わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

30周年おめでとうありがとう

2014-10-06 07:49:41 | キッカワコウジ
晃司の30周年アニバーサリーライブツアー終了。
1か月半、8本+1本と数だけみたら少ないんだろうけど、濃いぃアニバーサリーライブだったんだなぁ、としみじみ。


迷ったら行け、はいつの間にかわたしの名言みたいになっているけど、たしかどこかで拾ってきたコトバ。地方までわざわざライブ見に行くために背中を押してくれるコトバが欲しかったのかもしれない。
この言葉に背中を押されて、東京にいた頃はお金と体力と気力が続く限り、ライブに限らずいろんなところに行った、いろんなことをした。
倉敷から仙台、なんていうおかしな移動もしたことありましたね。


環境が変わって、オットは「行ってきていいよ」と言ってくれるけど、そうは言っても、無邪気に「迷ったら行け」というにはコストも時間もかかるわけで、今回のツアーは、武道館と名古屋だけ参加しました。(それでも半分は行ってるw)
たぶん、あのまま東京にいたら皆勤賞だったんだろうなぁーなんて思いながら。


ライブの感想とかセットリストはどこかに掲載されるでしょうから、いつものごとく、だらんだらんとわたしの思いをしたためます。


同じお誕生日に運命感じて、アイドルとしてデビューした晃司が好きで、でも、アーティスティックになっていく晃司になんとなく違和感感じて、好きだし、アルバムは聴くけどそんなに夢中になれない時期を経て、仕事ばっかりな毎日でライブに行くなんて選択肢もなかった時期を経て、20周年からの10年間は自由になる時間と小金があるのをいいことに、いろんな場所でたくさんの晃司ライブを体験してきた。


ミュージシャン追っかけてあちこち行くことが何をわたしにもたらしたのか。意味づけはそれなりにできるけど、シンプルに「明日からもがんばろ」って思う活力を得てきた、ってことなんだろうな、と思う。


同じように晃司が好きなみなさんが、晃司と出会ったことで、晃司を追いかけたことで、たくさんの出会いがあったことを感謝したい、と仰る。もちろん、その思いはわたしにもあるし、それがいちばんの宝なんだろうけど、なんだかそれだけではもったいない気がするのです。


晃司を追っかけて、わたしの生活は変わった。
これは後から気付いたことだけど、追いかけ始めたのと同時期くらいに、学び始めた。
仕事が比較的規則正しかったことによるんだけど、自分なりに仕事と自分の時間がデザインできたことが大きいんだろうな。


仕事と学びとエンタメ。
この3つが生活の柱になって、ときにバランス崩したり、ときに飽和状態になったりしながら、365日24時間あれこれいろんなことやってきた。
このときの経験や時間の使い方があるから、今があるようなそんな気がするわけです。


25周年のときは、ラストの「せつなさを殺せない」で、スクリーンに映し出された18歳の晃司が、44歳の晃司を見下ろす/見守る構図に涙腺決壊。
今回はオープニングから涙腺決壊。49歳の晃司からどんどん若返っていく映像に、30年、迷ったり躓いたりしながらもこの人はずーーーーっと歌うことを辞めずに進んできたんだなぁ、って思ったらなんだか泣けた。ストイックに歌だけを突き詰めてきたわけでなくて、ショービジネスの世界でやらなきゃいけない仕事や食うための仕事もあっただろうけど、それでも、歌うことを辞めずに来た。
今回、自分の歌を70曲も歌えば、歌うのイヤになっちゃうかも、なんて始まる前は言っていたけど、歌い続けると明言してくれた。
おじいちゃんになった晃司が歌う「渚をキックぅ~」「ふくれっ面さぁ~♪」を楽しみにしています( *´艸`)


25周年のときのラスト、わりとあっさりとステージから捌けていった晃司を見て、「あぁ、この人は振り返ったりなんかしないで、先を見てるんだな」って思って、ちょうど修論出し終えて次何しようかなーなんて思っていたわたしは、寂しいようなんて言ってないで、前に進まなきゃって思ったのを思い出した。


そして、今回も「また笑顔の再会を!じゃあね、ばいばい!」と明るくあっさりとステージを捌けていく晃司を見て、「30年ってお祭りだし、すごいメモリアルなことだけど、これからも歌い手キッカワは続くわけで、そう考えると単なる通過点なんだろうなー。今日がなければ明日も来ないわけで、だから今日がだいじなんだよなー。」なんてことを思った。


そう、30周年のお祝いはお祝いとして盛り上がり、それでも、わたしたちはおおいなる日常を、明日につながる今日を愛おしんで大切に生きることがだいじなんだよなー。
丁寧に日々を生きること、晃司を追いかけてたこの10年、意識してきたことでもある。


そんなことを思い出させてくれた30周年の夜。
あらためておめでとうありがとう。


そして、これからも迷ったら行け!で面白そうなことには手を出す自分でいたい。晃司に負けずにわたしもがんばるよー。
コメント
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