わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

情報を解凍する力

2009-05-31 23:26:16 | ドクショ
何かにとりつかれたみたいに最近、本をよく読んでいる。と言っても、世の中の学習する人から比べたら全然少ないけど、テキストの“精読”抱えながらなので、結構頑張ってると思う。自画自賛。


今週読んだ本。


「肝、焼ける」朝倉かすみ
「号泣する準備はできていた」江国香織
「日曜日たち」吉田修一
「上司の教科書」石山恒貴
「はじめての課長の教科書」酒井穣


「はじめての課長の教科書」のなかにこんな記述があった。
なんで本を読むことがよし、とされているのか?
知識を得るためならテレビだっていいじゃん。
否、本を読むことでしか得られないものがある。それが「情報を解凍する力」。


例えば会議の議事録。そこで起きたことを一字一句書き残すのは議事録ではなく、会話録。議事録はそこで決まったこと、検討されたこと、残課題などを端的に記載するもの。うまい人が書くと数時間の会議の内容がコンパクトにそして分かりやすくまとまっている。余計な情報は省かれていて必要なことだけが記載されている、そうすると、保管も少なくて済む、記憶にも運搬にも適したものになる。
ここで必要な能力が「五感をフル活用して得た情報を圧縮する能力」。


で、圧縮された情報は、そのままだと単なる単語、文章でしかない。この簡潔な文章の行間にあるもの、背後にあるものを解凍して自分なりの言語に変換すること、この能力を磨くことが重要だ、ってこと。


テレビなど動画では、目で見たもの耳で聴いたものをそのまま受け取る。変換する必要がないから想像力も必要ない。けど、書物を読む、ということは文章を動画に変換する、という作業を自分で行わないといけない。そこには想像力が必要になる。


あたしが本を読む理由はなんだろう?
深い深い問いだ。
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知識やスキルは必要だ、という前提

2009-05-28 12:58:37 | オトナの学び
ここ数日ばたばたしていて、なかなか振り返る、復習することができずにいましたが、やっぱり長岡先生の授業は深い。


授業のスタイルは、参考文献を事前に読み、あらかじめ割り振られた担当者がテキストの内容をプレゼンテーションし、それに対して質疑応答という名の対話を繰り返していく、というもの。
どうせやらなきゃいけないことなら、さっさとやっちゃおうと妙なところで男らしいあたしは、よせばいいのに「はい、やります!」と立候補してしまい、めでたく初っ端のプレゼンを担当することになりました。


いやはや、大変でした。


参考文献を読むときに4回も読み直すあたしが、それを自分なりの考察を加えて発表資料にするわけですから、時間がかからないわけがない。
受験勉強をしてたころだってこんなには勉強してなかっただろ、ってくらい勉強した。


しかも、長岡先生は「問い」を掘り下げていく、というアプローチを行うので、へぇ、ほぉ~という「新しい知識が身につきました」っていうのは許されない。
新しい知識を覚える事が楽しい段階にあるあたしは「へぇ、ほぉ~」としか思えないので、問いを見つけるってことは超難問でした。


今回の授業は学習モデル。人が学ぶ、学習する過程ではその学び方に特徴があるよ、とするもの。
一般的な学校教育が前提としている基礎から順に覚えていく「学習転移モデル」
実践、経験を繰り返す中で自分なりの知見を得ていく「経験学習モデル」
それって何のためにやるの?そもそもの背景は?を掘り下げ、自分自身の凝り固まった思考を批判していく「批判的学習モデル」
そして、学びは意識する、しないしかかわらず環境のなかで行われていくのだ、という「正統的参加モデル」


学習とはなんぞや?という問いに対しても定義がまちまちだから答えられないけれど、この授業であたしがアタマをぶち抜かれたのは


知識やスキルが必要だという前提に立っている


ってこと。
うまく言えないんだけど、この文献を読むときにも、知識をつけるため、というのがどこか前提にあった。でも、そもそも知識やスキルは必要なんでしたっけ?という問い。
知識やスキルを身に着けるということが前提に立っちゃいないか?ってこと。


うーん、まったく要領を得ないですね。
あたしの学習はまだまだ文献を読んで「なるほど」と思うレベル。そして知識を得たら、次のステップとして活用しよう、と思う。そして活用するための知識やスキルをつけようとする・・・・これでは知識やスキルが必要だ、という前提に縛られすぎている。


