わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

モード&テキスタイル博物館・装飾芸術美術館

2008-03-29 01:17:36 | 2008年パリの旅
海外行くといつもはショップ巡りに明け暮れる。
我ながら貧乏性だなぁ・・・と思うけど、せっかく海外に来たんだから日本ではあまり見かけないショップやウィンドウディスプレイ、陳列なんかをチェックしたくなる。
特に以前はそういう仕事をしていたから尚更でした。


ショップの仕事から離れて早3年?
感性も鈍ってきてるし、必要性もないので、今回は美術館巡りに明け暮れる!ことにした。
その場所で観るからこそ感じられるものもあるのかもしれないし。


絵画、彫刻、装飾品・・・現代アート・・・とにかくなんでも観よう!ってことで、いろんな美術館に入れちゃうミュージアム・パス4日間を購入!
初期投資45ユーロ。


そんなミュージアムパスの元を取るべく(?)ルーブルと同じ建物にあるミュージアム。、モード&テキスタイル博物館と装飾芸術美術館に行って来た。


この2つの博物館・美術館(フランス語のMuseeは博物館も美術館も指すみたいですね。)は、共通券で入場できる。
ミュージアムパスを入り口で見せると、チケットと引き換えてくれる。


モード&テキスタイル博物館の企画展は『クリスチャン・ラクロワ』。
過去の作品が、カラー別、テイスト別にグルーピングされていた。
ラクロワの持つ華やかな世界とシックなデザインが圧倒的な量で出迎える。


代表的なフォルム、色使いの作品がボディに、その後方にウェディングドレスの展示のように、ボディを取り囲むようにして陳列されている。


スタートは『白』、最後が『黒』。
ストーリー性のある流れ。


エレガントでそれでいてキュートなデザイン、色使いだから観ているだけで飽きない。
たくさんのお洋服に囲まれていると、わくわく楽しい気持ちになる。



ん?
むむむ?
ほかの美術館と客層が違ーうっ!


なんでだ???
日本人がいない、観光客がいない・・・それもそうだけど・・・


なんだかみんながオシャレでかわいい
そして手にノートを持って気に入ったデザインをデッサンしてる。
美術館ではよく見かける光景だけど、写実的ではなくて、デザイン画。
うまいっ!みんな上手
この中から未来のラクロワ登場?


お隣の装飾美術館。
回廊のような作りで見応え、回り甲斐あり!展示品もすごい数。
食器や花器、家具、おもちゃまでもがが年代別に展示されている。
このコレクションの数には圧倒されます。


ここで『ROUGE』という企画展をやっていました。
『赤』を切り口に、プラスティック、テキスタイルという素材別、おもちゃ、童話(赤ずきんちゃんとか。)、政治ポスター、権力者(司祭や皇帝のマントとか)・・・という訴求別にグルーピングされて、20畳くらいの部屋ごとに仕切られての展示。


フランス語がまーったくわからないので、どんなテーマでそれらの作品を集めたのかはわからないけど、おもしろかった!
赤ってインパクトのある色だけど、素材と訴求によってこんなに印象変わるんだー
キューレターの個性がわかる企画でした。


『色』使いがおもしろかった二つの美術館。
2館共通で8ユーロなり。

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