わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

2024年最初の3ヶ月絵日記

2024-03-31 21:21:17 | コトバ・ニッキ


ここ数年恒例となっている3ヶ月絵日記。記憶が正しければ2016年からやっている。
3ヶ月分を10数コマに凝縮するわけだからまぁまぁ濃密な感じで描き残せるし、何よりもこの3ヶ月に何があって、何をして、何を考えたのか、ってことを振り返るよい機会になっている。
楽しかったことや、うぇーい!ってことしか描き残してないから、めちゃくちゃポジティブ。自分のことだけど、うわー楽しそう!ってなるのもいい感じ。(自画自賛)


この形式で行うかどうかはさておき、ポジティブな振り返りはこれからも続けていこうと思っている。


そして、2023年12月21日からブログも毎日書き続けた。今日で101日連続ですって。もちろんめちゃくちゃ薄い日もあれば、ものすっごく深く考えて書いた日もある。一応、公開しているものではあるけれど、誰かに読んでもらおう、とはあんまり思ってなくて、思考と感情のデトックス的要素が強い。大きなイベントが終わった時や、伝えたいことがある時は、誰が読んでも伝わるようには心がけているけれど、自分のために書いている日記を誰かが読める状態にしているに過ぎない。読者を増やそうとか、ページビューを増やそうとか思わず、デトックス、ログ的に書き残すのがわたしには性に合っている。


ただ、誰に約束しているわけでもないけれど、毎日書かなきゃ、読まれてもOKな内容にしなくちゃ、というプレッシャーは少なからずあるので、ちょっと向き合い方を変えようと思う。


このブログはこのまま残して、公に読んでもらいたい時には「記事」として書いて、日々の徒然は別の場所で残そうと思っている。
ひとまず101日間続けられたわたしに「おつかれさま」と言って3月を締めよう。
おつかれ、わたし!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎はやっぱり今日も雨だった〜長崎県美術館でライブ

2024-03-30 22:33:18 | ライブ・イベント
年度末、世の中はバタバタと忙しく過ごしている中、長崎までヒョイっと行ってきました。リレーかもめに乗って博多から1時間半。近い近い。あんまり本数がないのと、同じホームとはいえ途中で乗り換えなきゃいけないのがちょっと残念だけど、この距離感はありがたい。半日がっつり仕事してから移動して、夕方に長崎着。ちょっと遅めのランチ(早めの夜ごはん)に長崎名物トルコライスを食す。ボリューム満点すぎてわたしの胃腸がしんどそうだったけど、ナポリタンのソースがこってり濃厚で美味しかった!


今日の目的は、キョンキョンが作ったユニット「黒猫同盟」のライブ。長崎県美術館のエントランスホールで20時半スタートという、なんとも珍しい形式。夕方までがっつり仕事してからでも行けるじゃん、とチケットを取った。さすがに日帰りはできないから泊まって翌日の朝に帰れば、なんの支障もない(犬のごはん以外w)。


黒猫同盟は、ベーシストの上田ケンジさんとキョンキョンが作ったユニットで、ポッドキャストに使う音楽がない、じゃ、作っちゃえばいいじゃない、ってことで作ったそう。お互いにちょうど黒い保護猫を迎え入れた時だったので「黒猫同盟」。猫の視点で言いたいことを歌っちゃおう、っていう詩があったかくて可愛くって、時折ドキッとして、核心をついてていい。

黒猫同盟 | ビクターエンタテインメント

ビクターエンタテインメントによる黒猫同盟公式サイト。黒猫同盟の最新情報、ライブ情報などを掲載。

ビクターエンタテインメント | Victor Entertainment

 



長崎美術館のエントランスはガラス張りで、遠くに稲佐山が見えて、港の船(軍艦?)も見えちゃったりして、とっても非日常。普通のホールではあり得ないロケーションって、最高のステージセットだなぁ、って思った。美術館のエントランスですから、音響もそれほど良くはないし、照明もステージセットもシンプル。シースルーエレベーターに乗って1階まで降りてきてステージに向かう様子も観客から見えちゃう。バリバリに作り込まれたエンターテイメントとは違うけれど、バンドメンバーは技巧派ばかりで、音の安定感たるや!大人が集まって最高に楽しく遊んでる感じがとっても心地よくて楽しかった。


