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わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

はるばる行ったぜ函館〜ライブと夜景と聖地巡礼

2025-06-13 23:45:37 | ライブ・イベント


先だって、函館に行ってきました。1泊2日、滞在時間20時間ちょっとという超弾丸ツアーで。
せっかく遠くまで行くんだから2泊くらいしてゆっくりのんびりすればいいのに、とはよく言われます。ほんとその通りでもあるけれど、これでいいし、これがいい、と思えた1泊2日でした。


gooブログがサービス終了になるのでデータのお引越しをしなければならないのですが、過去のブログを読み返して、あぁ、あの時こんなこと考えてたのかー、と画像なんかなくてもいろんなことを思い出せて、こうやって思い出を紐解けるっていうのは悪くないなーと思ったので、老後の自分の楽しみのためにダラダラと書き残しておくことにするよ。


ことの始まりは、ホテーさんがGUITARHYTHM Ⅷを引っ提げてのツアーを回るというニュース。レコ発ツアーだからあれこれ行きたいというオットと日程と場所と仕事の都合をあれこれ考えて、函館もチケット申し込むことにしたのですよ。ちょうど結婚記念日でもあったし、口実にもなる笑
そこから旅程を組み立てる。真次郎を預かってもらうので、あまり長期間、長時間にならないよう最短で、でも、最低限の観光ができるスケジュール。そして、最近カメラを始めたオットが夜景を撮りたい、と言うので函館山も組み込む。


朝イチに福岡から羽田に飛び、乗り継ぎで函館へ。初めて国内線の乗り継ぎをしたけど面白かった。秘密の階段みたいな場所の前で、ピッとチェックインして、通り抜けたら、出発ロビー。到着便と出発便のゲートが近かったので、ラウンジでハイボールなぞ飲みながら出発を待つ。なぜかオットと出かける時は、オットが窓側、がデフォルト。今回もわたしは安定の中央席。函館空港に着陸する前に函館山が見えるらしいと聞いていたので、窓側がよかったんだけどなー。願いが通じたのか(?)、オットがトイレに立ったので、すかさず窓側に移動した。おかげで函館山や市街地も見えて大満足よ。


函館着が11:05で、五稜郭タワーの目の前に到着するバスの出発が11:19。これは間に合わないでしょーと思っていたら、到着ロビーでバス運行表示が11:15。あれ?あれれれれ?間に合っちゃう?とそのまま五稜郭まで直行することに。幸先よろし。


五稜郭の近くの函館市民の胃袋?ラッキーピエロでお昼ごはん。なんでしょう、この絶妙すぎるオペレーション。店の外まで列ができていて、さぞかし混んでいるのかと思ったら、店内はめちゃくちゃ空いてる。レジでの注文受付がほぼアナログで、一点一点確かめながらなので、とにかくレジ待ちが長い。レジを通過して、席に着くと割とすぐに運ばれるから、「待たされた」って気分にはならない。スタッフがシニア中心なのもなんともいい。ラッキーピエロが可愛くて、グッズを大人買いしたくなる衝動に駆られたけれど、マステ3つで堪えた笑





ラッキーガラナが可愛かった!




五稜郭タワーに登って、おぉお、八重の桜で見た見た!ってシーンの展示にしみじみして、土方歳三の測量手帳を買って、せっかくだから五稜郭公演も歩こうよ、と一周ぐるり。もうツツジも藤も終わってしまっていて、写真を撮るモチベーションはあまり上がらなかったみたいだけど、これ、桜の季節に来たらめちゃくちゃきれいなんだろうなー。


最寄りの市電の駅までてくてく歩いて(遠かった!)、一旦ホテルにチェックイン。温泉&朝ごはんを基準に選んだホテルだったけど、函館山も見えて、手入れの行き届いたお部屋にウェルカムドリンクやお菓子のサービスなど満足度高かった!朝ごはんがめちゃくちゃ豪華で、2年分くらいのいくらを食べてきた笑 スパークリングワインもあったので、記念日だしね、ってことで朝から乾杯もした。


で、今回の旅のメインイベント、ホテーさんのライブ。今ツアー、わたしは福岡と函館の2公演のみ。福岡では最近にない熱い盛り上がりで、セットリストも含めて過去イチくらいいいのは体感していたから、函館ではただひたすら楽しんだ。そしてかつてないほどの良席で、ホテーさんのお顔の皺までよく見えた笑
21年ぶりなんですって、函館でのライブ。しかもほとんどが函館から来た人たちで、ああ、やっぱりツアーは全国各地のファンに会いに行くもので、地元のファンのものなんだよなー、とここでもしみじみ思ったよね。遠征しててどの口が言う?笑


Yahooニュースにも載ってた

布袋寅泰、「間違いなく今夜も宇宙一」21年ぶり函館でのライブショット!熱さ伝わる写真に「布袋コールも聞こえて来そう」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 ミュージシャンの布袋寅泰が9日までに自身のSNSを更新。函館で行われたライブの様子を公開した。 布袋はインスタグラムで「21年ぶりの函館ライブ終了。間違いな...

Yahoo!ニュース

 


GUITARHYTHM Ⅷが中心のセットリストに、山木さんのドラムが本当にすごくて(語彙がw)ドラムが変わるだけでこんなにバンドって変わるの??ってくらい心地よい。いや、熱くてエッジが効いてる音なので、「心地よい」って表現はそぐわないけれど、この音に身を任せたいって思えるような、そんな音だった。バンドメンバーもホテーさんも楽しそうで、それも山木さんのお人柄なのかもね。
ライブではお馴染みの曲や、BOφWYのあの曲もアレンジがホテーさん色で完全にホテー楽曲になってたのも良かった!
友達が駆けつけてくれたから、って奥野さんのキーボードでお友達が好きなあの曲を歌ってくれたり、とめちゃくちゃレアだった!ギターの黒ちゃんのピックが飛んできて、オット、めでたくゲット!


ホテーさんのMCはまるで詩を読むかのように流暢で、どこの会場でも大体同じようなことを喋るけど、この日のMCはなんだかキッカワぽかった笑 昨日はイカを食べたとか、イカも獲れなくなってるんでしょ?融通してくれたのかな?とか、北海道の広い大地だからこそ生まれた音楽ってあるよね(意訳)チイ様とか。え?チイ様知らないの?松山千春、とバンドメンバーに無茶振りするところとか、アンコールの声援に、腰が痛くてもう無理だよ、な小芝居まで笑 いいじゃん、こういう素が見えるMCはいい!(誰目線w)


ライブが終わった後はタクシー拾って(これまた奇跡的にすぐにタクシーが拾えた)、函館山まで。山頂まで登ってくれると言うのでお願いして、帰りはロープウェイで下ることに。
ひやー、キレイ。寒い。人多い。 ここにもインバウンドの波・波・波! 12度予報にビビって、ウルトラライトダウンを持ってきて大正解だった。
15分ほど並んでロープウェイで下山。あっという間。そのまま赤レンガ倉庫街を歩いて、開いてる海鮮居酒屋で乾杯。



翌朝は6時にホテルを出て聖地巡礼へ。テイクイットイージーの舞台が函館なのよ。市電の始発もまだないので、歩いちゃえ、と赤レンガ倉庫からてくてくと函館山方面に向かいたどり着いたのがこちら。

映画の中で寺尾聰とアンルイスが買い物してた骨董屋は





こんなシャレオツなゲストハウスになってた!







