わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

おつまみは「まじめな話」

2009-08-29 23:51:32 | オトナの学び
で、フレックス使って行ってきたのが、イブニングダイアローグ。


これは、長岡先生が主催されている人材育成担当マネージャーのための”サロン”で、先生曰く”パーティー”。と言ってもたんに愉快な楽しさのパーティーではなくって、まじめな話をつまみにしたパーティー。
仕立てとしては、参加者同士が対話を楽しめるよう、その対話のネタ、きっかけを提供するものとして、ゲストスピーカーが人材育成に関する話をしてくれる。


サロンに肩書きは不要、、、って言っても、クローズドの会で、長岡先生が、というより、大学が懇意にしている企業の人材育成担当マネージャーが参加されているので、あたしはフツウならこの場にはそぐわないんだけど、長岡先生からぜひお越しくださいと言っていただいたので、いそいそと参加。あたしには社交辞令が通じないのだ。笑。


昨日のテーマは、若手を育成するのにプロジェクトって経験が有効なんじゃないか?それがキャリア開発論なんかでよく言われている「一皮むける経験」になるんじゃないか?ってこと。
これをシャープの緊急プロジェクトの事例と、神戸大学の松尾先生の経験学習のお話を絡めながら対話していく仕立てでした。
(※一皮むける経験は、神戸大学の金井先生が言われています。)


純粋に、単純に楽しかったです。


シャープの緊急プロジェクトの懐のでっかい話・・・シャープは創業して100年くらい経つのに、社長が今まで5人しかいなくって非常に在職期間が長い。
長いことはよくない・・みたいなことを最近はよく言われるけれど(特に実績が出ないと即!っていうのはよくある話だし)、在職期間が長いことによって、トップの方針が繰り返し繰り返し語られ、それが刷り込まれるから、風土が形成されていく。
やっぱり、「語り」=ナラティブって大事なんだなーって思った。


そして、松尾先生の経験学習のお話は、長岡先生の授業であたしがプレゼンしたテーマだったんだけど、まったくもってお粗末なプレゼンで、それはあたしの理解が浅かったからにほかならないんだけど、授業のときの長岡先生の解説と昨日の松尾先生のお話で、ほほぅ、そういうことだったんだ!と開眼。(と言っても、あたしのレベルの開眼ですから、たかがしれてます。)


”サロン”なので、しつらえも趣向が凝らされていて、お酒も出るし、おつまみも、おつまみなんて言っちゃうのが失礼なくらい素敵なフィンガーフード。対話をするのに箸を持っちゃうと話が進まないから、ってことであえて手で食べられる物にしたそうです。
そして、参加者にはドレスコードが設定されていて、昨日は”ストライプ”。縦縞です。なのにあたしってば、ボーダーをアシンメトリーにカッティングしたサーキュラースカートを着て行ってしまいました。横縞です。理解力ないねー。笑。


余談ながら、サービス担当としてゼミの学生さんたちがお手伝いしてくれていたんだけど、20歳くらいの女の子ってかわいいね~。メイクとかは今どきのギャル風なんだけど、あたしがケーキばっかり取っていたら「やっぱり女性は甘いものですよね~」とか、さりげなく「お皿変えましょうか?」って言ってくれたり、おばちゃん、なんだか嬉しくなってしまいました。


松尾先生のお話の中でとっても印象的だったのが、人が成長するのに必要な要素。

・フィードバック
・ストレッチ
・エンジョイメント

ちょっと背伸びした頑張ればできる、ってレベルの仕事を与え、結果に対しては適切なタイミングと適切な内容でフィードバックする・・・・ここまでは通常のOJTなんかの手法でもよく言われていること。この2つにプラスしてエンジョイメント=松尾先生は安心感ややりがいという表現をされていた・・・が大事だってこと。つまり、取り組んでいることそのものが楽しければ人は成長するってこと。楽しいって思わせること、思わせる環境(失敗してもだいじょうぶ、っていう安心感)が必要ってこと。


エンジョイメント!
プレイフルと同じくらいステキなわくわくする言葉だ。


と、感激していたら、なんと!次回のテーマは「プレイフル」。
ってことは、ってことは、ゲストはあの先生ですね!
今はまだ言えませんが、マニアな方はお気づきでしょうって、気づきますtも!
次回は、論文提出日の前日というしびれるスケジュールですが、何がなんでも仕上げて参加したいと思います!
あたしの引き寄せ力も相当じゃない??? ←根拠なきポジティブシンキング。笑。