キョンキョンはやっぱりかっこよくて可愛くて、「かわいいー」の声に「もうそういうのお腹いっぱいなの、他の掛け声ないかな?」「最近は長生きしてね、って言われるの」ってさらりと言っちゃうのもかっこよくて可愛い。つやつやしたお肌に、満面の笑顔。アイドルってこういうことだよね、って58歳のキョンキョンを見てもそう思う。


大御所と言われてもおかしくない年齢、キャリアだけど、面白そうなことを面白がりながら、新しいことをやってるキョンキョン。しかもいい感じで力が抜けているのもいい。そして誰かのお膳立てで立っているんじゃなくて、自分で選んで、自分でやってる感じがまた素敵。こんなふうに歳を取りたいし、キャリアを重ねたい、って思ったよ。


いやはや、長崎は今日も雨だった、と内山田宏とクールファイブも歌っているけど、この日も大雨。ってか暴風雨。長崎は何度か行ってるけど、いつも雨。高校の修学旅行も雨だった気がする。傘さしててもずぶ濡れ。けど、終わった時には雨も上がって、夜風を受けながら駅までてくてく歩く時間もまたよかった。いつか晴れた長崎にも行ってみたいなぁー。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独立開業のその先

2024-03-29 23:25:35 | カイシャ・シゴト
先日、会計士の田中先生が主催するフリーランス塾のイベント「はじめの一歩」に参加(視聴)して、感動というか衝撃というか、とにかくすごい!!(語彙がw)な感想を抱いたのですが、それはかねてより不思議だなぁ、って思っていたことの一つの答えを見た感覚だったからなのです。


サラリーマンを長くやっていると自分で稼ぐ力がつかない、とか、人生100年時代、定年後も楽しく過ごすためには自分で仕事をすること=フリーランスになる、とか、なんというか、ずっと組織に属しているのはあんまりよろしくなくて、どこかのタイミングで独立したり、独立しなかったとしても副業っぽいことはやった方がいいよ、という論調が昨今では強い気がしている。


昭和のサラリーマン体質、気質のわたしとしては、組織の中でいろんなしがらみや葛藤を抱えながら働き続けるって尊いことだと思っているんだけど、昨今は、そういう働き方は「古く」て、いつまでも組織にしがみついてるなんてナンセンス!と言わんばかりに独立開業を薦められる。もちろん、フリーランスマインドというか、自分の手で稼ぐってことは大事だ。けど、独立礼賛な感じはちょっとなぁ、、、と思っていたのです。


そして、独立したとする。多くの場合は個人事業主として活動をする。法人を立ち上げる人もいる。けど、なんていうのかなー、その先が見えなくて、もやっとしていたのです。


法人化する、ということは雇用が発生する。もちろん1人でも法人は作れるけれど、仲間がいて、組織ができる、継承していく。それこそが法人の醍醐味なんじゃないかと思うのですよ。(これまた偏見、バイアスかかってるかも、だけど)


この、雇用して拡大する、ってところまで考えて独立、起業する人ってどのくらいいるんだろうな?っていうのが長年の疑問でした。どのくらいまで拡大するのか(人と金の両面で)、そして拡大した先の継承はどう考えているんだろうな、っていうのが素朴な疑問でした。ある程度の年齢になって一人で立ち上げて、一人で運営している会社って、その人が引退(仕事を辞める)=会社をたたむ、ってことなのかしら?と。継承していくこと、続いていくことも企業の役割だと思っているので、なんだかちょっともやっとしていたのです。


でも、今回のゲストのスハラさんは違った。もともと商売(自分で何かやりたくて)をしたくて会計士になり、起業を目的にしていたから、どんなネタで起業するのか、起業するにあたって足りない力は何か?を客観的に見極めながら転職して、起業した。
そして、起業した会社をどんどん大きくして、ついには上場まで。そしてご自身は、完全に後進に引継ぎ、別の会社のCFOとなる。CFOになったのも、社員に「こんなキャリアがある」という背中を見せる意味合いもあったとか。すげー。


