームをやっている本人たちは体力的にはきつくてもきっと楽しいんだよね。そう、「マジメに物事を楽しむ」ってこと。きっと、今日の晃司くんの言葉もそういうことなんだろうと思う。まじめにやるから楽しい、真剣にやるからこそおもしろい、そういうことなんだろうなぁ。


いやはや、キッカワコウジ、どこまでも学習者だ。(って、これはあたしの勝手な意味付けですが


ところで。
どんだけ動いたんだ?って出来事。



時計が壊れました、腕振り上げてたらベルトが飛んだ
まー、安物っちゃあ安物だけど、キラキラピンクが気に入ってたんだけどなー。つい最近も直したばかりなのに


実は浦安でおともだちと待ち合わせをする前に、大丸のマーク・ジェイコブズに寄って、時計を吟味。
雑誌で見て一目ぼれしたのはこのMiss MARCが描かれた時計。



これの白か、同じMiss MARCさんが描かれているエナメル黒ベルトにするかでさんざんっぱら悩んで結局「ごめんなさい、もうちょっと考えますね」と帰ってきたんだけど、これって、時計買え!って言ってる???
とりあえず、このピンクの時計はお修理に出すけど、買っちゃおうかな~?論文もできたし、自分へのご褒美だ


さ、週末は大阪です




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プレイフル!プレイフル!プレイフル!

2009-12-05 14:13:24 | オトナの学び
プレイフルって言葉に励まされたから論文が書けたと思う、そのくらい上田先生のこの考えには傾倒してるし、エナジャイズされています。


そんな上田先生がゲストでいらっしゃる長岡先生主催の”パーティー”という名の勉強会『イブニング・ダイアローグ』に行ってきました。
中原先生主催のLearning Barも同じ日、同じ時間の開催で、Learning Barにはこれまたあたしが論文を書く上でものすごく元気をもらった金井先生@神戸大学がゲスト。
髪の毛抜けるほど悩んで(ウソ)、明日が論文の提出日だってこと、論文の最終章に上田先生のことを書いたこと、これは会いに行かなきゃ!とケッテイ
(ってかあたしの行動はすべて「会いに行く」を基点にしてますね。)


今回のテーマは『若手の創造性開発についてマジメに楽しく考える』。
でも、上田先生のミニワークショップがあるってことはいわゆる講義じゃないんだろうな、とは予想していましたが、ここまでとは!っていうくらいわくわくどきどきなプレイフルにあふれた(プレイフルフル?笑。)空間、時間でした。


もうおひとかた、電通の北本さんというコミュニケーションデザイナー、社外的には「学習環境デザイナー」という肩書きだそうですが、が上田先生と「わくわく楽しみながら学ぶには?」ってことをベースにしながら、このセッションをデザインされた。


勉強の場であるんだけど、常識的な学びの場、研修をイメージしてたらノックアウトされます。というか戸惑うか。
音楽が流れて、食事を楽しみながら(この食事にも意味がある)、体を動かして、笑って、そして振り返る。
こんな素敵な学びの場だったら、みんなお勉強大好きになるはず、ってくらい楽しい。


ワークショップって、ゆるくて楽しいっていうか、その場にいるとコーディネーターの仕切りに身を任せていて「楽しい」し「何かやっている」という充実感が得られるんだけど、で?何を学んだの?といわれると非常に難しい。けど、確実に何かに気づいて、何かを学んでいる場なんだよね。


上田先生のワークショップは実際に体験したことはないけれど、夏にシンポジウムに参加したので、なんとなーくどういう雰囲気なのかはわかっていた。でも見るのと体験するのでは大違い!


レゴブロックとモールを使ってグループワークと個人ワーク。
まずは、レゴとモールを使ってひたすら”高く”積み上げるってワークをする。最初は手当たりしだいに取り組んじゃって、全くもって高さなんか出やしないし、6人のグループでのそれぞれの役割分担なんか何もない。
でも、音楽に乗ってカラダを動かしながらだとそれだけで楽しい。
2回目はもうちょっと「学び」の要素を入れて、始める前に戦略を立てましょう、と。どんな形で高さを出すのか、誰が何をやるのか、そういうことを決めてから始めましょう、と。
ほかのチームがどんな戦略を取ったのかを観察する時間が用意されていたりとリフレクションも忘れない。そしてチーム対抗の要素もあるわけで。
1回目と2回目と何かが劇的に変わるということもなかったんだけど、最後に先生がおっしゃっていたことで印象的だったのは、「負けると悔しいって気持ち、これが大事」
そう、レゴを高く積むって行為で競ったからと言って攻撃性はない、勝ち負けじゃないんだけど、負けると悔しい、楽しんだゲームだけど、負けると悔しい、これ、おもしろい感情だよねー。
一生懸命やったからこそ得られる感情なのかもね。


そして、次は個人ワーク。これまたレゴを使って自分の仕事を表現してみてください、いわば自分の『名刺』を作る。
これがまた、おもしろい。


↓これが実際に出来上がった『名刺』



これも、ほかの人がどんなものを作っているのか観察したり、質問したりする時間が用意されていて、いろんな気づきが得られる。
レゴとモール、そのものには意味はない。けど形作って、その形を人に話しているうちに意味を持ってくるから不思議。
たとえば、あまり意識しないで選んだ赤いレゴブロックと青いレゴブロック・・・人をあらわしていますって説明するでしょ、そうすると「なるほどぉ、色が違うのは一人ひとり個性があるってことなんですね」とほかの人が省察してくれて、はっと気づかされる。そして意味を持つ。



