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わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

一年のスタート

2011-12-13 02:03:54 | ichiro
The Sons 2011 Tour "Round HIGH" @大阪 Beggars Banquetに行ってきた。


えぇ、吉野の濃密で贅沢なイベントのあと、東京方面のみんなは京都経由、あたしはそのまま阿倍野まで。
自分でもばっかじゃないのぉ?と思ったけど、20時スタート、吉野→心斎橋が2時間、これは行くしかないでしょ、とちょっとだけ迷って行ってきた。


行ってよかったです。


古着屋の2階のバーでのライブ。大阪はもっと大きなハコもあるけど、ここが好きなんだよ、って。
絶対neomuseumよりも音響悪いだろ、ってくらいマイクの音は割れてるし、ギターの音もよく拾えなかったりしてたけど、それでも全身で愉しそうに魂込めて演奏しているichiroさんを見ることができてホントによかった。


二部構成で、忘年会みたいなつもりで楽しんでってよ、ととってもラフなスタイルのライブでした。
印象的だった話が2つほど。
一つは、今年、逝ってしまったミュージシャンたちの話を鮫島さんがされていたこと。
ジョー山中、原田芳雄、柳ジョージ…ロックの道を作った大先輩たちが逝ってしまったって話を受けて、そうした先輩たちがいたってことを忘れちゃいけないし、その思い/スピリットを伝えて行かなくちゃ、そんな思いで歌う、と「Lucky Man」
今までも何度もこの曲は聴いてきたけど、この日ほど胸に響いたことはなかった。ichiroさんが言う「導いてくれたものすべてに感謝!」ってキモチがこの歌からは溢れている。この日はことさらにそんな気がした。


そして
「もう今年も終わりだけど、今年は12月31日が来て、1月1日で新年が来た、っていうよりも、3月11日が一年のスタートのような
気がする。震災は確かに悲しくいまだに大変な人がたくさんいる、それは忘れちゃいけないけれど、一方で人のつながりとか大事にしたいものも生まれた。それは忘れちゃいけない」
震災後のichiroさんはご自身も青森出身ということで、知り合いや友人の安否を気づかう日々が続いていたようだし、原発事故からの放射能汚染問題にもひときわ関心が高く情報発信したり、いろんな活動をされていた。晃司もそうだけど、ただただ楽しいだけのエンターテイメントの世界にはもう戻ってこないんかな―と思ってた。3・11前と同じではいられないのは誰もがいっしょだけど、晃司のichiroさんもことのほか思いが強い。
さらりとした表現で、でもその思いは深く震災のことを語ったichiroさんの心中を察すると平静ではいられないけれど、奏でる音は今までと同じ、いままで以上にブルースに満ち溢れていた。まさに魂が奏でるブルース。


Remixの初日の夕飯で同じテーブルだったよっちゃんが、2012年をどう迎えたらいいのか、、、という話をされていたけれど、なんとなくわかるー。今年はいい年だった、と言いにくいし、なんだか新年を迎えるレディネスができていなくて、いまだに手帳も年賀状も用意できていない。カレンダー上では12月も半ばになっていて、それはきちんと実感できているのだけれども、一年が終わるという感覚が持てない。
だからこそ、ichiroさんが言う「3・11がはじまり」っていうのはなんだか腑に落ちた。
忘れるんじゃない、そこにこだわりすぎるのもよくない。けど、一日一日を大事にすることの大事さをあらためて実感。


さ、次はツアーラストの原宿クロコダイル!

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Good day

2011-09-14 01:04:58 | ichiro
ichiro Circle Scale Tour Final@QUATTROに行ってきました。もう10日も前なんだー。
ブルースロックで生きていく、ステージに立って演奏しているのがいちばん、というichiroさんの思いががんがんに伝わってくる熱くてパワフルなライブでした。


運よく最前列がGETできたのでそりゃあもう堪能してまいりました(^O^)/
この日もichiroさんはお腹全開(笑) お腹全開できる44歳反則ですよ、なんども言ってるけど。黒と赤のシャツに、黒の皮パン+ブーツイン。脚細いし、長いし、かっこよすぎるwww


途中のMCで20周年、そしてブルースで生きて行くっていう宣言を静かに自分の言葉で語ってくれたichiroさん。ブログでその思いには触れてはいたけれども、こうしてじかに聴くとやっぱり違う。
Rockamencoを辞めてブルースに専念するって決めてからの葛藤は半端なかったんだな、って思う。自分が作って、自分がリーダーでやってきて、唯一無二の音楽を奏でていたバンドを辞める。