みんながみんな、上場するような会社を立ち上げなくてもいいし、小さく事業を展開していくのだってあり。けど、どうしても独立することがゴール(目的)になってしまって、その先が描けていないような気がする。いや、ミッションとかビジョンとか、事業としてのやりたいことはあって明確に描けているんだけど、それを動かす組織をどうしていくか?まで考えがが至らないというか、別次元のもの、として捉えているように思う。よしんば上場が目標、といったように規模を追求していったとしても、継承までは視野に入れてないケースが多いんじゃないかしら。


企業経営をしていると継承は切実。これから先どんどんと少子高齢化が進んで働き手が少なくなってくるから、継承はほんとに切実。立ち上げるのは勢いでできても、続けていくこと、引き継いでいくこと、は本当に大変だし、難しい。それをやり遂げてる人がいる、ってことに気づいて、これまで会社を大きくしようだなんて1ミリも思ってなかったけど(継承は結構切実に考えてたけど)、心を入れ替えようかしら?と1ミリくらい思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年度末というだけでなんだかやり残した感が出てくるの、なんでだろう?

2024-03-28 23:42:44 | コトバ・ニッキ
年度末ですね。
当社は決算月ではないので、そんなに忙しくはないはずが、年度更新やらいろんな申請や切り替えやら、取引先の決算やらでなんだか忙しない。そしてそれ以外の仕事でも相手の異動や退職、転職などで引き継ぎ終わるまで/後任決まるまでストップしちゃったりして、忙しいんだか暇なんだかわかんない。4月に入ってしばらく経つと、急ぎでお願いします、だったり、いついつお願いできますか?といった「どうせなら3月中に言ってくれればいいのにね」っていう依頼が入ってきたり、なんだかバランス悪い。まぁ、仕事は相手があってのことだし、決算や年度の切り替わりなどなんらかの節目や締めは必要だから仕方がない。


仕事相手や取引先の異動、転職、退職といった変化はあるけれど、わたし自身は年度が変わることでの変化はあんまりないし、子どももいないから3月→4月の節目感もあんまりなくて、3月31日と4月1日は地続き。けど、周りが忙しないせいか、のんびりしているのが申し訳な息分になっちゃうんだよね。毎月、月次決算の資料を出して締め終わると(大抵25日以降)ちょっと暇になる。もちろん日々の業務はあるけれど、ピークを超えるのでホッと一息。今がその時期で、余裕があるからのんびりしたっていいはずなのに、なんだか後ろめたい。サラリーマン気質が抜けないみたい笑


あとね、年度末、期代わりのこの時期はなんだか、何かをやり残したような気がしちゃって、わけもなく焦る。小さな積み残しは多分たくさんあるんだろうけど、致命的な何かはないはずなのに、焦る。これもまた、年度末あるあるなのかもね。


やり残したっていうのとはちょっと違うかも、だけど、もう20年くらい前の話。天職だと思っていた仕事(部門)から異動することになった。青天の霹靂。わたし以外にこの仕事ができる人はいないって不遜ながらに思ってたし、誰よりも思い入れを持ってやっていたから、本当にショックだった。とはいえ、美意識もあるから引き継ぎは完璧にしたくて、綿密な引き継ぎ書を作って後任に引き継いだ。そして4月1日には新しい部署に異動した。
なんかね、この時、本当に寂しかったんだよね。3月31日までの日数を数えて、あぁああ、あと○日しかない、、、とどんよりしてた。戻れることなんてないのに、異動は何かの間違いでそのまま残ってくれ、って言われるんじゃないかとすら思ってた。サラリーマンにとって異動はつきものだけど、その時に、偉くならないと自分のやりたい仕事はできないんだな、って痛感した。どんなに実績上げてても、評価されていても人事異動には敵わない。本当にやりたい仕事をするなら偉くならなきゃ、って思った。当時は独立する、っていう選択肢はものすごくレアなことだったし。こんな思いはもうしたくないな、って痛感したよね。結局、半年後には会社辞めて、好きな仕事に就いた。(その仕事も1年くらいで辞めちゃったけどw)


年度末になると、この時のことを思い出す。好きな仕事を取り上げられる悲しさ、悔しさ。もちろん、人事には理由があってのことではあるけれど、そう簡単には切り替えられなくて、辛い春だったよなぁって。この時期がちょっと苦手なのはそんなことも関係しているのかも。


今はこの時期がそんなに苦手じゃない。変化がない生活をしているからなのかもしれないし、年を重ねて何かが変わったのかもしれないし、その理由はよくわかんないけど、苦手なものが少なくなるのは悪いことじゃないもんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選択肢が違いすぎる 都会と地方の間で