学び方を学ぶ


深いんだよなー。
文献に出てきた言葉や理論はまぁ、理解ができた。
けど、学び方を学ぶという概念はまだまだ理解ができそうにありません。
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人生には役に立たない特技

2009-05-25 00:05:16 | ドクショ
テキストや論文を読むのは遅いけど(そりゃ、4回も読み直していれば時間もかかるってもんだ。)、フツウの読書は人並み以上だとは思う。
今週は結構たくさん本を読んだ、自分でも驚くほどね。


「フォーティ 翼ふたたび」 石田衣良
「なんとなくな日々」 角田光代
「サービスの達人たち」 野地秩嘉
「ここからはじまる人材育成」 中原淳
「働くひとのためのキャリア・デザイン」 金井嘉宏
「すみれ荘」 群ようこ
「強運の持ち主」 瀬尾まいこ
「SOKKI! 人生には役に立たない特技」 秦 建日子


で、最後の「SOKKI!」


80年代終わりの早稲田大学の速記研究会を舞台にした青春小説。
速記ねぇ。こんな地味なものが小説のモチーフで使われるって珍しい。宮部みゆきの短編にもあったかも。


別にカミングアウトするほどのことでもないけど、あたしも大学時代に記やってました。速記研究会、略して速研。


話自体は、男子部員が少ないからと勧誘されてつられて入った男子と、勧誘した女子、そしてなぜか元野球部エースとの三角関係とも何とも言えない甘酸っぱーい、でも、80年代ってピュアだよなーっていうもの。


速記なんか、卒業してからただの1回も書いてないし、この小説の中でも「役に立たないのにね」とか「こんなに練習しても、録音すればすんじゃうのにね」とか「社会に出てからの自虐ネタ」といった表現があったけど、まさにその通り。笑。


描写が懐かしかった。
半紙を束ねた速記帳(お習字以外で半紙をこういうことに使うなんて初めて知りましたもん。)、ノック式ではなく繰り出し式の4Bのシャープペンシル。
大会前の練習の壮絶さや参宮橋のオリンピックセンターで合宿したなんていうのも一緒一緒~!
いやぁ、懐かしい。
ホント、こんな地味な競技なのに、大会前って本気で練習して、大会の結果には本気で泣いたんだよね。



あたしは早稲田ではないんだけど、交流戦?関東大会?全日本大会?よく覚えてないけど、早稲田の速研とは支部会みたいな集まりがありました。
たぶん時期的にはほぼ同じ。小説の方が2~3年先輩っぽい。
この小説の中に記述のあった大会に出てたかも?なんて思ったらなんだかとってもそわそわしてしまいました。


あたしが速研入ったのも勧誘されたから、って理由で、でもやり始めたら意外とおもしろかったってのもこの主人公と一緒。
そう、で社会に出てからはまーったく使わない技術ですけどね。
話のネタで「速記できまーす」って言うくらい。


でも、
「役に立たないこと」でも一生懸命やって、「役に立たないこと」を一緒にやる人やる友達がいたってことは、「役に立たないこと」なんかじゃないって思うなぁ。
この小説もそんな終わり方。
なんかね、「そんな過去も悪くない」「そんな今も悪くない」って思えるような小説でした。
久々、速研の同期に会いたいな~。


論文だけじゃなくって、小説も読んで、心に栄養あげなきゃだめだね。




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かっこつけようぜ かっこつけたいぜ

2009-05-21 00:48:27 | キッカワコウジ
中原先生にうつつを抜かしている場合じゃなかった
気づいたら20日、「傷だらけのダイヤモンド」の発売日じゃーん。


日曜のMJで初めてちゃんと聴いたくらいなので、当然、PV見るのも初めて。
かっこいいです。


この手の動き、足さばき・・・これぞキッカワコウジ


今回のPVは、どこを切り取っても吉川晃司。
プロモーションツールとして最高の出来じゃないでしょうか?
デビュー当時、この人、絶対、関節が普通の人より数多いぞ、と思わせたなめらかな動きも、晃司くんの魅力のひとつである「手」も多用されてるし、水浴びちゃったり、「人生、戦場でも♪」の腰のくねらせっぷり、カメラのフレームからはみ出さんばかりの動き・・・
キッカワコウジの動きだ。


