わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

21年目最初の日

2008-07-22 01:04:48 | ライブ・イベント
行って来た 氷室京介 20th anniversary TOUR 「JUST MOVIN' ON」 @さいアリ


BOφWY世代っちゃあBOφWY世代だし、リアルタイムでも聴いてたし、解散したときのことも覚えてるし、ヒムロックがソロになった初期の頃のこともよーく覚えてる。
むかーし付き合ってた人がヒムロック大好きで「Memories of Blue」はカーステで繰り返し聴いたよなー、なんて甘酸っぱい思い出も。
(関係ないけど、あたしのリアルタイムBOφWYのいちばん印象に残っていることって、久美ちゃんと布袋くんの結婚式だったりする。ワイドショーと女性週刊誌チェックしたもん。かっこよかったんだよねー、あの2人。)


けど、当時はそんなに夢中にもなっていなかったし、ライブに行くって楽しみも知らなかったから、ヒムロックのライブに初めて行ったのは去年のIn The Moodツアー。
1年ぶりに観るヒムロックはやっぱりかっこよかった
鍛えられた上腕二等筋がお見事なタンクトップ姿もかっこいいけど、王子様みたいなひらひらブラウスもよく似合う。
個人的はBOφWYの頃みたいなこんな非日常的なスタイルをしてくれると嬉しい。スターっぽいじゃん。


20周年だし、ベスト版も出たし、きっとスペシャルでおなかいっぱいなセットリストに違いない、って思ってたけど、入院準備だテストだレポートだって、ばたばたしていたから全然チェックもできておらず
ほぼ事前準備なしで乗り込みましたが、想像以上、期待以上によかった


セットリストって、うまく言えないけれど、ミュージシャンの「思い」がいちばん強く現れる気がしている。
今回、ヒムロックがアンコールで
「みんなに喜んでもらうには何をすればいいかを考えた」
って言ってたけど、その気持ち、集まってきたファンに何を聴かせるか、伝えるか、っていうのがセットリストには現れている。
20周年の大感謝祭的な意味合いもあったんだろうけど、今のヒムロックと、ヒムロックの原点、ヒムロックのスタート、そんなものが全部混じった最高のセットリストだったって思う。


って、言っても、あたし、ホントにセットリストを覚えていられなくって、そのときには一緒に全部歌えているのに、順番はおろか曲名すら覚えていない。
帰ってきてCD聴いても、これってやったっけ?と思う始末。とほほ


でも、3回、鳥肌たって、泣きそうになった


BOφWYからも何曲か。
封印するようなもんじゃないんだろうけど、でも過去にしがみついてるみたいであんまりかっこよくないよなーっていうのもあったのかな?
布袋くんもそうだけど、年月が経つと客観的にその頃の楽曲のよさを感じることができて、いとおしいって思うのかな?
音楽的なことはわからないけど、同じBOφWYからでも、ギタリストである布袋くんと、ボーカリストであるヒムロックが選ぶそれとはやっぱり違うんだなー、って思った。
どちらがどう、ってことではなくって、2人それぞれの持ち味が最大限に生かせる、そんな楽曲を選んでいるんだな。


ステージセットも照明も何もかもが完璧に計算し尽くされているし、ヒムロックの孤高なスタイルとマッチしていて独特な空間なんだよね。
なんだろうか?ピリピリしているんだけど、どこか安心感があって、あたしたちはただただ純粋にライブを楽しむことができる。
それって当たり前のようだけど、すごいこと。ヒムロックのプロ意識、みたいなものを感じた。


去年、はじめて行ったときにも思ったけど、
ぐだぐだした間もトークも体脂肪も、無駄なものがいっさいない!
2時間ちょっと、とライブの時間としては決して長くはないけれど、完全燃焼!って印象なので、消化不良感はいっさいない。