2024-03-27 22:14:52 | コトバ・ニッキ
つい先日、甥っ子(オットの弟の次男)の入学祝いを届けに行った時のこと。
オットの弟はとても若く結婚して子どもを持ち、そんな子どもたちも一番上のお兄ちゃんはもう20代も中盤でバリバリと働いているし、二番目のお姉ちゃんも高校生で海外に行きたい、という希望を持つまでに大きくなっている。


二番目のお姉ちゃん(姪っ子)が、ワーキングホリデーを活用しながらオーストラリアに行こうと思っている、という話を聞いたのが今年のお正月。そのために一生懸命アルバイトをして旅費を貯めているとか。それは素晴らしい経験だし、やれるならやっておいた方がいいよね、となんとも頼もしく思っていた。
折からの円安やなかなかビザが降りないなど様々な困難もあって、ワーホリではなくて語学学校への短期留学をすることになったそうで、5月には出発するんだとか。現地で受け入れてくれる人が見つかったり、話をしたりとバタバタバタと決まったのがつい先週、というくらいのスピード感。当初の予定よりは相当短くなってしまいそうだけど、それでも若い頃に違う環境で暮らす経験、それも親と離れて一人で、っていうのはとても得難いものだから、おばちゃん全力で応援する。


そんな話をしていた時に、弟さんがポツリと、「福岡市内にいるから留学とか、いろんな選択肢がある。俺らの頃には考えられもしなかった」と漏らした。もう完全に引き払ってしまっていてお墓とお寺があるだけだけど、オットの実家はお隣佐賀県の原発がある町のすぐ近くの山の中。小学校も中学校も町に1つだけ、という環境で育って、進学も近くの通えるところで、就職するときは街を出たもののそれでもやっぱり選択肢は少なかったそう。


そうなんだよね、都会と地方の格差、みたいなことが言われているけれど、やっぱり圧倒的に違うのは選択肢の差だと思う。


福岡のような地方の都市であれば、高校も大学もある程度の選択肢があるし、仕事も選べる。(もちろん状況や環境によっては選べない人もいることは承知している。)福岡にいたからいろんな情報、選択肢に触れて「留学」が現実的になったんだと思う。けれども、ちょっと離れた“地方”に行くと、県立以外は認めない、とか、手に職つけるために商業科や工業科、といった選択肢しか無くなっちゃう。そんな環境の中にいるから「留学」って言葉は知っていても、よもや自分たちがそれを選択する、なんて選択肢は持っていない。そういうこと。


テレビやメディアからの情報で言葉は知っているし、そういう選択肢があることも知っている。けれどもそれはテレビの世界の話であって、現実の自分たちの住む場所で起きていることではない、っていう感覚。


やっぱりね、格差ってあると思うのよ。格差っていうほどきつい、強いものじゃないけど、差はある、明らかにある。


くだらない例えかもしれないけれど、東京ドームなどで行われる外タレのコンサート。SNSには「行ってきた、素晴らしかった!」な投稿が溢れている。その外タレのことが好き、いわゆる推しってわけではなく、東京にいて自由になるお金と時間があって、見られるのは貴重だから、というプライスレスな経験を得に参加しているんだろうな、と思って拝見している。これ、やっぱり東京にいる人の特権、メリットだと思うんだよね。わたしもビリージョエルやテイラー、クイーン、ブルーノマーズは見たい。けど、飛行機代、宿代、仕事の調整、留守の調整をして行けるか?って言ったらやっぱり行けない。諦めると思うんだよね。(ま、晃司は諦めないですけどねw)東京にいたら「行ってみたいなー、行っちゃうかなー」くらいの軽い気持ちで見にいける。これが地の利、メリットなんだろうな、って思う。本物に触れる機会が格段に違う。