個人的には「欲しいものためなら」のあとのかくかくした動きがつぼです。


かっこつけようぜ

かっこつけなくても、じゅうぶんかっこいいです



ところで・・・
「特典にポスター付きますが」と訊かれ、二度と広げないだろうし絶対貼らないな、と思いながらも
「ください」
と条件反射で答えてしまいました。
なんかいい使い道ないかなー?
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リハビリしているだけじゃもったいない

2009-05-16 00:17:56 | カイシャ・シゴト
自分の行動や存在が直接誰かを変えるってことは、そうそうあるもんじゃない。


クライアントからの与件が全然ない状態で採用パンフレットを制作している。”感性”で判断されるから、結構しんどい。
パンフレットに登場させる人物の選定でもひと悶着。思いつくままに名前を挙げるので、半ばやけ、でもこんなチャンスはそうそうないからね、ってことで総勢12名に取材を敢行しました。


さすがにしんどかったです
インタビューしては文字起こし、そして、この人のメッセージは何か?をコピーワ
ークする・・・
議事録書く時もこういったインタビューでも、あたしはICレコーダーは使わない。テープ起こしって、その人が何を言ったか・・・ではなく音声を再現するような気がするから。そこで話したことを体感したいから、メモはとるけど極力「会話」することを心がけている。インタビューってそういうことだと思う。客観性はないかもしれないけど、話し手の思いをどう引き出すか、受け止めるかが大事だと思っているから。
もちろん、事実をちゃんと記載しなければならない議事録は感性では書かないけどね。


話がそれました


このインタビュー、しんどかったけど、でも、おもしろかったです。


みんながこんなに仕事に思い入れを持っているんだってことがわかったこと
一人ひとりに仕事観、人生観があること
話を聞くたびに、「そうだよね」「そうなんだ」と発見することばかりで、とっても勉強になりました。


そんな中でとっても嬉しいことがありました。
昨日インタビューした男子。
彼は事故にあって、ほとんど寝たきりの状態からリハビリを繰り返して、今も麻痺は残っているけれど、立位で歩行できるまでに回復した。
そんな彼の仕事、会社選びのポイントは「リハビリ」。
社会復帰のために、自分でもできそう、設備、制度、待遇が整っている・・・仕事の内容や種類はどうでもよかったそう。だから、残業がないこと、何よりも自分の体が大事ってスタンスだった。


それが、いまや全社表彰されるぐらいチームの中心人物。
そして、彼自身もスキルアップのための勉強を始めたりと、もっと自分に力をつけたいと思い始めたんだそうです。


インタビューしていくときには、そのときの話の流れを重要視していたので、彼のスキルアップの目的やそれを仕事に生かしていきたいとか、これからこうしたい・・・みたいな話をしていたら、前に戻っていいですか?とあえて話をさえぎって、「仕事はリハビリ」と割り切っていた自分が、スキルアップしたいと考えを変えたきっかけがあるんです、と話し始めた。


それが、あたしが以前開催していた勉強会だった。勉強会の内容とそれを活用のして新規事業提案に応募したこと、そのときに、自分でもできるかも?という自信がついてきたんだそうです。
曰く、リハビリしているだけじゃもったいない、もっと自分にもできることがあるかもしれない、と思えた。


なんかね、落ちてるあたしにとって、とても嬉しい言葉だった。
彼を誘ったきっかけ。
もともと彼の上司が中途で入社してきて、あたしの妖怪アンテナが「この人と話をしたい!話が合うはず!」と思ったので、「こんなことやってるんですけど、よかったらどうですか?メンバー連れて来てみてください」とお誘いしたら、「うちのメンバーでそういうことに興味があるやつがいるので、声かけてみます」と言って彼を連れてきてくれた。
まさに必然。
いろんな偶然が重なっただけかもしれないけれど、彼の上司が彼の興味を見抜いてくれていたこと、あたしが勉強会をやっていたこと、新規事業提案をしてみたこと・・・それがなかったら、彼は今でも「リハビリのための仕事」しかしていなかったかもしれない。


彼の世界を広げられたこと、力がつくことが楽しいと思えるようになったこと・・・・そんなことにちょっとでも関われたことがただただ嬉しい。
こういうことなんだよね、仕事をしていく上での楽しみって。こんな楽しみを味わえるあたしは幸せだと思う。