  上に行こうとするときには必ず分岐点がある
  そこではものすごい決断が必要だけど、必ず通らなきゃいけない
  これからも野心を持って進んでいこうと思う


44歳のichiroさんがまだまだ野心を持って上を目指すと言う。
そしてブルースロックが好きで、その世界でどっぷりやっていくのだ、という決意。ただただ痺れた。


この日のライブはスペシャルなゲストがたくさん。中でもChaboさん。
「中学2年の時にRCサクセションに出会ってブルースやR&Bに導かれた。尊敬するギタリストと一緒にステージに立って演奏できることを感謝」とChaboさんを紹介。
Chaboさんはichiroさんを評して「礼儀正しいヤツ」。初めて会ったブルースイベントの楽屋で、視線をそらさず目を見て「はじめまして、ichiroです」って挨拶。目を見て話す。ブルースの世界にこんなに華のあるヤツが出てきたんだと思ったって言ってた。
憧れの尊敬する先輩と一緒のステージに立てて、「おめでとー!」って言ってもらえることがホントに嬉しそうなichiroさんだった。


そして、中村達也とTOKIE姉さん。
達也のドラムはQUATTROでは収まりきれない破壊力でしたwww 実は一緒に演るのは初めてだそう。
ichiroさんも達也もものすごく楽しそうだったのが印象的だった。TOKIE姉さんが始終にこにこしながら達也を見守ってるような笑顔がこれまたステキ♪


途中、ローディーのTOSHI、従兄のRYUをステージに上げて一緒にセッション。
自分もまだまだ上に上がろうって言うichiroさんが、若手にも経験、機会を提供している。なんかね、この絵にあたしはじんと来ちゃった。TOSHIのことを「一緒にツアーを回ってきたけど、スタッフやってるだけじゃなくて、ホントはギターを弾くんだ」って紹介して、ちゃんとこうしてチャンスを作る。ステージに上げた以上はガチ。達也のドラムの洗礼を受けさせようと思って、と(笑)
負けてなかったよ。あんなすごいメンバーの中で演奏するだなんてものすごいプレッシャーだと思うけど、そういう経験をデザインしてくれる人に出会えるってシアワセだよね。ガンバレ、ステキなギタリストになってね。


アンコールでは「明日からも毎日が素晴らしい日々でありますように!」と叫んで「Good Day」

  We're goona have a good day.

いつも思うけど、楽しいことないかな、いい日になりますように、と願うだけじゃダメなんだよなー、って思う。
Gook Dayになる、Good Dayにするにはichiroさんみたいに自分の信じた道を進んでいく覚悟が必要なんだろうな。
いいことないかなと待ってるだけじゃダメ。


ラストは、ゲスト全員がステージに上がって、Chaboさん曰く「日本の№1ロックンロールナンバー」 上を向いて歩こう。
そ、上を向いて、前を向いて歩こう。 ichiroさんを好きでよかったーと心の底から思った極上のライブ。
ありがとう、おつかれさまでした!!!
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おめでとうありがとう

2011-09-06 01:23:26 | ichiro
ichiro Circle Scale Tour Final。ブルースロックで生きていく、ステージに立って演奏しているのがいちばん、というichiroさんの思いががんがんに伝わってくる熱くてパワフルなライブ。 Rockamencoを辞めてブルースに専念するって決めてからの葛藤。


上に行こうとするときに分岐点がある、ものすごい決断が必要だけど、必ず通らなきゃいけない、これからも野心を持っていこうと思う。44歳のichiroさんがまだまだ野心を持って上を目指すという。そしてブルースロックが好きで、その世界でどっぷりやっていくのだ、という決意。痺れた。


中学2年の時にRCサクセションに出会ってブルースやR&Bに導かれた。尊敬するギタリストと一緒にできることを感謝、とChaboさんを紹介。Chaboさんはichiroさんを「礼儀正しいヤツ」。視線をそらさず目を見て話す。ブルースの世界にこんなに華のあるヤツが出てきたんだと思ったと。


中村達也のドラムはQUATTROでは収まりきれない破壊力www 実は一緒に演るのは初めてだそう。ものすごく楽しそうだったのが印象的だった。 TOKIE姉さんが始終にこにこしながら達也を見守ってるような笑顔がこれまたステキ♪



ECは「明日からも毎日が素晴らしい日々でありますように!」と叫んで「Good Day」We're goona have a good day.Gook Dayになるにはichiroさんみたく自分の信じた道を進んでいく覚悟が必要なんだろうな、いいことないかなと待ってるだけじゃダメ。


ラストは、ゲスト全員がステージに上がって、Chaboさん曰く「日本の№1ロックンロールナンバー」 上を向いて歩こう。そ、上を向いて、前を向いて歩こう。 ichiroさんを好きでよかったーと心の底から思った極上のライブ。ありがとう、おつかれさまでした!!!
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俺たち、プロみたいだね

2011-01-23 23:28:35 | ichiro
行ってきた Clossfire@CLUB CRAWL


もう10日近く前のことになっちゃうけど、2011年初ライブは長渕ツアー中のichiroさんのセッションでした。
ライブや映画やエンタメ系のレポって、そのときの感覚やそのとき受けた衝撃、というか、その場の臨場感みたいなものを覚えているうちに書かないとどんどん薄まっちゃう感じがする。特にあたしの場合はセトリとか機材とかはまーーーったくわかんないし、覚えてられないから、レポっていうより感想だし


たまたま予定があったそうで、ブルースギタリストChris Duarteとのセッション。ichiroさん、Chrisと一緒に演奏できることがとにかく嬉しくて仕方がないって感じでした。
そう言えばここのところステージではノンアルコールだったのが
途中「誰かビール持ってきて!」って言っちゃうくらいキモチいいステージだったんだろうな。


ホントに数時間前に初めて音合わせしたんだそうです。こういう話を聞くとミュージシャンてステキだなーって思う。
とてもとても数時間前に会って、音合わせしたとは思えないほどのグルーブ感 しかもみんなめちゃくちゃ楽しそうだし。
すごいよね、俺たちプロみたいだね、もうちょっと頑張ればデビューできるんじゃないか?(笑)
このままツアー出ちゃいたいくらいだね
って言ってたけど、ホントに楽しそうだった。


Sonsを初めて観たときに思った「ichiroさんってこんなにギター弾くんだ!」・・・あれ、ヘンな表現ですね、ギタリストなんだから当然ですが、それまでRockamencoのichiroさんしか知らなかったので、結構びっくりした。
あの衝撃が再び!って感じだった。


もうねぇ、ホント、ブルースなの。
魂が奏でる、って感じ。
せつなくって、すりきれそうで、でもあったかい。


cihiroさんが後日ブログに書かれていたけど、Chrisと演奏することで、どんどん引き出されて行く、予測できないフレーズが出てくる!って。うん、そんな感じだった。
で、「ギター弾き飽きた」(爆)
いま、サポートやってるからギターソロってあんまり弾けないんだよね。でも今日たくさん弾いたから、十分!って。


20周年の幕開け、長渕サポートでも「何か」はきっと掴んだんだろうけど、この日のセッションも大きな意味があったんじゃないかなーって勝手に思った。とことんBLUES ROCKで行く、っていう矜持みたいな。
これからのichiroさんを予感させるようなそんなライブだった。


そして、Chris、おもしろすぎ(笑)
相撲レスラーが大好きで、相撲が観たいからリハは5時半までには終わらせて取り組みみたり、ラーメンが大好きで、ラーメン食べたいから食べたあと歩いてカロリー消費したり、おもしろすぎる。
どんな文脈でそういう話になったのかちょっとよく覚えていなかったんだけど、すごくおもしろかった話に、


  アメリカに行くと、ありえない漢字でタトゥー彫っているヤツがいるよね
  それ漢字じゃないだろ?とか。

  一番びっくりしたのは「日本男子、サムライ魂溢れる字で彫ってくれ」ってオーダーしたってヤツに会ったんだけど、
  あさっての方向からの答えだった

  ・・・矢沢 (大爆笑)


そりゃー、間違っちゃいない。ある意味正しい(笑)
   


長渕ってすごいんだな(チープな表現ですが)、って思ったのがichiroさんのブログのコメントに熱いファンが思いのたけをぶつけてくること。もちろんすべてが肯定的なわけじゃないし、それはきっとどこの世界、どんなビッグネームもある程度一緒なんだろうと思う。愛すればこそ、なんだろうね。ichiroさんはじめ今回のバンドに対する苦言もある。
でも、それを全部受け止めてるってのはすごいと思った。そして何もかもを糧にして、20周年を突き進んでいくichiroさんの次、これからが楽しみです!



そうそう、どーでもいい話なんだけどね、今年の年賀状に「この手がichiroさんと握手して、晃司とハイタッチ」ってあたしの右手の画像を入れたんだけど、何人かから
「イチローと握手したんですか!!!!」と驚かれましてん。
いや、メジャーリーガーには興味ないけん、「ichiro」ってローマ字小文字で書いてんじゃん、別人じゃん
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MCもギターソロもあらかじめ決まってたらつまらない

2010-09-24 07:20:51 | ichiro
行ってきたThe Sons 2010 Tour “FULFILL BOOGIE"@原宿クロコダイル


昨日のお出かけは気合いが必要でした 原宿って言っても、渋谷まで15分、原宿までも15分、どっちにしても歩くじゃん、って距離。寒いし。やっぱりichiroさん雨男だわー、と思ったら、Sonsではあまり雨に降られることなかったんだって。


クロコダイルはごはんも食べられちゃうアメリカンな感じのライブハウス。決して見やすい、聴きやすいというわけではないんだけど、客席の距離も近くてほどよくていい感じ。案内された席がchiroビューなナイスな席。っつか鮫島さんほとんど見えず、ichiroさんガン見(笑)


3人がステージに出てきて、ichiroさんが合図するとSEが消えてスタート。この瞬間は何度見てもわくわくする。


お盆の時期に毎年ツアーを回るSons。普段はそれぞれ外活動していて1年に一回この時期に終結。そこはも15年選手だから、個々人の音も、ですが、3人揃った時の厚みは半端ない。


ブルースって言えばセッションだし、毎回毎回ちょっとずつ違うんだそうです。鮫島さん曰く、Sonsはラクでいい。ラクっていうのは、語弊があるよね的にichiroさんが補足してたけど、コード進行とかリズムとか間違えちゃった!ミスした!って思っても、そこを汲んで次の音を出す、そんな連鎖があって、間違いも楽しめるSonsは楽しいよってこと。
MCもぐだぐだだけど、それがいいよね、と。ツアーも長くなると話すことなくなっちゃうよね、いいんじゃない?ホールでやるような人はMCもギターソロも全部決まってるみたいだけど、それじゃつまらないじゃん。その場その時の雰囲気とノリと流れで、今日は喋らないって決めたら喋らないとかね、と。晃司くんやトライセラの和田さんのMCもそうだけど、大枠は決まってるんだろうけど、そのときの気持ち優先でどんどん変わっていく。でも、自分のコトバで喋っているから、とっても響く。リアルだから響く。ブルースってそういうことなんだろうな。


っつうことは、毎回ギターソロ違うってことだね、とちょっとだけ注意深く聴いてたら、確かに!でもそれについていけちゃうロジャーさん、鮫島さんはすごい。


Rockamencooでichiroさんを知ったので、初めてSonsのichiroさんを聴いたときには、そのギターの鳴りっぷりにびっくりしたのを覚えてます。切なくって物悲しくって、でもあったかい、そんな音。
なんだろうね、ichiroさんのギターソロ聴いてると、胸を締め付けられる、そんな感じを覚えます。魂が奏でるブルース、ってホントだ。全身全霊傾けて弾いてる。そしてその音があたしたちに伝わってくるから惹かれように思う。


Sonsライブもこれで4回目。
1曲だけわかんないや、と思っていたらストーンズのカバーだった。すごい、自分の成長を感じる(笑) 


そしてやっぱりLucky Manは泣ける 最後のKeep Givingも
意味はよくわかんないんだけど、ichiroさんがよく言う「導いてくれたものすべてに感謝だね」っていうメッセージが詰まっているような気がします。一音一音大事そうに弾くchiroさんを見ていると、導いてくれたすべてのものに感謝ってキモチを忘れちゃいけないなーってそう思える。


このツアーのichiroさんは紫、なんだとか。花柄+パープルのシャツに、ブーツカットのジーンズ。当然胸元は全開です。なんでお腹出ないだろう。とてもアラフォー3段目とは思えません。そしてichiroさんの汗の量は半端なかったです。弦をつまびく時にホントに飛び散った。SLIPのPVみたいでかっこよかった


昨日のSons、あまりにもエネルギーが強すぎて、終わった後はくらくらしてた。なんで、あたしがよろける?ってくらいくらくら。もしかして風邪?と思ったけどそーではなかったみたい、ホントにパワー受けすぎてくらくらしてた


次のSonsはまた来年?
でもその前にSons vs αでセッションやりたいね、みたいなことを言っていたのでまた近々会えるような気がします



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盆とさんず

2010-07-21 00:15:48 | ichiro
行ってきた The Sons Tour FULFILL BOOGIE@横浜Thunbs Up


ホント、ichiroさんは働き者だ~。マリさんと一緒におフランスの旅に出て帰ってきたらもうツアー。しかも延々9月まで続く。
ichiroさんも鮫島さんもロジャーさんも、普段はいろんなところでセッションやったり、他のバンド活動したりされていて、年に1回この時期にSonsとして集合、ツアーに出る。お盆の時期にはさんずが定番になってきたね、とichiroさん。


今回のツアーでは、リクエストを募集して、それを参考にしながらセットリストを決めたそうで。
意外といい曲がいっぱいある、簡単なようで意外と手が込んでて難しかったそうです。
鮫島さんは自分で自分をコピーした、と笑っておりました。
うん、あらためて聴いてそう思った。メロディーラインがキレイ。3ピースバンド特有の音のごつさがありながらも厚い。で、ギター、ドラム、ベース、それぞれに魅せ場、聴かせ場があって、音が一音一音立ってる。


これだけichiroさん追っかけてるのに、実はさんずのichiroさんは2回目。去年のツアーのラスト渋谷EGG MANがあたしのさんず初体験でした。音はカオスな感じで深ぁいんだけど、でもステージ上の3人はとってもにこやかでラフでそのギャップがなんとも心地よかった。Rockamencoとも違う、GIBIER du MARIとも違うブルースのichiroさん。


そのときにはあんまり気づかなかったけど、ロジャーさんのドラムはしびれました。なんでしょ、この厚みと重み。同じ3ピースのトライセラも「音圧」って表現がぴったりなくらい低音とリズム隊が響いていたけど、さんずも一緒。ドラムとベースがかっちり重厚な音だからこそ、ichiroさんのギターが映えるんだー。


と言っても、音楽的なことは全然わかんないんですけどね ロックみたいにごつごつもしてないし、機械的な音でもなく、エレクトリックなんだけど「生」っていうかナチュラルな音なのが不思議。
そしてギター持ちかえないのも、へぇ~って感じで新鮮でした。もともとあんまりギターを持ちかえないけど、昨日は1本で通してました。でもあれだけの幅のある音。すごい。


相変わらずセットリストは覚えていられないんだけど(それはなぜなら、曲名を覚えないから)、昨日のセットリストはミラクルだった。あくまであたしにとって。聴きたい曲が全部聴けた。
Lucky Manで涙腺決壊するのは、もうパブロフの犬、みたいなもんで、昨日はKeep Givingで泣きそうになった。別にこの曲に何か思い入れがあるわけでもないんだけど、この連休にあったいろんなことを思いだして「導いてくれたものすべてに感謝」ってキモチとこの曲がシンクロして泣けた。
だから最近泣き過ぎだって、自分


上越からスタートしたツアー2日目。2日目とは思えない熟成っぷりで、次、東京に戻ってくる9月末にはどーなっちゃってるんだろ?ってくらい楽しみ。
すごいって言えばあたしもすごい。去年行った時には半分くらいしか曲わかんなかったけど、今回は全部わかったもん。オトナになると「成長」って実感できないけど、こうやってはまっていく過程においては「成長」を実感できる(笑) 修羅場経験も一皮むける経験もしてないけど。笑。


うーん、もう1か所くらい行きたいぞ、日程表とカウンセラー講座とMCCの課題っぷりとお財布と相談だ。


この日のichiroさんは花柄シャツに、ブーツカットのジーパン。もちろん胸は全開です。ってかあんなにキレイなお腹のアラフォー3段目、反則ですって。
あたしも腹筋鍛えようっと。

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ステージではブルースを弾いていたい

2010-06-24 02:56:57 | ichiro
行ってきたichiro Tour  Circle  Scale  Juke Point@原宿クロコダイル


出がけ(退社時)にちょっとトラブルあって間に合うか?とドキドキしながら原宿へ。原宿って言っても、渋谷宮下公園ほど近くですが。初めて行く場所なのに事前にちゃんと調べて行かないから迷いまくりただでさえ時間ないのに。
入場遅れてて助かりました。


16か所の一人旅から戻って、今日からの3日間はバンドスタイル。
Rockamencoでichiroさんを知ったもので、ソロ時代の楽曲はほとんど知らずごめんなさい今追いついてます、追いつきますから。笑。


それでも、楽曲知らなくてもものすっごーく楽しいライブでした。
入れ替え制ってわけじゃないけど、途中インターバルが30分くらいあって、前半は晃司くん言うところの「ぶっ飛ばし」系。インターバル挟んでしばらくはアコースティックで聴かせる。最後はまたまたぶっ飛ばし系。


ロックが「ごつごつ」「ごりごり」した音だとすると、ブルースはうーん・・・「まったり」「荒削り」って感じかな?これはあたしの拙い表現力と乏しい感性からの感想ですが。
魂が奏でるって表現がブルースのときにはしっくり来るんだけど、でもどよよーんと重たいって感じでもないんだよね。人生背負っちゃってます、っていうような重さではなくって、自然や生命ってものに真摯に向き合いつつも、さらり、からりとしている、そんな感じ。
ichiroさんのギターもそんな感じ。まろやかで、生命力にあふれてて、そして切ない。


19周年の中途半端な時期にツアーを回った理由、Rockamencoを脱退した理由、これからのギター道…ichiroさんの今の思いをストレートに伝えてくれました。


  Rockamencoの活動とブルースを弾く・・・
  この2つを天秤にかけるのは乱暴だけど、
  アタマとハートは1つしかないから、1つしかできない
  ステージの上ではブルースを弾いていたい   
  (相当意訳)


  Rockamencoのライブに来てくれていた人もたくさん来てくれてる
  そういう人たちにちゃんと伝えたいって思って
  そんな想いもあってツアーを周った
  (相当意訳)


  Rockamencoでやってきたことはすべて何かにはなっているし、
  これからもハートとアタマはRockamencoにある
  (相当意訳)


そんな想いを込めて作った曲「The other day」で涙腺決壊
脱退のコメントをHPに載せて、翌日にはご自身のブログにストレートなコトバできちんとあたしたちに伝えてくれて、Rockamencoのファンクラブイベント、そのあとのブログ…それだけで十分なのに、こうやって直接自分の気持ちを伝えてくれる。
この暑さ、熱さ、厚さ。だからichiroさんが好き ギターや楽曲ももちろん好きだけど、やっぱり人柄があるから余計に惹かれるんだよね。


今回のツアータイトル、Circle Scale。
文法的に合ってるかはわかんないけどね、と前置きして、


  自分のやってきたことが確認できたツアーだった
  自分の輪の大きさ、自分の位置を確認したいって思いでつけた
  このタイトル通りのツアーだった
  (相当意訳)


とおっしゃっておりました。いいツアーだったんだね。
ホントに楽しそうにずーっと笑顔でいたichiroさんが印象的でした。
そしてギターの音色も変幻自在と言おうか、ごつごつした音からまろやかな音まで、すっごーい広がりと深みがあった。これも一人旅していろんな経験を肥やしにしたから、なのかな?


ホントにありがとう。
ichiroさんに出会えて、あたしのライブ生活も大充実。知らない世界もたくさん知れたし、ネイティブアメリカンの教え、ってステキな本にも出会えた。
ホントにありがとう。これから応援し続けます。で、もうちょっとブルースについて勉強します。笑。


さ、次はSons。そして来年の20周年も楽しみにしてます

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体質改善 

2010-04-29 10:41:12 | ichiro
行ったきた Spiral Tree 「Halleluja Soul」@下北沢440


 
Spiral Treeはichiroさんと田村直美さんのユニットで2人のチャレンジが詰まってる。
今回もカバーを中心に、JAZZあり、オリジナルあり、ロックありでライブハウスならではの距離感とゆる~い空気でありながらも、ぴりっと緊張した音とがあって、とーっても楽しかった。


ライブっていいなぁ、ミュージシャンっいいなぁってあらためて思えたライブでした。


前半は田村直美さんとichiroさんの2人で。
ギター1本なのに、すごく厚みと深みがあって、そして田村さんのパワフルでハスキーなボーカルがホントに心地よかった。


なぜか、わたくし冒頭から涙腺切れてまして。
なんだろ、ichiroさんのギターに泣けた。切なくってあったかい、という曖昧な表現しかできないんだけどこれからの音楽人生をBLUESに捧げるichiroさんの心意気みたいなものが伝わってきた


 「魂が奏でる」


まさにそんな感じ。


4曲目くらいで、Lucky Man。
そこで泣くとこじゃないでしょー、と自分につっこみ。
ichiroさんも大事にしているというこの曲、やっぱりいいわ~。あたしもこの曲大好きです。
すべてのものに感謝、そんな気持ちにさせてくれる曲です。


今回のツアーでトライしたかったことにJAZZがある、でも、なんちゃってJAZZだけどね、と
田村さんのボーカルでCalling You。
またまた涙腺決壊
鳥肌立った―。
コトバなんかわかんなくても、ココロに沁みるってこういうことなんだなーって。
ボーカルとギターだけなのに、深くてあったかい。


ichiroさんは脅威の雨男だそうで、今回も天気がとにかく心配だったけど、なぜか
ichiroさんの故郷青森に向かう県境のあたりで、「どーしちゃったのさ?」っていうくらい降ったらしいんだけど、この1回だったんだって。ichiro歓迎の雨だったのか?って。笑。
昨日の東京も朝は土砂降りだったけど、夜には晴れてたしね。
体質改善した模様です、ichiroさん。笑。
次のソロツアーは、梅雨時にぶつけた、チャレンジャーだね~。と田村さんに言われて


  追い込んじゃうんだよね、危険な方に危険な方に


というようなことを言っていた。追い込むっていうよりも、意図しているいないにかかわらず、常に何かチャレンジする体質なのかも。
同じことやるなら、常に新しいこと、変化を選ぶ、それが音にも現れるのかもしれないね



全国を回って、ラストの東京。各地でもミュージシャンが参加してのセッションが繰り広げられたそうですが、東京だからね、選りすぐりのミュージシャンを呼んだよ~ってことでホント豪華な顔ぶれでした。
クレイジーケンバンドのキーボードの高橋利光さんに、ベースはGIBIER Du MARIで一緒の高橋jr. JR(じぇいあーる)さんとゆー黒人のめちゃくちゃがたいの良い、重厚な音を出すドラマーさんに、ichiroさんの従兄のリュウさん。従兄のリュウさんはFuzzy Funkのときもゲストで弾いていたなぁ。
「みんな「JR」だ~、ichiro Jrでいいな~」なんて言われて、トリプルJrのできあがり、となりました。


スタッフも「×」と腕で合図していたんだけど、鳴りやまないアンコールに最後出てきてくれて、「出来る曲がないんだよ~」と謝りにきたはずが、
楽譜をぱらぱらとめくり、「今日やった曲ならなんでもOKだよ」とリクエストを会場から募って全員で演奏してくれたのが「ONE LOVE」。
最後は会場全員での大合唱。
自然に笑顔になっちゃう楽しい楽しい空間でした


Rockamencoでichiroさんに出会えて、こうしてまた新しい音のichiroさんに出会える。
この連鎖って、ホントにステキなこと。
どうもありがとう。感謝してもしきれない。


そして、田村直美さん。去年のツアーのときにはあんまり感じなかったのですが、はじけるような笑顔がとーってもステキ
かわいい
年をきいて、さらにびっくり こんなステキなぢょしがいるってこと、年をとるのも悪くないって思えちゃう。
あたしもアンチエイジングに精を出そう。さ、ヨガ行ってきまーす


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感情をおさえたくない

2010-04-21 23:59:18 | ichiro
ROCKAMENCOでギターを弾く最後のichiroさんに会いにFCイベント行ってきました。
平日だし、結構スケジュール詰まってるし、やること満載だし、どうしたもんかな?と思っていたけど、行ってよかった、行けてよかったです。


握手したーっ!とのーてんきな記事を昨日、ケータイからアップしたのですが・・・


自己嫌悪・・


あたしってばなんて浅いニンゲンなんだろう、とどよよ~ん
反省の意味も込めて、前の記事は削除しないでおきます。


なんでかってね、
イベントはとにかく楽しくて、メンバーみんなの仲のよさとか、去年1年の濃密な活動とか、ROCKAMENCOはやっぱり唯一無二の音楽だってことを再認識したりとか、ホントに充足感にあふれるイベントだったし、ミニライブとは言え、これぞROCKAMENCOだっていうナンバーがほとんどすべて網羅されていたし、満足充実なひと時ではありました。


今日でichiroさんが最後なんだ、っていうのはあえて触れないかのように、今まで通り変わらない音と7人がいた。


でも、やっぱりギターソロが鳴ると「あぁ、これがメンコでのichiroさんを見る最後なんだー」と思って涙腺緩くなってきてたし、メンバーも1音1音を愛おしむように演奏していたように思えた。


最後の最後にichiroさんからメッセージがあった。
HPやブログにも脱退に際してメッセージは掲載されていたし、その決断について今は迷いはないんだろう。ROCKAMENCOのichiroさんとして最後のメッセージ。


曲作って、CDにして、ツアーに出て・・・っていうサイクルを回すには1年くらいかかる。
ミュージシャンのサイクルは50サイクルくらい。
厄を抜けて、残りのミュージシャン人生を考えた。
そしてBLUESに行くって決めた。 (やや意訳。)


なんかね、このメッセージにすごく撃たれた。
あたしは先のキャリアなんか考えなくて、目の前のことをひとつずつ積み上げてきた。
人生折り返しって何よ?逆算するような生き方は否定もしないけど、肯定もできない。年齢とか世間の常識にとらわれないで、したいことをし続けたい、って思ってた。


語弊はあるかもしれないけれど、世の中的には先行き不安で「あんた、いつまでもそんなふらふらして~」って言われちゃうようなミュージシャンの人生であっても、先を見据えて、自分が極めるのは何なのか、ってことをちゃんと考えていく・・・アタリマエだけど大事なことを教えてもらった。


そして、
最後のMorena。
あたしのROCKAMENCOはこの曲から始まったし、この曲のギターソロはichiroさんの音そのもの。
イントロのギターソロが鳴った瞬間に、涙腺決壊
会場でも涙している人がたくさん、メンバーもichiroさんも涙。


ichiroさんご自身が自分で決めたこと・・・その決断に後悔はないんだと思う。でもそんなに人の気持ちはすぱっとは切り替えられないし、100%以上の情熱傾けて取り組んでいたことなんだもん、感情のコントロールは難しいと思う。


昨日のcihiroさんのブログ、痛いほどにストレートな思いが綴られていた。


  ROCKAMENCOを通じての全てに感謝の気持ちをもうちょっと噛み締めたくて、
  また、感情を押さえたくなくてね。
  メンバー、スタッフ、ファンの皆
  あまりにもありがとう過ぎて一人涙が止まりませんでした。


読んだ瞬間、またまた涙腺決壊 カイシャなのに


なのに、あたし、浅いなぁ。
たぶん、ichiroさんはROCKAMENCOにどっぷりはまっていたいと思っていたわけでもないだろうし、今日だけはBLUESのことは忘れようと思っていたわけでもないとは思う。
でも、放心状態というか、そのときの感情を大事にしようとしているichiroさんに対して、「次」のことを言うのは浅いよね。これからも応援します、ってことを伝えようとしたつもりだったけど、昨日は昨日の感情に流された方がよかったかも。さみしいっていう感情に。


いろんなバンドやセッションで演奏するichiroさんのうち、その頻度が高かったこともあるからかもしれないけれど、あたしはROCKAMENCOのichiroさんが一番好きだった。
SONSやセッションで観るichiroさんも好きだけど、最初にichiroさんと出会ったのはROCKAMENCOだったから。


ROCKAMENCOのichiroさんを観れないのは寂しい。
けど、
BLUES道を進むichiroさんのこと、これからもずーっとずーっと応援し続けます。
そして6人になって別の道を歩むROCKAMENCOも。


ありがとう
感情をストレートに表現できるichiroさんはホントに素敵です。
そんなichiroさんだから魂に届くBLUESを奏でられるんだと思う。
感情を揺さぶってくれてありがとう。
何回言っても足りないくらい。
本当にありがとう


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魂が吠えるBlues

2010-03-18 00:03:55 | ichiro
ichiroさん、Rockamenco脱退のニュース。
一晩経って、実感とともに寂しさ、そして旨く言えないけど誇らしさみたいなことを感じています。


寂しい。
けど、
この決断をしたichiroさんを応援したい。


デビュー20周年を控えて、一人旅のツアーに出たり、年が明けてからのブログを読むにつれ、なんとなーく、ichiroさんはBLUESに戻っていくんだろうなぁ、という予感はしていました。
原点?というのかな。自分の信じた道、進む道は何か?ってことを考えたらそこに戻った、とichiroさんもコメントされていたけれど、なんだか潔くって、そして痛いほどに真摯で、真剣で、熱い思いが伝わってきた。
そして、生き方、生き様にこだわる姿には震えるほどに感動しました。


生ichiroを初めて体験したのはRockamencoのライブだったし、唯一無二のバンド、音だったのは間違いないし、そんなRockamencoでichiroさんのギターを聴くことができないなんて、本当に寂しいけど、でも、Rockamencoに出会えたこと、体験できたこと(地方やイベント含めて計9回!)をシアワセに思う。おともだちも誘えたし。


ありがとう
そんなキモチでいっぱいです。


そして、
信じた道を進むichiroさんのことは、これからも応援し続けたいし、きっと、ずっと、もっと好きでいると思う。



  残りの人生、BLUESしまくりたい



ichiroさんのBLUESは絶対にココロに沁みるはず。
あたしも、これだ、という生き方したい。






  
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