---------------------------------------------------
んー。
書こうかどうしようかちょっと迷ったんだけど、その時に感じた思いは残しておきたいから、書くことにします。
ライブにしろ、イベントにしろ、食事にしろ、あたしは「とりあえず楽しむ」ってことを信条にしています。ことさらに意識しなくても、基本どんなライブもイベントも楽しいし、何かは得られるし、食事もおいしいんだけど、それでも、イマイチなところを見つけて不満を言うのはあんまり健康的ではないなーと思っています。
昨日のイブニングダイアローグに不満があったわけでも、つまらなかったわけでもないんだけど、ちょっと違和感を感じてしまったのね。


それは、学びのサードプレイスってことを提供してくださっていて、そこに参加している以上、学びに対する欲求が強い方たちが集まっていることは間違いない。でも、クローズドで本学関係者が中心の会だから仕方ないのかもしれないけれど、『人材育成担当者としての私』が学んでいる・・・っていう印象を受けた。
なんて言うのかな?純粋に一個人として学びに来ている、というよりも、企業の名前を背負ってやってきている、そんな感じ。


そう思ったのは、シャープの事例をお聞きして、それをつまみに対話する・・・自分たちの会社だったらこんなことができるかも?とか、このほかにも若手を育てる施策ってないのかな?とか、成功したプロジェクトに共通することって何かな?みたいな話ができるのかなーって思っていたら、シャープの事例をいかに自社に移植できるか、そのためにはまだまだ情報が少ないので、こんなことも聞きたい、あんなことも聞きたいとか、事業として成り立つのか・・・みたいなミクロな話に終始してしまったんだよね。
たまたまあたしのいたテーブルがそうだったのかもしれないけど、単なるシャープの事例の分析検討会になっちゃった。
それはそれで、いつもと違った対話だったので、興味深くもあり刺激的でもあったんだけど、意外でもありました。


あたしは完全に、あたしという個人が学びたくて、何かを得たくて参加していたんだけど(もちろん、仕事で生かせそうなことは惜しみなく会社に提供するけど)、周りの皆さんは、人材育成マネージャーとしての責務でやってこられているみたいだった。それは悪いことでもないし、むしろ意識はとっても高いんだけど、なんとなーくしっくりこなかったのはそんなところ。
オトナの学びはモチベーションが必要で、そのモチベーションの原泉が、「役割を負った自分」にあるのか、「単に学びたい自分」にあるのか、の違いなんだろうな。
あたしは・・・青くさいって言われても、「単に学びたい自分」でいたいなー。
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ドキュメントするってどういうこと

2009-08-23 23:41:20 | オトナの学び
「プレイフル・ラーニング」に行ってきました。
上田先生が監修されているキッズプログラムで、オペラシティの中にあるICCというフォーラムスペースで展示物とワークショップやシンポジウムなどからなるイベント。


上田先生の著書「プレイフル・シンキング」を読んでから、すっかり傾倒してしまって上田先生の活動をいろいろと調べてみたら、まぁ、なんとおもしろそうなイベントなんでしょう!
なんてたって「たのしむ∩まなぶ」ですもの。


L  Learning 学ぶ
LL Learning Learning  学ぶということを学ぶ
LLL Learning Learning Learning    「学ぶということを学ぶこと」を学ぶ


おおお、延々続いちゃうじゃん
けれど、学ぶってそういうことなんだと思う。終わりもないし、決まり事もない。


そして今日は展示だけではなくって、ワークショップとシンポジウムがあって、シンポジウムには中原先生も登壇されるってことで、いそいそと出かけてきました。上田先生のお話をお伺いするのも実は初めてだし!
上田先生はイメージ通りのとってもロックで遊びと学びにあふれた素敵な先生でした。


このシンポジウムは、興味深い仕立てになっていて、
フェーズ1:午前中のワークショップの振り返り
フェーズ2:リアルタイム・ドキュメンテーションについての講義
フェーズ3:リフレクション
と、リフレクションということを実践したものでした。