そして彼がもっともっと力をつけていくことに、ちょっとでもいいから関われるように、がんばろう
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Something Fantastic

2009-05-05 23:39:05 | ライブ・イベント
エンタメの旅の締めは、布袋寅泰 GUITARHYTHM V TOUR@広島ALSOCホール


すごいことが起きたんです!
夢って叶うんだね、信じて進んでいるとその通りになるんだね、あきらめないで一歩ずつ進めばきっとその先にあるものなんだね。 


いつもレポとは程遠い記事なんだけど、今日はそれに輪をかけます。
そのくらい、嬉しい出来事でした。


ブログで知り合った広島のギターキッズ、ナイトくん。
なんとなんとなんと・・・
布袋くんと同じステージに立ちました!


ナイトくんが最前列を引き当ててから、妄想し続けていましたが、現実になりました。
もうねぇ、汗だか涙だかわかんないけど、ぐちゃぐちゃでした


布袋モデルのZO-3を弾いて「おれが持ってるとこれがちっちゃいのか、おれが大きいのかわかんないよね」と言った頃から、「じゃあ、ナイトくんに持たせてみたら大きさわかるよね~ステージあげちゃうんじゃない?」・・・とあたしの脳みその中は妄想がスパークし、破裂寸前でした。
なんと、妄想が現実になったー!


君、かっこいいよね、弾いてみる?


弾いてみる?弾いてみる?弾いてみる?・・・・・・・


そして次の瞬間、ステージに立つナイトくんが!!!


ナイトくん、メリゴ弾き切りました


そして、今日は子供の日だもんね、と言って、子供全員集合だ~とばかりにステージに呼んでみんなで記念撮影。
にこやかでハートフルな布袋さん、なんてすてきなんでしょう
めちゃくちゃ素敵な笑顔でした。


今日が子供の日だったこと、ナイトくんが最前列を引き当てたこと、ギターを弾いていること・・・すべてが重なって今日のあの出来事があったんだなぁって思ったら、嬉しくて嬉しくて涙が出てたまりませんでした。


今年に入ってから、あんまり気持ちに余裕がなくって、ライブをはじめとする’遊び’に費やす時間が少なくなっていました。
当然、情報収集も全然していないし、楽しもう、新しいことしてみようっていう感度も鈍ってた。
布袋くんのこのツアーも発表になってからもしばらくの間、まったく手配もせず、スケジュール調整もせず、行けなければそれでもいいかぁ~くらいなテンションでした。


ナイトくんのお母さんのかんちゃんとは、ブログを通じていろんなお話をして、いっぱいいっぱい励まされて、あたしにとって大事な大事な存在。
かんちゃんにも会いたいし、ゴールデンウィークだし、広島行っちゃおうかなぁ・・・と重い腰を上げ・・・(この時点で既にかんちゃんナイトくんはBC先行の申込は終えていたので、あたしはフツウにぴあで予約。そしたらなんと一桁台がきちゃいました!無欲の勝利です。)


すべては必然なんだ・・・っていろんなところで言われている言葉だけれど、今日ほどそれを感じたことはなかったし、今をこうして感じられる、導いてくれたすべてのものに感謝の気持ちでいっぱいです!


ありがとう、ありがとう、ありがとう


今日の出来事を反芻しながら、自分の幸せを噛みしめよう。
そして、行動したあたしにも「ぐっじょぶ」って言ってあげよう。
今をこうして感じられる、導いてくれたすべてのものに感謝!


最高のゴールデンウィークでした。
明日は朝イチの飛行機で東京へ、ココロにお土産いっぱい持って帰ります!







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曰く因縁のLucky Man

2009-05-05 00:08:03 | ライブ・イベント
エンタメの旅、3日目はSpiral Tree@京都 都雅都雅


ichiroさんと田村直美さんが組んで互いのオリジナルやカバーをセッション。ゲストにRockamencoの暖さんを迎えてちょっとフラメンコ色が強まった?


なーんの予習も下調べもなく参加しましたが、これまた稚拙な表現だけど、すっごーいよかった!


