昨日のエントリーに、中原先生からコメントいただいちゃって、大変恐縮しております(汗)
コメントにお返事しながら、あらためて思ったこと。
結婚ぱーりーだろうが、ラーニングイベントだろうが、ワークショップだろうが、ライブイベントだろうが、人が集い、なんらか交流し、そこで何かを感じて、明日からの活力としていくことは同じなのだから、だいじにしたいことやこだわりたいことも同じなんだ、ということ。
そう考えると、わたしがこだわったことの理由が明確になります。
ぱーりーをやるにあたって、こだわったことに
特定の誰かに豪華賞品が当たるようなコンテンツはイヤで、それぞれがそれぞれに”お持ち帰り”ができるような場にしたい。
というのがありました。
そして、ゲストの皆さんにはそこで過ごす2時間を手持無沙汰感なく過ごしてほしい、というのが何よりもこだわりたかったことです。
多くのぱーりーに出席させていただいて、どの場もあたたかく祝福に満ちた素敵な場ではあったのだけれども、多くのゲストがお越しいただくとなると、ホストの2人と話せる時間は限られているし、どーしても、ゲスト同士が話をする時間が増える。
それはそれで、久しぶり---!と話を弾ませるのにはじゅうぶん嬉しいことなんだけれども。
そして、ゲストのスピーチ。
カイシャの上司とか、恩師とか、共通の知り合いがスピーチするときは「どんなこと喋るんだろう?」「いつもと違ってカッコイイ~」などなど興味関心を持って聞くことができるけれども、どーしたって関係が遠い人や初めてお会いする人のお話は、申し訳ないけれどもそこまで前のめっては聞けないw
ホストの2人は肴みたいなもんで、2人をつまみにゲストが楽しんでくれるのが一番だけど、身内だけで喋って、お見送りの時に挨拶して、帰る・・・それってなんだかもったいない!と思ってしまったのです。
スピーチする人や出し物をする人だけでなく、出席いただいた方みんなが参加している感があるような結婚ぱーりーってできないのかな?と思っておりました。
青学のワークショップデザイナー育成講座修了生どうしの結婚式では、さすがWSDどうし!ワークショップ形式で進行したそうです。
さすがにそこまではできませんでしたが、いくつかワークショップ的な進行や、今まで自分が手掛けてきた「場」でやったものを取り入れてみました。
ひとつはプレゼン。スピーチではなくてプレゼン。ここだいじ。
これは、企画段階からいろいろと相談していたツカハラさんや石山さんに本当にお世話になって実現できたことでした。
とにかく、新郎新婦をほめるスピーチはイヤでイヤで。っつか、トラディショナルなことで褒められるような要素ないし。
プレゼン形式は、いつもの大学院イベントの延長みたいな感じで、わたしが作る「場」らしいんじゃないか?と勝手に妄想していた。けど、プレゼンしていただくにしても、テーマやストーリーは必要で、このあたりが職業病みたいなもんだけど、「これこれこういうことをゲストの方にはお伝えしたいんです。なので、かくかくしかじか、こんなことを話していただいて、次の方につなげていただけないでしょうか?」と図々しくもリクエスト。ほんと、大先輩方を前に厚顔無恥にもほどがあります。
とはいえ、ストーリーはなかなかこれ!と腹落ちできるものがなくて悶々としていたのですが、カイシャを辞めるときに行く先々の送別会でボスが言ってくれた
「まさか、お前が寿退社するとはなぁ。寿退社なんてことば20年ぶりくらいに聞いた」
「でもお前よかったじゃないか?仕事も勉強もやるだけやって、それで嫁に行って新しい生活ができるなんて人生2回あるみたいじゃないか」
というコトバがすーっと思い出されたのです。
大学生のキャリアを考えるワークショップのお手伝いをしたり、インタビューを受けたり、大学院のイベントでもキャリアについて考えてきたりしたけど、アタマで考えるよりもシンプルだったね、迷ったら行け、だよね、というのがテーマに落ち着きました。
4人の敬愛する諸先輩、先生方には本当に素敵なプレゼン/授業をしていただきました。あらためてこころからの感謝を申し上げます。ありがとうございました。
そして、このプレゼンを興味深く聞いてくださったご出席の皆さまにも力いっぱいの感謝を捧げます。
もうひとつ、出席者も参加している感を味わえて、周りの人とも仲良くお話できちゃう仕掛けってないかなー?と思っていました。