まずは午前中のワークショップの概要、進行状況なんかを参加しなかった人と共有する、という目的で振り返る=ここでまずリフレクションが行われる。
次にリアルタイム・ドキュメンテーションという概念を説明するんだけど、ワークショップの最中に同時進行でドキュメンテーション(ビデオを回して、ワークショップの最後には編集されていたり、何千枚っていう写真をスライドショーにしたり・・・そしてこれはなるべく恣意性や誰かの目線というものを排除して客観的に行うことがいいらしい)が行われていて、・・・それは今まさに、さっき行われていたことを振り返るってことなんだそうです。それこそがまさに、リアルタイム・ドキュメンテーションになっているわけです。
そして、最後、中原先生によるリフレクションの3つの側面についてのお話で、深く深くリフレクションする。


リフレクションには3つの側面・段階があって
1・自分で振り返る
2・かかわった人と振り返る
3・第三者が振り返る
このうち、1は研修やワークショップに参加した場合ひとりでも行える、2は一緒に参加した人と振り返るわけだけど、どうしたって身内だから自己満足的なものになりやすい。そこで3。第三者的な目線で振り返ってもらって、新しいアドバイスをもらったりと追体験することでより深まるってこと。


えーと、ワークショップそのものもあまり経験がないし、教育学に関してはまだまだ全然知見がないのと、相変わらず瞬発力、脳みその回転、理解力がないので、云わんとしていることはわかるんだけど、もやもや・・・・。
お近くの方とディスカッションを、と言われても、あたしはまたもや聞き役に徹してしまいました。


でも、おそらく今日のシンポジウムに参加されている方は教育関係の方が多かったのでしょうか?
いつもとは違う観点でのお話が聞けて、それはそれで楽しかったなぁ。


正直なところ、今日のシンポジウムは、よくわかりませんでした。
でも、上田先生が何かひとつでもお持ち帰りしてほしい!っておっしゃってたのと、今日のテーマが「リフレクション」ですから、あたしなりに振り返ると


・リアルタイム=即時性を持つってことは有効みたい
・リフレクションは独りよがりにならないように、なるべくいろんな人を巻き込んでみるってことがいいみたい
・でも圧倒的な第三者を作り出すって困難だから、時間軸を用いて、過去の自分を客観的に振り返るってことでもいいみたい


ってことかな?


じゃあ、これを明日からの仕事で何に生かせそうか?って言うと・・・難しい



今、いろんな会議に出るときには、パソコン持ち込んでその場で議事進行を記録しているんだけど、それは単なる事実の記録でしかない。それを一歩昇華させて、記録しつつ、意味付けをしていくことをしたいなって思った。相当ハードル高そうだけどね。


つまり、
そこで話されていることを事実として記録するだけではなく、定式化したり概念化したりってことをしてみたい。できるのか?そしてそれをやった時点で議事録ではなくなっちゃうけどね。


でも、上田先生がおっしゃっていたように
「何もなかったものが、ドキュメント化することで意味を持つ」わけでアウトプットすることで明確になることもたくさんあるような気がする。


大学院で学んでいること=人材マネジメントを広げていくと、たどりつくのは教育学だったり社会学だったり心理学だったりするんだけど、経営学としての範疇ですら理解が覚束ないあたしにとって、楽しかったけどいつもと違う脳みそ使ってめちゃくちゃ疲れた日曜の昼下がりとなりました。


ホント、オトナの学びは奥が深い。

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誕生日の夜だぜぇ~

2009-08-20 07:52:06 | キッカワコウジ
8月18日、晃司アラフォー4段目、あたしジャスフォーのおたんじょうび。
一緒に年を重ねられて、いろんな方からおめでとうのメッセージをいただいて、あたしって本当に幸せ者だ~と実感した素敵な素敵ないちにちでした。
みなさん、ほんとうにありがとう!!!


そんな8月18日、キッカワコウジプレミアムバースデーイベントの話。


働くお姉さん、もといおばさんにはちとキツイ17:30開場。
今回、ラッキーなことに2桁台という「ステキー」な番号が来ちゃったんで、ちゃんと開場前にスタンバイしたい。
そこにきて昨今の残業抑制&労働時間管理強化・・・そんな制度はないのに「おたんじょうびだから」と言って15時半に退社。不景気万歳!(また、そういうことを言うと怒られますがな


最前列っちゃあ最前列。バーがななめになっているところを確保。厳密には2列目ですね。
SEに80年代前半~中盤にかけてのヒット曲。デュランデュランとか、プリンスとか、ブライアンフェリーとか懐かしい~!夢中になって洋楽聴いてたころのナンバーが掛っていて、それだけでなんだかとってもハッピーな気分。


シンバルがあるぞー、いつもより小っちゃめだけどドラムセットもあるぞー、ってことはフツウにライブですね、でも、このステージ中央にあるDJブースはなんだろう???と思っていたら・・・
開演まであと30分くらいあるのに、




びーまいべいべーびーまいべいべーびーまいべいべーびーまいべいべーびーまいべいべーびーまいべいべーびーまいべいべーびーまいべいべー


ダイノジ登場!


