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経営学習研究所(MALL)主催のOFFline festival 2023 - Future of Learning & Working
対面万歳!オフラインフェス2023 に行ってきました。
2月25日にオフラインでイベントやるよ、という投稿を見て、いつもだったらへぇーとスルーしちゃってたと思うんだけど、ちょうど晃司ツアーファイナルで上京していて、帰りの時間を調整すれば出れるんじゃね?これは出ておきなさい、という思し召しかもよ、と都合よく解釈して、どこで開催されるかも告知されてないのになぜだかKOKUYO@品川だと思い込んで、品川なら18時まで参加しても最終便で帰れるじゃんねぇ、と募集開始もしてないのに最終便を予約するっていうね。ちょっと神がってたね笑
「リアルでなければできない」「リアルならでは」のワークショップ4本立て。最近のわたしはちょっと大人になったので(いや、単に疲れやすいだけ)、全部出てもきっと消化不良になるだろうから、とリアルでなければ体感しにくいフィジカル系を申し込み、カッキーさん(福岡在住)がセッション1のサブファシリをするっていうし、いなぐまさんと潤さんのオープニングトークも聞きたいし、KOKUYOツアーとリアルでPOINT OF YOU®️をやりたいから、という理由でセッション1も申し込み、朝から参加することと相成りました。
一つひとつのセッションの進行や内容を振り返ってもあまり学びがないような気がするので、ここではあえて「オフライン」と「オンライン」の違いや本当にオフライン(対面)がいいのかなあ?いいとしたらどこが?っていうのを、ダラダラとあくまでもわたし目線で書き残しておきたいと思う。そう、ちょうどMALLが立ち上がって追っかけの如く毎回のイベントに参加していた頃のようにね。
最近のわたしは、対面の仕事の依頼がくると、移動時間で何ができる?なんてことを考えて断っちゃったりすることもあるくらい、「移動」にかかる時間に価値を見出せないでいる。それはつまり、移動の時間をかけてでもその場に身を置くことに価値を見出せない、ということでもある。
じゃあ、なんで今回は「行こう」「参加しよう」と思ったんだろう? 2泊もしているんだから一秒でも早く真次郎に会いたいのに(え?)
「再開したMALLのオフラインのイベントに参加しておかないなんて勿体無いでしょ」というミーハー的な思いが根底にあったのは事実なんだけど、今一度、その場にいないと体感できないことってなんだろう?というのを、それこそ「体感」したい、と思ったことにある。だから申し込んだのはフィジカル系のドラムサークルと音楽座ミュージカルだった。わたしの好物「内省」「リフレクション」に目もくれず、出ておこうかな、とは大袈裟でなく1ミリも思わなかった。
セッション1のダイバーシティクロスロードは実は一度体験したことがあったからか、これってリアルでやるから意味があるよね、とか、対面で対話するからこその発見ってあるよね、とは思えなかったんだよね。もちろん、他の人の発言に対して「そうそう!」と被せて対話をしていく楽しさや、どんどん話が広がったり、深まったり、複眼的になっていく面白さはあったけど、「対面」ならでは感はあまり感じなかった。あ、サブファシリの機能はオンラインよりも対面の方が効くなぁ、というのはすっごく感じた。介入がしやすいし、自然。オンラインでもブレイクアウトルームを回りながら介入することもできるし、たとえばMiroやjamboardといったツールの書き込み状況を見ながら介入することは可能だけど、表情や仕草などからサッと自然に「●●するといいですよ」とか「▽▽って考えたらどうですかね?」などのワンポイントアドバイスができるのはいいなぁ。なんなら◯人目のチームメンバーのように振る舞うことだってできる。これ、提供側はもっとちゃんと考えて配置した方がいいよね。
ドラムサークルについては、10年前のMALLに参加した時の記事が「あの時のわたし、いろいろ考えててすごいじゃん」って内容だったので、貼っておく。
福岡来てからも、お寺で開催されるドラムサークルにたびたび参加してたので、ドラムサークルの楽しさやこんなことに活用できるんじゃないかな、はたくさん語れるけど、やっぱり大人数で音を出すってこんなに楽しいんだ!というのを実感した。ライブもそうだよね。いい音で聞くならいいオーディオで十分だけど、多少リズムが狂っていても、音程が外れていても、その場のグルーブ感というか、その場に身を委ねる楽しさっていうのはリアル、生ならでは。
10年前のブログにも書いたけど、ドラムっていうのは叩けば音が出る。このハードルの低さがほんとにいい。音を出そう、なんて気負わなくても音が出る。少々リズムが狂っていても、誰かが合わせてくれる。合わせてくれるとそれがビートになっていく。この育っていく感じが本当に楽しいし、興味深い。何をやっても、何があっても、なんとかなる。これが人材育成とリンクするところなんだろうな、と思っている。
