で、フレックス使って行ってきたのが、イブニングダイアローグ。
これは、長岡先生が主催されている人材育成担当マネージャーのための”サロン”で、先生曰く”パーティー”。と言ってもたんに愉快な楽しさのパーティーではなくって、まじめな話をつまみにしたパーティー。
仕立てとしては、参加者同士が対話を楽しめるよう、その対話のネタ、きっかけを提供するものとして、ゲストスピーカーが人材育成に関する話をしてくれる。
サロンに肩書きは不要、、、って言っても、クローズドの会で、長岡先生が、というより、大学が懇意にしている企業の人材育成担当マネージャーが参加されているので、あたしはフツウならこの場にはそぐわないんだけど、長岡先生からぜひお越しくださいと言っていただいたので、いそいそと参加。あたしには社交辞令が通じないのだ。笑。
昨日のテーマは、若手を育成するのにプロジェクトって経験が有効なんじゃないか?それがキャリア開発論なんかでよく言われている「一皮むける経験」になるんじゃないか?ってこと。
これをシャープの緊急プロジェクトの事例と、神戸大学の松尾先生の経験学習のお話を絡めながら対話していく仕立てでした。
(※一皮むける経験は、神戸大学の金井先生が言われています。)
純粋に、単純に楽しかったです。
シャープの緊急プロジェクトの懐のでっかい話・・・シャープは創業して100年くらい経つのに、社長が今まで5人しかいなくって非常に在職期間が長い。
長いことはよくない・・みたいなことを最近はよく言われるけれど(特に実績が出ないと即!っていうのはよくある話だし)、在職期間が長いことによって、トップの方針が繰り返し繰り返し語られ、それが刷り込まれるから、風土が形成されていく。
やっぱり、「語り」=ナラティブって大事なんだなーって思った。
そして、松尾先生の経験学習のお話は、長岡先生の授業であたしがプレゼンしたテーマだったんだけど、まったくもってお粗末なプレゼンで、それはあたしの理解が浅かったからにほかならないんだけど、授業のときの長岡先生の解説と昨日の松尾先生のお話で、ほほぅ、そういうことだったんだ!と開眼。(と言っても、あたしのレベルの開眼ですから、たかがしれてます。)
”サロン”なので、しつらえも趣向が凝らされていて、お酒も出るし、おつまみも、おつまみなんて言っちゃうのが失礼なくらい素敵なフィンガーフード。対話をするのに箸を持っちゃうと話が進まないから、ってことであえて手で食べられる物にしたそうです。
そして、参加者にはドレスコードが設定されていて、昨日は”ストライプ”。縦縞です。なのにあたしってば、ボーダーをアシンメトリーにカッティングしたサーキュラースカートを着て行ってしまいました。横縞です。理解力ないねー。笑。
余談ながら、サービス担当としてゼミの学生さんたちがお手伝いしてくれていたんだけど、20歳くらいの女の子ってかわいいね~。メイクとかは今どきのギャル風なんだけど、あたしがケーキばっかり取っていたら「やっぱり女性は甘いものですよね~」とか、さりげなく「お皿変えましょうか?」って言ってくれたり、おばちゃん、なんだか嬉しくなってしまいました。
松尾先生のお話の中でとっても印象的だったのが、人が成長するのに必要な要素。
・フィードバック
・ストレッチ
・エンジョイメント
ちょっと背伸びした頑張ればできる、ってレベルの仕事を与え、結果に対しては適切なタイミングと適切な内容でフィードバックする・・・・ここまでは通常のOJTなんかの手法でもよく言われていること。この2つにプラスしてエンジョイメント=松尾先生は安心感ややりがいという表現をされていた・・・が大事だってこと。つまり、取り組んでいることそのものが楽しければ人は成長するってこと。楽しいって思わせること、思わせる環境(失敗してもだいじょうぶ、っていう安心感)が必要ってこと。
エンジョイメント!
プレイフルと同じくらいステキなわくわくする言葉だ。
と、感激していたら、なんと!次回のテーマは「プレイフル」。
ってことは、ってことは、ゲストはあの先生ですね!
今はまだ言えませんが、マニアな方はお気づきでしょうって、気づきますtも!
次回は、論文提出日の前日というしびれるスケジュールですが、何がなんでも仕上げて参加したいと思います!