これまた頼りになるWSDのむろちゃん、ゆみちゃんにお手伝いいただいて120人でつくるカルタワークショップを行いました。
3人一組で五七五のカルタ(読み札)が出来上がる脱予定調和なカルタ。
最初の5文字を書いたら、左隣の人に渡して、受け取ったら7文字を書く、そしてまた左隣に渡す・・・簡単なルールなんだけど、これが意外と盛り上がる。
なんでこの言葉???という意外なものができたり、じんわり泣けたり笑えたりする素敵な読み札が120個もできました。
このワークショップはいろんな場所で(それこそ就学前の子どもとやったこともある)やってきたから、うけないはずがない、と思っていたけど、むろちゃん、ゆみちゃんのファシリ、たてみ、ふたちゃんのアシストのおかげで、皆さんが本当にスムーズに、楽しそうにカルタを作り、周りの方に披露していた姿を拝見することができました。
やっぱりねー、人が楽しそうにしている姿を見るのが好きなんだなぁ、ってしみじみ思った。
いろんな人がおめでとう、って言いに来てくださったり、写真を撮りに来てくださったり、それはそれでものすごーーーーく嬉しかったけれど、わたしたちのことなんかそっちのけで(笑)カルタづくりに興じている皆さんを見ていられたこの時間がいちばん嬉しかった。
作っていただいたカルタは、ゆみちゃん、むろちゃんたちに選別していただいて、お見送りの時に眺めていただけるようボードに貼ってみた。

カルタ本体はアルバムに入れて大事に持ち帰りました。1年後くらいにしみじみと読み返すのを楽しみにしています。
あと、ぱーりーでは、大学院のイベントでもお世話になった橋本先生と学生さんたちにリフレクションムービーを作っていただいた。
打ち合わせをしたときに、「わたしたちはどーでもいいので(おい)、出席してくださった方を映してください。」とお願いしたのですが、もうねぇ、測定不能なほど期待値以上の素晴らしい動画でした。
学生さんたちの頑張りと技術には脱帽です。本当にありがとうございました。
また、橋本先生には直前までクレジットの修正やBGMの選定など対応していただきました。エンドロールに出席された方のお名前がどどどーーーーんと流れたときの歓声とどよめきは、忘れられません。
(まぁ、動画にしろ写真にしろ、映っているものすべて脚が開いている、という大失態は、反省しても次に生かせないので、どなたか次にぱーりーやる方はお気を付けくださいませ。)
こんなにも素敵な人たちに囲まれてお祝いしていただけるってなんて幸せなことなんだろうと、記事を書いてみてあらためて実感しています。
面倒なプレゼンやムービー、ワークショップ、そして司会や裏方・・・たいしたお礼も何もしていないのに、快く引き受けてくださって、楽しんで取り組んでくださったこと、そして、こんな仕掛けを面白がってくれた出席された皆さんと出会えたことが何よりの贈り物です。本当にありがとうございました。
おまけに場づくりグッズ的なものをいくつかご紹介。

「鶴」とか「松」とかが定番な席札は、だんなさんのアイデアで博多の名物シリーズにしてみました。
単に文字だけじゃ面白くないので、イラスト+わたしの独りよがり解説付きで。出発直前まで福岡空港でしこしこ書いていたことは内緒です(笑)
あとは、定番のランチョンマット。

同志社女子大の上田先生のところにお邪魔したときに作っていただいて感激してからは、多少アレンジして研修やワークショップのときには必ず使っている。
メモを取ったり、ほんとにランチョンマットにしたり。そしてオトナの研修やワークショップではタイムスケジュールを記載することが多い。今日一日がどんな流れで進むのかがものすごく気になるらしいオトナには簡単にでも記載しておくと、ぐっと場が引き締まる。余計な心配ごとが消えるみたいにね。
コメントにお返事しながら、あらためて思ったこと。
結婚ぱーりーだろうが、ラーニングイベントだろうが、ワークショップだろうが、ライブイベントだろうが、人が集い、なんらか交流し、そこで何かを感じて、明日からの活力としていくことは同じなのだから、だいじにしたいことやこだわりたいことも同じなんだ、ということ。
そう考えると、わたしがこだわったことの理由が明確になります。
ぱーりーをやるにあたって、こだわったことに