深い。レゴブロック深い。ワークショップ深い



でも、世の中のアタマの硬いオトナたちは「ワークショップは楽しいけど、それでいったい何を学べるの?」と言う。
だから、ってわけではないんだけど、いろんな仕掛けが用意されている。いわゆるリフレクション=振り返りのね。



その一つが、ドキュメンテーション・ウォール。
これね。
 



長岡先生のゼミの学生さんたちが、その場で起こったこと、話されていることのキーワードや彼女たちなりに気づいたもの、ことを書きとめて、壁にぺたぺた貼っていく。
付箋1枚1枚にはそんなに深い意味はないけれど、色がたくさんあふれているだけでわくわくする気持ちになるし、何よりも後から、そうだ、この時間にはこんなことがあったんだ~と思い出すことができる。ニンゲンって忘れていく生き物なんですね。2時間前のことを全然覚えてないんだもん。


そして、リフレクション・ムービー。中原先生のワークプレイスラーニング2009でも同じ手法で振り返りを行っていましたが、今回も同じ曽和先生のチームがお越しになっていました。
2034枚(だったと思う)の写真を超高速編集して、最後の最後に上映してくださいました。
感動~
実際に体験したものがこうして即時に振り返ることができるって、言葉では言い表せないほどの感動です。泣きそうになるくらい。
しーかーも、このリフレクション・ムービーは何らかの形で送ってくださるとか。家宝にします。


北本さんはルックスがichiroさんに激似(←そういう視点でしかモノが見られないらしい
これからはデザイナーが世の中を変えていくっておっしゃっていて、なんだか説得力があった。
理屈じゃ動かないんだよね、わくわく楽しいことを生み出すにはデザインや音楽の力が必要なんだよね。
おもしろかったのは、イノベーティブな人材がほしい、けど、いないと嘆くよりも、人事の採用基準を変えてみたらどうか?って。音大出身の人はいいよって。彼らは協調するということを知っている、時間も守る。オーケストラはまさにそうだ。


2時間半、メニューにすると
北本さんのスタートアップがあって
レゴとモールを使ったワークショップがグループセッション2回、個人セッション1回
上田先生のプレゼンがあって
質疑応答があって
長岡先生のまとめがあって
リフレクションムービーの上映
っていうこれだけなんだけど、とてもとても言い表せないくらい濃密な2時間半でココロとアタマに刺激と栄養をたっぷりもらったひと時でした。


ドキュメンテーション・ウォールに書かれた言葉や上田先生の似顔絵があまりにもステキだったので学生さんたちに「これ、もらっていってもいいですか?」と図々しくおねだり。
どうぞどうぞ、と言われたのでおばちゃんがっつりもらってきました。

 

上田先生の似顔絵はお守りにします。笑。


上田先生のセサミ・ストリートに撃たれた!ってお話。
文字を知らなくても言葉はしゃべれるし、その言葉の意味も理解はできる。でも文字ができることは世界を変えることなんだって。そしてそのためにテレビっていうのはすごい力を持っているんだって。
Catが猫をあらわすってことは、エイゴを話す人なら耳で覚えて知っている。でも、「C」「A」「T」の組み合わせでCatになるんだよ、ってことは文字を知らないとできない。耳と目で学ぶってことをつなげることができるテレビっていうのはすごい。
これこそがまさに教育なんだよね。そして教育はわくわくどきどきするものなんだ。



そして、昨日、ケータイからアップしましたが、
上田先生と直接お話しちゃいました


会場に入るなり、長岡先生が見つけてくださって開口一番「よく、今日来れましたね。(論文あるのに)」と。
はい、明日提出しに来ます
ナマ上田先生に会ったことある?と訊かれたので
夏にICCのワークショップのシンポジウムでお話聞きましたが、ワークショップに参加するのは初めてです。ほんとに楽しみにしてきました。
実際に会うと引き込まれますよねーと長岡先生もおっしゃるくらいステキな先生でした


そして、最後、長岡先生が「上田先生に挨拶しましたか?」と言ってくださって他の方もいらっしゃるのに、わざわざ紹介してくださいました。


そしたら、なんと!上田先生が
「何度も目が合ってました。気づいてました。」
とにっこり。撃たれました。笑。


卒業されたらこのあとどうするんですか?と訊かれ、
仕事で生かすというよりも、もうちょっとこの分野で学んでみたいなって思ってます。こういう場にもどんどん参加したいし、と答えたら
長岡先生から「ワークショップを自分でもやりたくなったでしょう?」と。
それを受けて上田先生が
「ぼくはこういったチームで日本中を回りたいんです。コンサート活動みたいに。そして夢は一万人のワークショップをやること。ミスチルみたいにね」と。

10000人のワークショップ!!!


考えただけでわくわくする。


今までのあたしの生活の中では縁がなかった上田先生や中原先生に出会えたこと、そこからいろんなつながりが生まれたこと、まだ卒業したあと何しようか?あたしは何をもってあたしの”核”と言うのか?は見つけられていないけど、でも、この出会いを何かにはつなげていきたいってそう思っています。


12月はわくわく楽しいことだらけ。
審査会まで気は抜けないけど、ひとつひとつの出会いを大事にしたいと思います


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