東京にいてそういうメリットを享受してきたからこそ、余計に強く思うのかもしれないね。
けど、やっぱり東京にいる、ってのは何ものにも代え難いメリットなんだと思う。


美術をやっている従兄弟(当時は神戸在住)が、今から20年くらい前に東京で個展を開催した時にやっぱりポツリと言っていた。


関西でも仕事はできるし、見てもらうことはできる。
けど、東京には圧倒的な量の人がいる。それだけたくさんの人の目に止まるって機会は他の地域ではない。


東京に全てが集まっているから、東京が魅力なわけじゃない。いろんなことが東京で行われるから、東京が魅力なんじゃない。いろんな人が集まる、それも絶対的な量が、それが東京の魅力なんだろうな、と思う。そしてその量の差はどうしたって埋められなくて、小さな世界で生きていく幸せももちろんあるし、今が不幸だとは1ミリも思ってないけれど、一度でも圧倒的な量の世界を知ってしまうと満足できなくなっちゃうんだろうな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジタルとかITとか、苦手意識を持っちゃうとできることが限られちゃうのかもしれないね、な話

2024-03-26 22:17:15 | コトバ・ニッキ
ご縁があって、新しくオープンする施設に関わることになりまして。
複合型の施設でその1フロアがこれまでにないタイプのカルチャースクール。子どもも大人も学べて、コワーキングスペースもあって、設備の整ったスタジオやらキッチンも完備されている。そこでイベント的に講座を行うことになったので、何度かミーティングに参加している。スクールや講座を担当される講師の先生はたくさんいらして、ヨガなどのフィットネス系やダンス、アロマ、ハーブ、手芸、英語にウクレレ、などなど本当に幅広い。いわゆるビジネス系の講座はわたしが担当するもの以外は皆無、な感じ。こういった環境で行うのも初めてなので、場違い感も感じながらも「へー」「ほー」と好奇心全開で参加、参画している。


今日は開業前の内覧を兼ねて、教室、講座の申し込みやチェックインなどの仕組みについての説明があった。


今時ですよね。Webから予約をして、当日は入口でQRコードをかざしてチェックインを行う。
前回のミーティングの時に管理サイト、メンバーサイトの説明があって、一度はログイン、アクセスしているはずだから、その画面でチェックインしてくださいね、な案内に多くのみなさんが四苦八苦されていた。そんなに難しい操作でもないし、むしろ簡単で使いやすいUIだと思ったけど、慣れてないと大変なんだな、という発見。


管理サイトの操作も、画面をスクリーンに映しながら説明してくれたのだけど、ログインできない、その画面に辿り着かない、ホーム画面に追加するにはどうしたら?といった初歩的なところでつまずく人が多かった。


イベントの企画や運営をすることも多いので、Peatixなどイベント管理サイトはよく触っているからか、特段の説明をされなくても、なるほどそういうことね、とサクサク進められたけど、そうかー、普段、LINEでのやりとり程度のIT環境だとこういった操作は「難しい」ってことになっちゃうんだな。


わたし自身はそんなにITやデジタルに強いわけでもないし、力技で乗り越えてきてるところがあるから、どちらかというとIT弱い人、情弱な人、の部類だと思ってた。それはオフィスワークを中心としたビジネス界隈にいるからそのポジショニングなだけで、まだまだITツールを使いこなす人というのは多数派ではないんだなーと実感。わたしよりも世代的には若い人たちばかりだったけど、いわゆるホワイトカラー、デスクワークをしている人のようにSlackだとかTeamsだとかkintoneだとか、そういったグループウェアを日常的に使っていなかったりすると「わぁ、難しい!」ってなっちゃうんだろうな。


スマホ持ってる前提、ネットにアクセスするのは当たり前な前提でいろんなことが組み立てられていて(チケット取ったりするのもそうだし)、苦手だなんて言ってるとできることが少なくなっちゃうし、楽しめることが楽しめなくなっちゃうんだなぁ。


相変わらずフリック入力は苦手で、スマホよりもパソコンの方が圧倒的に使いやすい世代だけど、パソコンもスマホも文房具みたいなものだから、気負わずにさらりと使いこなしていきたいし、おばちゃんもう追いつけないよ、なんて卑下したり諦めたりせずに食らいついていきたいなーと思ったよ。そうでないと、コンサートチケットも取れなくなっちゃうもの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手放しちゃったら2度と手に入らないかもしれないけど、なくてもなんとかなるかもしれない

2024-03-25 20:03:32 | コトバ・ニッキ
絶賛断捨離中である。基本的に捨てることに対してはドライで、さくさく捨てちゃう。ゴミの分別が大変なので、計画的に少しずつ捨てないとならないのが難点ですが。