都雅都雅はオトナのためのライブハウスって感じで、こういう食事しながら系のライブハウスってなんだか場違いっていうか、どうやって参加するのがいいのかいつもいつも落ち着かない気持ちになるんだけど、問題なし!
適度な距離感と圧倒的な3人の演奏にやられました


3人だけのシンプルな編成だからか、一人一人の音と声が響いて鳥肌立ったー!
田村直美さんのパワフルな歌声とキュートな佇まいとichiroさんとのくすっと笑っちゃうやりとり。
小さなライブハウスってことや、音が手作り(コンセプトから選曲、アレンジまで2人で作り上げたってのが伝わってきた。)だったりってこともあってか、緊張感の中にもリラックスして音を、この場を楽しもうって気持ちが伝わってきて、とっても楽しい、嬉しい気持ちになりました。


BOSSのツアーに参加した時の裏話もおもしろかった。
そもそもなんでBOSSのツアーの話になったかというと、酔っ払ったBOSSが「ichiro、なんか歌え~!俺がドラムやってやる」と割り箸でめちゃくちゃなリズム取り始めて、ichiroさんとしては大事にしていた『Lucky Man』がぐだぐだになっちゃった、それ以来この曲だけは何があってもちゃんと歌えるようにしたい、曰く因縁付きなんだって話からだったんだ。


Spiral Treeは屋久杉のようにしっかりと根を張って、人との縁や出逢いをも絡み合っていきたいって思いで名付けたんだそう。
その名の通り、田村直美さん、ichiroさん、暖さん、そして客席のみんなと絡み合った深くて濃くて充実したひとときでした


今日弾いてたギターは六本木通りで拾ったんだそうです。
ゴミに捨てられてるくらいなら、拾って帰った方がギターにとっては嬉しいことでしょう、Spiralさせました!と語るichiroさん、人柄と姿勢が現れてるなぁ~


こういうセッションスタイルのライブもいいね。
いくつかスケジュールがUPされてたので、時間を作ってまた行きたいと思います♪


エンタメの旅もあと1本。
明日は広島です!
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清く正しく美しく

2009-05-03 23:16:22 | ライブ・イベント
エンタメの旅、2日目は初宝塚。
宙組公演『薔薇に降る雨』@宝塚大劇場


宝塚ってはまるって言うよ~三日月さん、はまりそうだよね~とおともだちに心配されて初観劇。
まったく下調べもせず、どんな演目なのかとか、主演が誰なのかさえもわからずに阪急電車に揺られて宝塚へ。ヅカファンと思しき女性たちで車内はいっぱい。そして劇場の入り口では出待ち?入り待ち?チケット求む?・・・よくわからないけど若いお嬢さんたちが整列して待機していました。ヅカファンは礼儀正しい印象があったけど、その通りっ。


95期生の新人公演も兼ねているとかで、開演に先立って袴姿の新人たちがずらりと並んでごあいさつ。
成績順なのかな?3人が代表してあいさつを述べて(卒業式の呼びかけみたいな感じね。)、緊張で声が上ずっていて、思わず「がんばれ~」と心の中でお祈り
母心ですね。
最後にみんなで「よろしくお願いします!」と声をそろえてお辞儀。
いやぁ、一糸乱れぬってこういことだ~、と感動。


ちょうど、天海さんの退団の頃に書かれた自伝(宝塚音楽学校時代の話や研究生時代の話がふんだんに描かれていた)を読んだばかりで、ああ、厳しいレッスンを受けてきたんだよな~、でもこの中でトップになれるのは一握りの人だけなんだ、それでも歌や踊り、演技、そして宝塚が好きなんだよね、みんな・・・なんて思ったら、じんわり涙が
おかしいぞ、あたし、そこは泣くところじゃないだろ。笑。


肝心の講演ですが、すっごーいよかった


演出、セット、歌、ダンス、衣装・・・・もうねぇ、計算され尽くしたエンターテイメントがそこにありました。
ステージが回転するのも自然だし、セットを持ちながら踊ってステージに登場するのも自然だし、何よりもも50人からなる群舞は圧巻!