あたしの引き寄せ力も相当じゃない??? ←根拠なきポジティブシンキング。笑。
---------------------------------------------------
んー。
書こうかどうしようかちょっと迷ったんだけど、その時に感じた思いは残しておきたいから、書くことにします。
ライブにしろ、イベントにしろ、食事にしろ、あたしは「とりあえず楽しむ」ってことを信条にしています。ことさらに意識しなくても、基本どんなライブもイベントも楽しいし、何かは得られるし、食事もおいしいんだけど、それでも、イマイチなところを見つけて不満を言うのはあんまり健康的ではないなーと思っています。
昨日のイブニングダイアローグに不満があったわけでも、つまらなかったわけでもないんだけど、ちょっと違和感を感じてしまったのね。
それは、学びのサードプレイスってことを提供してくださっていて、そこに参加している以上、学びに対する欲求が強い方たちが集まっていることは間違いない。でも、クローズドで本学関係者が中心の会だから仕方ないのかもしれないけれど、『人材育成担当者としての私』が学んでいる・・・っていう印象を受けた。
なんて言うのかな?純粋に一個人として学びに来ている、というよりも、企業の名前を背負ってやってきている、そんな感じ。
そう思ったのは、シャープの事例をお聞きして、それをつまみに対話する・・・自分たちの会社だったらこんなことができるかも?とか、このほかにも若手を育てる施策ってないのかな?とか、成功したプロジェクトに共通することって何かな?みたいな話ができるのかなーって思っていたら、シャープの事例をいかに自社に移植できるか、そのためにはまだまだ情報が少ないので、こんなことも聞きたい、あんなことも聞きたいとか、事業として成り立つのか・・・みたいなミクロな話に終始してしまったんだよね。
たまたまあたしのいたテーブルがそうだったのかもしれないけど、単なるシャープの事例の分析検討会になっちゃった。
それはそれで、いつもと違った対話だったので、興味深くもあり刺激的でもあったんだけど、意外でもありました。
あたしは完全に、あたしという個人が学びたくて、何かを得たくて参加していたんだけど(もちろん、仕事で生かせそうなことは惜しみなく会社に提供するけど)、周りの皆さんは、人材育成マネージャーとしての責務でやってこられているみたいだった。それは悪いことでもないし、むしろ意識はとっても高いんだけど、なんとなーくしっくりこなかったのはそんなところ。
オトナの学びはモチベーションが必要で、そのモチベーションの原泉が、「役割を負った自分」にあるのか、「単に学びたい自分」にあるのか、の違いなんだろうな。
あたしは・・・青くさいって言われても、「単に学びたい自分」でいたいなー。
これは、長岡先生が主催されている人材育成担当マネージャーのための”サロン”で、先生曰く”パーティー”。と言ってもたんに愉快な楽しさのパーティーではなくって、まじめな話をつまみにしたパーティー。
仕立てとしては、参加者同士が対話を楽しめるよう、その対話のネタ、きっかけを提供するものとして、ゲストスピーカーが人材育成に関する話をしてくれる。
サロンに肩書きは不要、、、って言っても、クローズドの会で、長岡先生が、というより、大学が懇意にしている企業の人材育成担当マネージャーが参加されているので、あたしはフツウならこの場にはそぐわないんだけど、長岡先生からぜひお越しくださいと言っていただいたので、いそいそと参加。あたしには社交辞令が通じないのだ。笑。
昨日のテーマは、若手を育成するのにプロジェクトって経験が有効なんじゃないか?それがキャリア開発論なんかでよく言われている「一皮むける経験」になるんじゃないか?ってこと。
これをシャープの緊急プロジェクトの事例と、神戸大学の松尾先生の経験学習のお話を絡めながら対話していく仕立てでした。
(※一皮むける経験は、神戸大学の金井先生が言われています。)
純粋に、単純に楽しかったです。
シャープの緊急プロジェクトの懐のでっかい話・・・シャープは創業して100年くらい経つのに、社長が今まで5人しかいなくって非常に在職期間が長い。
長いことはよくない・・みたいなことを最近はよく言われるけれど(特に実績が出ないと即!っていうのはよくある話だし)、在職期間が長いことによって、トップの方針が繰り返し繰り返し語られ、それが刷り込まれるから、風土が形成されていく。
やっぱり、「語り」=ナラティブって大事なんだなーって思った。
そして、松尾先生の経験学習のお話は、長岡先生の授業であたしがプレゼンしたテーマだったんだけど、まったくもってお粗末なプレゼンで、それはあたしの理解が浅かったからにほかならないんだけど、授業のときの長岡先生の解説と昨日の松尾先生のお話で、ほほぅ、そういうことだったんだ!と開眼。(と言っても、あたしのレベルの開眼ですから、たかがしれてます。)