特定の誰かに豪華賞品が当たるようなコンテンツはイヤで、それぞれがそれぞれに”お持ち帰り”ができるような場にしたい。
というのがありました。
そして、ゲストの皆さんにはそこで過ごす2時間を手持無沙汰感なく過ごしてほしい、というのが何よりもこだわりたかったことです。
多くのぱーりーに出席させていただいて、どの場もあたたかく祝福に満ちた素敵な場ではあったのだけれども、多くのゲストがお越しいただくとなると、ホストの2人と話せる時間は限られているし、どーしても、ゲスト同士が話をする時間が増える。
それはそれで、久しぶり---!と話を弾ませるのにはじゅうぶん嬉しいことなんだけれども。
そして、ゲストのスピーチ。
カイシャの上司とか、恩師とか、共通の知り合いがスピーチするときは「どんなこと喋るんだろう?」「いつもと違ってカッコイイ~」などなど興味関心を持って聞くことができるけれども、どーしたって関係が遠い人や初めてお会いする人のお話は、申し訳ないけれどもそこまで前のめっては聞けないw
ホストの2人は肴みたいなもんで、2人をつまみにゲストが楽しんでくれるのが一番だけど、身内だけで喋って、お見送りの時に挨拶して、帰る・・・それってなんだかもったいない!と思ってしまったのです。
スピーチする人や出し物をする人だけでなく、出席いただいた方みんなが参加している感があるような結婚ぱーりーってできないのかな?と思っておりました。
青学のワークショップデザイナー育成講座修了生どうしの結婚式では、さすがWSDどうし!ワークショップ形式で進行したそうです。
さすがにそこまではできませんでしたが、いくつかワークショップ的な進行や、今まで自分が手掛けてきた「場」でやったものを取り入れてみました。
ひとつはプレゼン。スピーチではなくてプレゼン。ここだいじ。
これは、企画段階からいろいろと相談していたツカハラさんや石山さんに本当にお世話になって実現できたことでした。
とにかく、新郎新婦をほめるスピーチはイヤでイヤで。っつか、トラディショナルなことで褒められるような要素ないし。
プレゼン形式は、いつもの大学院イベントの延長みたいな感じで、わたしが作る「場」らしいんじゃないか?と勝手に妄想していた。けど、プレゼンしていただくにしても、テーマやストーリーは必要で、このあたりが職業病みたいなもんだけど、「これこれこういうことをゲストの方にはお伝えしたいんです。なので、かくかくしかじか、こんなことを話していただいて、次の方につなげていただけないでしょうか?」と図々しくもリクエスト。ほんと、大先輩方を前に厚顔無恥にもほどがあります。
とはいえ、ストーリーはなかなかこれ!と腹落ちできるものがなくて悶々としていたのですが、カイシャを辞めるときに行く先々の送別会でボスが言ってくれた
「まさか、お前が寿退社するとはなぁ。寿退社なんてことば20年ぶりくらいに聞いた」
「でもお前よかったじゃないか?仕事も勉強もやるだけやって、それで嫁に行って新しい生活ができるなんて人生2回あるみたいじゃないか」
というコトバがすーっと思い出されたのです。
大学生のキャリアを考えるワークショップのお手伝いをしたり、インタビューを受けたり、大学院のイベントでもキャリアについて考えてきたりしたけど、アタマで考えるよりもシンプルだったね、迷ったら行け、だよね、というのがテーマに落ち着きました。
4人の敬愛する諸先輩、先生方には本当に素敵なプレゼン/授業をしていただきました。あらためてこころからの感謝を申し上げます。ありがとうございました。
そして、このプレゼンを興味深く聞いてくださったご出席の皆さまにも力いっぱいの感謝を捧げます。
もうひとつ、出席者も参加している感を味わえて、周りの人とも仲良くお話できちゃう仕掛けってないかなー?と思っていました。
これまた頼りになるWSDのむろちゃん、ゆみちゃんにお手伝いいただいて120人でつくるカルタワークショップを行いました。
3人一組で五七五のカルタ(読み札)が出来上がる脱予定調和なカルタ。
最初の5文字を書いたら、左隣の人に渡して、受け取ったら7文字を書く、そしてまた左隣に渡す・・・簡単なルールなんだけど、これが意外と盛り上がる。
なんでこの言葉???という意外なものができたり、じんわり泣けたり笑えたりする素敵な読み札が120個もできました。