ラゾーナイベントのときにも感じましたが、ダイノジの大谷さんからはキッカワへの愛を感じます。
ヒットチューンかけまくり、踊りと掛け声強制しまくり、そんなノリじゃ兄貴は呼べないぜ~!みんなで練習しとこうぜ~!
楽しかった~。エアギターも最高でした。
個人的には、川村カオリさんの「LOVE REAL ACTION」が流れるだなんて、ダイノジさん、ありがとう!と言いたくなっちゃう気持ちでした。


そして、TARZANバンドでおなじみの4人が登場。
そういや、いつの間にEMMAさんと弥吉さんの立ち位置が変わったんでしょうね???TARZAN TOURの頃は逆だったような・・・



この日の晃司くんは黒Tにジーンズ、ゴシック系のシルバーアクセいろいろ。
左手薬指のリングと最近アクセサリーしてるのはなぜ?と突っ込まれてました。
あたしとしては、YAZAWAやichiroさんのように精力的にライブやってくれれば(弾き語り系のまったり、ではなくって激しいの希望。笑。)、ケッコンしようが誰と付き合おうがウエルカムなんだけどなー。


NEW CLASSIC GIGに触れて、「作っている、やっている途中のドキドキ感がいいよね」と言っていたけど、この発言こそが生涯学習者キッカワコウジなんだ。
アウトプットの出来、完成度もそりゃ、プロだから大事だけれど、その過程でいろんなことを吸収しているんだろうな、そして、経験したことがちゃーんと血や肉になっている。すごいことです。いくつになっても挑戦し続けるって。


この日のイベントは身内な「お誕生会」的な空気感。そう、コンサートじゃなくってイベントなんだから、もっとテキトーに流すことだってできたんだろうけど、ちゃんとバンドを引き連れて、シンバルもキックしちゃうし、手を抜かないところが嬉しい。
ミュージカルをやったからか、今までよりもずーっとずーっと声に艶もあって、低音も高温もよく伸びていて気持ちイイ。


ちゃんとやる、って大事なんだなーってあらためて思った。


ちゃんとやってきたから、振り返った時に力もついているし、そのこと自体がいい思い出にもなるわけで。
挫折も含めていろんな経験・体験を真っ向から乗り越えてきたキッカワコウジ44歳だからこそ、な気がする。


毎年一緒に年を重ねられて、そして今年は同じ空間で過ごすことができて、一緒に「ハッピーバースデー」を歌えて、そして、何かを感じることができる、キッカワコウジの背中からいろんなことを学べる・・・こんなに嬉しくって素敵なことはないよね。


晃司くんが生涯学習者であり続けるなら、あたしも生涯学習者でいよう。
がんばります



そして、この日は素敵な素敵なプレゼントが届いていました!


  


どうもありがとう!最高のお誕生日になりました!


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いつもよりエロく唄ってます

2009-08-16 23:03:01 | キッカワコウジ
フツウにキッカワコウジでした。何の話かって、New Classic Gigs@国際フォーラム


なんだか全然テンションあがらず、行こうかどうしようかずーっと迷っていたNew Classic Gigs。オーケストラをバックに朗々と歌っちゃうのかなーと思ったら、ちょっと食指動かず、いろんな予定が立て込んでいたこともあって、なんとチケットとったのが水曜日という体たらく。晃司ファンとしては失格ですな


とーこーろーが、
これが、すばらしくよかった
チケット代8000円、安いじゃーんって思っちゃうくらい。


クラシックとDJのこラボってどんなものなんだろう?と思っておりましたが、その昔の「ロックミーアマデウス」(ファルコだっけ?懐かしいっ!)みたい。
いまひとつ、クラブミュージックって耳馴染みがないからか「きゅきゅきゅきゅっきゅ」そんなに鳴らさなくてもいいんじゃね?と思っちゃうんだけど、意外とフルオーケストラと合っていました。