5年前にも一度断捨離して、その時は洋服や食器を中心にバッサリと捨てた。
今回は書類や書籍を中心に捨てている。


書類ってなかなか捨てられなかった。電子データにして取っておけばいいじゃん、とも思うけど、紙か電子かはあんまり関係なくて、その情報を持っておきたいか、読み返すのか、ってシンプルに問うてみた。結果、いらないね、ってものが多かった。
女子大の講座を立ち上げた時の打ち合わせの資料や、ミーティングの議事録、手書きで書いた企画書、ワークショップの設計書、そういったものはどうしても思い入れがあるから捨てられないでいた。けど、読み返すことってあるかな?思い出として取っておきたいだけでしょ?と思い返して、バサバサと捨てていった。50mmのリングファイル5冊分くらい捨てた。


多分ね、こんなにバサバサ捨てられたのは、今が節目というか、そういうタイミングに来ているから、な気がする。
これだけやった、こんなにやった、という証拠、爪痕を残しておきたかっただけで、その内容にはもうすでに思い入れもないし、読み返したり参考にしたりするような情報でもなかった。いったんクローズして、次に進む段階なのかもしれないねぇ。


写真もそうで、実家から独立した時、東京から福岡に引っ越した時、それまでフィルムカメラで撮っていた写真を処分してきた。捨てちゃったらもう2度とお目にかかれないから、取っておこうか、持っていこうか、とも思ったけれど、捨ててきた。結果、寂しい、と思ったことはない。見返すことがあったら懐かしく思うのかもしれないけれど、なくてもどうってことないものなんだな、と思った。あんなに吟味して撮った写真たちなのにね。


文春の岡村ちゃんと晃司の対談で
「尾崎との3人の写真が一枚もない、撮っておけばよかった」という岡村ちゃんに
「今も頭の中にはいっぱい残ってるから」と晃司。


そうなんだよな、物で残ってなくてもちゃんと記憶が残っていればそれでいい、って思う。
そして今日もコツコツ、細々と断捨離に精を出すのでありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

推しは見つけるものじゃなくて、気づいたらハマってるものだと思う

2024-03-24 19:51:14 | コトバ・ニッキ
推し活がブームみたいね。特にアラフィフ、アラカンといった妙齢のゾーンに。シニアになって夢中になれるものがあるといいよ、楽しいよ、若々しくいられるよ、みたいな論調で語られることが多くて、これまでだったら密やかに行っていた活動や、誰々が好き♡っていうのを臆面もなく、隠したりせずにいえるようになったのはありがたいし、いい風潮だと思う。
こんなレポートも出たように、経済も回すし、幸福度も高まるみたい。


「推し活」が幸福度を高める?!「応援」から「感謝」まで、多様な推しとの関係性を生み出す"オシノミクス" ―HAKUHODO HUMANOMICS STUDIOがレポート第2弾を発表― |お知らせ|博報堂 HAKUHODO Inc.

株式会社博報堂、博報堂DYグループの株式会社 SIGNING は、生活者発想で経営を考える研究開発・社会実装プロジェクト「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」の活動の第二弾として...

 


けど、ここ最近の推し活ブームにはちょっと違和感もあって。
それは、「私も頑張って推しを見つけます」って発言。他意はないんだろうけど、推しは見つけるものじゃなくて、気づいたら好きになってる類のものだと思うんだよね。頑張って見つけるって、そこは頑張るところじゃない気がする。誰かを好きになるのに理由や理屈なんてなくて、いい!素敵!って思うところからだろうし、その気持ちは言語化できるようなものでもない。


自分が尊敬している人が、推しの地方公演に行ったり、グッズを集めたり、といった王道の(?)推し活をしていると、「私も頑張って見つけます」って気持ちになっちゃうみたい。わからなくもないけど。推し活やってないと、好奇心を持っていろんなことに取り組んでないように思われるんじゃないか?みたいな気持ちが働くのかな?いやいや、そういうもんじゃないよね。


ここ最近は推し活がポジティブに受け止められているけれど、いい年して歌手や俳優といった芸能人に熱をあげて、お金と時間を使うってどうなのよ?もっと建設的で「ためになる」ことにお金と時間を使うべきじゃない?他にやることあるでしょ、と思われても仕方がない。そんな活動なのよ、推し活って。


