10月人事で増えた仕事に社外広報というものがある。
広報といってもいわゆるIR的なものでも、PR的なものでもなく、特例子会社なんていう特殊な会社なので、これから障害者雇用を始めようとする企業や既に雇用実績はあるけれどマネジメントや制度などで困っている企業などの見学、相談の対応をするもの。
月に多くて2~3件程度だから・・・と言われて、受付から社内の対応可否、案内対応者のアサインなどなどを担当するようになって1か月。
そんなもんじゃないくらい引きがいいんですけど
単に見学希望の企業とスケジュール調整すればいいのかと思ったら、当然それだけではなく、どんなことを聞きたいのか、観たいのかなど見学・相談時のニーズも把握しておかなくちゃならない。
しかも、この仕事、まったくもってノウハウが属人化されていて、マニュアルも基本フローもガイドラインも当然ない。しかるに引き継ぎもない。
ま、それはある程度予測していたことだし、以前にもちらと記事に書いたけど、適当に(適切に、の意)解釈できるだろうと踏まれたからあたしが担当しているのだと思うようにしている。
そしてせっせとフロー作ったり、ガイドライン作ったりと、早くも引き継ぎを視野に入れた行動をとっております。
話がそれました
そんな社外広報の話。
受付だけじゃなく、対応も、、、みたいな話にいつの間にかなってしまい、会社の歴史だの、障害者雇用に関する法的な知識(助成金とかね)だの、障害ゆえのケアポイントだの、こんな会社にいながら不届きなんだけど福祉にはあんまり興味なかったこともあって、何年もいるのにそんなことも知らないの?と思われるくらいの薄い知識なもんで、ただ今詰め込み中
授業が終わったら今度はこれ~?ってくらい今年はいろんなことを覚える年らしい。
今日、アパレル業界では有名なユナイテッドアローズ社が来社された。
既に雇用実績もあって、法定雇用率も1.66%とあとちょっと、というところまで来ている。
今日いらしたのは、この壁をどう乗り越えるか?ってことを肌で感じたかったから、ってことらしい。
社内見学の際に、「5分前行動を心がけよう」とか「あいさつをしっかり」みたいなポスターが掲示されていることに痛く感動されていて、そのときはなんとも思わなかったんだけど、いろいろとお話をしている中で、人事担当の方が、
「ハード(設備)はお金をかければなんとかなる、制度(人事制度や評価制度)も作ればいい。けれど、それを動かす文化や風土、この3つをどう融合させていくか、が課題なんです。」
とおっしゃっていた。
障害者雇用をする過程では目先の「雇用」ということに注力してしまうケースが少なくないだけに、このお話はじんわり胸に響いた。
採用したあとも組織の一員としてみんなで働いていくのだ、とする意思が感じられた。
ユナイテッドアローズはあたしもよく行くショップだし、ユーザーもファンも多いし、そこで働きたいって思う人(それは障害との有無にかかわらず)はたくさんいるだろう。
事実、就職セミナーなどに参加すると、店舗で働きたいという希望をもった障害者が来るそうです。
でもこの人事担当の方は、ちょっと二の足を踏んでいる様子。ご自分でも「自分たちが線を引いているのかもしれません」おっしゃっていたけれど、この方は、全国展開している店舗に採用した障害者が散らばってしまった場合、障害者とともに働くということが文化として根付いていない状況では、全員を同じように育て、フォローしていくことは難しいのではないかと考えているんだと思う。
決して不安が先行しているだけではなく、採用したあとのその先を見据えているから慎重になるんだろう。
社外広報を担当して、自社のことを他社に説明するということはとりもなおさず自社を知る、ということである。
そして、他社、それも当社をお手本にしようとしてきている方々に対して説明する、というのは誇らしいことであると同時に、少々後ろめたい気持ちもある。
あたしが会社の代表みたいな顔して説明していいの?と。
もっと思い入れの強い人がいるんじゃないの?と。
でも、客観的に自分の会社を知ることができて、こうやって他社の方にお会いするというのは、いろいろなことをあたしに教えてくれる。
今日、お会いした方が最後に言ってらしたこと。
「障害を持っている人の仕事をどう社内で作りだすか、それはずっと課題ではあるけれど、他社と同じような職種、職域ではなく、小売業をやっている当社だからこその職種、職域があるのではないか、それを開拓することが大事なんだということ社内に広めようとしている。」
なんだかうまく言えないけれど、とっても気持が昂るお話でした。
単に雇用するだけではなくて、その会社らしい仕事をしてもらう、それがこの会社で働くということなんだ・・・そんな意気込みが伝わってきたし、こんな会社で働けるって幸せだろうなって。
そして、名刺交換したときには気づかなかったんだけど、お帰りになってから来客情報のデータベースに入力して気づいた。
セクションの名前が「人材開発課」ではなく「人財開発課」。人財と言い切ってしまう潔さがステキ
そしてそれをきちんと体現しているような方だったこと、見学にいらっしゃる会社の1社に過ぎないけれど、今日のステキな出会いでした。
アローズはもともと好きなショップだったけど、ますます好きになりました
ちなみに
この人事担当の方、アパレル業界にいらっしゃるけあって、とってもおしゃれな男性でした。小物の使い方、色づかい・・・いちいちおしゃれ。
来客に合わせてお洋服は決めるようにしているんだけど、今日は悩んだ。
きっと相手はカジュアルだよな、でも、さすがにカジュアルでアテンドするわけにはいかないよな、でも、スーツだとバランス悪いよな・・・と散々悩んで、ミリタリー調のカーキのスカートにフラノジャケットにチェックのストールとややカジュアルで行ってみた。
お客様とのバランスとしてはちょうどよかったかな。
そう、こういうTPOを考えるのは楽しい作業なのだ。
広報といってもいわゆるIR的なものでも、PR的なものでもなく、特例子会社なんていう特殊な会社なので、これから障害者雇用を始めようとする企業や既に雇用実績はあるけれどマネジメントや制度などで困っている企業などの見学、相談の対応をするもの。
月に多くて2~3件程度だから・・・と言われて、受付から社内の対応可否、案内対応者のアサインなどなどを担当するようになって1か月。
そんなもんじゃないくらい引きがいいんですけど

