わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

キラキラエリートVS地上の星

2011-05-31 01:13:57 | オトナの学び
こっちのブログの更新が滞っております。
リフレクションしない/できないからもやもやがたまって、持論化できないという悪循環。
で、書けないのはなんでかというと、時間がないわけではなくて、思考が整理できてないからで、整理しようとすると膨大な量になってしまうから。と、そこで気づいた。別に整理したり長文書いたりしなくてもいいじゃん。備忘として書きとめておけば。
ということで箇条書きでよいから書き留めておこうと思います。


昨日の朝(正確には土曜の深夜)から、さいとーさん、ツカハラさんとツイートの応酬。
さいとーさんは現在博士課程で学ばれているコンサルで、ツカハラさんとは同僚。ツカハラさんはあたしの大学院の先輩のような後輩のような存在で、お二人からあたしは研究目的で「なんで越境学習するの?」というインタビューを受けました。


さいとーさんの説としては

  ビジネスマンが外で学んだことは意外と社内でアウトプットしている 
  直結する学びではなく、思考力とか分析フレームなどが有用
  つまり、何を学ぶかはあまり重要ではない
  だからMBAに行ったから何?ってことになってしまう(別にMBAじゃなくてもいいじゃん)
  企業内で人材育成することが 時間/お金/育成できる人などなどの事由で難しくなっている今、外に学びに行くことで担保
  社会人大学院はそのための受け皿になるんじゃないか


やや強引なまとめですm(__)m
なるほど納得、な箇所もある。特に大学院で学んだ経験からすると、何を学んだかは実はあんまり重要じゃなくって、基本的な思考のフレームとか、だらんだらんと文章を書くこと(苦笑)や、それこそ時間の使い方とか・・・・な気はする。
そうなのー、専門性が身についたか?って言われたらクエスチョン。っつか自信は一ミリもない。


さいとーさんの研究領域は、ホワイトカラー層なので、越境とか進学っていうのは、タイミングと勢いとお金があればできることではある。
けどねー、これがあたしの最近のもやもや。


アタリマエっちゃアタリマエだし、暗黙の了解がそこにはあるけど、「大人の学び」と言ったときの「大人」はまぎれもなくホワイトカラーで、キラキラエリートを指している。そーだ、中原先生の職場学習論を読んだときにも同じことを思った。もちろん、研究対象として明言もしているのだから、そこを「おかしいんじゃないですか?」と言っちゃうのはおばかさん。


けれども、キラキラエリートはごく一部であって、多くの地上の星にこの国の産業は支えられているんじゃないのー?ってつい思っちゃう。そういう人たちに対する学びってのは何も考えなくていいんだろうか?と。


そう思う背景にはあたしが「キラキラエリートの親会社、地上の星の子会社」で働いているからかもしれん。特に当社のメンバーはガテン系などからキャリアチェンジをしてきた経緯を持つ人が多い。そう、学校のお勉強は嫌いだった、って人が多い。
けど、おぢさんたちは親会社から出向してきたり、転籍してきたりしていて、自身もキラキラエリートだったり、キラキラエリートを見て育ったりしているから、地上の星たちのことを「あいつらは向上心がない」と一刀両断しちゃう。


うーん、そうだろうか?
彼らは彼らのステージで精いっぱいやっているし、向上心がないわけじゃないと思うんだよねー。偉くなりたい、○○ができるようになりたい、というわかりやすい向上心じゃないだけで。


そんな彼らでも、「場」があればとてもいきいきとする。ディスカッションなんてとんでもない、自分の言いたいことを上司に伝えることすらできないのに・・・と多くのおぢさんたちは言うけど、いやいや、おおいに人の話を聞き、おおいに自分の意見を述べる。むしろマネージャーたちの方が一般論や原則論でしか喋らないから学びや気付きは少ないんじゃないか、と思うほどに。


またオチがなくなってきた。



あたしの会社人としての役割・立場としては、地上の星たちが、学んでいる/学ばされている感覚なしに、学ぶような仕掛け、場をつくることが求められている。
ワークショップ形式での勉強会なんかを体験したみんなは「楽しかった」って言ってくれる。プロジェクトワーク的なゼロから何かを作るような仕事を一緒にしたみんなは「三日月さんと仕事して楽しかった/勉強になった」って言ってくれる。まー、社交辞令2割増しくらいで聞いていますが。


先日、大学に行きたいので退職したいと言ってきた男子に言われたこと。
「三日月さんと一緒に仕事して勉強になったし、刺激にもなった。それに比べて自分、全然勉強してないし、外に出て勉強しようにも基礎学力がないなーって、言ってることの意味についていけないときがある。だからちゃんと勉強しようと思う。」


あたしは彼をうちのカイシャの幹部候補として育てようとしてきた。だからこう言って辞めるという決断をくだしたことは本当に悲しいし寂しい。けど一方で、学ぼうと思ったことは素直に応援したいと思った。引き継ぎのこと、カイシャに迷惑かけるんじゃないか?と心配する彼に「組織なんだから、仕事はどーとでもなる。自分の今の学びたいという思いを大事にしてほしい」と言ってしまった。カイシャ側の人間としては失格かもしれん。


でもね、嬉しかったんだよね。
あたしと一緒に仕事をしたことで「学ぼう」というキモチになったこと。
辞めて大学に行きたいとご両親に報告/相談したそうです。そのときのことをこう言っていた。
「自分、今まで本当に勉強してこなかったし、親もお前が勉強したいと言い出すなんて、とびっくりしてたんですよねー、でも勉強しなかったお前が勉強したいって言うんだから応援するって言ってくれた。」
そう、いくつになっても学べるし、それはキラキラエリートじゃなくって地上の星でも一緒。地上の星が学んだら強いと思うなー。彼らは愚直に仕事する。器用じゃないかもしれないけど、きっと勉強も一生懸命やるんだろうな。


話がどんどんとそれてきた。


あたしは彼のような行動、考えを持てるように場を作ったり、機会を提供したりしていきたいって思った。
カイシャとしては悲しいけれど、彼らの人生はなんだか豊かになるような気さえする。


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