このワークショップはいろんな場所で(それこそ就学前の子どもとやったこともある)やってきたから、うけないはずがない、と思っていたけど、むろちゃん、ゆみちゃんのファシリ、たてみ、ふたちゃんのアシストのおかげで、皆さんが本当にスムーズに、楽しそうにカルタを作り、周りの方に披露していた姿を拝見することができました。
やっぱりねー、人が楽しそうにしている姿を見るのが好きなんだなぁ、ってしみじみ思った。
いろんな人がおめでとう、って言いに来てくださったり、写真を撮りに来てくださったり、それはそれでものすごーーーーく嬉しかったけれど、わたしたちのことなんかそっちのけで(笑)カルタづくりに興じている皆さんを見ていられたこの時間がいちばん嬉しかった。
作っていただいたカルタは、ゆみちゃん、むろちゃんたちに選別していただいて、お見送りの時に眺めていただけるようボードに貼ってみた。

カルタ本体はアルバムに入れて大事に持ち帰りました。1年後くらいにしみじみと読み返すのを楽しみにしています。
あと、ぱーりーでは、大学院のイベントでもお世話になった橋本先生と学生さんたちにリフレクションムービーを作っていただいた。
打ち合わせをしたときに、「わたしたちはどーでもいいので(おい)、出席してくださった方を映してください。」とお願いしたのですが、もうねぇ、測定不能なほど期待値以上の素晴らしい動画でした。
学生さんたちの頑張りと技術には脱帽です。本当にありがとうございました。
また、橋本先生には直前までクレジットの修正やBGMの選定など対応していただきました。エンドロールに出席された方のお名前がどどどーーーーんと流れたときの歓声とどよめきは、忘れられません。
(まぁ、動画にしろ写真にしろ、映っているものすべて脚が開いている、という大失態は、反省しても次に生かせないので、どなたか次にぱーりーやる方はお気を付けくださいませ。)
こんなにも素敵な人たちに囲まれてお祝いしていただけるってなんて幸せなことなんだろうと、記事を書いてみてあらためて実感しています。
面倒なプレゼンやムービー、ワークショップ、そして司会や裏方・・・たいしたお礼も何もしていないのに、快く引き受けてくださって、楽しんで取り組んでくださったこと、そして、こんな仕掛けを面白がってくれた出席された皆さんと出会えたことが何よりの贈り物です。本当にありがとうございました。
おまけに場づくりグッズ的なものをいくつかご紹介。

「鶴」とか「松」とかが定番な席札は、だんなさんのアイデアで博多の名物シリーズにしてみました。
単に文字だけじゃ面白くないので、イラスト+わたしの独りよがり解説付きで。出発直前まで福岡空港でしこしこ書いていたことは内緒です(笑)
あとは、定番のランチョンマット。

同志社女子大の上田先生のところにお邪魔したときに作っていただいて感激してからは、多少アレンジして研修やワークショップのときには必ず使っている。
メモを取ったり、ほんとにランチョンマットにしたり。そしてオトナの研修やワークショップではタイムスケジュールを記載することが多い。今日一日がどんな流れで進むのかがものすごく気になるらしいオトナには簡単にでも記載しておくと、ぐっと場が引き締まる。余計な心配ごとが消えるみたいにね。
>姿を見るのが好きなんだなぁ、ってしみ
>じみ思った。
「人が楽しそうにしている姿を見ること」がお好きであられるなら、きっと、ひめさんは、そうした「場のデザイン」を、そういう名前ではラヴェリングされない場所であったとしても、為していくことになると思います。「場のデザイン」とか、ややこしい言葉じゃなくても、「人が楽しそうに物事にかかわる場面」をどうかつくりだしてください。
家庭の中であっても「人が楽しそうにしている姿を見ること」はそれなりに工夫しないと、なかなかできないものです(笑)。違うの? 僕はそう思うけど・・・結婚13年目ですが。
お幸せに!
そして素晴らしき「日常」を!
中原 淳
難しい言葉なんで使わなくても、
あらたまって「場」を作らなくても、
”人が楽しそうにしている”をお手伝いすることはできるんだなぁ、と思います。
そして
家庭内においては尚のこと、ですね^_-☆
おいしいごはんと、他愛ない会話と、相手への尊敬が
家庭内での場作りには欠かせない気がします。
重ね重ねありがとうございます。
日常を謳歌します!