土屋アンナちゃんもかっこいい。バックはオーケストラなんだ!って実はあんまり気付かないくらいのアンナワールド炸裂。
喋るとべらんめぇなアンナちゃんはかわいくってかっこいい。
リズムボックス?ビートボックス?はつけずに、ティンパニーの音だけでも十分迫力あったような気がするなぁ。そっちの方がかっこよかったかも。


青山テルマちゃんは透明感のある歌声が心地よくって思わず落ちそうになりました。


そしてキッカワさん。
アンナちゃんが登場したときには客席は立っている人はまばらで、アンナちゃんのパフォーマンスに煽られて後半はほぼ総立ちだったんだけど、「傷だらけのダイヤモンド」をフューチャーした映像が流れると、会場総立ち、晃司ぃ~の掛け声。
すごっ。なんだかんだ言っても晃司くんの集客ってすごいんだ。ヒットチャートをにぎわしているのは誰がどう見たってアンナちゃんやテルマちゃんだけど、あの会場を支配していたのはやっぱり晃司くんでした。


オーケストラがロックに近づいた・・・・うーん、違うな、完全に飲まれたって感じ。フルオーケストラの迫力に晃司くんの艶やかな声がかぶさって、でもビートはきいてる。


ばんちゃんがドラムで参加。フルオーケストラの迫力に負けない力強いドラミングがロックでした。そしてホッピーさん。タキシードを着てピアノの前に佇んでいる姿はバッハのようでした。笑。


ピアノとヴァイオリンをバックに歌うラヴィアンローズは、最高にセクシーでかっこよかった。キーはちょい低めぽかったけど低音が響いてました。


そして、フルオーケストラをバックにSEX CLIMEですよ!あの喘ぎ声のサンプリングも顕在ですよ。お上品な弦楽器たちを従えて「せっくす くらいむ!」ですよ。
これには度肝を抜かれました
続いてレスポールかけて「BOMBERS」。出だしを間違えちゃったのはご愛敬?今日はいつものモニターもないし、歌詞間違えたり音がうまくとれなくてもさすがにオーケストラ止めてやり直しってわけにはいかないだろうな~とはらはらどきどきしておりましたが、ここでやっちまいましたね。でもそんなの気にならないほどいいステージでした。


最後は、オーケストラをバックに歌いたかったんだと「ONE WORLD」。
ばんちゃんのドラムが入っているからかCDの音源を100倍くらい豪華にした感じではあるんだけど、それでもやっぱり弦楽器たちの伸びのある音にはぞくぞく~としちゃう。TARZANツアーを思い出して、気づけばうるっとしておりました。


晃司くんが言っていたけれども
「こういう挑戦や実験的な試みはいいね。挑戦のない平和なんてくそくらえ」(かなり意訳)
共通点のない3人に、クラシックとロック、DJ、映像と照明・・・そしてエコとか地球っていうテーマが内在されていて、伝えたいことややりたいことをかたちにしていくっていうことはとっても素敵だなって思った。
いぶかしげに思う人も「けったいなことを始めて」と斜に構える人もいるだろうけど、挑戦するって素敵だ。そして挑戦する晃司くんも素敵だ。


生の楽器ってセクシーだよね、今日はいつもよりエロく唄っています。
はい、ホントにセクシーでした。蝶ネクタイをはずして開けた胸元も。


それにしてもアンナちゃん、かっこよすぎ
惚れてしまいそうです
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自制心の塊

2009-08-16 00:23:33 | ichiro
行ってきた Fuzzy Funk Rock-Vibe from ROCKAMENCO @THUMBS UP


ichiroさんとメンコのリズム隊=ロック隊のセッションライブ。ichiroさんのソロを中心にいつものRockamencoのライブでは見せない、見れないメンバー一人ひとりにスポットを当てて?「こんなこともできるんだぜ」「実はこんな演奏するんだぜ」っていうようなライブでした。


ichiroさん曰く「Rockamencoのライブでは地味ぃに演奏している」メンバーなんだとか
そんなメンバーのプレイを見てもらおうっていう気持ちにあふれていた。
聴かせどころ、魅せどころ満載で、かっこいい~


リズム隊の3人はRockamencoのライブでは、正確にリズムを刻むことを第一義としているそうで、太郎さんに至っては「タイムキーパー」なんだそう。フラメンコの独特のリズムの中できっちりとビートを刻んでいるなぁ、っていうのは感じてました。
昨日は走ってました。ドラムソロかっこよかった~


