わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

女を武器に仕事するのも悪くない、な話。

2012-09-26 01:22:16 | カイシャ・シゴト


昨日、実践女子大の学生さんから「女性としてのキャリアライフ」ってテーマでインタビュー受けた。産能の荒木先生のワークショップでおしゃべりしたご縁で、実践女子大の松下先生に出会い、実現したもの。なんでもゼミ活動の一環で、インタビューしてオリジナルのメディアを作る、というワークをされているそうです。
バリキャリでもワーキングマザーでもなく、ネガティブな理由で転職してるし、スキルアップなんてんことを考えずに、ただ働いてきただけなあたしなんかの話でいいんですか?とお話しいただいたときにお訊きしたら、がつがつしてない、けど、最小限の活動量なわけでもない「スマート女子」っていうスタイルを浸透させたいんです、っておっしゃっていただいたので、まぁ、スマートっていうほどかっこよくはないけど、中庸な女子でもゆるゆると働き続けていいんだよ、っていうモデルになれば、とお受けした。


よく、中原先生も仰っているけれど、インタビューを受けるって内省を促す。昨日も大きな気付きがあった。


仕事を続ける上で大変なことは?(やや意訳)って質問に答えようと逡巡して思ったのは、

この仕事は合わない、とか、会社を辞めたいって思うことはあったけど、働くことを辞めたい、と思ったことはなかった。
生活かかってるからって言っちゃえばそれまでだけど、働く、労働するってことはものすごくシンプルな欲求なのかもしれない、少なくともあたしにとっては。

ってこと。
正社員だろうが非正規だろうが、たぶん、労働し続けるんだろうな、って思った。


女性として働く上で性差って感じますか?って問い。


あたし自身は女だからと不当な扱いを受けたことってあまりない。そりゃー、“出世”という点では確かに不公平を感じることもあるけど、おもしろい仕事もしんどい仕事もさせてもらった。ストレッチの効いた仕事や、しゃちょーに怒鳴られる経験、朝4時の新店引き渡し+設営、2泊3日弾丸新店立ち上げ4店舗ツアーとかとか・・・。それはとてもシアワセなことだと思う。働いていたからこそできた経験はたくさんある。


若いころは「女だからってなめられたくない」的に多少肩肘張ってたかもしれないけど、今は逆に女であることを逆手にとっている。結果として仕事はものすごくやりやすい。
にっこり笑って、教えてください!って突撃するとおぢもおばもみんな親切に教えてくれる。消防署のおぢちゃんも親切に教えてくれるし、工事やビル管理のおぢさんも親切。差し入れ持っていくのだって女子だからこそ、倍くらい効果があるわけで。「いつもありがとな」ってお願いごとをするときにもすんなり聞いてくれるのも、やっぱり女子だからこそ、な気がするのですよ。


せっかく女子に生まれたんだもん。オシャレを楽しむのと同じように女性ならではの武器は使った方がいいよなーとおばさんと呼ばれる年齢になって気付いた。もっと早くからやってたら違う人生あったかも(笑)
めんどくさい仕事を任せると「それってあたしの仕事ですか?」的にまくしたてたり、すぐに泣いたりするような扱いにくい女の子になっちゃいけないけど、女であることは忘れずにしたたかに生きていくってのはありなんじゃないか、って思うのですよ。そのためにはミニスカだってはいちゃいます(笑)


ケッコンとかシュッサンとかはどう考えてますか?って問いは「あいたたたた(>_<)」でありました。
ここは全く参考になるようなこと言ってあげられないんだよねー。残念ながら。
タイミングと縁だものねー。
キャリアが途切れるだなんて考えてはいなかったんだけど、今の生活捨てるの億劫、って気持ちが強かったかも。そんなこと思わずに飛び込んでみたら、これまた違う人生があったかもね。あの頃のあたしに言ってあげたい、「迷ったら行け」(笑)


まぁ、なんにしても今の生活は楽しい。ひとつ何かやると、次の何かを連れてきてくれる、公私ともに。そんな連鎖を感じられるのはステキなことだ。
あと10年早くこんな生活してたら、もっともっと楽しかったのになー、と思うけど、それはできない相談ですもの(笑)
老化と引力に負けずにがんばるよー。


それにしても女子大生たち、可愛かった。
いまどき学生は、もちろん人によるんでしょうし、出会った先生にもよるんでしょうが、いろんなことやっててホントにすごいなーと思う。あたしなんか、ゼミゼミバイトサークルサークルサークルゼミバイト・・・って感じだったもの(^_^;) 
そ、当時の「よい先生」「よい授業」の定義は「出席しなくても単位がもらえる」だったもの。今じゃ許されないですな(笑)


あらためて、松下先生はじめ導いてくれたものすべてに感謝。貴重な機会をありがとうございました。

コメント
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