単に見学希望の企業とスケジュール調整すればいいのかと思ったら、当然それだけではなく、どんなことを聞きたいのか、観たいのかなど見学・相談時のニーズも把握しておかなくちゃならない。
しかも、この仕事、まったくもってノウハウが属人化されていて、マニュアルも基本フローもガイドラインも当然ない。しかるに引き継ぎもない。
ま、それはある程度予測していたことだし、以前にもちらと記事に書いたけど、適当に(適切に、の意)解釈できるだろうと踏まれたからあたしが担当しているのだと思うようにしている。
そしてせっせとフロー作ったり、ガイドライン作ったりと、早くも引き継ぎを視野に入れた行動をとっております。
話がそれました

そんな社外広報の話。
受付だけじゃなく、対応も、、、みたいな話にいつの間にかなってしまい、会社の歴史だの、障害者雇用に関する法的な知識(助成金とかね)だの、障害ゆえのケアポイントだの、こんな会社にいながら不届きなんだけど福祉にはあんまり興味なかったこともあって、何年もいるのにそんなことも知らないの?と思われるくらいの薄い知識なもんで、ただ今詰め込み中

授業が終わったら今度はこれ~?ってくらい今年はいろんなことを覚える年らしい。
今日、アパレル業界では有名なユナイテッドアローズ社が来社された。
既に雇用実績もあって、法定雇用率も1.66%とあとちょっと、というところまで来ている。
今日いらしたのは、この壁をどう乗り越えるか?ってことを肌で感じたかったから、ってことらしい。
社内見学の際に、「5分前行動を心がけよう」とか「あいさつをしっかり」みたいなポスターが掲示されていることに痛く感動されていて、そのときはなんとも思わなかったんだけど、いろいろとお話をしている中で、人事担当の方が、
「ハード(設備)はお金をかければなんとかなる、制度(人事制度や評価制度)も作ればいい。けれど、それを動かす文化や風土、この3つをどう融合させていくか、が課題なんです。」
とおっしゃっていた。
障害者雇用をする過程では目先の「雇用」ということに注力してしまうケースが少なくないだけに、このお話はじんわり胸に響いた。
採用したあとも組織の一員としてみんなで働いていくのだ、とする意思が感じられた。
ユナイテッドアローズはあたしもよく行くショップだし、ユーザーもファンも多いし、そこで働きたいって思う人(それは障害との有無にかかわらず)はたくさんいるだろう。
事実、就職セミナーなどに参加すると、店舗で働きたいという希望をもった障害者が来るそうです。
でもこの人事担当の方は、ちょっと二の足を踏んでいる様子。ご自分でも「自分たちが線を引いているのかもしれません」おっしゃっていたけれど、この方は、全国展開している店舗に採用した障害者が散らばってしまった場合、障害者とともに働くということが文化として根付いていない状況では、全員を同じように育て、フォローしていくことは難しいのではないかと考えているんだと思う。
決して不安が先行しているだけではなく、採用したあとのその先を見据えているから慎重になるんだろう。
社外広報を担当して、自社のことを他社に説明するということはとりもなおさず自社を知る、ということである。
そして、他社、それも当社をお手本にしようとしてきている方々に対して説明する、というのは誇らしいことであると同時に、少々後ろめたい気持ちもある。
あたしが会社の代表みたいな顔して説明していいの?と。
もっと思い入れの強い人がいるんじゃないの?と。
でも、客観的に自分の会社を知ることができて、こうやって他社の方にお会いするというのは、いろいろなことをあたしに教えてくれる。
今日、お会いした方が最後に言ってらしたこと。
「障害を持っている人の仕事をどう社内で作りだすか、それはずっと課題ではあるけれど、他社と同じような職種、職域ではなく、小売業をやっている当社だからこその職種、職域があるのではないか、それを開拓することが大事なんだということ社内に広めようとしている。」
なんだかうまく言えないけれど、とっても気持が昂るお話でした。
単に雇用するだけではなくて、その会社らしい仕事をしてもらう、それがこの会社で働くということなんだ・・・そんな意気込みが伝わってきたし、こんな会社で働けるって幸せだろうなって。
そして、名刺交換したときには気づかなかったんだけど、お帰りになってから来客情報のデータベースに入力して気づいた。
セクションの名前が「人材開発課」ではなく「人財開発課」。人財と言い切ってしまう潔さがステキ

そしてそれをきちんと体現しているような方だったこと、見学にいらっしゃる会社の1社に過ぎないけれど、今日のステキな出会いでした。
アローズはもともと好きなショップだったけど、ますます好きになりました

ちなみに
この人事担当の方、アパレル業界にいらっしゃるけあって、とってもおしゃれな男性でした。小物の使い方、色づかい・・・いちいちおしゃれ。
来客に合わせてお洋服は決めるようにしているんだけど、今日は悩んだ。
きっと相手はカジュアルだよな、でも、さすがにカジュアルでアテンドするわけにはいかないよな、でも、スーツだとバランス悪いよな・・・と散々悩んで、ミリタリー調のカーキのスカートにフラノジャケットにチェックのストールとややカジュアルで行ってみた。
お客様とのバランスとしてはちょうどよかったかな。
そう、こういうTPOを考えるのは楽しい作業なのだ。