北斗さんが
「こんなに弾くichiroさんを見るのは初めて」って言ってたけど、あたしも!
喧太くんとのFuzzy Funkのときもいつもよりギター鳴ってる~って思ったけど、昨日はもっともっと弾いてた、うなってた。
The Sonsのライブに行ったことがないので実感としてわからなかったんだけど、確かにThe SonsでのichiroさんのギターとRockamencoのそれとは違う。


PONYさんとichiroさんはホントはどんどん行っちゃうタイプで、Rockamencoでは 「自制心の塊」なんだそう。


あ、でもRockamencoでは無理しているとかそういうことではないんだと思う。
それぞれのバンドやセッションやサポート・・・その時その時の最適な音を出すってことをしているんだと思う。
Rockamencoはフラメンコとロックっていうリズムや旋律の違うものが絶妙に融合していて、あたしは融合された、出来上がった心地よい音としか認識していなかったけど、当然、そこには制約や強弱があるんだよね。そして制約があるからこそ際立つものもあるんだってことがわかりました。


太郎さん加入の裏話とか、入ったら既にドラマーがいた、フツウ、バンドドラマーが2人ってあり得ない・・・なんて暴露話も飛び出したり


楽しい楽しいライブでした
また機会があったらやってほしいなぁ。


そして、本日、The SonsのTriple Booster DVD到着!
早速ヘビロテ中。かっこいい(かっこいいしか出てこないなんて、ホントにボキャブラリーが貧困だ
今度のツアーこそ参加します!

  
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アキバ初登場

2009-08-10 00:08:27 | ichiro
行ってきた Rockamenco@秋葉原UDX 夏祭り


8月6日から9日までの長丁場の夏祭り。土日は11時から21時くらいまでとホントに長いイベント。そんなイベントにRockamencoが登場するっていうんでいそいそと出かけてきました。
しかもオープン直後の11時半と14時の2回も登場です。こんなに朝早いライブって、なんとなーくRockamencoって夜のイメージがあったのでちょっと意外。


貧乏性だもんで、朝7時に起きたことも手伝って、論文の準備も全然進んでいないし、先週からこっち専門書も全然読めてないので、ご本を持ってとりあえずアキバに向かってみた。
初メンコのおともだちとは会場で合流予定だったんだけど、ご家族の具合があんまりよろしくないということで泣く泣く欠席に。残念
初メンコは年末のツアーで実現しましょう。


会場に到着したら既にセッティング中。フツウに客席にKSKさんや暖さんが!
とりあえずタリーズでドーナツ食べつつ読書しつつリハ鑑賞。


リハの最中に、ステージ降りて客席で音のチェックをするichiroさん。アタリマエだけど、プロのミュージシャンとしての厳しい横顔が垣間見れてあたしの背筋もしゃきーんとした。「手を抜かない」、これ最近のあたしのテーマ。ichiroさんも「音」には手を抜かないで真摯、だから惹かれる。


さすがに11時半の回はまだまだ夏祭りへの人出もまばらで、ちょっとさみしいかな?って人の入りだったけど、でも始まっちゃえばいつもの楽しい楽しいステージ。


今日は昼間だし、野外だし、暑いし・・・きっとTシャツ姿でラフなんだろうなぁって思っていたら、皆さんちゃんといつものお衣装。すばらしい、プロとして見せるには必要だよね。
ichiroさんも通気性がめちゃくちゃ悪そうなパテント素材の白のパンツに白のウエスタン風のシャツにピンクのストール。相変わらず胸元全開っ!すっごい汗でした。


ところで、このイベント、写真撮影OKだったみたいで、結構本格的な一眼レフを構えている人がちらほら・・・。あたしも撮っておこう!って思ったけど、ライブ始まっちゃうとステージに夢中になってしまって、撮れたのはこの1枚のみ。しかもケータイだし


30分、全6曲。
1回目と2回目でセットリストも微妙に変えてくれていて、フリーライブにしちゃうのはもったいないくらい。
2回目は夏祭りのお客さんも増えてきて、階段や踊場や通路も人・人・人・・・!
ichiroさんが途中KSKさんに耳打ちして、PASIONではいつものRockamencoのライブよろしく会場を煽ってみんなで大合唱(正確には合唱してたのはRockamencoのライブでおなじみの方々でしたが)。


楽しかった~


あの会場にいた多くの人は初メンコだったと思うんだけど、でもみんなにこにこしながら体を揺らしてた。音楽の力だね。KSKさんはじめメンバーの本気と楽しそうな姿がみんなを揺らしたんだなって思う。