大きな声では言えないけれど(言ってるけどw)ミュージカルや演劇は作り込まれた非日常感がちょっと苦手で、観劇しててもあまり感情移入ができず、ストーリーを追ってしまいがち。自分が演るのはもっと苦手。メタな自分が自分を見ていて、照れ臭くてどうしようもない。だいぶ場慣れしてきているから、お役目として動けるけど、じゃあ自分を解放できているか?と問われると全くそんなことはない。
でも、昨日は楽しいかった。もちろん照れ臭さはまだまだ残っているけど、なんだかよくわからないまま、とにかくやってみようと動きながら形を作っていく即興性と、さすがプロ!の視点からの音楽座の皆さんのワンポイントアドバイスがブレイクスルーになったり、何をやってもどんな結果になっても誉めて認めてくれる安心感と、全員が観客であり演者であるという一体感とが楽しいって気分にさせたんだろうな。
そう、昨日のオフラインフェスは非日常だったから楽しかったんだな。って、ワークショップは非日常体験なんだから当たり前っちゃ当たり前だけど、あらためてワークショップの非日常体験の効果を実感した。「非日常」だから初めて会った人と自己紹介もせずに劇を作って演じることができるし、言葉も交わさずにドラムを叩いて音楽を紡ぎ出せる。これを日常に持って帰ったらそうはいかないよね、なんて無粋なことを言うつもりは全くなくて、「非日常」体験の中で「できる」を実感して、「非日常」体験の中で出会った人と一緒に乗り越えていく体験(再近接領域ですな)を実感するってことが、ワークショップの醍醐味であり、一番の効果なんだな、と再認識したのです。
それがオフラインだったからより色濃く出てのかはわからない。けど、ワークショップという側面から見たら、オフラインかオンラインかということよりもいかに「非日常」体験を作るか?ということが大事なんだよな、とワークショップデザイナーを名乗って10年以上経ってあらためて腑に落ちた。
で、リアルは最高なのか?
昨日の場は最高だった。リアルだったから最高だったわけではなくて、体験が最高だったんだよ。(なんかめんどくさいこと言ってるけど)
そして、これから先、リアルの場を作るとき、オフライン最高、オフラインに振り切ろうぜ、ってなったときに大事にしたいのは、いかに「非日常」体験を生み出せるか、なんだよな。オンラインでももちろんできることなんだろうけど、空間のしつらえも含めて「非日常」を作りやすいのはやっぱりオフライン、リアルなのかもしれないよね。やっとこの手に戻ってきたオフライン、リアルの場なんだもの、精一杯「非日常」を楽しみたいよね。楽しめるように作り込みたいよね。そんなことを思いながら、KOKUYOを後にしたのでした。
そうそう、東京でサラリーマンやってたときに(もう10年以上前よ)、KOKUYOのエコライブオフィスで研修やらせてもらったことがありました。働く場所を工夫することで、仕事はしやすくなるし、みんながイキイキと楽しく働けるようになるよ、ってメッセージを込めて企画して、車いすメンバーもたくさんいる中での実施はまぁまぁ大変だったけど、オフィス見学とKOKUYOがオフィスづくりに架ける思いをお聞きできたのは、なかなか外の世界や他社を見ることができにくいメンバーにとっては本当に貴重な経験になったと思う。わたしにとっても貴重な経験だったし、楽しい仕事でした。昨日、あらためて見学させていただいて、その当時とは、オフィスを取り巻く環境は様変わりしていたことにもびっくり。そんな昔のことを思い出して、あぁ、組織の歯車に戻りたいなぁー、あの頃は大変なことも山盛りあったけど楽しかったなーと東京帰りたい病が発症するのでした笑
あとね、リアルの場に参加すると、「はじめまして」だけではなくて、嬉しい再会がたくさんあることがいいなぁって思った。昨日もたくさんの懐かしい嬉しい再会があった。巻き込んだんだか巻き込まれたんだかわかんないけどチーム福岡で参加できて楽しかった!まぁまぁ会ってはいるけれど、東京という「非日常」の場で会えたのも楽しかった!あらためてお会いしたみなさん、ご一緒したみなさん、MALLのみなさん、学生スタッフのみなさん、ワークショップを提供くださったみなさん、最高の非日常体験をありがとうございました!
つぶやき1
でね、一枚も写真撮ってないっていうね。リアルの場に参加するときはできるだけ、心の眼カメラに収めようと思っているんだけど、記憶力が低下している昨今ではツールの力に頼るのって大事だよな。
つぶやき2
晃司ライブ2Daysからのイベント参加だったので、わたしの服装もLIVE仕様だったのでいやもう目立ちすぎ。笑。いろんな人から、赤いパンツのひめさんが嬉しそうに映ってて笑ったーと言われたw
チーム福岡を代表して(?)、鮎川誠さんが描いたアマビエTシャツで参加。R.I.P.
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