宙組トップの大和悠河さん、かっこよすぎます 男にしか見えません。
ほかの男役のみなさんも、歩き方、身のこなし方、ひとつひとつがホントに洗練されている。
基本がきっちり身についてるんだろうな。体育会だもんね、ある意味。


一糸乱れぬラインダンス、大階段、そしてその大階段を下りてくる大きな大きな羽を背負ったスターたち・・・(さぞかし重たかろう・・・)
何もかもが完成されていてエンターテイメントとして楽しめました。
昭和な少女マンガ好きな女子校育ちのあたし、たぶん10代の頃に観ていたら絶対にはまったね。
これからも年に1回くらいは観たいな~って思いました。
今度は東京で見ようっと。


・・・・・不謹慎ながら、
レビューの中盤に原色のスーツに帽子ってスタイルの群舞があったんだけど、むかーしむかーし晃司くんが着ていたような肩パッド入りまくり、ピンクのスーツに黄色のシャツ、グリーンの帽子・・・みたいなコーディネートでちょっと笑えた。
でも、ステージ上ではあのくらい派手な方が映えるよね~。
あのキラキラな衣装、晃司くんのステージ衣装にどうでしょう?似合うと思うなぁ。


そして、不謹慎ついでに
初めて観た男役たち・・・なんだかカールスモーキー石井に見える・・・


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Viva Amor

2009-05-03 00:37:10 | ライブ・イベント
エンタメの旅、第一段はRockamenco Viva Amor Release Party@大阪Knave


1ヶ月半ぶりのライブです。
そしてやっぱりichiroさんです。笑。


志摩スペイン村15周年のテーマソングであるViva Amorの発売を記念した東名阪3か所のライブ。
東京で行くつもりだったんだけど、あいにくその日、19時までというありえねー時間帯の会議が入ってしまって、終わってダッシュで行っても間に合わないので、泣く泣く断念。
日程みたら、あれ?大阪行けちゃう?と後先考えずチケット取ったら、なんと整理番号も30番台というステキなことに。
あたし、運がいいぞ。


やっぱりライブっていいね。
Rockamencoのライブはメンバーが楽しそうにステージに立っているのが好き。
特に暖さん。ずーっと笑顔でこっちまで知らず知らずに笑顔になっちゃう。   


そして、音。
Knaveはそんなに大きくないライブハウスなんだけど、とっても音がよかったように思う。
詳しいことはわかんないけど、いっこいっこの楽器の音がきちんと聴こえる。
2ドラム、3ギターっていう贅沢な音の洪水みたいなRockamencoだけど、ただ音が大きいだけじゃなくて、一音一音が共鳴し合っているのがよくわかる。


そして、ichiroさんのギター。
Rockamencoでのichiroさんの音はまろやかで艶やか。がりがりごりごりした音じゃなくって、ぎゅい~んと鳴いたあとの余韻が気持ちいい。


CDとは比べ物にならないんだよね。CDの方が音がきれいでクリアだけれど、音って、音楽ってきれいなだけじゃ伝わらないんだよね。やっぱりライブにはかなわない。
そして、やっぱりRockamencoはライブバンドだなぁ~。


今日のichiroさんは、So Whity!
キラキラのストールに白のエナメルのパンツに白のウエスタンブーツ。
そしてやっぱり胸元は全開
お腹が出せちゃう40代、反則です。


写真のバラは、お客さんの一人が「100均で買ってきてばらしたんです、いろんなところにつけましょう」って配ってくださったもの。
髪の毛に挿したり、胸ポケットに挿したり、みんな思い思いにつけてました。あたしは手首に巻いてみました。
あったかいよね~、そして地方っていいよね~、アットホームっていうか、あたしたち観客も含めてみんなでライブを作ってる、盛り上げようっていうのが伝わってきて。
なんだかとっても嬉しい気持ちになりました。


今日はほぼ最前列付近にいたんだけど、すぐ近くに妙齢・・・うーん60歳は越えられてるかしら?なご婦人が。
ばっちりメイクして、黒のパンツスーツに胸元はコサージュ、そしてよく見たらパンツの裾はフリルがひらひら・・・まさにフラメンコな衣装で、気持ちよさそうに踊ってました。
「やっぱり生はいいわねぇ~、新鮮よね~、お魚もなんでもそう、生が一番だと思いませんか?」と話しかけてくださって、これまた嬉しい気持ちに。
あたしもこの方みたいに、おしゃれしてスタンディングのライブに行くような、そんなおばちゃんになりた~いっ!って思った。


Rockamencoもサイコーだけど、オーディエンスもサイコーだぜ



夏にまたミニツアーをやるそうです
またまた東京(クアトロ)は会議と重なってるじゃーん。涙。
でも、なんとしてでも駆けつけたいと思います!

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