今日はとってもステージが狭かったんでドラムセットやパーカッションなんかもいつもよりも少なめ。それでも音が響いていた。PONNYさんのスティック回しも顕在!そしてichiroさんのギターも鳴っていた。


楽しい楽しいライブでした。
Rockamenco、野外と太陽、似合うじゃん


ところで、わたくしの本日の萌えポイント。
リハが終わってお着替えに行くメンバーたち。皆さん自分で大きなカバンを持って大移動。そんな中、ichiroさんはパープルのキャスターバッグをころころ転がして進んで行かれました。肩から掛けたダークブラウンのショルダーがかっこよかった~


ところで・・・
中原先生が登壇される勉強会があるー、ichiroさんがライブやるー、と、最近めっきり晃司よりも中原先生&ichiroさんでした(ミュージシャンと学者を並列に追っかけるのもちょっとおかしいけどね)・・・。
晃司くんのバースデーイベント、当たる気がしないと思ってたけど、ホントに外れた模様。昨日あたりから続々当選はがきが到着しているみたいですが、我が家には届かず・・・
1時間くらいどよよーんと落ち込みましたが、だいぶ立ち直ってきました。
あぁああぁあぁあああぁぁああ、晃司44歳、あたしジャスフォーのお誕生日をお祝いしたかったのになぁ

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人材育成とは○○のようなものである

2009-08-01 01:53:55 | オトナの学び
今日のめざましてれびの星占い、しし座さんはラッキー№1。
あたしの場合、見たそば、読んだそばから忘れちゃうし、ラッキーかどうかは個人の主観だからあんまりあてにはしてないけど、


なんと、40年生きてきて(大げさ!)、チョコボールで初めて「エンゼル」マークが出ました!


朝食べたチョコボールイチゴ味に銀色のエンゼルがぁ~。
写真撮るの忘れちゃって、会社で人に見せびらかして置いてきちゃった。
っていうか、朝からそんなもの食べてる40歳、どうなんだ?


そんな話はさておき、中原先生が主催されているLearning Barに行ってきた。
今日のテーマは「内製化時代の人材育成」。企業内の人材育成担当者はどうあるべきか?っていうまさに今のあたしの仕事、テーマ、悩みだったりします。


今日登壇される3人の方のうちのおひとり横浜ゴムの若林さんとは先月のLearning Barで近くに座ったことがきっかけでその場での対話を楽しみ、その後も何度かメールのやりとりをさせていただいた。もうおひとかたの日本ベーリンガーインゲルハイムの早川さんは長岡先生の授業にゲスト講師でいらした方。
なんだかご縁を感じます。

若林さんのお話は、中期的な人材育成の必要性があまり高くなく、且つ、先輩の背中を見て育つもんだ、的な風土の組織の中で人材育成ってことを徹底的に考えて実践されてきたというお話。
若林さんのすごいところは、今実践されている施策の素晴らしさもさることながら、徹底的に関係者に話を聞いて、ニーズを捉えているってこと。現場、経営者などいろいろな人の話を聞いた上でのニーズ抽出、課題形成なので、ぶれがない。
そして、若林さんのお人柄も手伝って、とってもあったかい。なんていうのかな?社員ひとりひとりに本当に愛情をもっているっていうのが伝わってくる。仕事、役割という範疇を超えて、この人のために、この人の未来のために、、、っていうのを決して恩着せがましいわけではなく、実践されている。
仕事だから、ニーズを知りたいから話を聞く、っていうよりも、困っていることをなんとかしたい、だから困っていることを聞きたい・・・っていうアプローチなんだよね。だから支持されるんだなーって思いました。


あたしも似たようなことをやっているけれど、まだまだ数の上でも、質の上でも足元にも及ばない。それは圧倒的な「愛情」が足りないのかも。


お三方の話を聞いて、周りの方と対話して、あたしがまたまたよくわかんなくなっちゃったのが、


企業の人材育成、教育っていうとそれは「研修」を指すのか?
人材育成担当者の仕事って、研修の企画運営実施なのか?


あたしの読み取り力が足りないのか、今日のお話をお伺いするに、いろんな課題形成のアプローチがあって、そして解決策を立てて実施するのが人材育成担当であるけれど、その場合の解決策がどーにも、「研修」という手段
用いたものになっているような気がしてならなかった。


あたしの問題意識。


OJTとかOFF-JTとか自己啓発とか、今まで言われてきた人材育成の手法の中で組み合わせてるだけじゃん?
コンテンツのバリエーションを持つことが人材育成担当者に求められているの?