名取裕子を追いかけて市電を追い越して待ち伏せしてた駅。






40年後も変わらずにあった!反対側からしか撮れなかったけど。




40年前と街の風景はどれだけ変わったんだろうね。


いやはや濃密で楽しい旅だった。たったの一泊?ライブ見に福岡から函館??と少々、いや、かなりクレイジーな旅だけどやりたいと思ってたことは全部できたし(五稜郭前のGLAYのマンホールを確認できなかったのは残念!)、食べたいと思ってたものも食べれたし、ライブも最高だった。こういう時間とお金の使い方は悪くないし、こんなことができる環境にいられることは本当に幸せだ。


奇しくも2日目は結婚記念日。今年もたえさんからオットと2人宛におめでとうメッセージをいただく。こうして気にかけてくださる人がいる幸せ。ということで13年目に突入。これからもどうぞよろしくお願いします。


おまけ
イベントは楽しむ、が心情なので、ネイルもピアスもGUITARHYTHM Ⅷ仕様。



荷物を極限まで少なくしたくて、福岡からこのTシャツ着て行こうとしたら恥ずかしいからやめて、と言われたことはナイショ。
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その場その時間を共有することの尊さ〜千穐楽・ツアーファイナルは行っておけ、な話

2025-04-25 00:08:27 | ライブ・イベント
先だって、福岡市民ホールで上演されたミュージカル「昭和元禄落語心中」の大千穐楽に行ってきました。東京、大阪、と続いての福岡。全52公演のラストが福岡。




ミュージカルは情報量が多すぎて、まだまだ「楽しい!」な境地には至れていないのだけれど、その情報量(歌、芝居、踊り、演奏、セットや照明などなど)の多さが贅沢で非日常で、劇場に入るだけでテンションが上がる、その感覚が好きだ。何日か前のマチネ公演を見に行っていたし、複数観に行くほどでもないかなーと思っていたのだけれど、古川雄大くん推しのゆかさんが「古川八雲が本当にいいので大千穐楽行くことにした」とおっしゃるので、えぇえー?行っちゃう?とチケットサイトを見たら、あらチケットまだあるじゃない!と3階C席で見届けてきた。


ものすっごい良かった!(語彙がw)


ぶっちゃけ、舞台そのもの、お芝居そのものについての良し悪しはわかってなくて、顔ちっちゃーい、子役の子たちうまー、所作が美しすぎるー、とか、その程度の感想しか持ててないのだけれど、千穐楽はやっぱり違う。


晃司のツアーも初日とファイナルは絶対に行きたい!!!と思っているけれど(初日は平日だったり、会場が小さかったりしてチケット取れないことが多いんだけど)、それって”推し”だからこその感情なのかと思っていた。いやいやいや、チャンスとタイミングが合うならファイナルや千穐楽には行っておけ!と思ったよね。


ツアーファイナルだと、セトリが変わったり、アンコールが追加されたり、セットが変わったり、銀テが飛んできたり、と演出やファンサが異なるなどスペシャル感があって、わーい!ってなるけど、舞台は基本的に台本通り。小さなアドリブはあるけれど、これまでと大きく変わることはない。


公演数を重ねるごとにバンドやチームが育って円熟していくことは言うまでもなく、最高潮に達するのがファイナル・千穐楽でもある。ベストオブベストを見られる。集大成、これで最後だ、っていう気迫や集中力があって、ものすっごいパワーを感じる。数値化はできないけれど、間違いなく熱量が違う。


落語心中の千穐楽、カテコで明日海りおさんが「すべてのセリフを言い終えた」とおっしゃっていて、あぁああー、このセリフを言うのも最後なんだな、と一言一言を噛み締めながら演じていたんだーと思ったら、泣けた。これで最後なんだ、って寂しさや達成感は自ずと伝わってくるものなんだよなー。


ただね、これで終わりなんだ、って寂しさやロスはもちろんあることはあるけど、それよりも、やり切った清涼感や清々しさ、そしてツアーを完走したことでのレベルアップ感というか、ここでの経験を経て次に行こうとしている姿がそこにはあって、そんな姿が見られるってものすっごい力になる。


何度も書いてるけど、25周年ツアーファイナルで最後に「じゃ、またな」ってあっさり捌けていく晃司を見て、「アニバーサリーツアーが終わって一息つくんじゃなくて、次に踏み出してるんだな」って思ってものすごく勇気づけられた。
千穐楽のカテコでのちに助六となる信を演じた子役の子が「将来の目標ができました。大人になったら助六役でまたここに戻ってきます」って言っていた。この経験を糧に、土台に、踏み台にして次に向かっていく、多分、こういうことなんだろうな。千穐楽やファイナルは、終わりの日ではあるけれど、次に向かう始まりの日でもあるのだ。


わたしたちファンもバンドやチームと一緒に公演、ツアーを楽しんで、なんなら追いかけてるわけで、完走できたことを一緒に祝いたい、労いたい、そんな気分になるわけですよ。だから席の良し悪しなんて関係なくて、3階の一番後ろだって、見切れ席だって構わない。同じ時間に同じ場所にいることがだいじで、その場その時間にいられる幸せを噛み締めたいと思うのよ。


ということで、これからもファイナル公演には行ける限り行こうと思うのですよ。そして、その場にいられるだけの自由な時間(と自由を生み出すための努力)と、体力(健康)とほんのちょっとの財力を維持できるようにがんばろうと思うのですよ。それがわたしの生きる励みになるのだから。

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大人になると楽しさや面白さの受け止め方が違うような気がする〜大阪万博に行ってきた

2025-04-17 06:55:04 | ライブ・イベント



先だって大阪万博に行ってきました。日帰り、万博滞在時間5時間という超弾丸行程で。オットの仕事の関係で万博チケットが回ってきたので、視察の意味合いが強い「とりあえず雰囲気味わおう」なつもりで行ってきたのですが、想像以上に良かった!語彙が貧困すぎる(笑)


良かった!楽しかった!だけで終わらせちゃうのはもったいないので、自分のメモ、記録として何がどう良かったのか、を記録しておこうと思う。


雰囲気味わえればそれでいいや、くらいのつもりでいたけど、せっかく行くならいくつかパビリオンは見ておきたいし、開会イベントの10000人の第九に参加したおともだちから、いいよ!な情報もいただいていたし、イベントごとは楽しむ!が信条なので、2枠ほど予約をして、みゃくみゃくTシャツ着て行った。靴下もみゃくみゃく笑