”サロン”なので、しつらえも趣向が凝らされていて、お酒も出るし、おつまみも、おつまみなんて言っちゃうのが失礼なくらい素敵なフィンガーフード。対話をするのに箸を持っちゃうと話が進まないから、ってことであえて手で食べられる物にしたそうです。
そして、参加者にはドレスコードが設定されていて、昨日は”ストライプ”。縦縞です。なのにあたしってば、ボーダーをアシンメトリーにカッティングしたサーキュラースカートを着て行ってしまいました。横縞です。理解力ないねー。笑。
余談ながら、サービス担当としてゼミの学生さんたちがお手伝いしてくれていたんだけど、20歳くらいの女の子ってかわいいね~。メイクとかは今どきのギャル風なんだけど、あたしがケーキばっかり取っていたら「やっぱり女性は甘いものですよね~」とか、さりげなく「お皿変えましょうか?」って言ってくれたり、おばちゃん、なんだか嬉しくなってしまいました。
松尾先生のお話の中でとっても印象的だったのが、人が成長するのに必要な要素。
・フィードバック
・ストレッチ
・エンジョイメント
ちょっと背伸びした頑張ればできる、ってレベルの仕事を与え、結果に対しては適切なタイミングと適切な内容でフィードバックする・・・・ここまでは通常のOJTなんかの手法でもよく言われていること。この2つにプラスしてエンジョイメント=松尾先生は安心感ややりがいという表現をされていた・・・が大事だってこと。つまり、取り組んでいることそのものが楽しければ人は成長するってこと。楽しいって思わせること、思わせる環境(失敗してもだいじょうぶ、っていう安心感)が必要ってこと。
エンジョイメント!
プレイフルと同じくらいステキなわくわくする言葉だ。
と、感激していたら、なんと!次回のテーマは「プレイフル」。
ってことは、ってことは、ゲストはあの先生ですね!
今はまだ言えませんが、マニアな方はお気づきでしょうって、気づきますtも!
次回は、論文提出日の前日というしびれるスケジュールですが、何がなんでも仕上げて参加したいと思います!
あたしの引き寄せ力も相当じゃない??? ←根拠なきポジティブシンキング。笑。
---------------------------------------------------
んー。
書こうかどうしようかちょっと迷ったんだけど、その時に感じた思いは残しておきたいから、書くことにします。
ライブにしろ、イベントにしろ、食事にしろ、あたしは「とりあえず楽しむ」ってことを信条にしています。ことさらに意識しなくても、基本どんなライブもイベントも楽しいし、何かは得られるし、食事もおいしいんだけど、それでも、イマイチなところを見つけて不満を言うのはあんまり健康的ではないなーと思っています。
昨日のイブニングダイアローグに不満があったわけでも、つまらなかったわけでもないんだけど、ちょっと違和感を感じてしまったのね。
それは、学びのサードプレイスってことを提供してくださっていて、そこに参加している以上、学びに対する欲求が強い方たちが集まっていることは間違いない。でも、クローズドで本学関係者が中心の会だから仕方ないのかもしれないけれど、『人材育成担当者としての私』が学んでいる・・・っていう印象を受けた。
なんて言うのかな?純粋に一個人として学びに来ている、というよりも、企業の名前を背負ってやってきている、そんな感じ。
そう思ったのは、シャープの事例をお聞きして、それをつまみに対話する・・・自分たちの会社だったらこんなことができるかも?とか、このほかにも若手を育てる施策ってないのかな?とか、成功したプロジェクトに共通することって何かな?みたいな話ができるのかなーって思っていたら、シャープの事例をいかに自社に移植できるか、そのためにはまだまだ情報が少ないので、こんなことも聞きたい、あんなことも聞きたいとか、事業として成り立つのか・・・みたいなミクロな話に終始してしまったんだよね。
たまたまあたしのいたテーブルがそうだったのかもしれないけど、単なるシャープの事例の分析検討会になっちゃった。
それはそれで、いつもと違った対話だったので、興味深くもあり刺激的でもあったんだけど、意外でもありました。
あたしは完全に、あたしという個人が学びたくて、何かを得たくて参加していたんだけど(もちろん、仕事で生かせそうなことは惜しみなく会社に提供するけど)、周りの皆さんは、人材育成マネージャーとしての責務でやってこられているみたいだった。それは悪いことでもないし、むしろ意識はとっても高いんだけど、なんとなーくしっくりこなかったのはそんなところ。
オトナの学びはモチベーションが必要で、そのモチベーションの原泉が、「役割を負った自分」にあるのか、「単に学びたい自分」にあるのか、の違いなんだろうな。
あたしは・・・青くさいって言われても、「単に学びたい自分」でいたいなー。