「人材育成担当者として、最初に与えられた課題が「教育体系を考えろ」ってことでした。まだ長岡先生の授業を受ける前で、自分なりには情報収集もしていたけれど、まだまだ見識もなく、考えも浅かった頃、それでも、あたしの中では「体系を考える」=OFF-JT計画を作ることではない、という確固たるものがあった。
でも、当時のその課題のオーナーは「教育体系=集合研修体系」だったので、手を広げすぎ、と言われた。
(これが、企業教育には多様なステークホルダーがいる、ということだったんだ、と分かったのは相当後でしたが。)


うまく表現できないんだけど、集合研修を企画します、現場でのOJTを支援します、e-learningみたいな自己啓発系な教育だけではない「何か」があるんじゃないか?ってこと。


企業の人材育成担当は単に、教育ツール、教育の機会、教育の場を提供するだけじゃないと思うんです。
その人、一人の人を見ること、そして、会社・組織として必要な人材を輩出すること・・・企業の人材育成担当だからこその仕事って、その企業が発展・成長するために、どう一人ひとりの個を活かしつつ、会社の発展のために働ける人材を育成するか、ってことなんだと思う。
ちょっと泥臭い、と言おうか、いやらしい側面もあるけど、いたしかたない。っていうか、会社の発展<個人の能力アップって図式は成り立たなくって、個人の能力をアップさせることで会社の発展を狙っているんだものね。


話がそれてきた。


あたしの問題意識は、研修でもOJTでもない学びのスタイルってあるんじゃないか?ってことと、
企業の人材育成担当者は、教育に関するツールを提供するだけではないんじゃないか?ってこと


どっちもまだ全然考えはまとまっていない。この問に対する自分なりの答を見つけることはライフワークみたいなもんだね。
そんなことを振り返るとってもよい機会になりました。


今日のLearning Barでは宿題があって、
「人材育成とは○○のようなものだ、なぜなら~~~だから」っていうのを考えてくる。申込時の設問でもあった。


ちょうど長岡先生の授業でぐるぐるしていた頃だったので、あたしのメタファは

人材育成とはダイエットのようなものである。
なぜなら、多くの人にとって関心のあるできごとで、夏と冬には特集が組まれるように、人材育成でも新入社員研修やマネージャー研修などの定番があって、
目標は人によって違う ウエスト細く、とにかく体重減らしたい・・・
短期でも成果は出るけどリバウンドしやすい、長期的に取り組んだ方が結果、太りにくくなる。
いろんな方法がある。
そして、決定的なこれだ!っていうものがない


くどい。


今だったら?


人材育成の仕事とは?に問を変えたら?


それは、あたしの永遠の問いだね。





ところで、今日はとっても素敵な出会いが。
たまたまお隣に座った男性と名刺交換をしてお話をしていたら・・・
もしかして?と思ったので「障害者雇用をしている会社なんです」と言ったら、「実は僕、こんなもの持ってるんです」と障害者手帳を取り出した。
視覚に障害を持たれた方でした。
外資系の製薬会社でMRがやりたかったんだけど、販促部門に回されたと残念
がっていましたが、まだ若いのに仕事内容とは関係のない勉強会にこうやって積極的に外に出ているっていうのがすごい。


「今まで障害者が身近にいるっていう人とあまり会ったことがなかったし、障害者だ、という先入観を持たずに話ができたことがなかったので、とても有意義でした。」
と最後に言ってくださった。
彼にとっては障害のあるなしは全然関係なくて、自分の興味のあることにはどんどん首を突っ込むし、障害があるからと言って門戸を閉ざされてしまうことに憤りを感じているようでした。


あたしも、カイシャ以外でこうして障害を持つ人と接することってあまりないので、とても有意義な出来事でした。


障害を持ちながら生活するってそりゃあ大変なことがいっぱいあると思う。それを、個性だ、なんて言っちゃうのも無責任だし、必要以上にケアするのもこれまた無責任だし、付き合い方、距離の取り方は人それぞれなんだよね。
そんなことをあらためて気づかせてくれた出会いでした。


Learning Barにはステキな出会いがたくさんある。
やっぱり今日のしし座さんは№1だった

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