それがここ最近の推し活やってると毎日が生き生きキラキラ!みたいな風潮で、推しを作らなきゃ、ってなっちゃう。極端すぎる。


好きになるのに理由はないし、「好き」に対する活動量は人それぞれでいいはずなのに、「推し活」という言葉が一人歩きしちゃって、「推し活」しなきゃプレッシャーが生まれちゃうのはなんだか勿体無い。もっと自由に気楽に「好き」を楽しめばいいじゃんねぇ。と、ちょっと前まで、「同じ内容なのに何度もコンサートに行くとか信じられない!」と周りから呆れられてたわたしはそう思うのでした。


おまけ
オタク気質が高いわたしはこんなのも集めちゃう




ライブ終わった後、飲みながらセトリを復習したり(紙ナプキンに書く!?)



なんならカレンダーも作る笑


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50回だよ!キャリバラトーク会

2024-03-23 22:02:54 | ライブ・イベント




本日は50回目となるキャリアバラエティ・トーク会でした。
キャリアバラエティ、通称キャリバラは、福岡で人材開発や組織開発、キャリア開発など人や組織のあれこれに長いこと関わってこられたヒューマナイズの吉次さん(よっしーさん)がずっと温めていた企画で、ひょんなことから一緒に運営をすることになって10年が経ちました。他の仕事や体調などなどいろんな条件が重なって、少しペースダウンする時期があったり、コロナ禍で従来の集まってのトーク会ができなくなった時期があったりとそれなりに紆余曲折はありましたが、ゆるりとふわりと気づけば50回。こんなに続けられたのはひとえによっしーさんの人柄、人脈、そしてご参加いただいた皆さんのおかげです。ますますもって足を向けては寝られない。


キャリバラはパラレルキャリアなど、多様な働き方を実践している(挑戦している)人を紹介することを通じて、多様な働き方・生き方を応援&追求するコミュニティで、事前にインタビューした内容を記事にまとめてnoteに公開、実際にトークゲストとしてお越しいただき、参加者の方との対話を楽しむトーク会を実施しています。以前はFacebookにあったノートの機能を使って記事を上げていたんだけど、今やノート機能がなくなり、閲覧もできなくなってしまった。アーカイブはとってあるけど、一般に公開しているのはvol.30以降のみとなっています。


キャリアバラエティ(キャリバラ)|note

「キャリアバラエティ」は、パラレルキャリアなど、多様な働き方を実践している(挑戦している)人を紹介することを通じて、多様な働き方・生き方を応援&追求するコミュニ...

note(ノート)

 


毎回、キャリバラの取材は楽しくて、記事を作成するのはそれなりに大変でうぅううううぅううん、と眉間に皺を寄せながらの作業になっているけれど、できた記事をゲストのかたが喜んでくださったり、わたしの似てない似顔絵をアイコンにしてくださったり、そういうのが本当に嬉しい。


トーク会は、ものすっごい頑張って集客しているわけではなくて、きっと何かがフック、きっかけになってキャリバラに参加してくださるのだろうから、その時その場に集まる縁や奇跡を大事にしたいよね、というのがよっしーさんの思い。わたしも同じ。きっと何かの必然があってその場に集まってくるんだろうなーって思ってる。もちろん複数回ご参加いただいている常連さんもいらっしゃるけれど、毎回参加者が違って、会の雰囲気も違う。けど、どの回も「今日も楽しかった!いい時間だった!」と心の底から思えるんだよね、不思議なくらい。主催、運営しているわたしたちが一番楽しんで、一番癒されてる気がする。


ゲストはどんなふうに決めてるんですか?とたまにご質問をいただくけれど、よっしーさんやわたしが話を聞きたい人、これに尽きる(おい)。世の中的にすごい功績のある人や、女性活躍とかダイバシティの文脈でいろんな場で登壇されている方、もちろんそういう方にもご登場いただいているけれど、キャリバラで紹介したいのはキラキラしたキャリアじゃない、迷ったり、ご縁に導かれたりして、なるようになっていくんだろうなーと思わせてくれるような、そんなキャリアな気がする。どの方の話も等身大で自然で、だからこそ、参加された方の胸を打つんだろうし、自分に投影していろいろと考えることができるんだろうな、とも思う。