全力でやること、余計なこと・無駄なものは省くこと・・・・ヒムロックが最高のボーカリストであり続ける理由なんだろうな。


まだまだツアーは続きます。
あたしはこの後の予定はなし。平日だったり、他の用事と重なったり、2学期が始まったりとちょっと調整難しそうだったので。
会場には行けないけれど、このツアーがキラキラしたステキなものになることを祈って

コメント (9)
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25周年

2008-07-05 23:58:19 | ライブ・イベント
行って来た 大澤誉志幸 The 25th anniversary・summmer party 08@STB139


2コマ授業を受けて、六本木に向かい、おともだちと合流。
開場と同時に入場して飲みながら食べながらひたすら喋る。
ライブ会場で話す内容じゃないくらいまぢめな仕事話に夢中になってたら、あっという間に照明が落ちて、ライブスタート。


今日の大澤さんは白のジャケットに白のお帽子。


そして、1曲目。
なんと!「ラヴィアンローズ」。
ちょっとフュージョンっぽいアレンジでオトナっぽい夏の夕暮れ、って感じの楽曲になっていました。
大澤さんが人に提供した楽曲で「失敗したー」(あげるんじゃなかったって意。)って思っているのってこの曲だって聞いたことがあるけど、まさか大澤さんの歌声で聴けるとは!


summmer partyってタイトル通り、夏をイメージした楽曲を中心に構成されたステージ。
でも夏って言っても、そこは25周年とオトナな大澤さんのイメージそのままに、ちょっと色っぽくって、ちょっと退廃的で、ちょっとせつない、夏の終わり、夕暮れっぽい、そんな感じの夏。
決して太陽がさんさんと降り注いでいるって感じじゃないんだけど、すっごい「夏」っぽい。


「ラヴィアンローズ」も夏の歌だったんだー、とあらためて認識しました。


それにしても…
大澤さんの歌声はセクシーでソウルフル。
そして圧倒的なグルーブ感とでも言おうか、リズムの取り方が絶妙で心地いい。
自然とカラダが揺れる。


大澤さんが歌う「Sweet Memories」は鳥肌モノ。
あの声だから、なのかもしれないけれど、やるせない恋の痛みがちくちくと伝わってくる。
声って何ものにも変えられない楽器なんだな。


途中、大澤さんのアコースティックギター弾き語り。
「25周年だから懐かしい曲やっちゃおうかな?でもだいぶ感じを変えているので、聴き始めて、ああ、あの曲。。。って思って聴いて。」
と言って「その気×××」。


これが!
大げさでもなんでもなく拍手が鳴り止まなかった。
ホントにかっこよかった
あちこちから「かっこいい!」って声がかかってた。
ボサノバっぽいとでも言うのかな?(まー、音楽的素養がなくってこの感動を文字に表せないことがもどかしい


25年のキャリアって、音や表現に厚み、深み、幅を出すものなんだな、って思った。
何度も何度も歌って、自分の皮膚の一部みたいになっているからこそアレンジできる。
かっこよさを追求したアレンジではなくって、長いキャリアに裏打ちされたものだからこそ胸を打つんだろうなって思う。


久しぶりに聴いた「そして僕は途方に暮れる」もアコースティックバージョンに。


  君が選んだことだからきっとだいじょうぶさ
  君が心に決めたことだから


はじめてこの曲を聴いたティーンエイジャーの頃は聴き流していたフレーズだけど、この年になってあらためて聴いて、このフレーズに込められた相手を思う気持ち、それを感じてなんだか泣けてきた
歌って、人に合わせて、月日にあわせて、変わるんだって気づかされた。



トークはカジュアルでとっても力が抜けてリラックスした感じ。
「25周年、みんながいての大澤だから」と何度も何度も言っていた大澤さん。
一曲終わるたびに胸の前で手を合わせてお辞儀をする大澤さん。
いっとき、唄うことを辞めていた時期があったけど、戻ってきてくれてありがとう、って心からそう思う。


いつまでもいつまでもそのハスキーでセクシーな歌声を聴かせてほしい。
今年はまだまだ折り返し。次は何かな?どこで会えるかな?


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