予約登録の理屈を理解していなくて、第5希望まで登録できるから空きがあれば5枠とも当選!ってなるのかと思ったら1枠のみ、なんですね。これ全部当たったら完璧なスケジューリング!と思って第一希望から登録していたら、見事に(かどうか微妙だけど)第1希望が当選。オットの取引先が協賛企業として展示を行っていたというミラクルがあって、結果オーライ。


開幕まもない平日、しかも午後から入場だったので、入場もスムーズ、予約が不要なパビリオンも30分もかからずに入場できたし、トイレも全く待つことなく使えたし、フードコートも並ばずに座れた。人気店は行列ができていたし、17時過ぎには受付終了(売り切れ?)な飲食店もちらほら。18時以降はすでに退場した人も多いのか、予約不要なパビリオンはほぼ並ばず(並んでも15分くらい)で入場できた。
惜しむらくは、ブラジル館で配布していたというこのポンチョ。わたしたちが並んでいる間に配布終了になってしまったっていうね。会場のあちこちでカラフルでめっちゃオシャレで可愛いポンチョを着ている人がたくさんいて、なんだろう?と注目を集めてた。素晴らしく効果的な広報だなーと感心しきり。






日本で万博を開催する意味あるのか?的な報道、議論がされてきたけれど、各国のパビリオンや、コモンズと呼ばれる独自のパビリオンではなく展示会的な集約した館に出展しているアフリカ、中南米、中東の国々の展示を見ると、世界にはいろんな国や地域があって、そこで生きる人が懸命にその国の発展を願ってはたらいているんだな、ってことがわかる。今更気づいたの?って感じではあるけれど、あれだけ集約、集積された展示や、各国からやってきたスタッフを間近で見ると、現実味がどんどん高まるし、深まる。紛争が行われている地域からの出展にはぐっとくるものがあるし、そんなふうに「世界」を身近に感じるだけでも行く意味、価値はあると思う。
日本の技術をお披露目する場(ましてやディズニーやUSJみたいな娯楽施設)ではなくて、アフリカや中南米や中東の小国(中東の方が今やお金持ちだけど)のPRの場を、人が集められるインバウンド大国日本が作った、でいいんじゃない?と民族衣装を着て楽しそうに踊る中東やアフリカのパビリオンの人たちを見てシンプルにそう思った。万博に対して斜に構えるのは簡単だけど、この機にいろいろ考える、ちゃんと考えるってことが大事なんだろうなーとも。
万博の雰囲気味わってくる!な軽い気持ちで行ったけど、やっぱり体験すると/触れると違うし、これこそがリアルな生身の体験をする意味であり、意義なんだ。


各国のパビリオンは(といっても5館くらいしか見ていないけれど)、その国のイチオシコンテンツが展示されていて、国としての矜持やプライド、威信みたいなものが感じられた。フランス館は圧倒された!さすがモードの国。センスの差を見せつけられたよー。




フランス館の一室。天井を見上げて写真を撮ったら面白かったので笑


コーヒーとサンバの国、って印象が強いブラジルだったけど、いやいやいやアートとファッションの国じゃないかー!ってくらい前衛的で挑戦的で、そして問いかけるような展示だった。ポンチョ欲しかったなー(まだ言ってるw)


各パビリオンは、美術館の企画展、のつもりで見ると「あら、これだけ?」な感想を抱いてしまうけれど、各国の特徴や資源といったことが端的にわかってめちゃくちゃ勉強になる。大人になってそれなりにいろんな経験してきてるからか、あぁーあれがここと関係するのかー!とか、へー、そうだったのかー!な発見があって面白かった。
各国とも特徴を活かした、その国らしい外観で、それを眺めて歩いているだけでも楽しい。
どこも映像が素晴らしくて、そこはやっぱり21世紀の万博、展示ではあるのだけれど、リアルな展示は圧倒される。フランス館がすごい!!!って思ったのは圧倒的なリアル展示だったからな気がする。


10代の頃につくば科学万博と花博には行っているけれど、残念ながら全然覚えていなくて、パビリオンで展示されている「珍しいもの」や、迫力のある映像やアトラクションに「すげー!」と感激するだけだったのよね。暑い中を並んだ記憶とパビリオンの中の涼しさくらいしか覚えてない。各国のパビリオンってこんなに特徴活かした個性溢れる建造物だったかしら?
あらためて、万博は「万国博覧会」って名前の通り、世界を感じる、知ることができるイベントなんだよなぁーとしみじみ。


万博開催が決まってから、ネガティブな報道しか見聞きしてこなかったけれど、これだけの国と地域が一つ所に集まっている、というその意義や目的、をもっと伝えればいいのにねー。
それに、何もない埋立地に大屋根リングをはじめとするあれだけの施設を作り上げたってこと。そのプロセスを思うとすげー!と感動せずにはいられない。初めての施設で慣れないことも多いだろうし、いろんな国の人が訪れる中で道案内や問い合わせに対応しているスタッフさん(心なしかシニアの方が多かったような)とかとか、関わった全ての人、職人さん達には敬意しかない。


どこに行ってもそうだけれど、写真撮りすぎよね。記録に残しておくことで記憶に残る体験になることは間違いないけれど、せっかくその場に身を置いて体験しているのだからレンズ越し、モニター越しではなくて肉眼で見ればいいのになーって思っちゃう。心の眼カメラに収めることを意識していきたいなーと思うのですよ。ま、わたしもオットから写真分けてもらったけど。





会場の4分の3くらいは周れたけれど(入った、見たわけではない)、こうなってくると残り4分の1も周りたいなーと欲が出てくるね。え?2回目行っちゃう?
次に行く時にはもっと「世界」を感じたいなーと思うのですよ。コモンズもくまなく見て回りたいなー。


====雑感====
ここからは万博ハウツー的な備忘録を。

新大阪からはシャトルバスが便利。新幹線降りてからシャトルバスに乗るまで5分ちょっと。わたしたちは新幹線到着してから15分後のシャトルバスを予約していたので、新大阪に着いて1時間後には大屋根リングの上にいたくらいスムーズ。道も空いているし、シャトルバスも3分の1くらいしか乗車してなくて快適。帰りもこっちの方が楽かもねー。


帰りは、夢洲から地下鉄で新大阪まで帰ったけれど(せっかくなので地下鉄も乗ってみよう!と思って)、駅コンコースまでのやたらと遠いし、混雑していると入場規制がかけられるっぽいので、帰りの電車が決まっている場合には早めに退場するのが良さそう。乗換案内の通りにはいかないから注意が必要。
(ちなみに、夢洲駅のホームに降りる階段で、わたしの後ろの人が降ってきまして。びっくりよー。奇跡的にしゃがんでわたしの肩あたりにガツンとぶつかって止まったからよかったし、ケガも何もなかったけど、一歩間違えば大惨事。スマホ見ながら歩いてるし、疲れてるし、人も多いから本当に注意が必要だわ。)


パビリオンの予約は、2週間前と3日前に申し込んだけど、それぞれ1枠ずつなので、2ヶ月前予約と合わせて最大で3枠しか事前には予約ができない、ってことらしい。当日入場した後にも予約ができるけど、大体3−4時間後の時間帯になっちゃう。あといちいちマイチケットを立ち上げて、ワンタイムパスワードを要求されるのがめんどくさいー。もうちょっと改善できないものかしらねー。


トイレは至る所にあって、困ることはなかった。フェス会場より快適。ただパウダールーム的なスペースがなくて、個室が林立しているトイレも多いので、ちょっと落ち着かないかも。建物の中のトイレに行く方が安心。


とにかく歩く。5時間しかいなかったけど2万歩も歩いてた。
電動カートもあるけれど、パビリオン間の移動はどうしたって徒歩になるわけだから、歩きやすい靴で行くのはもちろんのこと、今日は歩くぞ!と覚悟を決めて行くに限る。


海が近いこともあってか風が強い。19度だったらしいけど、体感的には12度くらいな印象。ダウンジャケット着ている人もいたけど、むしろ正解。これから気温が上がってくるとどうなるんだろうね、海風が気持ちいいーってなるといいね。


あと、車いすの人が多かった。パビリオンに並ぶ行列(50人くらい)に1人はいる感じ。わたしが知らなかった/気づかなかっただけだろうけど、つくばも花博も車いすの人を見かけなかった。30年以上経って、あたりまえのように車いすユーザーがお出かけできるようになってきていて、世界は少しずつでも良くなっている、って思った。





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ありがとう!市民会館〜わたし的福岡市民会館の思い出

2025-03-23 23:28:04 | ライブ・イベント
今日で閉館を迎える福岡市民会館のさよならイベントに行ってきた。来週からはすぐお隣に新しくできた福岡市民ホールがオープンするので、ほんとに今日が最後。




61歳ですって。
コンサートやお芝居だけじゃなくて、発表会やら卒業式やら、市民のための会館として様々な催し物が行われてきたホールで、今でも年間20万人以上が来場してるんですって。開館当初は、他にこうした施設がなかったこともあって50万人以上の人が来場していたらしい。
福岡市民歴約12年のわたしの福岡市民会館歴は、チケット掘り起こして&記憶を辿ってみたら全部で9回。もっと行ってるような気がしてたけど。





わたしの初市民会館は2009年晃司の25周年ツアー。仕事に修論にとめちゃくちゃ忙しかったこともあったので、福岡は行ける日程だったけどFC先行ではチケット確保していなかった。確か、地方公演ラストの日程で、あぁあああああ、もう終わっちゃうよぉ、寂しいなぁあーな気分が最高潮に達していたので、ほんの1週間くらい前に「行こう!」とチケット入手して、安いツアーを見つけて行った思い出がある。まだその当時は地方公演はSOLD OUTにはならないことが多くて、1週間前でもチケットが残っていたのよ。ほぼ最後列だったけど、地方公演ラストだってことでアンコールでSEMPOの「光と影」を演ってくれて、あぁあああこの曲を聴くためにわたしは福岡まで来たんじゃないか?ってくらい感動した。


で、ですよ。市民会館はわたし的には(我が家的には)、ものすっごい思い出のあるホールでもありまして。
2013年のSAMURAI ROCKツアー。仕事は休まない、が遠征時のモットーだったので、日曜の福岡は後泊になるから本来であれば遠征の候補には入らないのですが、なぜかこの時は候補に入れていた。FC先行って「そんな先のこと、鬼も笑っちゃうよね」くらい早い時期に申し込みが開始されて、確かこの時も2012年の9月とか10月くらいには申し込みをしていた気がする。


で、ですよ。そこからあれよあれよと話が進みまして、6月9日、ロックの日に結婚することになったわけですよ。朝6時9分(!)に区役所行って届を出して、オットは日中は資格試験を受けに行き、夜に市民会館で晃司を堪能したわけですよ。
CD買うとサイン色紙プレゼント、な物販で3枚目の「SAMURAI ROCK」買って20130609の日付入りのサイン色紙もゲット。この日の思い出を投稿したら会報にも載っちゃったし、思い出深い会場なのですよ。


ここのところ、サンパレスが会場になることが多いけど、その後のWILD LIPSツアー、LIVE&LIFEツアー、35周年ツアーは福岡市民会館が会場だった。
今回あらためてチケット取り出してみて、そうそう、この辺の席だったよねー、ピックが飛んできた(絶対わたしたちに向かって投げた!)のに取り損ねるという残念なこともあったし、客席にグッズを投げ込むファンサ(確かタオルだったと思うのだよね)では、すぐ近くまで飛んできたこともあった。懐かしいし、感慨深いー。


市民会館は聳り立つ壁みたいな形状のワンフロアが特徴で、角度があるからどこからでも見やすくて、一体感があって楽しかった。佐野元春の35周年ツアーとか神がかってたもの!


この辺にいつもツアトラが置いてあったよねー。物販この辺でやってたよねー。セトリがこの辺に貼ってあったりもしたよねー。とあれこれ思い出してじんわりしちゃった。
最後、館長がステージに立って一言挨拶をって促された時に「まじか」って言ってたのが本当に飾らなくて、職人ぽくて素敵だった。こういう人たちに支えられての会館だったんだなぁーって思って再びじんわり感動。


最後の日に参加できて本当に良かった。チケット当ててくれたもといわさんありがとう。まさかの通路を挟んでのお隣同士という斬新な席での締めくくりも味わい深かった!


次は市民ホールで!


おまけ
これまでの福岡市民会館座席歴(晃司のみ)

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これぞ大人のお楽しみ〜モーツァルト観劇会が終わったよ

2024-11-15 18:50:26 | ライブ・イベント


総勢10名での博多座モーツァルト観劇会を行いました。いや、別にわたしが企画したわけでもなんでもなくて、チケット取ってもらって、みんなで集まってみんなで見た、っていう、ただそれだけって言えばそれだけの会。けど、この観劇会、何かとすごかったんですよぉぉおお。
ということで、モーツァルト自体の感想はさておき、観劇会のここがすごいのよ、をいつもながらのだらんだらんな振り返りブログ書いておきます。


ことの初めは、いつもの如く(?)ゆかさんいがちゃんから、今度の古川雄大はモーツァルト!、博多座もあります、11月は博多に住んじゃおうかしら?な一報から。
わたし、エンタメは割と一人でひっそり孤独に参加して、ひっそり孤独に余韻に浸るのが好きなんですが、「はいはいはいはいはーい、行きたいですー!」と手を挙げ、ゆかさんFC枠でチケットを確保いただきました。


この時点では、チーム福岡4名+ゆかさん、いがちゃん。そして当日お仕事で佐賀にいらしている板谷さんが夜に合流、という割とこじんまりしたいつもの企画だったのですが、
そんなこんなしている中で、博多座さんは団体ご一行様でチケットを確保してもらえるらしい、とプレイガイドいががサクサクサクサク手配してくれていて、
みんな博多に集まるよ、えー行きたいー、行っちゃおうかなー、
帝劇での感動を伝えては、えー行きたいー、チケットあるよ
な会話が繰り広げられ、気づけば総勢10名、群馬、福井、東京、大阪から博多座にお集まりになったのでした。


いや、何がすごいってね、
楽しそうー、行っちゃおうかなー?って思ったその直感を信じて、参加しちゃう行動力。いや、行動力もすごいんだけど、仕事や家庭、そのほかいろんなロールを持つみなさんなので、各所への調整もそれなりに大変だと思うのですよ。それを多少の無理はあったとしてもきっちり調整して、好きなことのために旅に出るっていう調整力がすごい。そして財力も。これ結構大事。なんというか、大人のお楽しみには余裕が必要だと思うのですよ。捻出するって悲壮な感じではなく、そりゃー贅沢ざんまいはできないかもしれないけれど、自分が楽しむためには惜しまない。そして使った分は稼ぐっていう好循環。これ、本当に大事。しみじみそう思う。


行っちゃおうかなー?って思った温度感はおそらく人によって異なっていて、わたしなぞはエンタメは生活&生活費の一部で、エンタメを楽しめるだけの気力体力財力があることが幸せのバロメーターだと思っているので、面白そう!と思えば割とあっさり行っている。いろんなものがやってくる(しかもまだまだチケット取りやすい)福岡ならではのメリットでもある。
久しぶりにミュージカルを観てみたい
みんなが集まるなんて、なんだか面白そう&会いたい
推し活してる人ってなんだか楽しそう、ご相伴に預かりたい
とかとか、いろんな思い、温度感で参加されていたかと思うのですが、楽しそうな人の周りには楽しいことが集まってくる感と言いましょうか、この人たちと一緒だったら絶対に楽しい!みたいな引力は間違いなく働いていると思う。そうやって「楽しい」が広がっていくのってとっても素敵。


観劇自体は、わたしと舞台の1体1の関係だから、別に誰と行こうがあまり関係ない。どこを見てもいいわけだしストーリーがわからなくたって、古川くんしか見てなくたって、細かいことが気になっちゃったってなんでもいい。何を感じてもいいわけで、面倒な解説とか蘊蓄なんか置いておいて、思い思いの楽しみ方、没入をすれば良いと思っている。拍手したくなったらするし、ぉおお!って声が出ちゃうことだってあるし、カテコで立ち上がりたくなったら立てばいい。


あ、ちょっと話がズレた。


そしてこの観劇会(ツアー)では、自立している大人のお楽しみってこういうことよね、を至る所で感じたのでした。
メインの観劇以外は基本自由。前入りする人もいれば、後泊する人もいる。その辺りは各自の事情に合わせて各自で決めて、三々五々集まってくるわけです。おすすめのホテル情報のやり取りくらいはしたけれど、全て皆さんそれぞれに思い思いにプランを決められていた。
お迎え側の福岡チームとしては、グランドプランだけ決めて、ツアコン(お店の予約担当ね)を決めて、いついつこの時間帯はこちらを予約してまーす、よかったら参加くださーい、程度のアナウンスで終了。
この後どうするー? なんでもいいですよー どうしましょうかー? みたいな生産性の低いことが全くないのが心地よい。参加したい人が参加する、参加したくなったら参加する、それだけ。みんな行くのにわたしだけ行かないなんて大丈夫かしら?みたいな心配も全く無用のものだし、自立した大人のお楽しみってこういうことだよなぁーと思う。一人でも楽しめる人たちが集まるから、みんなで集まっても楽しいんだな。よく言うじゃん、リーダー経験がある人はフォロワーシップにも優れているからチーム活動が機能しやすい的なこと。まさにそれ。自立した大人の集まりは最高に心地よくて楽しい、を実感した時間でした。


ゆかさん、いがちゃん、博多座来てくれてありがとう。いがちゃん、プレイガイドと化してあれこれ手配してくれてありがとう。全国から面白がって集まってきてくれた皆さん本当にありがとう(わたしがお礼を言うのも変だけど)。みんなとは違う回の観劇なのに、お仕事終わりに駆けつけてくださった板谷さん、ありがとう。各お楽しみ会の会場をさくっと決めて手配してくれたチーム福岡のもといわさん、かずみさんありがとう。こんな素敵なお友達が全国にいるだなんて、それだけで何をしてもどこにいても生き延びていけそうな気がします。また来年も古川雄大くんを見に博多に来てねー。(誰?)


個人的には1週間前に肺炎になってしまって、ひどい咳と声枯れに悩まされており、皆さんと一緒に観劇できるのか本当に不安だった。なんとか咳き込むこともなく観劇することができて、それだけで胸いっぱい、達成感でいっぱいですー。みなさんもどうぞお気をつけてー。




今回のモーツァルト観劇会のしおり。ほんとはチョキチョキ切って絵本見たいな仕様にしたかったんだけど、どうにもコマ割りができずに断念。


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推しは元気の源だけど依存してるわけじゃない〜推し活対話の会が終わったよ

2024-10-28 21:26:14 | ライブ・イベント
昨日、尊敬する大好きな板谷さんと企画した推し活対話の会を開催しました。推しを語る会ではなく、推し活を語る会。ここ重要。


ことの始まりはいつものように、ライブ(いわゆる推し活)で上京するんですけど、日中時間があるんですけど、何かやりませんかー?という図々しすぎるお願いに「やろうやろう!」と巻き込まれてくださって、で、何やる?実はやりたいことあるんですー、かくかくしかじか、じゃあ、テーマが必要だよね?推し活を語る会にしよう!とサクサクサクサク話が決まり、プログラムデザインしてタイムスケジュール作って、大体の予算を設定して、雑な告知をして、Peatixを作って、あっというまに当日を迎えたわけです。
(今回、Peatixの告知文は割と真剣に考えて、企画の思いを書いたのよ。その話はまた後日。)


いやはや。
目論見ももちろんあったし、やりたいこと(実験的にやってみたかったこと)もあったし、絶対に楽しい会になる!って確信はあったけど、本当に豊かなひとときだったんですよぉおぉぉお。ありきたりな言葉だけれど、知的刺激と発見に溢れていて、いろんなことを再確認できた時間でした。


もうねぇ、昨日の3時間の対話やプログラムの話だけで3つくらいブログ書けるんじゃないか?って勢いですよ。


書きたいこと、残しておきたいことはいくつかあって
・プログラムデザインのこと
・好きと推し活の違いが生み出すもの
・推し活は自己マネジメント力を高める!?
・推し活は元気の源なのだ
あたりに集約されそう。
プログラムデザインのことやグラレコ(可視化)については、またあらためて記しておくとして、ひとまず、昨日のテーマでもあった「推し活の効果って?」「推し活は世界を広げるか?」についてちょろっと振り返りも兼ねて書いておこうと思う。いつものだらんだらんな極めて自己満足なブログだけどね。


推しにはまるきっかけは、いろいろあるけれど、総じて「かわいい」「かっこいい」から始まる。
でもその先が割と重要で、キャラクターだったら原作を読むと実は奥深い人生哲学が流れている、とか、裏側から人間模様を描いている、とか、単に「かわいい」「かっこいい」だけではない深みや広がりを知ってはまっていく。


そして、「かわいい」「かっこいい」が「好き」に変わるわけですが、じゃあ、その「好き」と「推し」の違いって何だろうね?
皆さんとの対話の中からなんとなーく浮かび上がってきたのは、行動がついてくる、ってこと。会いにいく、ゆかりの場所に行く(聖地巡礼ってやつね)といった物理的な行動だけではなくて、ほかの作品に触れる、紹介されたものに広げるなど、ただ見ているだけではなくて自分が何かしらのアクションを起こすことなのかも。コンサートや観劇といったわかりやすい「推し活」でなくてもいいんだよね、きっと。




そして、行動の次のアクションとして「貢献」っていうのもあるのかもね。推しのことを発信する、推しがやろうとしていることを後押しする。
クラウドファンディングも推し活の一種かもしれないし、グッズを大人買いするのだって貢献の形だと思うのよ。(はい。せっせと貢いでおりますよ。)


そう考えるとね、推しがいない、ハマるものがない、ってことは「ない」って思えるのよ。
昨日飛び出した名言に「気づいていないだけで推しはある(いる)」。
対象はアイドルとか俳優とかミュージシャンでなくたっていいわけで、○○のためならって行動する(お金を使う)対象はきっと誰にでもあると思うのよ。それはビールかもしれないし、作家かもしれないし、犬かもしれないし、食器かもしれない。好きなもののために動く、ってことなんだろうなぁと思うのですよ。


あえて広げない、やらないこと=制約をつけているというエピソードや、推し活するにはスケジュールやお金、家族との役割分担など調整が必要というエピソードもあった。そういった調整ややりくりは、推し活をしていく上で大事なことだし、スキルといってもいいんじゃないかと思う。


板谷さんが「諦めたくない気持ちが創意工夫を生む」っておっしゃってたけど、仕事やプライベート、ほかの予定など時間は有限なわけでどうやりくりするのかはまさに自己マネジメントでもあるわけです。


そして、元気の源でもある。推しがいなかったら世界が真っ暗だ、みたいな悲壮感は全くなく、推しに依存しているわけでもない。気兼ねなく、惜しみなく推しを応援できる、そんな環境、状況を自ら作り出していっているんだと思うのですよ。そりゃあ、お金もそこそこ必要になるし、時間だって割く。家族の理解だって必要だ。もちろん恵まれた環境であることに感謝はしている。恵まれているってだけじゃなくて、そういう環境、状況にしていく努力もしているんだと思うのね。だから「羨ましい」って言われるとちょっともやっとする。それなりに頑張ってるのよ、わたしだって、仕事に支障が出ないようにめちゃくちゃ前もって調整するし、経済的にも時間的に体力的にも精神的にも、推し活(っていう言葉とわたしの普段やってることがあんまりしっくりきていないんだけど)できるだけの余裕が持てるように頑張っている結果でもあるわけで。ちょっと話が逸れましたね🙇‍♀️


昨日の推し活対話の会では、話題提供としてわたしと板谷さんの推し活道をプレゼンしたわけですが(資料まで作っちゃって、板谷さんのプレゼンがこれまた学びいっぱいで!)、
板谷さんが
60歳になった田中圭くんのお芝居を見たい(から健康でいたい)
とおっしゃっていて、それ!まさにそれ!!!とめちゃくちゃ共感。
奇しくも、昨日のライブのMCで晃司が
「ミック・ジャガーやポール・マッカトニーは80超えても歌ってる。キッカワもいけるでしょ、って言われるけど、そっち(観客)はどうなんだ?腕痛いとか言ってんじゃないか?キッカワ80までやるからみんなも着いてこいよ」(やや意訳)
って言っていて、ライブ中ずーっと踊ってられるおばあちゃん目指して頑張るよ、と思ったよ。ツアーTシャツをシュッと着こなせる、何ならお腹も出せちゃうおばあちゃん目指すよ。


そんなこんなで、推し活は元気の源だし、若さと健康の源なのだなぁーというのがひとまずの結論。


日曜の朝からお付き合いいただいた皆様、めちゃくちゃ忙しいのにプレゼン資料作ってくださったり、会場提供してくださったり、何よりも「それいい!やろう!」と楽しんで巻き込まれてくださった板谷さん、本当にありがとうございました!また語らいましょう!!


まだまだ書きたいことがあるので、続きはまた後日。




昨日描いたグラレコをこそっと。

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長崎はやっぱり今日も雨だった〜長崎県美術館でライブ

2024-03-30 22:33:18 | ライブ・イベント
年度末、世の中はバタバタと忙しく過ごしている中、長崎までヒョイっと行ってきました。リレーかもめに乗って博多から1時間半。近い近い。あんまり本数がないのと、同じホームとはいえ途中で乗り換えなきゃいけないのがちょっと残念だけど、この距離感はありがたい。半日がっつり仕事してから移動して、夕方に長崎着。ちょっと遅めのランチ(早めの夜ごはん)に長崎名物トルコライスを食す。ボリューム満点すぎてわたしの胃腸がしんどそうだったけど、ナポリタンのソースがこってり濃厚で美味しかった!


今日の目的は、キョンキョンが作ったユニット「黒猫同盟」のライブ。長崎県美術館のエントランスホールで20時半スタートという、なんとも珍しい形式。夕方までがっつり仕事してからでも行けるじゃん、とチケットを取った。さすがに日帰りはできないから泊まって翌日の朝に帰れば、なんの支障もない(犬のごはん以外w)。


黒猫同盟は、ベーシストの上田ケンジさんとキョンキョンが作ったユニットで、ポッドキャストに使う音楽がない、じゃ、作っちゃえばいいじゃない、ってことで作ったそう。お互いにちょうど黒い保護猫を迎え入れた時だったので「黒猫同盟」。猫の視点で言いたいことを歌っちゃおう、っていう詩があったかくて可愛くって、時折ドキッとして、核心をついてていい。

黒猫同盟 | ビクターエンタテインメント

ビクターエンタテインメントによる黒猫同盟公式サイト。黒猫同盟の最新情報、ライブ情報などを掲載。

ビクターエンタテインメント | Victor Entertainment

 



長崎美術館のエントランスはガラス張りで、遠くに稲佐山が見えて、港の船(軍艦?)も見えちゃったりして、とっても非日常。普通のホールではあり得ないロケーションって、最高のステージセットだなぁ、って思った。美術館のエントランスですから、音響もそれほど良くはないし、照明もステージセットもシンプル。シースルーエレベーターに乗って1階まで降りてきてステージに向かう様子も観客から見えちゃう。バリバリに作り込まれたエンターテイメントとは違うけれど、バンドメンバーは技巧派ばかりで、音の安定感たるや!大人が集まって最高に楽しく遊んでる感じがとっても心地よくて楽しかった。


キョンキョンはやっぱりかっこよくて可愛くて、「かわいいー」の声に「もうそういうのお腹いっぱいなの、他の掛け声ないかな?」「最近は長生きしてね、って言われるの」ってさらりと言っちゃうのもかっこよくて可愛い。つやつやしたお肌に、満面の笑顔。アイドルってこういうことだよね、って58歳のキョンキョンを見てもそう思う。


大御所と言われてもおかしくない年齢、キャリアだけど、面白そうなことを面白がりながら、新しいことをやってるキョンキョン。しかもいい感じで力が抜けているのもいい。そして誰かのお膳立てで立っているんじゃなくて、自分で選んで、自分でやってる感じがまた素敵。こんなふうに歳を取りたいし、キャリアを重ねたい、って思ったよ。


いやはや、長崎は今日も雨だった、と内山田宏とクールファイブも歌っているけど、この日も大雨。ってか暴風雨。長崎は何度か行ってるけど、いつも雨。高校の修学旅行も雨だった気がする。傘さしててもずぶ濡れ。けど、終わった時には雨も上がって、夜風を受けながら駅までてくてく歩く時間もまたよかった。いつか晴れた長崎にも行ってみたいなぁー。




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50回だよ!キャリバラトーク会

2024-03-23 22:02:54 | ライブ・イベント




本日は50回目となるキャリアバラエティ・トーク会でした。
キャリアバラエティ、通称キャリバラは、福岡で人材開発や組織開発、キャリア開発など人や組織のあれこれに長いこと関わってこられたヒューマナイズの吉次さん(よっしーさん)がずっと温めていた企画で、ひょんなことから一緒に運営をすることになって10年が経ちました。他の仕事や体調などなどいろんな条件が重なって、少しペースダウンする時期があったり、コロナ禍で従来の集まってのトーク会ができなくなった時期があったりとそれなりに紆余曲折はありましたが、ゆるりとふわりと気づけば50回。こんなに続けられたのはひとえによっしーさんの人柄、人脈、そしてご参加いただいた皆さんのおかげです。ますますもって足を向けては寝られない。


キャリバラはパラレルキャリアなど、多様な働き方を実践している(挑戦している)人を紹介することを通じて、多様な働き方・生き方を応援&追求するコミュニティで、事前にインタビューした内容を記事にまとめてnoteに公開、実際にトークゲストとしてお越しいただき、参加者の方との対話を楽しむトーク会を実施しています。以前はFacebookにあったノートの機能を使って記事を上げていたんだけど、今やノート機能がなくなり、閲覧もできなくなってしまった。アーカイブはとってあるけど、一般に公開しているのはvol.30以降のみとなっています。


キャリアバラエティ(キャリバラ)|note

「キャリアバラエティ」は、パラレルキャリアなど、多様な働き方を実践している(挑戦している)人を紹介することを通じて、多様な働き方・生き方を応援&追求するコミュニ...

note(ノート)

 


毎回、キャリバラの取材は楽しくて、記事を作成するのはそれなりに大変でうぅううううぅううん、と眉間に皺を寄せながらの作業になっているけれど、できた記事をゲストのかたが喜んでくださったり、わたしの似てない似顔絵をアイコンにしてくださったり、そういうのが本当に嬉しい。


トーク会は、ものすっごい頑張って集客しているわけではなくて、きっと何かがフック、きっかけになってキャリバラに参加してくださるのだろうから、その時その場に集まる縁や奇跡を大事にしたいよね、というのがよっしーさんの思い。わたしも同じ。きっと何かの必然があってその場に集まってくるんだろうなーって思ってる。もちろん複数回ご参加いただいている常連さんもいらっしゃるけれど、毎回参加者が違って、会の雰囲気も違う。けど、どの回も「今日も楽しかった!いい時間だった!」と心の底から思えるんだよね、不思議なくらい。主催、運営しているわたしたちが一番楽しんで、一番癒されてる気がする。


ゲストはどんなふうに決めてるんですか?とたまにご質問をいただくけれど、よっしーさんやわたしが話を聞きたい人、これに尽きる(おい)。世の中的にすごい功績のある人や、女性活躍とかダイバシティの文脈でいろんな場で登壇されている方、もちろんそういう方にもご登場いただいているけれど、キャリバラで紹介したいのはキラキラしたキャリアじゃない、迷ったり、ご縁に導かれたりして、なるようになっていくんだろうなーと思わせてくれるような、そんなキャリアな気がする。どの方の話も等身大で自然で、だからこそ、参加された方の胸を打つんだろうし、自分に投影していろいろと考えることができるんだろうな、とも思う。


続けるコツは頑張りすぎないこと、と慣れすぎないこと、な気がしている。続けよう、と肩肘張って頑張る必要がないくらい楽しい活動ではあるんだけれど、それでも2ヶ月に1本は記事をあげよう、とか、記事をフォーマット化するなど定型化、省力化していくことでもっと量産できるのかもしれないけれど、そこは目指してないし、目指しちゃいけない気がしている。毎回毎回話を聞いて「!」と思った新鮮な気持ちをベースに、うんうん唸りながらレイアウトを考えたりしながら記事を書いている。50回もやっているんだからもっと上手くできるようになってもいいんだろうけど、ずっと素人のままで、素人のように新鮮な気持ちで書き続けていきたいなーと思う。もうちょっと文章は上手く書けるようになりたいけど、ってか、書けるようになっていいと思うけどw
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生きてまた会おう 

2024-03-23 01:43:44 | ライブ・イベント
行ってきた!怒髪天「ザ・リローデッドTOUR2024」IN福岡 LIVEHOUSE CB




シミさんが「解雇」になったり、増子さんが体調不良で何曲かやれなかったライブがあったりと、きっとこれまでの怒髪天とは何かが違うんだろうな、と始まる前はちょっとドキドキしていた。
結果、これまでの怒髪天とは違うけど、でもすっごいよかった、最高だよ、って思った。


セットリストもよかったよね。1曲目からこれ!!!って怒涛の展開でMCも少なめでガンガン行く。みんなへの応援歌のようでもあり、自分たちを奮い立たせているようでもあり、きっと人によってグッとくるポイントは違うんだろうけど、いちいちグッと来たよね。


サポートベースはアナーキーの寺岡さん。これがもうものすんごい音圧で、新しいグルーブが生まれてた気がする。友康さんと真ん中に出てきて弾き合うのとか、めっちゃかっこよかった。ブギっぽい曲調が途中に何曲かあったけど、ベースラインがずんずん響いて気持ちよかった!


増子さんの体調が心配だったけど、お医者さん曰く何の問題もないそうで、ほっと一安心。そんな元気な増子さんが体調不良になっちゃうくらい、あれこれとストレスがすごかったんだね。


このインタビュー記事に、シミさん解雇の経緯や思いが丁寧に綴られているけれど、「解雇」って言葉は厳しいものがあるけれど、でも、そこにあるのは愛だよなぁ、って思った。「脱退」だとシミさんとは意思を持ってお別れして、またいつか一緒にできる日が来たら一緒にやろうぜ、っていうのはない感じがするけど、「解雇」ってことは「再雇用」があるかもしれないじゃん。いつか、はもうないのかもしれないけれど、いろんなことが整ったらまた一緒にステージに立つ可能性が、受け入れる可能性が残っている、ってそんなふうにも感じた。

怒髪天 増子直純が明かす、“メンバー解雇”決断の経緯 4人最後のステージは「感謝しかない」

怒髪天 ベーシスト・清水泰次の解雇という衝撃。併せて、本人をはじめとしたメンバーの実直すぎるコメントは大きな反響を呼んだ。バンドにとって大事な節目である40周年にこ...

Real Sound|リアルサウンド

 


「ピンチはチャンスなんかじゃない。ピンチはピンチなんだよ。すんごい顔して乗り越えていくからさ、乗り越えた先にチャンスがあるかもしれないって思ってる。」
変に気楽に気安く構えちゃうんじゃなくて、ちゃんとピンチをピンチって認識して、それでも進んで行こうとするの、ほんとかっこいいし、かっこ悪いところもちゃんと見せるのもかっこいい。


「この先どうなるのかわかんないけどさ、ライブやってる時は無条件で楽しい。それでいいじゃん。」
ライブバンドである怒髪天の増子さんが言うこの言葉はとっても重いし、刺さる。わたしも全力で楽しむし、無条件に楽しい。それでいいし、そのくらい集中して自分の中心にあるものをまっとうできたら最高だな、って思った。


最後にいつも増子さんが叫ぶ「生きてまた会おう!」。
年々この言葉の重さが増していくけれど、生きてるだけでオッケー、生きてまた会えるように、しっかりと生きていこう、生き延びよう、とそんな力をもらえた夜でした。


もう1箇所くらい行きたいなー。行けるかなー。

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強みフェスのこと〜一緒にやろうって言ってもらえる幸せ噛み締めている

2024-02-27 22:55:16 | ライブ・イベント
大好きな板谷さんと東京、福岡で開催してきた強みカフェ。この週末、静岡で開催してきました。これからは、強み+グラレコのコラボは「強みフェス」と呼ぼう!ってことになったのだけれど、ちょっとそれについてわたしの思うところをつらつらと。


そもそもの始まりは、「晃司@武道館で東京行きます、翌日帰るので日中なんかできます!やりたいですー」と言い出したこと。何かやろう!だけ決まっていたけど、何をやるかは全然決めずにいて「そろそろちゃんと決めましょうか?」なやりとりを開始したところ、板谷さんから「強み+グラレコどうかしら?最後、未来をグラレコで描くの!」と素敵すぎるご提案をいただき、わたしとしては一も二もなく「はい!喜んで!」と快諾。


実は、強み+グラレコのコラボは2017年に一度、華一会主催のイベントでやっていたので、親和性が高いことはなんとなくわかっていたし、きっと楽しいはず、って確信もあった。


けど、ちょっと、いや、かなり心配でもあったんですよ。人気者の板谷さんを、その日に東京にいるから、ってだけで一緒にイベントやっちゃって、しかもグラレコ講座とのコラボ。こんな役得あるでしょうか?妬まれても仕方がない。上履きに画鋲を入れられちゃうかも(違)案件ですよ。
グラレコと強みを一緒にやって、ちゃんと成立するの?強みカフェの邪魔しない?参加された方にとって満足のいく時間になるの?とドキドキ。



強みカフェの最後は、強みを活かした自分の未来の姿を描こう!というワーク。このために、グラレコ講座で「言葉にしにくいものを絵にする」ことや図解化をお伝えしているんだけど、ちゃんと接続できてるのかな、っていう不安はずっと抱えておりました。今でも。


静岡の強みフェスについて、板谷さんがFacebookの投稿に

ひめさんのグラレコはその瞬間の感情を大切にするところが好きです。同じ話を聴いても、同じ本を読んでも、同じ舞台や映画を観ても、一人ひとりにわきあがる感情は違うわけで、同じ人でもその時々で異なる。ならば「今」を残すって、私にはしっくりきます。

って書いてくださっていたのを読んで、そうかー!そうだったのかー!と今さらながら、腑に落ちて自信が持てた。


そう、グラレコは今を記録できるところがわたしはとっても気に入っている。事実ならAIに任せればいい。けど、その場で感じたことは、その場にいたわたしにしか描けない。だから感じたこと、心が動いたことを描けばいい、っていつもいつも言っている。




強みもそうで、自分が感じたこと、やりたい、好き!っていう情動や思い、それが何よりも大事だし、それを残せるのがグラレコなんだ。


そして、記憶が想起できるグラレコが良いグラレコ、っていつもいつも言ってるけど、ほんとそれ。強みカフェ(強みフェス)で描いた「強みを活かして輝く未来」を見返したときに、そうそう、こんな思いだった!こんなことを考えてこの絵を描いたんだった!と記憶が蘇ってくること、その時の気持ちに立ち戻ってがんばろうって思えること、そういうのが大事なんだと思う。だから、わたしのグラレコでいいんだ。わたしのグラレコがいいんだ。


強みカフェ(強みフェス)で皆さんが最後に描いた絵は、一枚として同じものはなくて、どの絵もその人らしさに溢れていて、とっても素敵で魅力的。あぁ、この人が作る未来ってきっと素晴らしいものなんだろうな、と思わせてくれるものばかり。
板谷さんはこうも書いてくださった。


上手じゃなくてもよくて、こころの赴くままに描けばいい。なんなら文字だけでもいいし、抽象画だっていいって、実に魅力的じゃないですか



自分の人生にエールを送るフェスティバル!そんなフェスのコンテンツにグラレコが仲間入りできて、本当に嬉しいし、光栄だし、幸せ。
これからも、一緒にやりましょう!って言っていただけるよう、しっかり精進しよう、といつになく前向きにやる気になっているよ。


強みフェス、次の予定は未定だけど、今年は晃司40周年だし、打首20周年だし、あちこちあれこれ動く予定なので、きっとまた日本のどこかで開催できることを楽しみに生き延びよう。


そうそう、奇しくもこれまで強みカフェ(強みフェス)は日曜の開催ばかりなんだけど(ライブの次の日、とか、月曜の仕事の前乗り、とかそういう事情があったのでね)、この日曜開催っていうのがすっごい良かった(語彙がw)。なんていうのかな、日曜にたっぷり時間をとって自分に向き合って、他者からエールをもらって、つるんと古い角質が剥がれてスッキリして、新しい週を迎える。そんな静かな穏やかな、でも力強い原動力になっている気がするのですよ。決してライブの都合だけじゃなくて、これからは日曜開催がデフォルトになるかも???



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