続けるコツは頑張りすぎないこと、と慣れすぎないこと、な気がしている。続けよう、と肩肘張って頑張る必要がないくらい楽しい活動ではあるんだけれど、それでも2ヶ月に1本は記事をあげよう、とか、記事をフォーマット化するなど定型化、省力化していくことでもっと量産できるのかもしれないけれど、そこは目指してないし、目指しちゃいけない気がしている。毎回毎回話を聞いて「!」と思った新鮮な気持ちをベースに、うんうん唸りながらレイアウトを考えたりしながら記事を書いている。50回もやっているんだからもっと上手くできるようになってもいいんだろうけど、ずっと素人のままで、素人のように新鮮な気持ちで書き続けていきたいなーと思う。もうちょっと文章は上手く書けるようになりたいけど、ってか、書けるようになっていいと思うけどw
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きてまた会おう 

2024-03-23 01:43:44 | ライブ・イベント
行ってきた!怒髪天「ザ・リローデッドTOUR2024」IN福岡 LIVEHOUSE CB




シミさんが「解雇」になったり、増子さんが体調不良で何曲かやれなかったライブがあったりと、きっとこれまでの怒髪天とは何かが違うんだろうな、と始まる前はちょっとドキドキしていた。
結果、これまでの怒髪天とは違うけど、でもすっごいよかった、最高だよ、って思った。


セットリストもよかったよね。1曲目からこれ!!!って怒涛の展開でMCも少なめでガンガン行く。みんなへの応援歌のようでもあり、自分たちを奮い立たせているようでもあり、きっと人によってグッとくるポイントは違うんだろうけど、いちいちグッと来たよね。


サポートベースはアナーキーの寺岡さん。これがもうものすんごい音圧で、新しいグルーブが生まれてた気がする。友康さんと真ん中に出てきて弾き合うのとか、めっちゃかっこよかった。ブギっぽい曲調が途中に何曲かあったけど、ベースラインがずんずん響いて気持ちよかった!


増子さんの体調が心配だったけど、お医者さん曰く何の問題もないそうで、ほっと一安心。そんな元気な増子さんが体調不良になっちゃうくらい、あれこれとストレスがすごかったんだね。


このインタビュー記事に、シミさん解雇の経緯や思いが丁寧に綴られているけれど、「解雇」って言葉は厳しいものがあるけれど、でも、そこにあるのは愛だよなぁ、って思った。「脱退」だとシミさんとは意思を持ってお別れして、またいつか一緒にできる日が来たら一緒にやろうぜ、っていうのはない感じがするけど、「解雇」ってことは「再雇用」があるかもしれないじゃん。いつか、はもうないのかもしれないけれど、いろんなことが整ったらまた一緒にステージに立つ可能性が、受け入れる可能性が残っている、ってそんなふうにも感じた。

怒髪天 増子直純が明かす、“メンバー解雇”決断の経緯 4人最後のステージは「感謝しかない」

怒髪天 ベーシスト・清水泰次の解雇という衝撃。併せて、本人をはじめとしたメンバーの実直すぎるコメントは大きな反響を呼んだ。バンドにとって大事な節目である40周年にこ...

Real Sound|リアルサウンド

 


「ピンチはチャンスなんかじゃない。ピンチはピンチなんだよ。すんごい顔して乗り越えていくからさ、乗り越えた先にチャンスがあるかもしれないって思ってる。」
変に気楽に気安く構えちゃうんじゃなくて、ちゃんとピンチをピンチって認識して、それでも進んで行こうとするの、ほんとかっこいいし、かっこ悪いところもちゃんと見せるのもかっこいい。


「この先どうなるのかわかんないけどさ、ライブやってる時は無条件で楽しい。それでいいじゃん。」
ライブバンドである怒髪天の増子さんが言うこの言葉はとっても重いし、刺さる。わたしも全力で楽しむし、無条件に楽しい。それでいいし、そのくらい集中して自分の中心にあるものをまっとうできたら最高だな、って思った。


最後にいつも増子さんが叫ぶ「生きてまた会おう!」。
年々この言葉の重さが増していくけれど、生きてるだけでオッケー、生きてまた会えるように、しっかりと生きていこう、生き延びよう、とそんな力をもらえた夜でした。


もう1箇所くらい行きたいなー。行けるかなー。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする